歌を歌うだけで人々の傷を癒やすことのできる歌姫と歌姫を救いたかった青年の話。
アクション系というよりも、人間の感情、言葉を描写していきたいと思います。
最終更新:2020-09-27 22:44:13
1049文字
会話率:43%
人間の感情が光り輝く色で見える「きらめき病」、
愛を語る言葉が泡になる「人魚姫症候群」、
人生を何度も繰り返す「どんぐり病」、
涙を零すと記憶が流れてしまう「雫落とし」……。
日本人にしかかからない不思議な病、【まぼろし病(やまい)】に罹
った患者達と、その病を追い求め、研究を重ねる九々重(ここのえ)一族の物語。
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この作品はなかなか企画が通らず自信をなくしていた頃に、使い始めたばかりのなろうで初めて掲載した作品です。
より正確に言えば、出版社さんと一緒に長いこと色々修正を重ねたものの、もうこのネタでは無理があるだろう、と私が判断し、一度取り下げさせていただいた際に原案として書いていた作品を葬るつもりで投げたものでした。
もう誰にも私の「おもしろい」は届かないと思ってしょんぼりしていた時だったので、思ったよりたくさんの方に読んでいただき、またいろんなメッセージをいただいて(ありがとうございます。全部画像保存して大事にとってあります)、本当に救われました。
その後紆余曲折あって企画が通り、とはいえ主要キャラクター、病、環境設定とほぼ100パーセント改稿したものを【まぼろし科・天雫透の診療記録】とタイトルを変えて昨年11月に出版しました。
そちらは病院ものでエンタメとしてはかなり読みやすくなったのではと思っています。(まったく新しいものとして書き直したこの作品も書くのは楽しかったです、念のため)
出版に際して一度掲載を取り下げましたが、結果的に「まぼろし病」という設定以外は全く違うお話となりましたので、出版社に確認して原案となったこの作品をネットへ掲載する許可をいただきました。
こちらは出版作品よりも文芸色が強いものになっています。
あの時、私に元気と創造する気力を与えてくださった、全ての読者の方に感謝します。
ありがとうござました。何かのはずみで届くといいな。
【まぼろし科・天雫透の診療記録】(双葉社)
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-52289-1.html?c=40197&o=&折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 17:02:20
126411文字
会話率:27%
【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】
神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然
の彼女と時間を過ごしていく。
ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。
後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。
しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。
「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。
※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 15:00:00
94481文字
会話率:56%
一時の戯れのせいで大切なものを失った。そして何が大切だったのかを理解した人間の感情を書いて見ました。小説のネタ考えてたらポッと浮かんだんで書いて見ました。愛の糸と言う表現からからちょっとだけ連想して書いてみました。
最終更新:2020-04-03 00:19:03
244文字
会話率:0%
「最期に愛せたのが君でよかった。」
すべてが滅びてしまった世界で、亡くなった友人である博士の「一番大切なモノ」を探しに行く主人公。そこで見つけたのは、次世代型アンドロイド「みらい」だった。終わった世界で、アンドロイドの持つ「感情」と人間
の感情が交錯する愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 02:27:04
4176文字
会話率:36%
人間の感情はしゃぼん玉になって天上にのぼり「天使たちの台所」へと集められ調理される。それを食するのは神様たち。神様見習いの「ボク」は人をたくさん笑わせるために地上へと向かった。美味しいといわれる黄色のしゃぼん玉を集めるために。
最終更新:2020-02-03 10:26:17
7839文字
会話率:53%
戦争によって父を亡くした少女ナキは、彼の部屋でアンドロイドのアイと出会う。アイには人間の感情を学ぶ機能が搭載されていて――
最終更新:2020-01-22 22:08:59
9999文字
会話率:45%
自分の気持ちに疎い人間と、感情を食べて生きる妖精の話。
喜びはほぼ美味しい
怒りは時々美味しい
哀しみは稀に美味しい
楽しさはだいたい美味しい
人間の感情はいろんな味があるからやめられない
最終更新:2020-01-22 15:53:12
8347文字
会話率:31%
そこのあなた、「感情」、落としませんでした?
娯楽に飽きた人間の造った研究特区A地区。
そこでは、人間の感情を盗む『感情どろボット』が巡回している。
感情はビタミンのよう。 感情の一つが欠ければ、他の感情も欠落していく。
最終更新:2020-01-10 23:33:09
886文字
会話率:48%
学校の飼育小屋の在り方がちょっと見直されつつありますね。
かわいそうという人間の感情は当然だけど、動物から見たら、ただありのままを受け入れる日常なのかもしれない。
最終更新:2019-12-29 22:49:56
394文字
会話率:0%
西暦20××年、文明が発展し、感情を具現化させる事で新たなコミュニケーション方法を確立させようと始めた研究で、偶然発見された力、感情術。
戦争の火種になる事を恐れ、一度は秘匿され、世に出回る事を許されなかった力が、軍用化、という形で出回る事
となる。
とある国が作り出した人間の感情を力にして、大量破壊を巻き起こす『感情兵器』を皮切りにして、世界は混沌と化し、世界大戦へと歩を進めた。
これはそれからおよそ100年が経った頃の物語。
旧文明は衰退、西暦が消え統合歴と呼ばれる歴が使われることになり、ほぼ全ての人間が、感情術を使い、軍事力の中軸が感情術となった世界で、主人公『黒井カサネ』は感情術の中でも最弱と呼ばれる無感情術者(ノーフェイサー)の適正を当ててしまう。
しかし、その力は通常の力とは違い、明らかに最弱とは無縁の力なのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 12:53:08
30561文字
会話率:48%
この世にはどうしようもない悪意が存在する。
怒り、恨み、妬み、憎しみ……感情はいつしか形を持って宿主たちを食い殺し始めた。
人間の感情が最も顕現しやすい夢の中――マザーボードと呼ばれる世界で、少年少女はそれぞれの思いを武器に戦う。
「マ
ザーボード・ファンタジア」導入篇のみのお試し版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 12:03:23
15763文字
会話率:40%
寄生した人間によってクリアの構造が変わる
同化進化(クリアライズ)していく
人間が機動兵器となる 同化進化した者達を兵器者と呼ぶ
強化型のロボットのようになったり 馬力や推進力で重量感たっぷりの人間兵器となる
色々な人間兵器として開発され
た
大型機動兵器 同化進化が激しい人間の成れの果て
解放兵器 主に人間の感情や体力など何かをエネルギーとしてそのエネルギー消費して外部へと放出する
部分兵器 人間の一部だけに特化して同化
人間兵器 人間と一体型 速度や攻撃力や防御力がある
発狂兵器 ナノボットに洗脳された人間がナノボットに完全に支配される 意識は完全に奪われる
など色々な兵器が存在する
固定化された概念は無く、幾つもの研究所が存在する
クリアによって兵器世界となった世界
そこで研究が秘密裏に行われていた
様々な研究や兵器がある中で、
とある研究所から起きる始まりの鎮魂歌が今始まろうとしている
※正式名称は「クリア・オブ・ランス・ゲーム」です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 23:49:55
108632文字
会話率:68%
初投稿。部で発行している物のボツです。
--人間の感情の行き着く先は何かしら?
最終更新:2019-07-18 17:23:46
1460文字
会話率:2%
近未来。
AIの進化が頭打ちになるなか、ある気鋭のAI研究者はこんな仮説を立てた。
「人間の感情機能をAIに取り込み、すべてのデータに「感情」を結びつけることでAIは進化するのではないか?」
かくして、新たなAIを搭載した美少女アンドロイド
が生まれ、驚異的な性能を発揮した。
が、突然なぜかミスを連発しだしたAI。理由はいったい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 22:17:56
4771文字
会話率:84%
全てが肯定される、そんな優しい世界が続くと思っていた。 でもそんな物存在しなかったんだ。 これは否定と業を視聴者に突きつける物語だったんだよ。 そこにフレンズと呼ばれる疑似人格は存在していても、それは動物を模していないコスプレで十分だし、主
人公は成長しなくても構わない。 私達はそれを受け入れるしかない。悲しいね。 <あたりまえだけど本文には相当なネタバレが含まれるよ!すっごーい!まだ見てない人は見ない方がいいと思うよ!たーのしー!>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 14:35:41
5986文字
会話率:0%
臨時速報から入ったあと一週間で地球がなくなるというニュース。一日一日がいろんな人間の感情を変化させる。
1組のカップルが1週間で変わるお話。
最終更新:2018-11-15 01:45:46
858文字
会話率:91%
「怪異とは異なり――人間の感情が、憎悪が、欲望が、嘆願が産み落とした【意志を持った概念】のことであり【奇譚の胤】だ」
怪異を宿した人間は、仄暗い存在設定に従うまま害悪を振り撒く。怪異譚の調停を司る専門家、美玖と真知はみづほという少女に出会
う。彼女が抱えていた怪異は「夢」、「夢を通して誘う」怪異だった。難なくみづほの怪異譚は解決を見たものの、それは、五十人もの人間に同時多発的に怪異譚が生じた事件「伝染」の一端だった。
このままでは街全体で怪異譚のパンデミックが起こる。美玖と真知は、みづほの協力を得て「伝染」の収束に向けて奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 19:00:00
56450文字
会話率:46%
「感情」
それは「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しさ」
この4つの感情で今の人間は生きている。
しかし、感情自体に意思がある存在だったら・・・?
人間の感情、実はある者たちの存在が関係していた。
あらゆる感情が生きている世界
「エモーショ
ンワールド」
その世界で生きる様々な個性的な4人の感情の王。
その1人である怒りの王、アングリーナ。
そして王の付き人であるキッド。
本作の主人公であるこの2人の日常がここに描かれていく。
この世界に存在する感情たちの日常がここにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 06:12:57
4253文字
会話率:34%
「衝撃の事実。俺、人間扱いじゃなかった」
目を覚ますとモンスターが跋扈する世界にいた主人公。記憶喪失のまま人間の感情を持つ人形としての生活を余儀なくされる。失われた記憶を取り戻そうとする主人公に次々と巻き起こる試練。
はたして過去に囚わ
れた主人公の行方は?
これは過去を捨てられない青年の成長期である。
初投稿です。習作です。矢田雅紀です。
誤字脱字報告、感想をお待ちしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 16:00:00
332574文字
会話率:55%