孤児院にいたエルセリアは、八歳で国の守護者ガーディアンに選ばれる。見習いから数年後、正式に巫女として日々神殿で結界の修復の務めに励む。それ以外は退屈な時間。そんなある日、巫女の護衛を務める新しい神官長がやってくる。『寝取りのディーン』という
不名誉な二つ名を持つ軟派な元王国騎士団師団副団長。身から出た錆ゆえに選出された男だ。平穏な日々は、護衛の神官を堕落させる。それをいいことに、エルセリアは外出禁止令を無視して、今日も抜け道から町へと遊びに繰り出す。
巫女と神官長の禁断の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 11:38:29
49210文字
会話率:34%
周囲に海と山しかない研修所で2週間ほど過ごさねばならなくなった新入社員の「私」は、外出禁止令が出ている中、決死隊を募り楽園を目指して夜の闇の中へ駆け出した。
前・後編の2部構成。
最終更新:2022-06-05 22:45:20
2326文字
会話率:31%
銀色の「雲」が空を覆うたび、外出禁止令が出る。経済は停滞、イベントは中止、日常に混じり込む不穏、マイペースな女子ふたり。
2020年の日本(パラレルワールド)が舞台の百合っぽいSF、終盤は胡乱な感じになります。
この作品には自傷行為に関
する記述が含まれます。
毎週金曜日更新、4/30(金) 完結予定です。BOOTHで有料版買うと一気読みできます。
PDF版(100円)
https://mori-toma.booth.pm/items/2675073
連載版と有料版の内容は同じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 17:00:00
54623文字
会話率:29%
1週間の自宅待機を要請された私が7日後に見た物とは。
本日3本目のなろラジ投稿作品です。
最終更新:2020-12-27 23:00:00
1000文字
会話率:4%
〝人間は最早、この状況に慣れてしまっている〟
家から出たことがない、ぽっちゃり系男性のNL・SFです。
文中ではなんにも言及してないけれど、現状を考えると「センシティブな内容を含む」ということになるかもです。
最終更新:2020-03-15 14:04:38
5525文字
会話率:11%
“人狼”と呼ばれる、人間に擬態する化け物が山間の小さな村に現れました。
困った村人達は人狼容疑者の処刑という方法で反撃に打って出ます。
姿の見えない敵との終わりの見えない戦いは、多くの疑念と不和を生みました。
さて、今宵の演者は夜間外出禁止
令を破った心優しい少年と、とある事情から彼に恩義を感じている青年のお二方。
彼らは何を思い、どのような結末を迎えるのでしょうか。ぜひ、その目でお確かめくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-15 22:00:00
4595文字
会話率:29%
1978年初夏、テヘランの空は真っ青だ。まさにペルシャンブルーの空だ。抜けるように高い空に、雲ひとつない!!!
この素晴らしい青空の下で、パーラビ王朝は繁栄を誇っていたが、水面下で無理な近代化にともなう貧富格差の増大やイスラム教軽視の政治
への反発で、反政府・反国王運動のうねりが静かに始まっていた。このような時期に僕はペルシャ語(ファルシー)を学ぶとともに、将来のイランの政財界を指導する若きエリート達と親しい関係を作ることを目的とし2年間の予定でテヘラン大学に留学生として派遣されてきたのである。27歳、入籍をしたばかりの新婚の妻、愛子を日本に残しての単身留学である。
1978年7月から1979年2月にイラン革命が起きるまでの革命前夜のテヘランの町やイラン人の生活を留学生の目を通して綴って見ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 15:25:20
24828文字
会話率:0%