30歳、独身のしがないサラリーマン、佐藤 響 (サトウ ヒビキ)。
何となく働き、何となく遊び、目標もなく気楽に生き、そして今後も不変であると感じていた。
しかし......
「どうしてこうなった......」
住んでる街は景色はほ
とんど何も変わらない。ただ街を出ると、今まであった景色はなく、ただ緑が生い茂る大地がそこにはあった。
他の街が消えてしまったのか、それとも自分の街が違う場所に移動してしまったのか、その時はそこまで考える余裕はなかった。
ただただ茫然となり、自然とこぼれたのがその一言であった。
夢かもしれない。
ただ周囲の人は街の外の光景を見ることで騒然となっており、夢とも思えない。
今から何をすればいいのか分からず、考えてもすぐに何も思いつかないだろう。
「一旦、俺の家に行こう」
隣にいた友人の弘樹を促し、自宅に戻ることにした。
「これからどうすればいいのだろうか」
そう思いを巡らし、自宅までの長い距離を歩いていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:21:33
50534文字
会話率:25%
末端の白黒を憂う必要は無い、不変の為。
灰の多数は変動するが、天律は打開策の白を守るだろう。
もたらされる低下を悉皆が被ると云う予測は、杞憂に終るだろう。
キーワード:
最終更新:2022-06-28 20:55:23
293文字
会話率:0%
人は変わらなければならい。技術が変わった、娯楽は変わった、争いは変わった。
なのになぜ人の在り方だけが不変であろうか。人類は変化の時期に到来していた。
平々凡々、何不自由もなく、何かしらの問題があったわけでもなかったのに鬱病に悩まされる男、
倉敷賢吾は遂に貯金のlikeが底をついていた。頼れる親も先立ち親類にも愛想を尽かされ日本の生活保護はとうの昔に撤廃され路頭に迷うのは目に見えていた。
likeが要る。何をするにもlikeが要る。生きるためにlikeが要る。
家にも、食い物にも、水ですらlikeが要る。
職もなく、再就職のやる気も鬱病からなく、何気なくながらに転職サイトに眼を通しているととある求人を発見した。祝い金そこそこの即金likeと言うので応募し採用される。
そこは所謂『グリーンカラー』――民間軍事会社に位置する会社だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 21:13:29
298946文字
会話率:29%
才能溢れる孤独な少年が魔法と剣の世界で自分とは何かを考え、世界を変えていく話。
最終更新:2022-06-15 01:42:42
259文字
会話率:7%
不変は必ず存在するのか!?
あいつのためにタイムリープをする。
しかし、いつもと同じように眩しさを放つ太陽は、どんなに足掻いたところで、不変は存在するのだと思い知らせるために、いつもそこに有り続け、俺がその事に気がつくのを待っていたかのよう
だった。
*「エブリスタ」にて、同タイトルを先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 15:00:00
8000文字
会話率:34%
勇者に選ばれる筈の少年がいた。魔王に生まれてしまった少女がいた。
「顔も知らない君よりも、ボクが愛した君に殺されたい」
魔王サイアは勇者となる少年セイルに告げた。
勇者が魔王を討伐する、永劫に続くありふれた世界の呪い。
「全てを
敵に回しても、ボクは君の力になろう」
その出会いが世界の秩序を崩壊させる序章だった。
定められた不変のルールが壊されたのだ。
「だから君が、ボクを殺すんだ」
正しい二人が、間違ったやり方で、愛を囁き殺しあう。
世界は確実に歪み始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 00:21:43
473文字
会話率:29%
ある日の夜、相島翔は突如自室に出現した謎の光に呑み込まれ、異世界に召喚された。
大昔の種族間の戦争で神はその姿を消し、代わりに残った七つの絶対不変の規則が書かれた絶対神法書が七つの種族を支配する世界。獣人もドラゴンもエルフも全種族が七種族
のひとつである人間の姿に変えられて、生活している。モンスターは先の戦争の資源として狩られて殆ど絶滅状態。そこで異世界の冒険譚を紡げるはずもなく、召喚者たちは五回だけ願いが叶うプレアという能力を利用し、国の中枢に身を置いていた。翔は人間の国、アルバーレ王国で生活することになるが、次々と事件に巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:40:09
485807文字
会話率:39%
投稿済の、「ロイヤルブルー 資料集」 を普通化した作品です。
最終更新:2022-05-05 20:03:37
1835文字
会話率:0%
白い部屋で不変を望んでいた白い彼女が、旅立つ物語。
最終更新:2022-03-13 10:10:30
1533文字
会話率:0%
自分の人生を彩りあるものに変えたいと思うかい
俺はそうしたいと思う以上に、今のこの瞬間を大切にしたいと願った
それを実行したまでさ
最終更新:2022-03-01 04:00:54
2121文字
会話率:9%
どっかの村にあった「純白の剣」のこれまでと、これからを描くお話。
最終更新:2022-02-16 01:06:07
5106文字
会話率:12%
池袋で北海道物産展をやっているというので、旦那と二人で出掛けた。旦那は久しぶりにゆっくりできると言い、穏やかな表情をしていた。これから出掛けるのだから、ゆっくりはできないかもしれない。私は何も言わなかった。
最終更新:2021-12-26 22:48:09
1557文字
会話率:15%
苛烈な過去を持つ、ミリィ=ローゼンと、故国を追われ流浪の旅に出た次期皇帝となるはずだった男、ハヤテ=スメラギの出会いと戦いの物語。
ミリィは過去の経験と記憶から、表面上強気に振る舞いながらも、内面では完全に心を閉ざしていたが、一途に強さ
だけを追い求めて生きてきたハヤテと出会い、彼女の心の中で何かが変わっていく。
聖歴1694年、エルディア大陸の人々は魔物の脅威に怯えながらも、互いに争いを続けていた。
クシル王国もまた、隣国カッツァーに攻められ滅亡の危機に陥る。
クシルの重臣、レブラン=ウィングは、縁あって知り合ったミリィとその僕となったハヤテの協力を仰ぐが、戦況は大きく悪化していく。
そしてミリィは、自分にとって数少ない大切な人間を相次いで失ったことにより、自我を崩壊させる。
母親代わりとなった女性の面影とハヤテの存在により、かろうじて絶望の淵から帰還したミリィは、友人であるレブランとの約束を果たすため、クシル王国を救い、やがて過去の因縁の相手との決着をつける。
人の心のうちを他人は容易に伺い知ることはできず、そしてそれは不変の真理かもしれないが、それでもミリィはついに、心から信じることができる人に出会えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 19:12:59
74163文字
会話率:35%
雨が降っていたので書いてみたもの。
最終更新:2021-10-13 22:12:40
215文字
会話率:0%
遠い遠い未来。人類は生活圏を荒廃していく地球から静止軌道衛星軌道上にあるオービタルメトロポリスへ移し、過酷な宇宙空間に適応するため、その体を金属でできた不変の体「マシンナライズ・エゴシステム」へ変えていった。
そうして2000と25年が経っ
た頃、人類は地球を再生するため、多数のユニットから構成される多目的汎用作業機「メシア」とその管理AI「ハイファ」を創り上げた。
しかし、ハイファは突如人類に対して反乱を起こし、人類と機械の最悪の戦争「電脳戦争」が勃発することになる。
死力を尽くしてこれに抵抗した人類は、戦争の中で突如現れた謎の存在「銀翼の悪魔」の協力もあってハイファを倒すことに成功するが、この戦争の影響で一部の区画を除いて地球環境の荒廃が加速、オービタルメトロポリスは甚大な被害を受け、人類はエゴシステム、非エゴシステム含めて60%が死滅することになった。
それから更に100年後、エゴシステムの生みの親である科学者、アーネルベ・エンデはハイファの製作者であるシリウスライト・アステシアスと共にハイファが遺した技術データを捜索していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 08:18:58
18697文字
会話率:42%
秩序が世界を支配する可能性が管理された世界。
そんな世界を支える6柱の使徒の1柱、ニュサ・レウスの治める星読みたちの総本山アストラル天文台。そこに外れものと呼ばれる奇妙な集団がいた。
その集団に所属する一人、人狼のローボは奉仕願望を持つ青年
だ。そんなローボはある日突然、謎の遺跡群である〈始まりの神殿〉で発見されたあるものの世話を任されることになる。
喜んで引き受けた彼だったが、案内された先で見たものは透明な角が体のところどころを貫通したヒトの姿をした謎の生物だった。
カクヨムでも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 14:00:00
74395文字
会話率:34%
《日記感覚で展開していく未熟者の初作品。ジャンルは超常異能バトルミステリー……かな? 》
"この世に自分は一人だけ。"
これは当たり前なんて言葉を使うまでもない、これまでもこれからも不変であり続ける全人類共通の常識
……のはずが、人々の身体が突然二人に分裂した!?
この現象は世界に広がり、ついに全人類が二倍に分裂してしまう。
そんな自分と全く同じ人間が次々と人々の前に現れるパニックの中でとある少年、祇峰双利《ギミネ フタリ》から分裂したのは何故か祇峰双凛《ギミネ フタリ》という同じ名前の女の子!?
謎が深まり続ける人類二倍現象を解決すべく二人のフタリとその友人達は奔走するが、事態はどんどん現実味を失い、どんどん収拾がつかなくなっていく。
そしてとある理由で追い詰められた二人のフタリが謎の二倍の力に目覚めたとき、人類二倍現象の真相が明らかになり始めて……。
全世界を巻き込んで起こる予測不能なBattle(バトル)! Love(ラブ)! Trouble(トラブル)! 略してBattlovele(バトラブル)!!
これは出逢うはずのなかったふたりの"フタリ"のありえなかったはずの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 22:24:07
312170文字
会話率:41%
ゲートボールって、なかなかだね。何故か、上手いおばあちゃんが居る。
最終更新:2021-07-18 02:22:25
629文字
会話率:43%
成瀬工は柊木真央と月の冴えた夜に出逢う。二人は生活を共にする。そうして日々の中で、二人は本当に多くのことを思う。生きるとは? 死ぬとは? 恋とは? 愛とは? 不変はない。諸行無常の音が鳴る世で、彼らは何を最後に望み、何を捨て、何を手にしたの
か。
これは平凡な二人の軌跡を、結果的に柊木真央と離れ離れになった成瀬工が紡いだ物語だ。彼はずっと過去に生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 11:35:38
1519文字
会話率:57%
遥か昔、千年に一人と言われる賢者が十二人集まった。賢者たちは互いを高め合い、文明を千年以上も進めた。彼らはその叡智を結集し、世の理を、世界のルールを、不変の真理を捻じ曲げるほどの兵器を造ってしまった。いまやそれは賢者たちによって封印され、
七十二枚の設計図だけが残った。
カラクリ屋に生まれ、後を継ごうと考えていた十七歳の青少年ネロ・デフィスィ。父親が体調を崩した時、父の製図室に一枚の設計図を見つける。何語で書かれているかも不明。彼はいつしかそれが『古代兵器の設計図』であると知る。彼の中の何かがこれを集めろと騒ぎ、ネロは七十二枚の『設計図』を集めることにする。
稀代の天才たちの残した『古代兵器』とは、その真実とは、賢者たちの遺したかったものとは……
※タイトルは仮です。変えるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 22:54:42
2041文字
会話率:58%