国民全員にアルカナカードが配られ、大アルカナには貴族階級への昇格が、小アルカナには平民としての屈辱が与えられる階級社会を形成していた。
その中で唯一除外される大アルカナが存在していた。
何故か大アルカナの内【運命の輪】を与えられた人間は処
刑されることとなっていた。
【運命の輪】の大アルカナが与えられ、それを秘匿して生活するスピカだったが、大アルカナを持つ人間のみが在籍する学園アルカナに召喚が決まってしまう。
スピカは自分が【運命の輪】だと気付かれぬよう必死で潜伏しようとするものの、学園アルカナ内の抗争に否が応にも巻き込まれてしまう。
国の維持をしようとする貴族階級の生徒会。
国に革命を起こすために抗争を巻き起こす平民階級の組織。
何故か暗躍する人々。
大アルカナの中でも発生するスクールカースト。
入学したてで右も左もわからないスピカは、同時期に入学した【愚者】の少年アレスと共に抗争に身を投じることとなる。
ただの学園内抗争が、世界の命運を決める……?
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 06:00:00
469214文字
会話率:46%
「お前たちは底辺のC組、弱能力者の集まりだ。お前らC組は卒業すると研究所で能力解明のために人体実験をされて死ぬ」
主人公たち異能学園のC組は入学早々、そんな衝撃の事実を知らされる。
鳴神日向は体の中にエネルギーを貯めて一気に放出できる
【超力】の能力者であり、
春から能力者の学校「国立異能学園」に高校1年生として入学することに。
ここでは能力の強さでA組・B組・C組とクラスが分けられており、
鳴神はA組に相当する能力だったが、手違いでC組に選ばれる。
C組に選ばれて最初のHRで担任からC組の絶望的な未来について話される。
しかしC組を救う救済措置として成績優秀者や功績を残した者に与えられる
「昇格権」なるものが用意されており、
これを手に入れれば上のクラスに上がれるということだった。
主人公率いる弱能力者のC組は、
それぞれの個性的な能力を活かし、なんとか上のクラスに上がろうと奮闘する。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 18:07:06
203237文字
会話率:32%
神様の子供を助けて神様に昇格してもらった主人公・星河巡(ほしかわ めぐり)。
アラサー女子である彼女は、神にしてもらったはいいが正式に神になるには「少なくとも3年は修業しなくてはいけない」と聞く。そこで、すべての神の頂点、創造女神ルラクリ
アに、異世界・ラクトゥーンに神の使いとして転生するように言われる。アニメ・漫画が大好きな巡はもちろんチートを要求した。でも、それはチート過ぎて!?
誤字脱字、敬語、マナーが間違っているかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 16:03:44
35750文字
会話率:43%
主人公はしがない商人の息子
大成を目指して冒険者になる、ランク制度で昇格を目指してゴブリン討伐に出かけたが…
最終更新:2022-12-21 20:11:54
4422文字
会話率:12%
幼い頃、何度も大人達から聞かされた。世界を救った英雄の物語。
その物語は、主人公が国の騎士、優秀な傭兵、変わり者の魔法使い、と話す人によって内容が変わる不思議な物語だった。
とある魔法使いの家に生まれた幼いユーラスは、そのおとぎ
話が大好きでいつか自分もその人達の様な冒険をしたいと夢見ていた。
時が経ち、大人になったユーラスは冒険者になるため、住んでいた村を旅立った。そして、信頼できる仲間と出会い、一人前の冒険者として、おとぎ話の英雄たちが旅した世界へ足を踏み入れることができた。
しかし、そんな夢のような日々はある日突然、終わりを告げる。
仲間と一緒に受けた冒険者の昇格試験、その試験でユーラスだけ合格する事が出来なかったのだ。
自分の限界を知ったユーラスは、仲間たちの反対を押し切り、故郷の村へと帰った。
村に帰ったユーラスは自信を無くし落ち込んでいたが、村長に頼まれて冒険者の経験と自分の特技を生かして、魔法道具を作るお店を開くことになる。
数年後、ユーラスの店は予想以上に繁盛していた。村に活気が戻り始め生活も豊かになっている。
だが、ユーラスの心は今も過去の夢に置き去りのままだった。
ユーラスも冒険者に復帰しようと知恵を絞ったり、努力を積み重ねていたが、夢に描いた理想の冒険者になるには、未だ力も自信も足りなかった。
そんなユーラスの背中を押したのは、彼が過去に積み上げてきた、夢の欠片たちだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 11:00:00
466047文字
会話率:56%
神はダンジョンという試練を、そしてカードという祝福を人類に与えた。
カード。
デッキにセットするだけでステータスを上げ、装備を具現化し、スキルを発現する不可思議な力。
二十五歳の主人公、上杉ハガネはデッキ枚数上限がたった一枚のラ
ンクEハンターだ。
デッキにカードを一枚しかセット出来ず、固有能力であるユニークカード「一瞬の保存」もハズレだったため、十年間ランクEから昇格していない。
病気がちな妹を養うため、日々ランクEダンジョンに潜って日銭を稼ぐハガネ。
しかしある日、アイドルの新城姫香を助けたハガネは、とあるカードを手に入れる。
そのカードを手に入れたことでハズレユニークカードが無限に成長できるチートユニークカードに変化して――?
ハズレだと思っていたユニークカードが実は無限に成長できるチートカード!
美しい女性ハンターたちと関係を持ちながら高ランクダンジョンをハーレム無双!
最弱だったはずのハンターが現代ダンジョンを攻略して最強に駆け上がる!
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 21:26:51
147759文字
会話率:31%
<<漫画表紙がpixivノベルで公開中!>>
悪役令嬢ギルドに所属するマデリーンは、小説や漫画の世界に転生して物語を盛り上げるのが仕事の「キャラクター派遣スタッフ」。過去93回も転生した職業・悪役令嬢だ。
そんな彼
女の目標は、派遣から正キャ員(正式キャラクター要員)になること。94回目の転生で、昇格試験を受けるチャンスが巡ってくる。
ところが、転生先には自分と同じく縦ロールをキメた悪役令嬢がいた。
「嘘でしょぉぉぉ!?」
ヒロインに転生させられてしまったマデリーンは、
「派遣のエースとしてプライドをかけて演じきってみせる!」と決意。シナリオ通りに正統派王子様と恋愛劇を繰り広げようとする。
が、彼女を追って来た転生ナビゲーター・リオルドと協力してシナリオを進めるうちに、自分の恋する気持ちに気づき始める。
職業・悪役令嬢なマデリーンが、トラブルに見舞われつつもヒロインとして奮闘し、本当の恋に気づくコメディ多めのラブコメです。
●コミカライズ化進行中!pixivノベルで表紙絵公開中です♪
https://novel.pixiv.net/works/2417
●こちらはWeb版です。漫画版とWeb版では内容が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 16:23:50
92860文字
会話率:35%
歴代最年少でS級冒険者に昇格したロジン。そんな彼の人生は決して順風満帆というわけではなかった。彼が生まれ持ったユニークスキル『魔喰』は魔物を食べることでスキルを獲得することが出来るが、食べた魔物の量でスキルの保有期限が決められていたのだ。だ
ったら、何度も食べれば問題は無い…というわけではない。実はこの魔物の肉、非常に不味いのだ。S級冒険者となりうなるほどの金を持ちながらも、貧乏人ですら食さない魔物の肉を食べ続けなければならない彼の運命はいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 19:33:42
9853文字
会話率:21%
2年間の頑張りの成果でついにAランクパーティへの昇格を果たした【キャプションぺー】の自称最強冒険者のヘーシン。まだその時じゃないと言い張り、ついぞ一度も参加することなく、Aランクへと成りあがった。怒りが抑えきれなくなっていたリーダーのモロヘ
イヤから唐突にクビ宣告をされる。必死の説得の甲斐なくパーティをクビになってしまったヘーシンは一人路頭を迷うことに……ヘーシンの真の実力はいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 00:27:37
12827文字
会話率:59%
「グレン。君の評判の悪さはパーティーに取って、不利益だ。今日限りで出て行ってもらう」
幼馴染で結成した冒険者パーティー。昇格祝いを終えた翌日、ギルドに呼び出されたグレンはパーティーリーダーから追放処分を受けた。
その理由は、グレンに付
きまとう〝悪い噂〟のせいだとリーダーの男は言った。
噂自体、証拠の無い質の悪い捏造された噂ばかりだが、グレンはこのパーティーから抜けたいと考えていた。
だからグレンはその処分を受け入れ、パーティーを去る事にした。
そして一人となったグレンは、近況報告も兼ねて久しぶりに故郷へと帰った。
「グレン。ここから出て行け」
しかし、そこで待っていたのは自分の〝悪い噂〟を信じる信頼していた育ての親達だった。
噂を信じ、噂通りの男だと叫ぶ親達から逃げるようにグレンは森の奥へと姿を消した。
これは、大事な物を失った冒険者が再び手に入れる冒険譚。
グレンを捨てた者は嘆き苦しみ、グレンが手に入れた者達は共に前に進んで行く。
2020/12/21:ジャンル別(ハイファンタジー)一位、ありがとうございます!
2020/12/22:日刊総合一位、ありがとうございます!
2020/12/26:週間総合一位、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:00:00
497975文字
会話率:50%
「エルン。悪いがこれ以上お前とは一緒にいることはできない。今日限りでこのパーティーから抜けてもらう。」
またか…… ギルドに所属しているパーティーからいきなり追放されてしまったエルン=アクセルロッドは、何の優れた能力も持たず、ただ何でも
できるという事から、ギルドのランクのブロンズからシルバーへパーティーを昇格させるための【便利屋】と呼ばれ、周りからは無能の底辺扱いの嫌われ者だった。
そして今日も当たり前のようにパーティーを追放される。エルンは今まで29回の追放を受けており次にパーティーを追放されるか、シルバーランクに昇格するまでに依頼の失敗をするとギルドをクビになることに。
ギルドの受付嬢ルナレットからの提案で同じギルドに所属する、パーティーを組めば必ず不幸になると言われている【死神】と呼ばれているギルドで嫌われている男ブレイドとパーティーを組むことになるのだが……。
そしてそんな【便利屋】と呼ばれていた、エルンには本人も知らない、ある意味無敵で最強のスキルがあったのだ!
この物語は29回の追放から這い上がり『最強無敵』になった少女の最強の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 11:43:38
101523文字
会話率:62%
奥山司は係長に昇格し部下を持つことになったが、欠勤続きの部下、寄松弓月が気に掛かる。
弓月が『ポストアポカリプス』というオンラインゲームのプレイヤーである事を知った司は、弓月と関わりを持つため、女キャラクター『スミレ』として『ポストアポカリ
プス』を始める。
《登場人物》
◆奥山司
入社7年目の会社員。真面目で誠実な性格。
◆寄松弓月
入社3年目の会社員。爽やかな見た目のイケメンだが、影がある。
◆各務紅夜
大学3年生。年上の司にもフランクに接する。暗い色の服を好む。
◇スミレ
司が操るゲームキャラクター。闇属性の魔術師の女性。
◇アレス
弓月が操るゲームキャラクター。火属性の戦士の男性。
◇ヤシャ
スミレが出会ったゲームキャラクター。闇属性の戦士の男性。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 22:15:43
100524文字
会話率:48%
C級ソロ冒険者であるジークはひょんな事から謎の魔道具『銀の板』を拾った。それは異界のサイトを見れる遺物であり彼は徐々に動画に嵌りこんでゆくこととなる。
”どうもーASMRの矢子チャンネルです!"
「何だこれ……」
が、その
異質過ぎる知識は次第に彼を英雄級にまで昇格させてしまい、それでも彼は動画に夢中で気づかないのであった
動画のお陰で彼女もできました
これは英雄道を踏み超えてしまった。動画視聴者による小さな奇跡の物語である
あっごめん大袈裟かも
11万字程度で完結済み 夕方ごろ更新予定
この小説はなろうとカクヨムに同時進行で掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 19:31:39
114332文字
会話率:53%
1000年前に闇の属性を統べる邪神を封じ、その封印を維持するために建設された聖堂都市。
そこを守護する誉れ高き聖騎士団。
憧れからその聖騎士団へと入団した1人の少年がいた。
その少年の名はリヒト。
だがリヒトは見習いから騎士へと昇格
する際に行われる属性適正の鑑定の儀で、その適正を見出だされたのは『闇』の属性。
基本となる火、水、風、土の4属性とも、上位属性である光の属性とも異なる前代未聞の属性だった。
生まれも平民の出だったリヒトはその忌むべき属性のために1度は団を追われようとしたが、当時の聖騎士団総団長ヴィルヘルムによって救われる。
それからは聖騎士としての力を示すために己の属性である闇を纏って戦場を奔走。
リヒトは数々の戦果をあげる。
だが総団長の辞任と共に新たに総団長となったのはリーンハルトという選民意識の強い貴族の当主。
この男によってリヒトは団を追われ、街を追われる事になった。
その時に敬愛し憧れていた前総団長ヴィルヘルムもリーンハルトの策略によって失脚した事を知る。
だがリヒトの災難はこれで終わらない。
失意のうちに故郷へと戻ったリヒトの目の前には無惨に変わり果てた町並みが広がっていた。
リーンハルトによって平民の村や町は切り捨てられ、魔物の脅威に曝されて。
リヒトの両親もそれによって命を落としていた。
聖騎士団をリーンハルトの手から救うべく、リヒトは聖騎士団と同等の力を持つ王宮騎士を目指す。
そのためにまずはギルドで活躍し、名を挙げる事に。
だが聖堂都市を離れたリヒトは気付いた。
闇に侵されていくこの世界で、闇の属性を操る自分が最強である事に。
魔物の軍勢の最強の一角であったフェンリルも討ち、その亡骸から従魔としてスコルとハティの2体の人語を介する従魔を生み出したリヒト。
昼は王宮騎士となるべくギルドで成果を。
夜は闇の仮面で素顔を隠し、自身の生んだ魔物の軍勢によって魔物の統治を進めていった。
いつしかその夜の姿を人々は魔王と謳い恐れる。
そしてリヒトが聖堂都市を離れ、邪神の封印に異変が起こりつつあった。
リヒトの退団によって聖堂都市と聖騎士団の滅亡が静かに。
だが確実に始まっていた────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 18:44:08
221050文字
会話率:25%
Sランク昇格間近のパーティーである少数精鋭の実力派パーティー「アニマ」
そのリーダーを務める俺は今日もまた新人に除名を伝えていた。
これで四人目だ。
俺だってしたくてクビを言い渡しているわけじゃない。
できるならこんな事はしたくない。
何故
こんなことになるのか理由がわからず頭を抱える俺。
そんな俺を呆れた目で見つめるパーティーの面々。
「そもそもね、このチラシが良くないと思うの」
彼等にはわかっていたのだ。
求めてる人材が来ず、変な人ばかりが引っかかる理由。
そうして行われるパーティーでの反省会で俺が必死に考えて書いたパーティーメンバー募集のチラシに原因はあると指摘される。
『アットホームなパーティーです』
そこにはこう書かれていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:22:18
6076文字
会話率:33%
短編『口の悪いさっちゃんと女神…私も少し』のサイドストーリーです。主人公メイド見習いは大聖堂で執り行われている「聖女昇格の儀」で聖女が誕生するのを楽しみにしていました。でもその儀式に不正が。女神に見放された教会。メイド見習いは聖女に会うため
に……全2話 1話シリアス 2話コメディー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 06:00:00
11554文字
会話率:49%
何をやってもダメな奴ロインがベルダーシュの勇者になって人生が豹変する!!
北米ネイティブアメリカンの諸部族は出来ない子をわざと性別が第三の性・第四の性としたうえで部族のナンバー2の魔術師に昇格させる風習があるのだ!
ロインは突然ベルダーシュ
となって突然ちやほやされ強大な魔力を手に入れる!!
北米ネイティブアメリカンを舞台にした本格ファンタジー、ここに誕生!
※個人ブログにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 08:51:57
105232文字
会話率:58%
大学生の柊勇馬は中学時代に神社で祈った「異世界に行きたい」という願いを思いがけず叶えられ、異世界へと転移することに。 座右の銘が『ペンは剣よりも強し』だったことから神から与えられたのは1本のマジックペンだった!? この魔法のペンで異世界で
成り上がる(無双する)。
【もっと詳しく】 マジックペンで付与魔法を使えると知った勇馬は付与魔法ギルドに登録し、付与師(付与魔法遣い)として仕事を始める。 初級レベルの仕事では役不足だったため、わずか3日で一人前とされる中級付与師に昇格することに。 私生活ではハーフエルフの少女の奴隷を一目で気に入り、思わず衝動買いをしてしまう。 仕事も順調で期限までに資金を用意し無事購入。 まさに順風満帆な勇馬であったがギルドマスターから他の街の付与魔法ギルドに行って手伝いをして欲しいと頼まれて……。 ※ 10/3第3章終了(第1部完結)しました。 ※ 日間ファンタジー異世界転生/転移ランキングにランキング入りさせていただきました(8月13日~8月15日午前中、9月19日夜、10月4日昼・夜)。ブックマーク・評価をいただきました皆様、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 22:08:24
376978文字
会話率:35%
剣と魔法が支配する世界。 数々の功績が認められ、王立軍に昇格が決まった晴れの日に、ぼく、ベクトールは仲間全員から追放を言いわたされた。貴族をめざしたい彼らにとって「泥棒」スキルを持つぼくは、今や、なかったことにしたい黒歴史な存在というわけ
だ。お金や食事を都合して皆につくしてきたのにポイ捨てされ、ひとり仕返しを誓うぼくに、女の子の悲鳴がふってくる。つられて森に入ったとたん、モンスターに囲まれて早くもピンチ! 追われていたのは有名パーティの生きのこり、銀髪の美少女アリスだった。「助けて!」って言われても、ぼくって戦闘スキルはまるでゼローー武器も必殺技ももってない。追いつめられたぼくは、アリスのもつ「覗き見」スキルを借りて、異世界の武器をこの手に「泥棒」した。なにかわからない、黒くて硬いL字型のかたまり。やみくもにフックをひいてみれば、モンスターがおもしろいように倒れていく。アリスは言うには、これは「ケンジュウ」という異世界のスキルらしい。 かくして追放されたぼくは、アリスとともに、異世界の武器を泥棒スキルで「取り寄せ」て、成り上がりへの一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 21:50:15
100631文字
会話率:44%
冒険者歴二年、自宅修行五ヶ月目。冒険者パーティの隊長をしていた二十歳のカナンは、今は引きこもり修行中だ。
勧誘した使えない新人冒険者のアレンを解雇しようとすると、他の仲間に「三ヶ月で11人の解雇は多過ぎる!」と解雇を反対されてしまった。
そ
して、「俺とコイツのどちらを取るか?」と自信満々に仲間達に聞いた結果、こうなってしまった。
使えない新人と仲間達は今はBランクに昇格して、一人になって戦力低下したカナンはEランクに降格してしまった。
そんなある日、「強くなって見返してやる」と燃えるカナンの部屋に母親がやって来た。
遠くの街に住んでいるカナンの姉である聖騎士で冒険者Aランクのジャンヌが、孤児の女の子を引き取って、カナンに育てて欲しいと手紙を寄越したそうだ。
当然、カナンは七歳の子供の面倒を見るつもりないので激しく断った。
だが、「あんたみたいな人間に相応しい場所に一生引きこもってもらうわよ!」と母親に脅されたら仕方なかった。
やって来た子供をイジメて、イジメて、イジメまくって、自分から出て行きたいと思わせる事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 17:22:50
513945文字
会話率:36%