1人目は平和を願った。2人目は勇気を欲した。3人目は全てを愛し、4人目は正義を掲げた。5人目は忍耐強く、6人目は誠実さを持っていた。そして7人目はどこまでも利己的だった。
6人の善性と1人の悪性。勇者とよばれる彼らは、それぞれの思惑
を持ちながら明日へと臨む。
「ほかの勇者蹴落としたら僕が優勝?」
これは少しだけネジの外れた特異点の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 05:44:15
1059文字
会話率:42%
神より『勇者』の加護を受けた英雄レグルス・ヴァンヴェルドにより魔王が討伐され数百年が経過した。魔物や魔族による襲撃から解放された人類は急速な発展を遂げていた。神から授かる加護も魔族との戦争中に重宝された戦闘系の加護は不必要とされ『経営者』や
『鍛冶』、『商売人』など生産系の加護が求められるようになった。そして同時に神から授かる加護も戦闘系は減少した。これが神の導きによるものなのかは不明だ。
そんな中、ごく一般的な家庭に生まれた甲賀堅助は10歳の加護を授かる歳に『防御力』を授かった。戦闘系の中でも防御系と価値は低い。現代の社会ではそれは嘲笑の対象となる事象であり、彼の親はそれを嘆いた。初等教育学校3年生、それまでクラスの人気者だった彼はその日を境に虐げられていく。
しかし、壮絶ないじめの中彼は気づかない、『防御力』加護が自身の受けたあらゆるダメージに対する抵抗力・忍耐力を飛躍的かつ青天井に上昇させていく防御系最高加護であることを…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 18:00:00
12662文字
会話率:46%
俺は夕凪穹。極々普通の一般人。顔が悪くなければ良くもなく、取り立てて良いところなんか何一つない人間だ。人に言えない秘密はあるけど、俺の親友の方が凄かった。とりあえずお前はそれでいいのか。そしてこの世界は柔軟過ぎるんじゃないのか。今俺の忍耐力
が試される……かもしれない。
このお話は『主人公にとっての現実世界が唐突のファンタジー世界に』という要素で構成されています。シリアスかコメディか、登場人物に左右されます。俺達の明日はどっちだ。用法、容量を守ってぬいぐるみを抱き潰しながらお楽しみ下さい。
予告無く文章を変更する場合がございます。予めご了承下さいませ。少々スランプ入りまして、不定期更新になりますご了承下さいませ。
小説一部変更致しました。ご了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 00:52:34
43543文字
会話率:44%
父子家庭の少女の所属する文芸部に、栃木からの若者が来た。彼はパルジファルの末裔、小鳥たちからフランチェスコの伝説を教えられて育った。彼が打たれても耐え続けるのはなんのためなのか。
最終更新:2018-02-04 20:08:11
40617文字
会話率:54%
二十一世紀も四半世紀を過ぎたある日、突如として人類は存亡の危機に立たされる。
植物という植物が枯死、あっという間に地上から緑が消失したのだ。当然のこと、食料の熾烈な争奪戦が始まり、至るところで生き残りをかけた地獄絵が展開する。その阿鼻叫喚
の渦を更なる危機が襲う。小惑星の襲来である。地形が変わるほどの擾乱が大地をなめる。この驚天動地の災厄を潜り抜けて生き延びた人類は、数万人規模であったという。しかし試練は終わらない。息も絶え絶えの人類が次に直面したのは、寒冷化。ほんの数年で、赤道直下でさえもがツンドラの地と化した。
凍てつく大地で、人々は飢えと寒さと病で次々に倒れていく。
それでも人類は生き延びる。疑似植物といえる火炎樹の開発に成功したのだ。土壌を直接食料や燃料に転換することのできる巨大な微生物の集合体。緑なき大地で人類は、この火炎樹を栽培することによって、新しい世紀を切り拓いていく。
人が集いて国家をなし、凍土の大地に栄華盛衰の歴史を刻む。
そして二千年。
有限たる資源、土壌は食いつぶされ、世界は雪と氷と砂漠に埋もれつつある。
緩慢な死の気配が人類に忍び寄ろうとしていた。
物語は、少年ウィルタが氷河の中で冷凍睡眠の棺を見つけたところから始まる。主人公は棺から蘇生した前世紀の娘、春香。二人は追われるようにして旅に出る。そして旅を続ける中で、自身が負わされた運命に気づく。それは取りも直さず、二千年前に人類を襲った災厄の真相を解き明かすことであり、冬の時代を過ごす人類の再生への道どりを探ることであった。
旅の果てに二人が見たものとは。
ジャンル分けをすれば、サイエンス色のあるハイファンタジーとなりますが、資源エネルギー問題をテーマに据えたロードムービーのようなお話です。日掲で年内に完結の予定。娯楽性の少ない地味で暗くて長~いお話ですが、忍耐力に溢れ、かつ暇を持て余している方、よろしければお付き合いください。
なお、長~い話はかったるい、あかんねんという方は、短編の連作「旋灯奇談」をクリックしてみて下さい。肩の凝らない話で、十本ほど載せてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 15:00:00
1807687文字
会話率:23%
良くも悪くも純粋な婚約者サナ。そんな彼女に振り回されるアル。これはそんな二人の日常の一幕。
最終更新:2017-10-15 22:03:30
2246文字
会話率:59%
人生において、うまく行くというのは、油の湧く坂道を登るが如く難しく、相当な忍耐と試行錯誤をしなければならない。
中途半端な努力は、絶望に身を投じる事と同義である。
最終更新:2017-06-26 00:13:36
208文字
会話率:0%
【僕】は女神さまから特殊なスキルをもらって異世界に転生する。
そのスキルの名は【リセット】。運命にすら干渉するとんでもないスキルを駆使して、とあるダンジョン内で力尽きてしまう運命の冒険者たちを救うために奮闘する。
繰り返される悲劇は必ず
や突破してみせる。過酷なトライ&エラーの果てに、冒険者たちを待ち受けている運命とは――――
【僕】の最後の選択は――――
※短編を制作する予定でしたが、1万字を超えてしまったので4分割しました。そしてさらに長くなるという……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-11 21:00:00
17371文字
会話率:24%
ホラー映画などであるが、僕はあの手の物が酷く苦手だ
なぜなら、長いからだ
あれほどながいものを、みる人間の忍耐力と変性的主観は、犯罪的だと言わずにはいられない
最終更新:2016-08-02 11:26:14
2936文字
会話率:41%
今までに詠んだ短歌をほぼ五十音ごとにひとつ選び、行ごとにまとめると、不思議とテーマが見えてきました。
テーマ一覧:あ行~ある青年~/か行~極彩色と夜~/さ行~情~/た行~茶~/な行~忍耐~/は行~ふと思い出すは子供時代~/ま行~喪に服す~/
や行~夜想曲~/ら行~来光~/わ行~悪くないよね、生きるのも~
※一部の短歌はTwitter・みてみんに画像つきで掲載済みです(クリックでみてみん画像掲載ページをご覧いただけます)。
※一部、死や性表現にあてはまると思われる箇所があるため、R指定をつけております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 22:00:00
1365文字
会話率:43%
舞台は岐阜県関市洞戸地区。
大自然豊かでコンビニすらないこの場所で、霊山である高賀山を中心に、妖怪と巫女の血を引く者達との戦いが繰り広げられる―――
【純愛編】
絵を描くことが好きな少年と死期が近い少女が出会った。
二人は恋に落ち、少年は
少女を救いたいと、村に伝わる古い言い伝えを信じ、妖怪「さるとらへび」に少女を救ってほしいとお願いする。
しかし「さるとらへび」は二人を喰らい呪縛を解き放ち、再び世に君臨しようと試みた…。
千年の昔から続く妖怪と人との戦いは、時に呪われ、時に戦い、時に騙され翻弄されていく。
純愛を貫く二人の武器は、忍耐と我慢と努力。
二人は愛を信じ、愛だけを頼りに強大な妖怪に立ち向かっていった―――
【死闘編】
そして戦いは引き継がれ、妖怪達との死闘が待ち受ける。
立ち向かうのは、生まれるはずではなかった『奇跡が産んだ娘』
巫女の力に目覚め、少しずつ成長し、少しずつ妖怪を理解していく。
「さるとらへび」討伐へ向けて、少女の挑戦が続く…。
強大な「さるとらへび」は、敵対する妖怪を容赦なく襲う。
しかし他の妖怪達の出した結論は、静観・逃亡・自滅・裏切り。
純粋な想いは妖怪達と通じる事が出来るのか?
少女は何を信じ、何を武器に戦うのか―――
そして、その結末は――――――
「妖怪が現れそうな田舎に、想いを馳せてみませんか?」
そんなあなたの暇潰しになれば幸いです
この作品はカクヨム様にも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880858808 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-10 21:00:00
322566文字
会話率:25%
侯爵令嬢エレーヌは、貴族の令嬢として不名誉なことに、相手から婚約破棄を言い渡された。しかし、エレーヌは何も心配していなかった。なぜならば・・・。
「婚約破棄、喜んで!」の続きのお話です。
アルファポリス様でも掲載しております。
最終更新:2016-02-21 02:15:23
4965文字
会話率:16%
短編「柿木さんと~」をまとめることに致しました。第一話から四話まで、訂正もなくそのまま重複させております。
※本編説明※会話文のみでだらだらと進められる、忍耐と想像力が大幅に必要とされる小説になっております。若干の独白アリです。基本が男性視
点。
※あらすじ※自称冷静キャラ、へたれな独身男と、自称小悪魔肉食系、天然で鈍く斜め上の独身女が繰り広げるダラダラとした日常風景を切り取る小話。誰得です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 07:00:00
42578文字
会話率:89%
物がまだ溢れてない昭和に生きてきた人にとって、その後の大量生産大量流通時代に生まれた人より得られたものの大切さについて書いたエッセイ
※この記事は他サイトの自分のブログ(http://ameonna-slowlife.cocolog-nif
ty.com/blog/monogayutakatte_siawasenakoto.html)に掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 16:02:20
2666文字
会話率:0%
クララクララは考えます。
自分がどうして生まれて、誰から求められているのか――。そうして、どこに向かえば良いのかを。
「パヴァーヌ」とは、文芸復興期の欧州で流行した行列舞踏であり、王侯貴族のためのユッタリとしたリズムの舞踏曲の事です。
そ
の曲に合わせて、男女二人がペアーとなり華麗な演舞を披露します。
主人公の「クララクララ」は、自分の事を「ロボット」だと思い込んでいるチョッピリ変わった女の子。
彼女の暮らしている舞台は、現在の欧州よりもほんの少し科学力が進んでいる世界。
ほんの少し歴史が変わってしまった「欧羅巴(ヨーロッパ)」の中の小国。
クララクララに関わっていく人々は、暗い過去と様々な悩みを抱えています。
彼女は、決して本人が望んでいるわけでもないのに、トラブルや困難に巻き込まれていってしまうのです。でも、天性の明るさと元気の良さでそれを乗り切ってしまうのでした。
クララクララと出会うことで変わる人、変わらない人。それぞれに影響を与えながら彼女は旅をする。
クララクララを待ち受けている――トンデモナイ運命――とは?
是非とも皆様、少し調子外れかも知れない旋律(メロディ)を、少々の忍耐力を持ってお聞き下さい。
では、演奏会の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 19:00:00
88698文字
会話率:32%
『ダメ・結婚・絶対。』
そんな言葉をキャッチフレーズに、彼のことを思う怪かし達(愉快犯多数)が今日も彼を不幸にする。
彼、思われる。
…故に、報われない。
これはそんなドタバタを描いたファンタジー。
果たして、成田国繁(ナリタク
ニシゲ)は、幸せな結婚が出来るのか。
乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-22 00:44:23
5002文字
会話率:11%
人間の勇者達は自国のため、人間社会のために魔物の王に挑み続けた。平和を愛する魔王が戦いの代わりに対話を試みても失敗ばかり。魔王と勇者の問答は実りを得ることなく、魔王は最愛の友人に心の癒しを求める毎日を送っていた。
勇者の力が魔王を上回るのが
先か、魔王の堪忍袋の緒が切れるのが先か。
忍耐強い魔王と正義のために力を尽くす勇者達の問答と戦いの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-11 17:00:00
53580文字
会話率:48%
少女は、とても美しい人形。
美しく、忍耐強い人形・・でした。
彼女をとりまく人間のお話。
過去の自作短編ブログから転載、加筆修正。
最終更新:2014-09-06 02:29:42
1942文字
会話率:37%
ミステリー好きのある探偵は、ミステリー小説の都合の良さに疑問を感じていた。実際の探偵は天才でもないし、現実には都合良く才能に合った事件も起きない。探偵に必要な才能は忍耐力のみである。
そんな彼に、都合良く、危険な依頼が来た。
後だしジャン
ケン的なミステリー掌編小説。
私ブログ:http://kawauchihiroki.tumblr.com/ から転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-02 12:51:44
1317文字
会話率:60%
人生に追い込まれた男性は自殺しました。自殺しました。自ら命をたったのです。
最終更新:2014-08-26 18:54:56
2971文字
会話率:12%