2021年、東京。夢追い人の集まるこの街で、夏になっても内定のない楓は就職活動に奮闘していた。
大学浪人を経験し、1年分周囲の友人より出遅れた楓は、1年早く社会に出た友人たちと、どうしようもない大学生の自分を比べ、悲観的になっていた。
結婚
、出産、仕事や上司との恋愛、オトナな恋…。
どんどん次のステージへと駆け上っていく友人たち。
少女と大人の狭間で、先の見えない不安を抱えながらも、若者たちは進んでいく。
今の若者たちのリアルを描いた、どこか懐かしい23歳の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 17:37:33
743文字
会話率:0%
俺には一つの夢があった――――――――
それは赤字確定の喫茶店を作って一人ノンビリこの世を満喫するということ――――。
そして、苦節数年、ようやくそれが叶ったのだ。
俺の、俺のためだけの、俺によるカフェ経営。ここに来るまでかな
り苦労を重ねたが、ようやく念願のカフェ経営に取り掛かることができる。
設定するのは誰がどう見ても高いと言われるほどの値段設定。それでいい。人を多く呼び込むつもりはない。ただほんの数人のためだけの、小さな憩いの場でいいのだ。
けれどそんな夢も、開店直前に消え去ることになった。
開店前日に店に現れるは高校の制服を着た、洒落っ気の欠片も無い、しかし人目で今まで見たより誰よりも可愛いと思える少女だった。
彼女は告げる、一大決心のように、告白のように、ひときわ小さくて大きな勇気を振り絞って――――
「私を、ここで雇ってくださいっ!!!」
これは若くして喫茶店を開いた俺と、開店直前に押し入ってきた少女の2人によるカフェ経営の日常の1ページ。
そんな2人の間に少女の友人である明るいクラスメイトや天才少女、物静かな文学少女が加わってきて、最初の予定である物静かな喫茶店はどこいった!!な日常が始まる!?
…………かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 01:48:35
3371文字
会話率:43%
「好き」と言える。 ――小説の中でなら。
おしゃべりな潮野(しおの)くんには気になる子がいる。それは無口な図書委員の貝守(かいもり)さん。彼女の気持ちを知りたくていろいろ話かけてみるものの、返事はぼそぼそ、言葉少なでよく分からない。
口
下手さんの心情を理解しようと潮野くんは、同じタイプの女の子が登場するネット小説を読みはじめるのだが――。
――なんか俺たちの関係に似てる気がする……。
実はその小説の作者は貝守さんだった。しかし彼はそんなこと知るよしもなく……。
おしゃべりだけど本音が言えない男子と、小説の中でだけ冗舌な口下手文学女子のラブコメディ。
※この作品は『カクヨム』でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 23:08:35
45694文字
会話率:49%
ーーどんな子がタイプなの?
幼馴染から受けたそんなどこにでもありふれてるような質問に、「俺さ、最近物静かな文学少女が好きなんだよ」そう返した翌日……活発だった幼馴染は口数の少ない物静かな少女になっていた。
口数が少なく、いざ話せば二言三
言。しかし本を片手に話す姿は凛として儚げ。そんな物静かな文学少女キャラにハマった俺【成田登也】は、活発幼馴染である【武田めぐり】の変貌っぷりに困惑する。かけていなかったメガネをかけ、口角は上がらず、口数も少ない、普段は絶対に読まない本を片手に持っている。しかししばらく観察していると、彼女は次第にボロを出していった。
一度外したメガネを忘れ、読んでいる本は一ページもめくれない。そんな彼女に、登也は呆れてもが笑いを浮かべるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 17:11:10
6514文字
会話率:45%
一緒にいると落ち着く、友達みたいな先輩。
でも、――この気持ちは、それ以上を望んでいるような?
(星花女子プロジェクト 第9弾参加作)
小太刀紗彩 × 鈴木加奈子(from:藤田大腸さま)
最終更新:2021-06-09 01:30:01
40709文字
会話率:60%
文武両道で男女ともに人気があり、校内だけでなく校外にもファンが存在する、淑やかな大和撫子、才女、水野志保。
ただ適当に人生を過ごしていたが、幸運にもそんな彼女と付き合うことになったどこにでもいる普通の男子高校生、三汰誠二。
無知で無才
で無力な俺は、特にこれといった特技がある訳でもなく、人に誇れるものも無く、ただあるのは志保ちゃんの存在だけだった。
朝早く家を出て学校に向かう。大好きな志保ちゃんに会うために――――。
まさに今、俺は幸せの絶頂期そう、思っていた。
いつも通りの時間に教室に着き、愛しの志保ちゃんに会うためその扉を開ける――――が、そこに以前の志保ちゃんの存在は無く、在るのは机の上に乗った志保ちゃんの遺体だった……。
動揺する俺に、偶然居合わせた桜井によってなんとか平静を取り戻し、数日後その桜井から呼び出される。
しかし、呼び出されたのは俺だけではなかった。俺の友人でクラスのムードメイカーで人気者のモテ男、井川健志郎。家が隣同士で幼馴染みの文学少女、大目井子。そして偶然居合わせた志保ちゃんの友人、桜井綾女。
桜井曰く、この中に志保ちゃんを殺害した犯人がいると……何かそれを指し示す証拠でも合ったのか?
そもそもこの中に犯人がいるなんて信じられない……。
俺のアオハルな日常が、一変して疑心暗鬼の中犯人を探るアカハルへと姿を変えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 12:00:00
14336文字
会話率:39%
四月一日、エイプリルフール。
主人公岡本悠真(おかもとゆうま)が学校に着いてゲタ箱を開けると、黄色い封筒が入っていた。
中身は、「日曜日、花見祭り、案内板の前」と書かれた差出人不明の手紙。
四月馬鹿だろうか? と疑いながらも向かった
公園。現れたのは、クラスでも目立たない存在だった文学少女、野村霧華(のむらきりか)だった。
来週デートに誘いたい男子がいる。だから予行演習でデートして欲しいと彼女に言われ、渋々付き合うことに。
しかし、彼女が呼び出したのには、重大な〝秘密〟が隠されていた。
これはちょっと不思議な、甘くて切ない恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 21:37:13
7856文字
会話率:46%
「桜の飴いりますか?」
文学少女の優しい言葉に、過去の記憶が蘇る少年。
心閉ざした過去を振り返りながら
夜桜咲く香りの公園で一人、言葉遊びをして詩を綴っている。
文学少女への淡い恋心を素直に綴った短編詩。
最終更新:2021-03-29 00:37:27
3149文字
会話率:12%
俺の名は『山中斑《やまなかまだら》』特別特徴があるワケでも無い顔も成績も並、運動神経もそこそこの自他共に認める平凡な高校生なのだが、最近非常に気になる事がある。それはいつも教室の隅で本を読んでいる大人しめの文学少女っぽい三つ編み眼鏡の『服部
紅刃《はっとりくれは》』さんの存在だ。
ひっそりと目立つ事が無い彼女だけど、少し接触があってからスバラシイポテンシャルを持っていて、同時に見た目より遥かに強く芯のある心を垣間見て、ドンドンと彼女にひかれて行く事に……。
しかしそんな彼女のには公にされない秘密があった。それは俺の家とも無関係な事では無い現代にも残る妖魔撃退のお役目を担う『忍』としての秘密であり……。そんな危険な任務を担うのは彼女だけではなく実の姉『山中朱鳥《やまなかあすか》』も関わっていて…………。
退魔を生業にする現存の忍者と、それを陰から支える主人公の物語、宜しければご一読願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 10:33:43
15488文字
会話率:34%
時は第三次世界大戦が開戦された西暦2020年から2000年の時が経った新暦2018年京都
前作であるアルコバレーノがモノクロ団と戦っている最中に起こった京都での物語
かつてこの地では妖魔大王となる一人の人間と、人間を滅ぼそうとしたザイマ
一族の将軍アクドーが戦い、アクドーを禁術で地獄界に封印し、妖怪となった人間がいた。
その人間はもう人間でなくなり、京都中で妖怪と恐れられるも先代妖魔大王が襲名を許可し、人間と妖怪は平和と繁栄を築き合って絆を深めてきた
妖魔大王は長い年月をかけて妖怪の世界である妖魔界を治め、人間界と交流を深めては人間と妖怪の架け橋となっていった
あれから2000年近くが経ち、平和な京都で7人の女の子があるオーディションに参加する
神話を受け継ぐ神社の子で引っ込み思案な春日はな
その幼なじみで囲碁と将棋が強い活発な日向ひまわり
西日本で長い伝統と歴史を誇る忍術使いの礼儀正しい紅葉もみじ
時代劇俳優の子で同性にモテるイケメン担当の藤野すみれ
元なぎなた全国大会準優勝で凛とした文武両道な冬野つばき
学校でも学業が優秀で盆栽を嗜む文学少女系リーダーの常盤わかば
日本舞踊の家元の子でお淑やかで絶世の美女と呼ばれる紺野るり
この7人の女の子が名プロデューサー花柳小次郎という男の下でアイドルになりつつ、地獄界から這い上がって妖魔大王を暗殺し、もう一度人間界へ侵略を行う
人間の背負う七つの大罪をエネルギーとしたザイマ一族の理想である極楽浄土とは…
七つの大罪を潤わせる妖怪の力こと妖魔使いとなった月光花の運命は…
そして謎の少女、ヒメギクとは何者なのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 21:05:44
366737文字
会話率:69%
とある女子高生が運通事故にあって意識を取り戻すとそこは異世界だった。
しかもやらかした悪役令嬢に転生憑依しており死刑目前。
「なんだこの無理ゲー」
そんなわけで文学少女らしく遺言にフェアリーテイルを遺すと周りの環境が変わっていく。
「
こんな感動する文章は初めてです!」
「いや。私の功績ではなくアンデルセン先生の功績なんですけど」
友達の居ない女子高生の文芸知識だけが異世界を生きるコツ。
悪役令嬢から始まる文学少女の汚名返上譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 18:00:00
54175文字
会話率:69%
美人ではあるものの、男気溢れるその残念過ぎる性格なために男子にはまったくモテないのだが、それとは逆になぜか女子にはモテモテな小野寺麻里奈。
その麻里奈が親友であり、この物語のもうひとりの主人公でもある地味顔のメガネ少女立花博子とともに高校入
学と同時に立ち上げたのが「創作料理研究会」なる怪しげな組織(同好会)である。
クラブ活動設立条件である残り三人として学校一のモテモテ女子高校生ではあるが実は本物の麻里奈ラブである百合系美少女と、ボーイッシュな現代の錬金術師、それから何の取柄もない幼馴染を、そして顧問として童顔の守銭奴女性教師を加え即活動を開始するのだが、麻里奈の残念な性格をそのまま反映した創作料理研究会は行動するたびに関係各所に迷惑をかける。
だが、一番の被害者となるのが、この物語の裏主人公ともいえる、顔はいいがその中身は小心者で猜疑心が強く人間としての器の小さい、こちらもかなり残念な性格をした麻里奈の幼なじみである橘恭平である。
そんなある日、偶然出席した会議で重要情報を入手した麻里奈は顧問である女教師と部員たちにある提案をおこなう。
それは文化祭に参加すること。
実はこの学校の文化祭は活動資金をすべて自らが支出する同好会から部費がもらえる部になるための昇格戦という意味合いもあったのだ。
俄然やる気になる部員たち。
だが、創作料理研究会にはある問題があった。
非常に重要で深刻な問題が……。
そして、彼女たちのほのぼの日常が面白おかしく展開される表の話の一方で、メガネ少女が関わる謎の組織が蠢く明るく楽しい学園生活とは無縁のダークな裏話も始まり、やがてそれは表の世界をも侵食し始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 06:38:55
407509文字
会話率:64%
「ねぇ、私達で本を書いてみない?」小説が好きな主人公 朝桐拓斗(あさぎりたくと)と学校1の才色兼備
東山 瑠璃(とおやまるり)の二人が織り成す青春ラブコメディー。
最終更新:2021-02-21 00:49:42
268文字
会話率:46%
文学少女の井野雫と彼女に見合うだけの男になると決めた村上直哉のちょっぴり可笑しなラブコメ。
最終更新:2020-12-30 07:00:03
2634文字
会話率:58%
くそっ、どこだ
どこにいやがる
本を抱えたあいつか
それともみつあみのおさげか
いや、もしかすると彼女かも知れない
最終更新:2020-12-27 23:30:38
983文字
会話率:48%
静かな夜にボクらは出会った。混じりけのない彼女の瞳は何を映すのだろうか。
星は眩しいくらいに宙に満ちている。これほど美しい眺めをかつて見たことがあったとするなら、それはまだボクの毎日が輝いていたあの頃。
降りてくる雪はまるで砂時計のよ
うに、静止した記憶をゆっくりと運ぼうとする。
流れに逆らうことなど叶わない。そしてまた黙って流されることもできない。
ボクはどこに向かえばいいのだろう。
冬の星座に問いかけてみる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 22:34:32
999文字
会話率:42%
天気予報が外れて、雨が降る。
なんだか少し憂鬱になる。
でも誰かが言った。
「ピンチはチャンス」
嫌なことばかりじゃないよ。
次はいいことがやってくるから。
止まない雨はない。
例え止まなくても心はハレルヤ。
最終更新:2020-12-05 21:06:17
999文字
会話率:40%
盲目の文学少女が盲目犬と犬ぞりレースに出る
なろうラジオ大賞2&冬童話2021用作品です
最終更新:2020-12-27 23:22:47
997文字
会話率:48%
1週間の自宅待機を要請された私が7日後に見た物とは。
本日3本目のなろラジ投稿作品です。
最終更新:2020-12-27 23:00:00
1000文字
会話率:4%
空き教室で1人パソコンに小説を書いていた僕の後ろに現れた女の子は誰?
最終更新:2020-12-20 13:00:00
1000文字
会話率:30%
朔が図書館を訪れると、黒いセーラー服を着た少女、花子の辛辣な挨拶に出迎えられる。朔はへらへらしながら花子をデートに誘おうとするが……。
なろうラジオ大賞の応募作品です。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
最終更新:2020-12-27 22:21:23
994文字
会話率:48%
うっかり恋に落ちてしまった文学少女は彼の事ばかり考えてしまい、本を読むのに支障が出てしまう。
そこで、文学少女が取った行動は……。
最終更新:2020-12-27 22:05:33
976文字
会話率:5%
安居院さんは今日もスマホで小説を読んでいる。
その隣の席に座る僕は、文庫本で小説を読んでいる。
彼女は僕の気持ちをまだ知らない。
最終更新:2020-12-27 20:20:08
1000文字
会話率:42%