「どうすれば良かったんだよ」
離島に暮らすありふれた少年、三嶋鉄雄には誰にも言えない秘密がある。幼馴染の少女、白鷺燈子を乱暴しようとしていた観光客の男をバットで殴りかかり、殺めてしまった記憶だ。
一晩明ければ遺体は消え失せていた。自
宅に警察官がやってくる事もなく、自首する勇気もなく、その記憶は鉄雄と燈子だけの秘密になった。
数年経って、中学生となった鉄雄と燈子の間には事件の記憶が楔となって溝が出来ていた。また昔の様に、煩悶する鉄雄の前を見知らぬ男子高校生と仲睦まじく手を繋ぐ燈子が通りがかる。
何もかも嫌になって走り出した海岸沿いの夜の道路で、鉄雄の前に流星の様に舞い戦う一対の巨大な人型兵器があらわれる。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:00:00
24339文字
会話率:30%
〈Story〉
地上の大半を正体不明の物質『不可成結晶体』によって侵食された未曾有の悲劇――『大析出』。
この大災害によって人類は大打撃を受け、これまで保たれていた枠組みを失うが、数え切れない努力と犠牲の果てに生存可能圏の死守と復興を果たし
た。
しかし、『平和』で塗りつぶされていた時代は戻ることはなかった。
それから30年後、〈アヴィリア・アコード〉と〈北方皇国〉の2大勢力による冷戦という名のいつ崩れるも知れない『平和』の時代。
どちらにも属さない、中立を掲げる都市国家〈エリュシオン〉の学生である静馬エトは、友人と共に調査に赴いた先で、一人の少女と一機の人型機動兵器VAFと出会う。
自分たち以外、誰もいないはずの場所での出会い。
その出会いは『平和』をあっけなく打ち崩した――
〈おおざっぱなせつめい〉
5mほどの人型ロボットがドンパチする話だよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 20:41:15
184176文字
会話率:32%
舞台は宇宙資源の取り合いのため2度の核戦争があった西暦2235年の地球。主人公のナギサ・アウール・クロットは親の押しつけでかつて核戦争を終戦に導いた人型兵器「プライモーディアル」を所持する軍隊「四獣騎団」の新米パイロットとして違法カルテルや
テロ組織と戦っていた。
ある戦いで偶然にも紅く響めくプライモーディアル6号機 「ヴァハムート」と出会いその機体のパイロット「サクヤ」に出会いから自分の存在理由と押し殺して来た自分と向き合っていく。
「誰だって自分を隠しながら生きてる
でも絶対"自分"を殺さないで」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 07:00:00
3724文字
会話率:39%
地球から遠く遠く離れた
しかし、何処か地球と似てる星、『ブルーアース』
その星にも色々な国があり、文化がある
そして、争いも
島国であるヒノモトに暮らす青年、鬼瓦一(おにがわら はじめ)
士官学校で学び、次席で卒業した彼が配属された先
は
撫子隊と呼ばれる女性部隊だった
撫子隊の隊長として配属された一
部下である隊員達と絆を深めながら、敵軍の侵攻を食い止める日常
戦争の主となる人型兵器、『鬼人』
一を含む撫子隊は鬼人で戦い、ヒノモトを護っていく
これは鬼瓦一と撫子隊を中心にした、日常の記録である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 00:16:47
11751文字
会話率:61%
気付いたらSF世界にいて、成り行きで帝国軍に入隊。あれよあれよの内に人型兵器に乗ってました。元々ロボットや戦闘機が好きだったので軍隊でのパイロット暮らしにも順応して暮らしていた所、一つのヘマで退役することに。幸いにも退役金があるので、傭兵ギ
ルドに登録して一旗揚げてみますか! せっかくだし、一からこの世界を楽しんでみよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 22:05:58
74565文字
会話率:60%
謎の失踪を遂げた天才科学者、通称、教授は、ある予言を残していた……。
『二〇一二年。外宇宙から侵略者が現れる』
かくして、地球に侵略怪獣が次々と襲い掛かってくることに……!
しかし、教授は予言と共に、ある呪われた機体を残していた
……。
それは、パイロットの思考制御によって動く、搭乗型巨大人型兵器ドフール。
しかししかし、ドフールはパイロットの命を吸って動き、搭乗したパイロットは、戦いに勝っても負けても、死んでしまう……はずだった。
なぜか、主人公でありパイロットである少年、ユウキ・ユーキは……何故か死なない!
次々とドフールの奇想天外でデタラメな機能を覚醒させて、侵略怪獣から地球を守って行く……!
彼は、オペレーターでヒロインである美少女、ヒノモト・トウコ、天才美少女である博士こと浦島エメラルドら、地球防衛団の仲間たちと共に、地球をドフールと共に守り抜くのであった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 07:00:00
148421文字
会話率:67%
突如世界中に出現した異空間。そこにあるのは新たなる資源である『アザーライト』。各国は競って新たなる資源を求め調査隊を送り込んだ。。しかしそこに現れた謎の人型兵器の襲撃者によって調査隊は壊滅。新たなる脅威に人々は思った。「降り掛かる火の粉は払
うまで」と。人類の過ちと各々の正義、そして異空間が繰り広げる終焉までの物語。
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:01:32
4370文字
会話率:15%
リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。
剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。
星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が戦うスペースオペラのような世界。
貴族たちが支配する帝国の伯爵家に転生したリアム
には野望があった。
それは――悪徳領主になることだ。
前世、不幸にも全てを失い絶望の中で死んだリアム。
――善良に生きるなんて馬鹿らしい。
――好き勝手に生きてやる。
そんな気持ちを胸に、第二の人生を歩もうとするのだが、価値観の違いから名君として崇められてしまう。
リアムは無事、悪徳領主になれるのだろうか?
オーバーラップ文庫様より書籍化!
現在【俺は星間国家の悪徳領主! 01】が発売中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:00:00
1224217文字
会話率:33%
【注意】こちらは【俺は星間国家の悪徳領主! 書籍ベース】の【外伝】となっております。
単体で楽しめるように書いていますが、本編を読むことを強くお勧めします。
騎士に憧れる少女【エマ・ロッドマン】。
彼女は星間国家アルグランド帝国―
―バンフィールド伯爵家が治める惑星【ハイドラ】出身だ。
幼い頃に人型兵器である機動騎士を駆る騎士に憧れ、自らも騎士を目指す。
強くて優しい正義の騎士を志すが、そんな彼女は初陣でいきなり失敗してしまう。
騎士として出来損ないと呼ばれる「Dランク」評価を下されたエマは、辺境の治安維持部隊送りとなってしまう。
それでも腐らずに騎士として頑張ろうとするエマだったが、任された機動騎士小隊の部下たちは揃いも揃って問題児ばかり。
問題児を率いて戦うエマは、正義の騎士になれるのか?
※俺は星間国家の悪徳領主! の外伝として、エマ・ロッドマンの立場から主人公リアムたちとは違った視点でお楽しみいただく作品になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 19:00:00
177102文字
会話率:35%
時は2177年――人々が仮想現実世界へと夢を馳せる時代。
情報電子変換装置の開発により、人類が完全に仮想現実世界へと行けるようになった時代。
彼らは己の国を作り、第二の地球で”戦争ゲーム”に興じていた。
人型兵器メリウスを主力兵器として、
三つの国々が陣地を奪い合う。
仮想現実では長きに渡る戦いが続き、誰もがこの均衡を打ち破ってくれる何かの登場を期待していた。
そんな中で、嵐と共に現れる謎の黄色い機体の噂が流れる。
その機体はふらりと戦場に現れると、瞬く間に戦局を変えて敵を嵐のように蹴散らしていく。
肉眼は勿論の事、レーダーでも完全には捉えきれない速さで飛ぶ謎の機体。
それを目撃した彼らは、畏敬の念を込めてその機体を――雷《イカズチ》と呼んだ。
彼らは知らない。
戦局を容易く変えるほどの力を持った機体を駆るのが、何処にでもいるようなライン工の男であると。
「ゲームで敵を沢山倒したらゲーム通貨が貰えて、その上、それは現実のお金にも換金できる……どこぞの勢力に属すなんて損だよね!」
無知な愚者は、傭兵で一攫千金を夢見る。
しかし、無知ゆえに彼は知らない。
敵を多く倒し名を上げれば、自然と己の首が狙われるということを――
※ハーメルン様にも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 08:44:50
1347939文字
会話率:11%
山奥のスラン村で狩人をしている少年ダインは化け物に襲われている少女、リリアを助ける。
彼女はある目的のもと特殊な魔術を用いてこのスラン村に来たのだという。
その目的とは古代に使用された人型兵器、イクイブリードを目覚めさせる事だった。
ダイン
の持つ親の形見である白銀の横笛がその目覚めの鍵となるそうだが…
古典ファンタジーとロボット物の融合を目指して日々書いております。
(2017/5/29)
方言程度に自分なりに改造したシンダール語を作中使用する予定でしたが、作者の能力不足の為現状シンダール語をそのまま使用しております。出来次第順次差し替えていくつもりです。
作中別名称になってはおりますがシンダール語並びにクウェンヤを使っております。自作の人工言語とするつもりは毛頭ありませんので宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 10:59:51
38335文字
会話率:32%
外宇宙に進出した人類。
そのコロニーに謎の敵が襲来。人類軍が誇る巨大人型汎用兵器タイタンドール(TD)は、なすすべ無く敵に蹂躙された。
唯一の生き残りとなったパイロットのムーア少尉は、情報分析官のファビスと面会。
惨劇について語り始めるのだ
が、謎の敵――アンノウンの行動にはいくつかおかしな点があって……。
二人は敵の正体にたどり着くことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 10:24:44
6596文字
会話率:50%
舞台はドラドの脅威から身を守る為に人類種達が築き上げた人類最後の一大城壁都市ユグドラ。
地に落ちた狼は、天へと上り輝く太陽を望む物語。
最終更新:2023-12-01 09:00:00
1661文字
会話率:42%
新昭和2030年、“秩序的な暴力による問題解決”が最適化した時代。
地下に建造された巨大都市“トーキョー”では、人型兵器“遂行機”による戦いが日常の一部として日夜繰り広げられていた。
誰もが人型兵器を所持している、誰もが20mm口径のマシ
ンガンを撃つことができる、誰もが操縦桿を握っている……引き金が軽くなった非常識な世界で、人生のドン底でもがく少女“ミクミ”と、彼女に目覚めさせられた古い時代のサイボーグ“田中ライロウ”が、数多の遂行機戦を生き抜いてゆく。
▼各章ごとに最後まで書き終えてから更新します
▼ノベルアッププラス・カクヨムでも同時投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 22:26:22
17843文字
会話率:39%
メカ少女が迷い混んだのは、機械技術がある異世界でした。
人類が滅んだ世界から、異世界に飛ばされた人型兵器マキナドールの少女『レオナ・レコーダー』(命名エリカ)。
彼女は色々あって機械技術の天才児『エリカ・トランサー』と共に、魔法学院生活
を過ごす事になった。
沢山の友人が出来たり、魔獣や謎の集団と戦ったり、大きな兵器に乗ったりと、結構色んなことが起こる毎日。
そんなこんなで改造メカ少女レオナは、細かい事を置いておいて日常を謳歌する事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 23:17:21
16248文字
会話率:42%
『なにかを奪うこと、なにかを失うこと――その痛みを、私たちは忘れちゃいけないんだ』
ある冬の日、一人バイト先からの帰路についていた高校生『空木雪迦』は、通りがかりの謎の少女『ルーネ』に何かで刺され死亡した――はずだった。
目を覚ますとそ
こはロボットの操縦席、少女に頼まれるまま〈アルトゥバン〉と呼ばれたそのロボットを操縦した雪迦に、別のロボットが襲い掛かる。どうにか逃げ延びた雪迦は、ルーネと呼ばれる少女から自分の目的のために協力してほしいと持ちかけられるが、それは何一つ予測できない1週間の始まりだった! 現代日本の街中をロボットが駆け抜ける、竜×ロボ×青春のロボットアクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 17:13:48
231652文字
会話率:47%
今よりも遠く、そして進んだ未来の果て。
かつて滅びに瀕した人類は復興を始め、しかし未だに戦いを続けていた。
そんな時代で人型兵器マシンフレームを駆り、傭兵として各地を旅する加藤水葉とリィナ・ファインベルは、ある目的のために戦っていた。
そ
れ即ち、―――――復讐である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 19:49:54
28285文字
会話率:40%
幻種と呼ばれる怪物が地球に現れ、たった5年で人類は滅ぼされ、八城春樹と御崎絵理寿もまた、幻種に食い殺された。
だが、2人の魂はオプスキュリテと名乗る死神囚われる。春樹と絵理寿は彼女から地球に幻種が現れた理由が7人の聖女による『祈り』によるも
のだと聞かされ、さらに異世界に転生させられる。
その世界でも幻種は存在し、人型兵器アルミュール・マリオネットと呼ばれる兵器で戦争をしていた。
春樹は絵理寿とともに傭兵部隊アリアへと入隊する。傭兵として戦っていく彼らだが、ある日命じられたのは聖女の護衛任務だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 04:31:56
24099文字
会話率:44%
人を異形のバケモノへと変貌させる病『ヴァンパイア・シンドローム』の蔓延によって、日本に残される領土は九州の最南端『鹿児島』のみとなった。
生存権の奪還と吸血鬼たちの殲滅───それを悲願と抱える第四五独立鉄騎連隊〈サツマハヤト〉は人型兵器を
用いて、抵抗をつづけるも勝機はまるで見えそうにない。
そして、東京育ちの少年・島津鋼太郎は〈サツマハヤト〉に所属する軍人ながらも、その性格ゆえに周囲との衝突を繰り返していた。挙句についたあだ名は”狂犬”である。
「俺の居場所はここじゃねぇ。どんなことをしてでも東京に帰るんだ」
そんな信念を抱いた鋼太郎のもとにとある誘いが持ち掛けられる。
問題児ばかりを集めた特殊機甲技術試験小隊────通称『ケロベロス小隊』への勧誘だった。
そこで出会ったのは地元をこよなく愛する少女・天璋院茜。鹿児島を大好きな変人少女と、東京への帰還のために戦う鋼太郎。両者の対立は必然といえよう。
自らの尊厳と居場所を取り戻すためのハードアクション・ここに堂々開幕ッ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:00:00
101024文字
会話率:42%
2023年春。江都東京都心は混乱を極めていた。
2年前から続く未確認生命体による無差別破壊攻撃「ゆくりなき地上波事件」。
対して人類は予てより建造していた人型二足歩行兵器「リンネ」の予定を前倒し急造する。
富士総合火力演習にて披露されたそれ
は成す術を持たない人類の反撃の鏑矢となりうるのか。
時を同じくして陸上自衛隊から派生された対電波放送局が発足。
荒れ果てた墨田区錦糸町錦糸公園をリンネ操縦者育成学校。「都立錦糸中央高等学校」としての運営を開始する。
入学式のある日主人公は散り行く桜に消える猫と遭遇する。それは運命か必然か。
波乱に満ちた学園生活の始まりである。
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16817330662716365634」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:48:36
20909文字
会話率:26%
20XX年、人類は宇宙からの『来訪者』により侵略された。
『来訪者』は巨大な戦力を用い、その主戦力は50m程もある巨大な機体であった。
『来訪者』はその戦力からタイタンエネミー…TEと呼ばれた。
TEを相手に人類はあらゆる武力を用いた。その
結果、戦車は虫のように踏み潰され、戦闘機は鳥を落とすように撃墜され、戦艦は水面に浮かぶ葉を押し流すように沈められた。
その頃日本では、とある部隊が結成されていた。
復讐を糧に密かに研究を進めていた桂木博士が開発した、たった5mしかない人型兵器『レイダー』。
そのレイダーによる4機編成の部隊…そのパイロット全員がかつてのアウトローによって構成されたチーム。
人は彼らを、『タイタンレイダーズ』と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 12:00:00
304821文字
会話率:64%