俺は高校2年生だ。そんなある時、塾のエレベーターを降りると、俺は救世主(ゆうしゃ)として、転生した。だが、姿は人じゃなく、その世界で敵対視されているモンスターの最弱カエルだった。その結果、他の救世主達にパンダグリュエルの大迷宮に繋がる滝から
落とされてしまった………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 13:09:38
250325文字
会話率:60%
清らかで透き通った泉、七色の葉を付けた樹。
神聖な空気に満ちた部屋、夢の中のような奇妙な場所で少女は目を覚ました。
「ここ、は? 私は……なんなの?」
少女には記憶や知識もなく、自分が何者なのかも分からない。
けれど心の中にいく
つかの強い思いがあった。
もう一度会いたいという渇望。
今度こそ平和で誰もが笑い合える世界を、という大それた願い。
誰かに対する深い後悔と自分に向けられた罪悪感。
何も分からない、だけどやらなければならない何かがある。
少女は質素な服だけで部屋の外へ踏み出す。
外に広がっているのが、地獄のような迷宮だとも知らずに。
そこは迷宮と魔法によって発展してきた摩訶不思議な異世界、イスフィリア。
待ち受けるは巨大迷宮都市バベルと海上に浮かぶ最難関ダンジョン。
英雄や魔族、孤独で訳ありな冒険者との出会い、迷宮に眠る真実、人類と魔族の戦争。
少女は運命に翻弄されながらも迷宮の最奥を目指す。
自信の願いと大切な仲間のために、もう二度と悲劇を繰り返さないと誓って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 20:47:09
161606文字
会話率:48%
私──リリィ・オーランドは奈落の底へ落ちました。
ある日のこと、私は昔からの幼馴染みで結成したパーティーから戦力外通告を受けます。
私の職業は『白魔道士』。仲間の治療ができるパーティーには欠かせない職業です。
ただ、戦闘に参加しても魔物を
一人で倒すことが難しい私は他のみんなよりも獲得できる経験値が少なく、徐々にですが確実に差が開いていくばかり。
だからこの通告も仕方ないのです。
最後の冒険だからと私は幼馴染みパーティーと共に【オルフェノク地下大迷宮】へと向かいます。
そこで遭遇してしまった強敵。
私は囮にされ、命からがら逃げ延びるも奈落の底へ転落。
気がつけば見知らぬ建物のベッドにいました。
そこから早三年。
『聖魔女』という謎の上位職業となっていた私はいよいよこの奈落の底から脱出しようと思います。
この三年で習得した魔術をバンバン使って魔物を倒し地上を目指す。
地上へ出たらまずは何をしましょうか。
まあ、そこは追々考えてもいいでしょう。
これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、強力な魔術を使うことから『魔女』と恐れられるようになったり。奈落の底へ落ちて人生が変わった私の最強無双物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 20:00:00
862635文字
会話率:30%
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオドールをVRMMO『Break Force Online』の自キャラとしてキャラメ
イクしていた」というものだった。テオドールは、BFO内で景久が習得させた数々の戦闘用魔法、技術が自分にも身に付いている事に気付く。異母兄弟を軽くあしらったテオドールは世界に自分の居場所を作る為、大迷宮が存在する境界都市タームウィルズへと向かうのであった。
オーバーラップノベルス様より書籍版1~18巻が発売中です! コミックガルド様よりコミック版1~10巻も好評発売中! コミックガルド様のサイトにてコミック版の最新話も連載しております! また、コミック版11巻が今月12月25日に無事発売としております! 特典情報などなど、詳細は活動報告にもありますので参考にして頂けましたら幸いです!
※新作『魔女姫は人形と踊る』『英雄再臨』もよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 00:00:00
10017518文字
会話率:39%
それはあまりにも太く、どこまでも高い塔だった。世界中の冒険者が挑む規格外の巨大迷宮、唯一塔に挑み行方不明になった母を追う少年ベルの元に、空から謎に満ち満ちた青年が降ってくる。二人の冒険の果てに、星をも揺るがす真実が待っている。
最終更新:2023-03-28 18:39:12
53225文字
会話率:54%
成瀬敬一(なるせけいいち)は、恋人や親友らと共に見知らぬ世界で目覚めた。
そこは自分たちの知らない別世界であった。
召喚した理由は、この世界に存在する大迷宮を攻略させるためだという。
当然反発する俺達だったが、死んでも記憶を失って帰るだけ
。だが十分な成果を上げて帰れば特別な力を持ち帰れる。
しかも召喚者にはもれなくスキルという強力な力を得ることが出来るという言葉で、あっさりと引き受けた。
……はずだったのだが、なぜか俺のスキルはハズレ。何もないというのだ。
召喚者の定員には限度がある。役立たずは即お帰りという事で、俺は帰還のゲートとやらにポイ……だがその途中、突然に発動した謎のスキル『ハズレ』。
それが全ての始まりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 13:40:20
1510579文字
会話率:29%
世界中の地下に広がる死生混淆冥宮ラビリントス。冥界と繋がるこの大迷宮の出現によって世界の姿は一変した。動く死者や亡霊が闊歩する中、人類は電霊ダイダロスによって人類史上に現れた英雄たちの力を宿すことで死の軍勢と戦う手段を手に入れる。そして十
五歳の誕生日を迎えた少年少女には英雄の力を宿しラビリントスに挑むことが義務づけられた。
猫岸麻友は英雄召喚の日を迎え、同じ日に生まれた少年少女たちと共にラビリントスの試験に挑むことになる。試験からの生還率は95パーセント。安全なはずの試験で思わぬ強敵と対峙したことをきっかけにその運命が大きく変わることを麻友はまだ知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 22:45:27
63040文字
会話率:51%
ルーク・ボナパルトには夢がある。
それは『ノアの巨大迷宮』の最下層に眠るとされている『夢の果て』と呼ばれる秘宝を手にする事。
50階層主に殺された両親と同じ「Sランク冒険者」になる事。
しかし、ルークは不遇の人生を送っていた
。
7歳の誕生日に神から与えられた恩恵(スキル)は『洗濯』という、「お前は黙って家事しとけ!」と言われているような、明らかに戦闘力がなさそうな物だった。
10歳の頃に両親が殺され、孤児院で過ごした。
同じ村出身の幼馴染カイル・アレンドロの、
「お前の『夢』を一緒に叶えてやるよ」
という言葉を信じ、夢の実現のため、懸命に努力したり、奴隷のような扱いにも耐え続け、やっと「Sランク冒険者」という夢が叶う直前に、『二刀流』と呼ばれるパーティーにダンジョンに置き去りにされる。
深い絶望の中、魔物に殺されかけ、死を覚悟したルークを助けてくれたのは、天界から追放されダンジョンに閉じ込められていた【堕天使 ルシファー】だった。
ーーー
「あなた『神様』なの?」
「……ち、違います」
「『神様』の匂いがするけど……」
「えっ……? はい? 『洗濯』しかできません……」
「……私の『罪』を『洗濯』してくれるかい?」
「……『洗濯(ウォッシュ)』」
ーーー
あら、不思議。彼女は【天使】に戻りました。
ルークの『洗濯』はどうやら、あらゆる物を洗い流せるようだ……。
一方、ルークを追放したカイル達に待っていたものとは?
これはルークが美天使ルシファーと異端竜の幼女アシュリーと『追放された者』だけのパーティーで、ダンジョンを制覇するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:32:12
302744文字
会話率:40%
世界最大にして最高難易度のダンジョン、「イフの大迷宮」。
そこでかつてのパーティーメンバーに陥れられたエドは、ダンジョンの深層でダンジョンマスターである「魔神」リアに命を救われる。
九死に一生を得たエドは、パーティーメンバー達の行為に怒
り、憤り、そして……復讐を誓う。
「ならば、復讐するための力を授けよう」
そうリアに話を持ち掛けられ、エドは――「魔神」の手を取ることにした。
そして十年の後、復讐するための力をリアの下で身に付けたエドは、クリスと改名し、十年振りにダンジョンの外へと出る。
――かつて自分を陥れたパーティーメンバーに、復讐を果たすために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 18:00:00
146704文字
会話率:41%
魔王の指示による魔族の侵撃は止まることを知らずに進んでいって魔王支配による混沌の世界から人々を救うべく勇者パーティーの一員として最年少メンバーとして魔王城に向けて私は、高い魔法スキルを持ちながら強大すぎる彗星魔法が故に使いこなせないでいた。
そんなとき、ギルドマスターからわたしの魔法スキルを魔王討伐の為に役立てて欲しいと一三歳という最年少で勇者パーティーに選抜されて魔王城に向けて仲間と共に旅立った。付いた二つ名は流星魔導師。それからは戦闘の援護と生活魔法を徹底して使い、紆余曲折を経て、たどり着いた魔王城。遅いくる四天王をバッサバッサと薙ぎ倒す勇者の影に隠れて援護魔法で前線には参加できないけど勇者パーティーの為に自分の役割をこなしていく。自分もパーティーの役に立ってるんだと思っていたけど玉座の間の前で勇者ユウトからい言い渡されたのは言い渡されたのは『追放』の二文字だった。「お前は無能で戦闘の役に立たない、攻撃魔法を放てば被害を出す。どうしてお前なんかが勇者パーティーに居る!お前はクビだ。」そう言われ、理不尽に勇者パーティーを追放された。
パーティーを追放されて故郷へ向けて転移したはずが、魔法の暴走で、迷宮都市セブンスウォールへと降り立ってしまう。七大迷宮都市の七番目の都市へと。そこは冒険者が闊歩する多種族が共存する街冒険者と商人の迷宮都市だった。
日も暮れ道に迷って公共の広場に腰を下ろしてこれから先、どうしよう故郷まで転移する魔力なんてもう、残ってないしと考えをいると魔女帽子に黒い魔女服を身に包んだ2つか3つくらい年上の魔女が「大丈夫?こんな時間に一人で」とが話しかけてきて、帰るところが無いと言うとあれよと言う間にわたしは魔女の屋敷に招待される。こんな怪しい人について行くか!などと拒絶すると、ここは夜な夜な人攫いが出ると言ってくる。
初めは怖かった魔女もそれよりも夜にやってくるあぶない輩の方が怖くなり魔女のお姉さんの家でお世話になることにしたのだった。マシロは旅の疲れを存分に癒し念願の平穏を手にする話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:48:26
8710文字
会話率:55%
全てを失った少年は、【憑依】スキルで世界最強へ。
一流の探索者と期待されていた少年フォードは、「妹より才能が劣る」と言われ、両親に無能の烙印を押されてしまう。
その後も冤罪や詐欺に遭い災難続きのフォード。しかし悪霊王から貰った『憑依』スキ
ルが、全てを変える。
魔物も悪党も容易く蹴散らし、さらには美しいエルフの双子姫の護衛騎士となる。
さらには姫達は命を救われたため、好感度は最高。
「あの……王女様? 胸が当たっているのだが」
「気にしないでフォード」
さらには憑依で魔王を操ることにより、最強の軍団を率い、大迷宮ですら攻略していくフォードの物語。
※書き溜めしているため、毎日いたします。
※序盤少し主人公に厳しめ、悪霊王と出会った辺りから無双が始まります。
※タイトル模索中のため、変更する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 20:00:00
408803文字
会話率:34%
全てを失った少年は、『憑依』スキルで世界最強へ。
一流の探索者と期待されていた少年フォードは、妹より才能が劣るとされ、両親に無能の烙印を押されてしまう。
その後も冤罪やら詐欺やら災難続きだったが――
悪霊王から貰った『憑依』スキルが、全て
を変えた!
魔物も悪党も容易く蹴散らして、さらには美しいエルフの双子姫の護衛になる。
しかも姫達は命を救われたため、好感度MAX。
「あの……王女様? 胸が当たっているのですが」
「気にするなフォード」
さらには憑依で魔王を操ることにより、最強の軍団で大迷宮をも攻略していくフォードの物語。
※序盤少し主人公に厳しめ、悪霊王と出会った辺りから少し緩めになっていきます。
※第25話、好評頂きありがとうございます。
ブックマークして下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m
※タイトル模索中のため、変更する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 18:00:00
317257文字
会話率:36%
スメガギテラ大陸中央、巨大迷宮。
大陸各地から富と名声を求めて、迷宮挑戦者(チャレンジャー)たちがやってくる。
迷宮が発見されてから長い年月が流れたが、未だ三十階層を越えた者はなく、迷宮の底が何階層か、どうして迷宮というものが存在するのかも
分かっていない。
そんな場所に挑戦する男の一人。彼の名前はギデア。三十歳に差し掛かりつつある年齢で、迷宮挑戦者にしては珍しいことに単独行(ソロ)の挑戦者だ。
仲間もなく一人で迷宮に入り、大した怪我を負うこともなく戻ってくる姿に、他の挑戦者たちは「そんなこと単独行で出来るわけがない」と「ヤツは『ホラ吹き』だ」と陰口を言う。
しかして本当に、ギデアは単独で二十一層を越えるどころか、前人未踏の三十層の突破を果たす。
そして三十一層に入った後で、彼は迷宮を脱し、挑戦者の互助会に「半引退届」を提出した。理由を問われた際に「つまらなくなった」と口にして。
冒険者を半分引退した、無双の単独戦力を持つギデアは、迷宮を中心に発展してきた迷宮歳での新たな暮らしを送ることにした。
やがてギデアはやる気を取り戻すのか、それとも挑戦者とは別の道を行くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 18:00:00
144198文字
会話率:34%
今年で7回目の誕生日を迎えたサキュバスのペタンは村の仕来りにより親元を離れて王都モウデールへやってきた。
そこでは国をあげて大迷宮攻略の為に冒険者を集いっているようで、ペタンも修行と生活費の為に迷宮へ通うことになるのだが...
...ペ
タンよ、それはサキュバスとしての修行ではない...
【こちらはファンタジー小説です、ペタンちゃんはサキュバスですがエッチなことはしないしされたりもしませんので安心してお楽しみ頂けます。
ファンタジーなので触手モンスターが居るかもしれませんがエッチなことは起きません。
また、グロ描写も特にありませんが、モンスターが黒焦げになったり氷漬けになるくらいはしますのでご注意下さい。基本ほんわかムードです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 19:33:31
66526文字
会話率:32%
人を怪物にするアンデッド因子感染症の蔓延により政府が消滅、要塞都市と武装企業が台頭した近未来の日本。
衣食住や教育と引き換えにアンデッド掃討作戦や企業間紛争などに従事する女子奨学兵の『私』はアンデッド因子感染症にかかり余命宣告を受けまし
た。
生存の可能性を探るため『私』が足を踏み入れたのは、アンデッド災害で放棄された東京に出現し、東京全域を掌握した超広域ダンジョン東京大迷宮。
そこはロールプレイングゲームを思わせる『冒険者システム』に基づいて運営され、モンスターが活動し、一人につき三つのクラス(職業)を与えられた冒険者達が活躍する異世界めいた場所でした。
チュートリアル担当の羊型モンスター、バロメッツたちのナビゲートを受け、冒険者登録をした『私』が引き当てたのは、兵士職ソルジャーと埋葬者アンダーテイカー、そして世界初出現となる最高レアリティクラス、レジェンダリーベーカー。
Ꮚ・ω・Ꮚメー(ベーカリーのベーカー)
――つまり、パン屋さんでした。
荒廃世界に生まれ育った元少女兵が平和なダンジョン世界で魔性の飯テロパン屋さんとなって人心やモンスター心を惑わせたり、凶悪な銃やスコップを握って戦ったり、配信者界隈に迷い込んで「てぇてぇ」と言われたり、カップリングされたりしていくお話
<作品仕様>
全17万字程度・執筆済み(ひと騒動決着するまで)
基本は朝1回更新ですが1日2000字を切るような場合は2更新
登場人物女性ばかりでわちゃわちゃする話ですが、恋愛要素はなし
カクヨム・なろう同時並行掲載
<サブタイトルの顔文字について>
Ꮚ・ω・Ꮚメー (主人公の一人称視点)
Ꮚ・ω・Ꮚメメメー(主人公以外の三人称視点)
(>Д<)ゴゲー (掲示板回など)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:00:00
161812文字
会話率:28%
ーーコレは、俺が異世界へ行く『前』の物語ーー
T県倉田市。高校生、斧田丈一は、薄暗く、細長く、複雑怪奇な地下で、怪物同士が戦う夢を見る。
怪訝に思いつつも、母、祖父と共に、家業である酪農の仕事を、少々人より多い腕力で、いつも通りにこな
す丈一。
幼馴染の養鶏場の跡取り娘、ボブカットと、ピンクのカーディガンを押し出すバストが特徴的な女子高生、戸松桜子と学校に行くと、そこでも睡魔に脅かされている生徒が頻発していた。
放課後、クラスメイトの美術部男子、玉野を上位カースト軍団の嫌がらせから助けた帰り道、街の人間までもが魘されている異常事態に、不安を募らせる丈一と桜子。
帰宅し、祖父が古い牛舎から帰って来ない事を案じ、桜子と共に向かえば、そこにあったのは地に埋め込まれたかの様なドア。
更に轟音がその下から響くと、唐突に開いたそれは、丈一を飲み込み、夢で見た空間、大迷宮、『ラビリンス』へと誘った。
現れる、山羊頭の巨人、バフォメット。
それを迎え撃たんとするのは、牛頭の巨人ーーーミノタウロスだった。
追い込まれるミノタウロス。苦悶の声が、祖父と重なる時、状況を把握した丈一は、助ける為に動き出すが、変身は解け、絶対絶命の危機に陥る、丈一と祖父。
それでも想う、『じいちゃんがミノタウロスなら、孫の俺もーーー』
乾坤一擲。地下迷宮を跋扈する怪物に、反撃の拳を打ち込んだのは、その腕力を完全に解き放った、雄々しい若牛だった。
祖父から明かされる、その身に宿る力と、与えられた使命。
使命だからか、責務だからか。それが、能動的なのか、受動的なのか、決められぬまま、ミノタウロスへと変身し、戦い続ける日々。
クラスメイトと関わる内に、戦いが守るべき日常とは何なのかを、考える丈一。
そして告げられた、幼馴染との、本当の関係。
現れる、最強の敵。
家族
友人
幼馴染
使命
雁字搦めの迷宮で、丈一が見つけ出した答えとは。
異世界は、ただ行きっぱなしという、訳にはいかない物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 17:00:00
65105文字
会話率:55%
王都の小さな薬屋で働くアネット・テオリーン、29歳。
彼女はある日、薬屋の跡取りであり婚約者でもあったクラースから「アネット、お前との婚約を破棄する! 薬屋もクビだ!」と告げられ、一方的に婚約破棄&クビを宣告される。
若くて美しい新人薬
師のシェスナが「お局のアネットが酷い虐め方をしてくるんです! 自分のエンチャントスキルは役に立たないくせに!」とクラースに取り入っており、同情した彼と浮気していたのだ。
全く身に覚えのない濡れ衣で、婚約者も仕事も全て失ったアネット。
才能的にも年齢的にも先のない彼女は「もう終わりだぁ!」と絶望するが――ふとしたきっかけで、とある男性と再会を果たす。
「キミ……もしかしてアネットかい?」
彼女が出会ったのは、なんと学園時代に片想いを抱いていたリクハルド・アールステッド侯爵だった。
リクハルドはアネットが薬屋をクビになり婚約も解消されたという話を聞くと、
「……アネット、僕に冒険者としてプロデュースされる気はないか?」
そう持ち掛ける。
実はリクハルドは、王都の地下に突如出現した『大迷宮』を攻略できる有能な冒険者を探している最中だったのだ。
彼はアネットの薬師としての知識、そしてエンチャントスキルが冒険者として非常に有用であると気付いたのである。
また難病を患ってしまったがために、自分では冒険ができないと悔しがるリクハルド。
そんな彼の話を聞いて――三十路手前のアネットは、これが人生最後のチャンスだと覚悟を決める。
「いいわ……こんな捨てられ薬師だけど、最後に一花咲かせてみせましょう!」
冒険者を始めたアネットは瞬く間に才能を開花させ、冒険者として大成していく。
一方、アネットを捨てた薬屋には大勢の人々が激怒して押しかけていた。
「アネットちゃんがクビとはどういうことじゃ! あの子が薬を作ってくれたから、ワシらは身体が元気になって病気も治ったんじゃぞ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 18:00:00
20572文字
会話率:37%
500年前、長きに渡る勇者と魔王の戦いに決着が付いた。
魔王が滅びるその瞬間、溢れ出た大量の魔力が大地を汚染し、世界最大の【迷宮】が発生した。
冒険者達は期待に胸を踊らせ、迷宮の奥へと攻略を進めたが、500年経ってもついぞ攻略することは出来
なかった。
この物語は、前人未到の大迷宮の攻略を夢見る、幼なじみ4人組が冒険者を目指す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 22:33:49
44504文字
会話率:33%
個人で冒険者をしながら、学校に通っている高校二年生の楓宮 秋風は、担任教師の堂咲 碧花から地下迷宮探索ギルドに招待される。
他のギルドの招待には、学校を辞めないといけないという条件が有ったが、碧花から招待された地下迷宮探索ギルドには、
一切の条件が無かったので入って見ると、色々な事件に巻き込まれたり、最難関と呼ばれている地下迷宮をクリアしたりと中々の濃い人生を送る。
秋風は、表に出ることを避けるために、暗躍をしようとするが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 19:48:58
6191文字
会話率:60%
グランシュ王国の北の外れ、ハンの街。そこに存在する『グランシュ大迷宮』は魔物の巣窟であり、冒険者たちが日々訪れている場所である。
ソラはそんな大迷宮において、一風変わった仕事をしている少年。
その名も、『魔物売り』――人が乗るために調教する
魔物を、ダンジョンから生け捕って売る仕事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 12:00:00
59452文字
会話率:51%
―――そこは人と魔が共存する世界。
人は己が覇権を取るべく同族とすら戦いに明け暮れていた。
そんな世界で二人の少女は己の目的の為に強力な僕を召喚しようと思ったのだが………現れたのは異世界の魔王。
召喚されたのは異世界の覇者。人の身で魔
王へと至り、人を超えた男だった。
魔族と人が争う世界に降り立つ魔王は二人の少女と共に踏破すればどんな願いも叶うという7つの大迷宮を巡る旅を始めた。
その中で少女達は少しずつ世界の真実に触れていく。
7つの迷宮。
異世界からきた勇者。
初代勇者の血を引く者。
―――そして、この世界にあるもの。
自らの目的と………
そして蘇ろうとしている魔神から世界を守るために。
少女達は武器を取る。
この物語は2人の少女と呼び出した最強魔王から始まった物語である。
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感想質問誤字脱字の指摘いつでも歓迎しております。
是非是非お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 06:00:00
1280215文字
会話率:44%