-春は突然あらわれて、舞い散る桜と共に、私を攫っていきました。-
春もそろそろ終わる頃、主人公である病弱な少女・睡蓮スミレと、まじないオタクの青年・華忍マチは、櫻王国で穏やかに過ごしている16歳である。
スミレは、櫻王国で数少ない光
の魔法の使い手であるが、病弱であるため一日に使得る魔法料が限られていた。そしてまじないオタクであるマチは、彼女を回復させる為の呪いを作ろうとしていた。
ある日スミレは、マチと2人で神出鬼没と噂の、とある書庫へ向かう。そこは、喫茶店と一体化している、かつてあった人々の理想や夢、御伽噺が描かれている本が並ぶ「夢幻の書庫」と呼ばれる場所だった。
代理の店主兼番人であるナルシストで喰えない印象のナルキスと名乗る男と出会う。
彼と出会って以来、スミレは夢の中で掴みどころのない女性、風と出会った。それをきっかけに、数多の不思議な体験を現実と夢の中でする事となった。
しかし葉が落ち始める頃、櫻王国では奇妙なことが起こり始めた。どうやら風と夢で体験したことが王国のスミレとはまったく関係のない所で現れているようで……?
シリーズ第一弾・前日譚!
スミレはこの奇妙な現象を解決する事はできるのか。2人の幸せな日々は続くのか。
書庫と夢の謎、そしてスミレの本当の姿について迫る。
本作は、カクヨムでも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:18:58
24344文字
会話率:50%
小説家志望のフリーター、雨宮はある日喫茶トロイメライに訪れる。そこで出会った美青年店主、白夜と仲良くなる。その内半ば住み着くようになった雨宮は、白夜への申し訳無さから店でバイトをすることになる。店に来る客達との交流が、雨宮を作家に近づけてく
れる…かも知れない。
更新めっちゃ遅いかもです。
読みづらいかと思いますが、よろしくお願いします!
※「カクヨム」様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 22:12:00
2140文字
会話率:36%
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である
。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 02:55:56
375176文字
会話率:34%
住宅街にある一軒の喫茶店。家の隣にあるその店は少し浮世離れした雰囲気を持っている。他よりもずば抜けてモーニングがおいしいとか、そういうわけではない。それでもその店に毎日のように通ってしまうのは、その一言が欲しいから。
最終更新:2024-04-17 22:56:11
501文字
会話率:17%
★ますたぁが喫茶店を初めてしまったグルメスピンオフを連載開始しました。そちらもよろしくおねがいします!
世界各地に存在する宝物殿とそこに眠る特殊な力の宿る宝具。富と名誉、そして力。栄光を求め、危険を顧みず宝物殿を探索するトレジャーハンター達
が大暴れする時代。
幼馴染達と共に積年の夢であるハンターとなったクライは、最初の探索で六人の中で唯一自分だけ何の才能も持っていないことに気付く。
しかし、それは冒険の始まりに過ぎなかった。
「もう無理。こんな危険な仕事やめたい。ゲロ吐きそう」
「おう、わかった。つまり俺達が強くなってお前の分まで戦えばいいんだな、いいハンデだ」
「安心してね、クライちゃん。ちゃんと私達が守ってあげるから」
「あ、ストップ。そこ踏むと塵一つ残さず消滅しますよ。気をつけて、リーダー?」
強すぎる幼馴染に守られ、後輩や他のハンターからは頼られ、目指すは英雄と強力な宝具。
果たしてクライは円満にハンターをやめる事ができるのか!?
※勘違い系コメディです。
※GCノベルズより書き下ろし多数の書籍版が五巻、漫画版三巻まで発売中です。また、活動報告にて、毎週月曜日に当作品について、より楽しめる情報(書籍版情報や小ネタ、キャラ紹介など)を発信していますので、よろしければご確認くださいませ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:10:14
2216257文字
会話率:28%
この宝具の包丁で料理するとね……何を材料にしてもそれはそれは美味しそうな見た目の料理ができあがるんだ。だから僕は喫茶店を始めたんだよ。
喫茶店『森羅万象』。一日十組限定。営業時間は十五時から二十時まで。不定休――というか、開いている日が不
定。
それは最強のトレジャーハンターで、人の育成に於いては他の追随を許さない『ますたぁ』が唐突に始めた奇妙なお店。
その喫茶店では他の店では決して出てこない貴重で高価な幻獣やポーションを素材にした料理が出され、食べきる事ができればどんな状況でも生き延びられる真の力が得られるらしい。
これは食べきれば強くなるけど食べられない料理を出す『ますたぁ』と、
力を求め試練に挑戦するトレジャーハンター達の物語。
※軽いノリのコメディです。
※当作品は別作品『嘆きの亡霊は引退したい〜最弱ハンターは英雄の夢を見る〜【Web版】』のスピンオフ(外伝)になっています(未読でもわかるようには書いています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:22:21
74577文字
会話率:29%
主人公、樋口康平はどこにでもいる普通の高校生。
春休みのある日のこと、いつものように母親の経営する喫茶店・ピープルの店番をしていると勇者を名乗る少女が現れた。
手足と胴に鎧を纏い、腰に剣を差した銀髪の美少女セミリア・クルイードは魔王に
敗れ、再び魔王に挑むべく仲間を捜しにこの世界に来たのだという。
もの凄いコスプレイヤーが現れたものだと驚く康平だが、涙ながらに力を貸してくれと懇願するセミリアを突き放すことが出来ずに渋々仲間捜しに協力することに。
結果現れた、ノリと音楽命の現役女子大生西原春乃、自称ニートで自称オタクで自称魔女っ娘なんとかというアニメのファンクラブを作ったと言っても過言ではない人物らしい引き籠もりの高瀬寛太の二人に何故か自分と幼馴染みの草食系女子月野みのりを加えた到底魔王など倒せそうにない四人は勇者一行として異世界に旅立つことになるのだった。
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている② ~五大王国合同サミット~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている③ ~ただ一人の反逆者~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている④ ~連合軍vs連合軍~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑤ ~破滅の三大魔獣神~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑥ ~混血の戦士~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑦ ~聖魂愛弔歌~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑧ ~滅亡へのカウントダウン~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑨ ~ファントムブラッド~】
【勇者が仲間になりたそうにこちらを見ている⑩ ~神々への挑戦~】←今ココ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 13:35:10
2792513文字
会話率:37%
これは時空の狭間にひっそりと佇む、喫茶店でのお話。
あの世とこの世、天国地獄、未来と過去、そして現在を繋ぐ小さな喫茶店、その名を夢幻喫茶。
主人公の如月夢月はある日不思議な夢を見る。
暗闇の中に佇む喫茶店。
この夢の話を親友の華夏に話すと、
『正夢になるかも』と返された。
正夢なんて本当にあるのか、半信半疑で帰っていると耳にカランという音が届く。
目の前には夢で見た喫茶店が堂々と建っている。
願いと縁がある者の前にだけ現れる夢幻喫茶で、夢月は不思議な出会いを繰り返す。
出会いと別れ、種族を超えた愛、夢月達に仇なす敵。
夢月は自身の願いに気づくことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 22:03:57
119030文字
会話率:42%
おや、こんばんは。そして、いらっしゃいませ。」
『妖だって思い残しがある』
それが今を生き抜く妖の共通の想いである。妖だからって好き勝手出来るわけじゃない。
寧ろ長く生きる分、彼らには都合が悪いことが多いのだ。
また一緒に遊びた
いお人形、愛しの人に会えなかった雪女、大切な人に現実を見せたくなかったぬりかべ、上手く愛せなかった天狗。
彼との役目は彼らの最後の優しい暖かな思い出を送ること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妖×カフェ×思い出です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 20:17:07
1383文字
会話率:22%
高校2年生の宝生陽菜は、夏休みを目前にバイト先の喫茶店を辞めた。店長からの嫌がらせにブチ切れて店を飛び出したのだ。
落ち込みつつ公園で次のバイトを検索していたら、そこに店の常連だった椎名和泉が現れた。20代半ばと思しき文学青年風の彼に、
陽菜はほのかに憧れていた。
その彼から、陽菜は意外な提案をされる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 09:38:49
10848文字
会話率:24%
「お嬢さん、僕と一緒に働きませんか?」
雨の日に入った喫茶店で、初めて出会った青年に誘われた。
彼の仕事は現世の人には知られていないちょっと変わったお仕事
最終更新:2024-04-13 00:25:15
21003文字
会話率:47%
小さい頃、両親が離婚した。
でも、それに対して悲しいと思った事はない。
だって父さんの顔なんて正直覚えていないほどだし、唯一覚えている姿も『後ろ姿』だ。
でも、そんな私がわざわざ父さんが働いているであろうこの土地に来たのは、病院にいる母さ
んの一言があったから……。
これはひょんな事から『事件』に遭遇してしまった『私』の束の間の休日の話―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 07:00:00
100228文字
会話率:54%
周りの話が合わないと悩み、大人になれば周りと同じ価値観でいられる様になると思い、少しでも大人になりたいと願う女子高校生[本城 百合]
学生時代から、無関心で生き、そのまま大人になってしまった社会人[真田 誠]
2人が出会った喫茶店から物語
は動き始める。
あなたは、大人に対する幻想的なイメージを学生時代に描いた事は無いだろうか。
自由でどこへでも行ける、好きにお金が使えるなど。
大人になるとは何なのか、大人と子供の違い。
何も分からないまま社会に出た少年と、学生時代に大人に憧れた少女の、1つの出会いを書き描いた物語。
何も考えずに、ただただ“生きるため”という行為を無駄に過ごしていた日々に、一つの華が添えられる。
それは、美しくもあり、儚くもあった。
何もない日常に彩りを与え、誰かを想う事を知る。
相手を想い、考え、悩む。
それは単純な様で難しい。
出逢ってしまった二人の物語は、加速していく。
止まることのない想いを乗せ、走り出す。
行き先の見えぬままに。
一人一人に色々な物語があるかと思います。
その中の一つとして、甘くて苦い物語を読みたいなと。
そんなあなたにも向けた、切なくも暖かい物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 07:37:50
99449文字
会話率:36%
招かれた者の前にだけ現れる、こぢんまりとした洋館ティーサロン「フォスフォレッスセンス」。
温かみのあるアンティークなしつらえの店内は、まるで貴族の秘密のサロン室のよう。
青い瞳の老執事と、黒い長髪を艷やかに翻す若執事が、少し疲れてしまったあ
なたを優しくおもてなしします。
極上のスイーツと香り豊かなお茶を、当店自慢の百合の小庭をご覧になりながらお楽しみください。
※一話完結、不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:40:41
36093文字
会話率:26%
淵見静也は喫茶店に勤める平凡なヤニカスである。
職場の自称天才漫画家の店長と優しく明るく可愛い完璧な酒カスと、その他諸々に職場で囲まれる彼は平凡な日常を過ごしている。
でもたまに、いやちょっと、というか割と結構非日常に巻き込まれる事も少なく
ない……いや少ないといいんだけどねまじで……。
そんなお話。なお非日常は惹かれるように巻き込んでくる模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:36:54
15887文字
会話率:67%
水澄冬弥《みすみとうや》は高校生にして両親に多額の借金を押し付けられ、絶望の淵に立たされていた。しかし、何の縁あってか、父の高校時代の友人に借金を肩代わりしてもらえることになる。それには条件があった。
『娘が経営する喫茶店に住み込みで働く
』
──その条件を呑んだ冬弥は急遽、東京から北海道に移り住むことになる。
モデル並みの可愛さを誇る美人店主。滅多に笑わない同級生。かつて両思いだった天真爛漫イングランド人ハーフ、謎の和風美少女……そんな女性たちに囲まれる、冬弥の奇妙な生活が始まった。
※面白いと思ったら、ぜひ評価をよろしくお願いします。更新のモチベーションに繋がります。
※最初の三話程度は比較的真面目ですが、そのうちギャグとコメディが中心となります。キ○ガイとなります。
カクヨム様にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 18:00:00
89816文字
会話率:59%
私の名前は火山 明芽(カヤマ アメ)。
幼馴染の江戸屋 光輝(エドヤ コウキ)と一緒に喫茶店和桜(なお)の2階にある、心霊探偵事務所を運営している。
心霊相談にくる人たちの相談に乗ったり、怪事件を解決するのが私たちの仕事だ。
さて、今日も依
頼人がやって来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 10:30:00
2067文字
会話率:46%
海上の学園都市【ワダツミ】
その学生寮地区の一角にある、喫茶店兼探偵社。
素性を明かしたがらない依頼人の厄介事から、事件は動き出す。それは、坂道を転がるかの如く。
最終更新:2024-04-04 15:00:00
30037文字
会話率:35%
クズニートのトウマは、カップ麺を求めて商店街に来た。すると、見たことのない黒い店を発見する。トウマがその中に入ると一人の老主がいた。トウマは老主からのお願い事を引き受けるが、、
最終更新:2024-04-03 11:08:59
20903文字
会話率:23%
人生で初めての葬式を経験した高校2年の冬。
幼馴染を亡くした長谷あかりはどこか他人事で至って冷静だった。
このままでは大切な幼馴染の存在を忘れてしまうと感じたあかりは、大学生になるタイミングで性格が全く逆の幼馴染になることを決めた。
幼馴染
の志望校に無事合格したあかりは、新入生歓迎会でしつこい勧誘から救ってくれた一ノ瀬千秋の提案で喫茶店でアルバイトを始める。
幼馴染になりきる日々に疲弊しながらも順風満帆な学生生活を送っていたある日、喫茶店のマスターの息子を名乗る高校生に出会い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 14:17:55
3577文字
会話率:3%
東京都中央区日本橋。
高層ビルが林立し、高級ホテル、一流企業のオフィス、おしゃれな飲食店、モードなファッションを扱う店などが存在する場所。
まさに東京といったこの場所に、時代から置き去りにされた一軒の喫茶店がある。
メニューはい
たってシンプルだ。
卵とツナのミックスサンド
オムライス
ナポリタン
チョコレートパフェ
プリン・ア・ラ・モード
クリームソーダ
ドリップコーヒー
などなど。
店内は喫煙も可能。本日も看板を出して営業中。
あぁ、一つだけ、普通の喫茶店とは違う部分がある。
――この喫茶店の店長は、ねこだった。
都会の生活に疲れた人々が、今日も癒しを求めてねこ店長の喫茶店にやってくる。
ねこが店長を務める喫茶店に集う個性豊かな常連たちが織りなす、笑いあり涙ありのドタバタ喫茶店物語。
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りしております
※本作はカクヨムにも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 10:10:09
80057文字
会話率:48%