狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュ
オウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。
▽このお話には【サクセスストーリー】【戦争】【恋愛】【主人公TUEE】等の要素があります。
▼このお話には【性暴力】【寝取られ】等の要素はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
1945785文字
会話率:38%
私の名はアウラ。
とある王国の、花鳥風月の名を冠する四大侯爵家がひとつ、風家の若き当主様よりご寵愛を受ける身でございます。
わずか十二歳にして王国の影を司るご当主様の、美しくも醜い、強くて脆い、そんな人となりをお伝えすべく、拙い筆を取らせて
いただくことになりました。
ご笑覧くださいますよう、伏してお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
203956文字
会話率:44%
十二月二十三日、二学期最終日の前日。
午前中に行われた球技大会の影響でだらけきった午後の授業。
国語教師にして二年三組の副担任・谷川昴は生徒たちに提案する。
「最強の言葉とは何か。それについてディベートをしてみない?」
二年三組、本気の
議論が再び始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 19:00:00
20822文字
会話率:48%
【000 序 ~あらすじ~】
古代ヴェルト史とは、龍王暦元年、八大龍王による八つの秩序――八國の誕生から始まり、一〇五〇年に勃発する未曽有の大戦――いわゆる世にいう『ヴェルト戦役』が十二年続き、その後、連邦国家による統一がなされるまでを
表わす時代である。
そして、そのヴェルト戦役を経て連邦国家による統一までの千年もの長き年月、大陸ではさしたる大きな争いもなく、八つの國が存続する平和な時代が続いたとヴェルト史に記され、それが通説として長年信じられてきた。
しかしながら、最新の研究結果により、それは虚構を多分に含む歴史であることが判明されていく。それによると、龍王暦が始まって千年もの年月、ヴェルト大陸全体で争いが全く無かった時は、ただの一度もなく、各国の国境付近では、常に國同士の争いが絶えなかったというのが真相であったらしい。ただ争いといっても、一地方や一地域の争奪戦がほとんどであり、それも数日から数か月程度のものが大半であったという。
そういう意味では、“さしたる大きな争いもなく、平和な時代が続いた”というヴェルト史の表記も、狭義の解釈で言えば、あながち虚構と言いつのるほどのものではないのかもしれない。ただ一つの例外を除いては……。
ただ一つの例外。
それは、龍王暦二〇〇年前後のことで、この時代に起こった戦いのほぼ全てを総括して『六将大戦役』と呼ばれた。文字通り、六人の将軍を中心とした戦いであるが、その六人の将軍は全て八國のうちの一國に所属していた将軍であった。
この“奇跡の人材結集”現象により、その一國――ソルトルムンク聖王国は、その大戦役以前の他の七国と同程度の國から、他の七国全ての国力を合わせてなおそれを上回る超巨大な国家へと成長したのであった。
これに対し、ある時には八國の建国神である八大龍王が、六大将軍もろとも、“龍王の建国した國を一つとして滅亡させない”といった八大龍王伝統の約定を違えてでも、聖王国を滅ぼうそうと画策し、またある時には、人である六大将軍の意向を尊重するが故に、神である八大龍王が忖度し妥協するといった、起こり難き事象も実際に起こったのであった。
さて、これからこの『六将大戦役』という一大戦記を、古代ヴェルト史を基礎(ベース)に、最新の説も織り交ぜつつ、六大将軍を中心とした人々の生き様に焦点をあて、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:48:12
688895文字
会話率:24%
【000 序 ~あらすじ~】
人類史に神話として語られている時代より、さらに数万年さかのぼる時代。
まだ人と竜(ドラゴン)が共存していた頃の話である。
ヴェルトと呼ばれたある大陸に、八人の神々が天界より降臨し、混とんとしていたその大
陸を八の秩序にまとめ上げた。
八の秩序は、やがて『國(くに)』と呼称されることになる。
八の國にまとめ上げられたヴェルト大陸の人々は、それぞれの國を作り上げた八人の神々を、建国神として崇め、神々を八人の龍の王――八大龍王と呼んだ。
八人の神々が、國という秩序を作り上げるに当たり、それぞれが天界の龍を使役したのがその由来である。
八大龍王は大陸を平定した後、それぞれの國の運営をヴェルトの民に委(ゆだ)ね、天界へ戻っていく。
龍王より國の運営を委ねられた者は、『王(おう)』と呼ばれ、王は自國を束ね続けられなくなった時、次代の王を選定することにより、その國を存続させていった。
八大龍王がヴェルト大陸に秩序をもたらし、八國を建国した年を、ヴェルトの人々は龍王暦元年と定めた。
八大龍王は、天界に戻った後も、ヴェルト大陸の動向に常に目を配り、場合によっては、天界から國々に干渉することもあったという。
こうしてさしたる大きな争いもなく、大陸は千年もの長き間、八つの國が並立する平和な時代が続いた。
しかし、八國建国からおよそ千年後の龍王暦一〇五〇年、未曾有(みぞう)の戦乱が勃発する。
八大龍王同士の争いが引き金となったその戦乱は、同暦一〇六一年十二月までのおよそ十二年もの長い歳月、ヴェルト大陸全域を混とんとした世界へと変貌させた。
これから八大龍王、並びにこの乱世の時代を駆け抜けた人々によって織りなされた、一大歴史戦記を、古代ヴェルト史をひも解き、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 09:42:16
1962478文字
会話率:23%
乱世の中、領主の息子として生まれたルークは、十二歳のときの祝福で『村づくり』という役に立たないギフトを授かってしまう。
そればかりか、腹違いの弟が『剣聖技』を授かったことで完全に立場が逆転、ルークは未開の地へ追放されてしまった。
不毛
の荒野に辿り着いたルークだったが、そこで謎のギフト『村づくり』が発動し、あっという間に村ができあがってしまう。
これからはこの小さな村で細々と暮らしていこう。そう思っていたのだが――
村人が増えていくにつれ、どんどんギフトのレベルが上がり、『村づくり』が進化していく。
そして気づけば高層建築が立ち並び、世界一の軍事力を誇る最強の「村」と化していた……!
「いや、これもう村じゃないよね? 僕のスローライフどこいった…?」
※この作品は、アルファポリスとカクヨムにも同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
639382文字
会話率:43%
【農民】という戦えない天職を授かったせいで、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するの
だ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
※こちらの作品はカクヨムなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:00:00
99195文字
会話率:50%
赤子のときに魔界へと落ちてしまった少年エデルは、運良く一人の老人に拾われ、育てられた。
だが十二歳のとき、その育ての祖父が亡くなってしまう。
祖父の遺言に従い、彼は人間界にいるという祖父の知り合いの元へ。
その知り合いというのは、四英雄の一
人として称えられる英雄マリベルだった。
その後、マリベルの計らいにより英雄学校に通うことになったエデル。
しかし彼は知らなかった。
自分が生まれ育った魔界が、人間界に比べて途轍もなくハードな環境だったことを。
自分の育ての祖父が、四英雄に「先生」と慕われる伝説の大賢者だったことを。
その祖父に過酷な魔界でスパルタ教育を施され、自身が常識外れの力を身に着けていたことを。
「あれ? バハムートなんて魔界だとしょっちゅう遭遇したけど? ペットにしてたし」
「バハムートをペットに!? そ、それは超S級の魔物なのよっ? ……先生……とんでもない子を遺していかれましたね……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 18:00:00
204696文字
会話率:47%
毎日履き潰される12足の靴。
お城の12人のお姫様が毎夜、踊って履きつぶしていたのです。
お姫様達がどこで踊っているのか知るために、王様はおふれを出します。「姫たちがどこで踊っているか見つけたものには娘の一人を嫁がせて次の王にする。ただし
3日で見つけられなければ首を刎ねる」
次々と首を刎ねられていく男達。
せっかく作った靴を履き潰されて、怒った靴屋のアンデルさんは、謎を知るチャレンジに挑みます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:51:10
7707文字
会話率:26%
一万年前魔王軍率いる十二氏族連合と人族と十一の種族をあわせた十二氏族同盟の激しい戦いは十二氏族同盟側の勝利で終わった。
敗れた魔王軍は魔族の存続のために、十二氏族同盟のリーダーである勇者の剣を持つ人族の男に魔王の娘を人質として差し出すこと
で、十二氏族同盟側に手を出さないと誓った。
勇者の剣を持つ人族の男と魔王の娘はお互いの種族の存続と平和のために婚約し、多文化王国フィテモンセを建国する。やがて子宝にも恵まれ幸せな日々を過ごしていた。
そこから長い年月が経ち人族と他の種族たちは平和な日々を過ごしていた。
フィテモンセ魔法学校を首席で卒業した魔族とエルフのハーフの娘であるフォルトゥナは宮廷魔術師となり国王からの命令を受けてフィテモンセ王国最北端のモアンザクス地方にある小さな田舎町ボカ・デ・ルポを訪れることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 13:10:00
243953文字
会話率:0%
デポロジュ歴440年、バイソンという男が海を渡った地で古代竜族の一人チーズの生き血を飲んだ。彼は暗黒神ロチーズを崇拝するチーズ教団を作り、447年にはそれまでユグドラル大陸を治めていたグラン共和国を滅ぼし、翌年にはチーズ帝国が成立する。それ
からは虐殺や子供の生贄など暴虐の限りが尽くされた。
535年にチーズ帝国の皇族である聖騎士マイラが反乱を起こしたものの、失敗し追放される。611年にも各地で自由解放軍が結成されたがそれも敗退を重ね、632年には砦に僅かな生き残りが追い詰められる状況となっていった。そこへ一族の血がもたらした混乱を憂慮した竜族の王が11人の同胞と共に訪れ、生き血と力を封じ込めた武器を授ける。これにより十二聖戦士が誕生し、648年にはチーズ帝国が倒され七公国と周辺五王国が建国された。
それから数十年は平和な時代が続いたものの次第に人々は驕り高ぶっていき、チーズ帝国・チーズ教団の末裔は激しい迫害に晒されることとなる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-17 10:40:44
2557文字
会話率:0%
堕落した勇者一行を倒し、平和と引き換えに「世界」のチカラと呪いを継いだ者たちが居る。その数、十二名。
人々は彼らを敬い、恐れ、『|十二糸《じゅうにし》』と呼んだ。
※note、エブリスタにも掲載してありますが、『小説家になろう』が最新の修
正版で、こちらをメインに連載の執筆を進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 17:05:14
174092文字
会話率:42%
──元禄二百三十三年、大魔法都市トーキョー。
二十二世紀からの転移者であるエンドー・トウヤは、彼の師匠である怪盗十九号から学んだ盗みの技術で、『怪盗ジューク』として街を騒がせていた。
お宝は、この街の全ての魔法。
魔人《マヒト》が非魔
人《ミソギ》を支配するトーキョーに、正義などなかった。
あるのは、差別と貧困という、秩序の崩壊した二十二世紀と変わらないものだけ。
トウヤ、そして師匠が憧れた、夢に満ちた大正時代の東京を取り戻すべく、怪盗ジュークは今宵も夜空を翔ける。
そんな彼に挑戦状を叩き付けたのは、英国で法治国家を学んだ公爵令嬢ノノミヤ・ヒカルコ。
彼女は怪盗を捕らえるべく優秀な探偵を求めるのだが、そこで彼女は恋に落ちる……。
互いの思惑がぶつかり合った先にあるのは、ヒノモトの統治者である神帝イザナヒコ。
強大な力を持つ大魔術師が求めるのは、かつて英国海軍率いる連合艦隊を壊滅させた極大魔法。
それを再び手にしようと画策する彼の思惑とは……。
五つの魔法石を巡る冒険が、いざ、幕を開ける──
大正時代風のディストピア世界を舞台にした、魔法とSFの入り交じった冒険活劇。
【2章まで全54話・不定期更新】
※バトルに伴う流血等のシーンがございます
※書影及び挿絵はCanvaにて制作
※アルファポリスにて先行公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 19:00:00
63586文字
会話率:30%
西暦二千百二十二年。
ひたすらに他国を取り込み続け成長するフォルン公国とイヴァンディア連合国は数十年間戦争を続け、その中で軍需産業が国すら動かせるほどに成長していった。
そんな世界の中、クローン技術と遺伝子操作のおかげで兵士が大量生産出来る
ことに気づいたフォルン公国は、神経に直接接続できる兵器を扱うクローン兵士を多用し始めた。
だが、中にはその条件を満たない不良品もおり、彼らは価値無し(ノーバリュー)と名付けられ、殺処分行きになっていた。
そんな彼らを処分する廃棄処理課に勤める結城涼真(ゆうきりょうま)は勝手に作られて勝手に価値無しと呼ばれる彼らに不条理を感じ続けていたある日、結城涼真の勤めている工場の親会社であるF(ファースト)ギアーズのCEOの息子である安部海斗(あべかいと)がとある提案を持ち込み……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:40:36
318803文字
会話率:54%
どうもBLEACHオタクです
コナンとBLEACHの世界を融合させた愉快なパロディコメディーです。良かったらどぞー
最終更新:2024-05-13 23:14:29
4359文字
会話率:17%
ここは魔力が存在する世界。
レヴェナ大陸の中央部に位置する公治国家《フォルニカ公国》は小国ながらも、古くから『魔術』を発展させることで大国と渡り合ってきた。
公国唯一の軍事機関《煌燈十二軍》に所属する青年ジェイル=サファイアが、奴隷の少
女カレンを救った時、大陸全土を巻き込んだ絶望へと向かう物語が幕を開ける――
魔術士、魔導騎士、令束者・・・・・・魔力が渦巻くこの世界で、己が信念を護る者たちが織り成す、正統派バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 14:57:45
117085文字
会話率:36%
【書籍版2巻 3/15発売!】 https://www.es-novel.jp/special/parry/
【コミカライズ】ニコニコ https://seiga.nicovideo.jp/comic/50389
コミックアーススター ht
tps://www.comic-earthstar.jp/detail/parry/
///
其れは、【パリイ】を極めし者の物語────。
「全てにおいて、一切の才能がない」
十二歳でそう判定された才能なしの少年、ノールは一人、生まれ育った山に籠り鍛錬することを決意する。
努力すれば、いつか自分だって。
幼い頃に聞いた冒険譚の主人公のようにだってなれるはず。
そんな希望を胸に秘め、ただ一つ身につけた剣技【パリイ】でひたすら目の前の木剣を弾き続けた。
そして、十数年の月日が流れ────。
「パリイ」
やがて、剣を振るわずして千の木剣を弾けるようになった男は思う。
いくら努力しても、望んだ結果は得られなかった。
そろそろ自分も夢から醒める頃合いなのかもしれない。
それでも、幼い頃に思い描いた夢を捨てられず、男は再び街へと向かった──。
◇◇◇
これは、いつのまにか世界最強クラスの力を手にしているのに、一切気がつかないまま強敵を打ち倒していく男の英雄譚である。
※タイトルなど調整中です。
おかげさまで
日間総合ランキング1位
週間総合ランキング1位
月間総合ランキング1位
四半期総合ランキング1位
年間総合ランキング1位 達成(いっとき)
また累計で31位(!)ぐらいとなりました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:46:19
1000348文字
会話率:32%
目が覚めると、見知らぬ館にいた■■■。
彼女は全ての記憶を失ってしまっていた。
そして、館のある部屋で出会った
この館の主と名乗る少女、リース。
リースは何故か“妹”に似ていて────
■■■はレインと自分に名をつけ、
この館に住んでいる、
二十二人の住人達に会いに行くことに。
不思議な館で不思議な住人達と生活する
儚く優しい、一人の人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 07:00:00
107600文字
会話率:51%
氷と雪と冬の国エルムト。
月の巫女《シグ・ルーナ》に守られしこの国の人々は月を愛し、月の女神《マーニ》の加護を受けた巫女を愛している。月の巫女《シグ・ルーナ》を守護するのは、嵐の獣《ベルセルクル》と戦乙女《ワルキューレ》たち。
戦乙女《
ワルキューレ》に憧れる少女アストリッドは、言いつけを破って吹雪の中へと飛び出し、風と雪の精が舞う雪原にて少年ロキを見つける。
その一年後、十四歳になったアストリッドは戦乙女《ワルキューレ》に選ばれる。アストリッドに救われた少年ロキは十二歳となり、医者の助手を務めていた。
まもなくはじまる冬至の祭り《ユール》。
アストリッドはロキへの思いを彼へと伝えようとするも、月の巫女《シグ・ルーナ》暗殺未遂という事件が少女と少年を引き離す。
*ヒロインのアストリッドとヒーローのロキとのわくわくきゅん(?)な恋がメインですが、作中に他キャラクターでBLやGLを匂わせる表現があります。直接描写はございませんが、念のためタグを付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:32:25
41355文字
会話率:41%
時空仕事人第2のヒロイン中沢美琴。
水戸光圀を桐生の半次と五十人ほどの刺客から守り、富良野でのんびりと過ごして東京に戻ってから二日後。寛政十二年の江戸で伊能忠敬が蝦夷地を測量するために出立しようとしていた前日に、その蝦夷地測量を阻止しよう
とした四十人の刺客から伊能忠敬を守り。天空に戻った三日後から、安永五年、エレキテルを完成させたかの有名な平賀源内を、その研究を奪おうとした六十人からの刺客から守った。
そして慶応三年(一八六七)の江戸へ飛ばされ、七月十一日の夕方に京都の三条大橋のたもとで新選組の井上源三郎を四十人もの倒幕浪士から守ったばかりだ。それも、Xに盲目の座頭に仕立て上げられて―。
たしかにこのところXからの依頼でのんびりとできない日々が続いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:42:16
64255文字
会話率:39%
三大公爵家のひとつベラクール公爵家の三女、リアーヌ・ベラクールはゲームの中では悪役令嬢だった。しかし十二歳から六年間、自宅療養を必要とした彼女は偶発的に悪役令嬢ポジションを回避。健康になったしそろそろ婚約しようねという陛下直々のお達しを受け
て婚約者探しすることになったが、建国記念日のパーティーで出会った若き辺境伯に結婚を申し込まれ――前世では一人飲みに出歩くくらいお酒と食事が好きだったゆえに、その影響を受けてそれらを求めるリアーヌの緩やかな日々を綴るだけのお話。 / ゆるふわ設定とご都合展開で繰り広げられるお酒と食事を楽しむだけのお話です。勢いと見切り発車によるスタートのため更新はのんびり予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 21:18:37
33505文字
会話率:43%
長らく隣国との争いが絶えなかった国で、騎士の家系に生まれたライアン・グラニエールが取得したスキルは、戦場では全く機能することのない対話に属したものだった。
しかし、魔物の狂暴化と激増をきっかけに彼のスキルは重要視され、勇者召喚の折に起きたト
ラブルを解決したことや魔王討伐の一員として挙げた功績から、王国を守護する十二騎士団の一団長に任命されてから早くも十数年。
再び魔物の狂暴化が報告され、隣国との交渉から戻ったばかりの彼を待っていたのは、二人の異世界人だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 23:23:52
47200文字
会話率:40%
悪い評判しか聞かないギルド。しかし、このギルド……最強‼
最低最悪だが最強の問題ギルド「悪戯な牙(シェルムファング)」
十二の国から選ばれる最強の20人「序列」。その過半数が「悪戯な牙(シェルムファング)」に所属!
戦闘だけでなく個性
も強いギルド。そんな、クセ者揃いのギルドに新しく加入する公爵家の娘。
仲間と助け合い支えあいながら、成長していく最強冒険ファンタジー‼
「さぁ、かかってこい貴様ら。勝てるのならな」
重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:30:00
48796文字
会話率:72%
かの文豪の小説の一説によれば、恋とは罪悪らしい。
「では何故、人は恋をするのですか?」
十二番弟子の無垢なる問いに、大賢者は厳かに答える。
「んなもん知らん。」と。
最終更新:2024-05-06 12:00:00
28535文字
会話率:54%