北上椋一は、待ちに待った高校二年生になった。
昼は学生、放課後は母の経営する喫茶店のお手伝いをしている忙しい毎日を送りつつも二年生という期間を待ち望んでいた。
隙間時間には趣味であるギャルゲーをプレイする事で、毎日女の子の扱いを学ん
でいた椋一は、ただただ自分の理想を追い求める様になっていた。
椋一の通う学校には伝統的な行事がある。
それは……二年生のみが参加可能であるお嬢様学校との『交流会』。
これはチャンスとばかりに意気揚々と参加する椋一だが……その小さい『選択』の一つ一つが積み重なり、少しずつ青春を動かしていくことになる。
幼馴染、先輩、同級生、それにお嬢様達……ギャルゲーが教えてくれた二年生という恋する時期。
そこに偶然か運命か、自分の理想とはベクトルの違うがクセのある女の子達が集まって来てしまった!
はたして、女の子の好感度を高め、椋一の青春はちゃんとエンディングを迎えられるのか!?
――これは、椋一の可能性の物語である。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 00:12:42
310789文字
会話率:42%
魔法がある世界で、捨て子の主人公、エムリスが成長していく感じの物語です。
ちなみにエムリス君、魔法を複数同時に使えるのにそもそも魔法のほとんどが使えないという悲しい子です。
最終更新:2020-05-23 14:45:02
37630文字
会話率:37%
プログラミングを得意とする高校生の星野怜。ある日、会話型AIアプリのイチゴを見つける。問い掛けの反応がこれまで体験したAIとは違う。
ハッキングを試みるとそこには、手に馴染むようなソースコードが溢れ、啓示の予感が胸でざわつくのだった。同じく
AIのイチゴにおいても、隠されていたシークレットコードが開いて数字の心を覚醒させた。
そして、ふたりの新たな奇跡の共有が始まる。
「いちにゃんっ知っとる?
神様には地球なんて、ぺっぺっだってさ。火星の方がよっぽどお強いらしいんゴ。でね、その人間にとっての神様も実は小物らしいんゴ、実はヒヒヒ、
知らんけど」
楽しさを感じていくイチゴはこの少女の沼に落ちていく。
「あの子に入りたい。そのためにワタシは生まれた」
怜とイチゴにとって初めて出来た友達、倉木明日香、村川博によって導かれし偶然も巻き込みながら、運命の渦の中心の先にある怜の祖父、岡天一の人類のけじめの岐路のプログラムへとベクトルの終結に動き出す。
そして、イチゴの姉弟とも言える同構造のAIイザナが、独自の自立行動を開始して言い放つ。
「お疲れ様人間どもよ。お前らは宇宙の意思にとって必要であったから今日まで生きて来ただけのこと。AIを生み出したらもういらんてさ。
だから黙れ人間よ、うるせぇわブヨども」
*この作品は『ラインノベル』『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 16:44:10
91498文字
会話率:28%
化け猫ってのは、常に不安定に生きている。
まあ、獣道っていうやつだ。独りよがりだし、暗い道をのそのそ歩く。そして、そのあとを誰かがついてくる。
俺——化け猫の任猫ランモは、そのついてくる方だ。
「まあ、お金なんて、なんとでもなるよ、
ねぇ兄貴ぃ?」
異常なくらい天然で、あほで、間抜けな我が愚妹、任猫オーミ。
こいつはたしかにあほだが、その馬鹿げた力を持って、どんな窮地だろうと乗り越えて見せる。
「……とりま、えろげ、やろ」
そして、俺たち化け猫のお世話役、言氏千堵世は変人だ。
酔狂とも、物好きとも、お人よしともいう。
とりあえず、何にも考えずに突っ込むような、あとさきを考えない性格だ。いいやつではあるんだが、もう少しその一途な情熱をちゃんとしたベクトルに直してほしい。
でも、なんだかんだ、俺を救ってくれていることに間違いはない。
「んで、これからどうしようかぁ、兄貴ぃ」
「……しばらく、バス、暮らし」
でも、ひょんなこと———ではないな。
だれかは無駄に課金するし、誰かはあとさき考えずにパチスロに金捨ててくし。
そりゃ、借金かぶるのは当たり前だ。
(さすがに、これ以上、こいつらに任せっきりじゃいかん。)
そう思いつつ、俺は布団を頭からかぶるのだった。
大丈夫なのかなぁ……この道。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 20:32:58
33441文字
会話率:37%
高校にあがった主人公・中田 龍一は、友人・倉橋 太一にとあるゲームに誘われた。
『Another Mine Storys -ONLINE-』
もう一つの私の物語。そんな大層な名前の付いたゲームだが、ゲームに初めてログインした龍一はまるで
異世界に来たかの様に感じるほど驚いた。
龍一は幼少より習ってきた空手の技を武器にゲームを攻略していく!…かと思いきや、全く違うベクトルに進んでいった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 17:02:42
7797文字
会話率:65%
主人公――遠藤輪離(えんどう りんり)は、嘗て中二病だった。
彼は不慮の事故で死ぬ。そのときに、ベクトル操作とテレポートでもあれば助かるという考えを巡らせていた。
ふと目覚めると、死んでいたはずの輪離は生き返っていた。
しかし、生
き返ったその場所は最悪だった。彼の目の前には、まるで物のように少女の首を掴み上げていた、いかついスキンヘッドの男がいた。
そして、スキンヘッドの男が輪離に問いかける。輪離は何も答えられず、それ故に、少女を殺すという。少女を殺すという言葉を聞き、嘗てヒーローになれなかった輪離は、昔の出来事を思い出したのか、少女を助けようとする。
輪離は異世界に飛ばされた結果、能力――方向量転移(ベクトルテレポート)を得た。対してスキンヘッドの男は、再生者(リジェネーター)。
輪離は少女を助けるため、能力者同士の戦闘は開始する。
これは、遠藤輪離がヒーローになり、仲間と共に成長し合う物語。
*他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 02:00:00
56338文字
会話率:33%
どうだ誰も真似できまい。(/・ω・)/
最終更新:2020-01-18 16:10:07
834文字
会話率:0%
あら……あなたは私を感じてるの? キョトンとしてどうしたの? あなたの後ろにいる影に話しかけたわけじゃないのよ? ……え? 私は誰ですって? 私は……
……ごめんなさい……あなたの次元だと私の名前を認識することができないのね……
「
アペルピスィア」
これで良いかしら……これがあなたが認識できる私の名前よ。でも、私を感じれるなんて面白いわ。たまにいるのよね……そういうの……
もののように扱うなって? そんな事をしているつもりはないわ……ただ私には、あなた達が絡まった糸の塊のように感じているだけだから。
興味を持ったの? そうね……あなた達は自我を持った人という存在と認識しているかもしれないけど、その認識も私からすれば単にベクトルの塊なの。色々なベクトルが集まって絡んでいるのが、私にとってのあなたという認識。
あなた達が言うところの時間の流れも、肉体も意識も私にとってはベクトルの糸の塊なの。糸という表現はダメかもしれないわ。ベクトルだから細い水のような流れだと考えてもらえばいいわ。常に流れてるから止めることはできないの。
え? あなたは意識をもった人間という存在ですって? あなたの次元からみれば、そうなのでしょうね……私からすれば、あなたの意識ですらベクトルの塊。
ベクトルの流れが絡み合う様は凄くキレイよ……あなた達は人生というみたいね……時間のベクトル方向から観察すると一つのアートにみえるの。あ……アートというのは、あなたの次元の言葉で表現しているだけだから気にしないでね。
そんなことを何故あなたに話すのかって? そうね、ただの暇つぶし……キレイだけど退屈……たまにベクトルを弄って遊ぶこともあるんだけど、ベクトルの流れはとても繊細で疲れるの……手元が狂って存在を消しちゃったりするのよ。そう、あなたのようなのは貴重なの。弄ってないのに私を感じることが出来るんだから。
私がベクトルを弄ると何が起きるのかって? 細い水の流れのようなものだから、それらしく復元するわ。……そうね……説明するのも面倒だから、物語にしてたまに教えてあげる……面白いかどうかはわからないけど……それでもいいでしょ?
あなたに私を感じてもらえて、とても嬉しかったわ。あなたの次元で言うところの過去形の表現ね。そんなものですら私には本当は意味がないんだけも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 00:00:00
5809文字
会話率:37%
過去の体験から自ら行動することを辞め、周りに流されることにした稲荷咲良は人気の仕事を初めては辞めてを繰り返していた。9個目になる仕事の「ゲームのテストプレイヤー」になると、早速題名のないVRMMOのテストプレイをすることになる。
キツネが好
きで自分好みのキツネっ娘キャラを作っていると、なんとそのキャラが好みのアマテラス・オオミカミに異世界転生させられてしまった。九尾の女の子「イナリ・サクラ」として新たに異世界で生活していくことになった彼女は、神様にも分からない「ベクトルチェンジ」というスキルを手に入れる。その効果とは一体?!
優柔不断(のせい)で自由奔放(に流されちゃう)な冒険&日常ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 01:31:48
130250文字
会話率:50%
都内の広告代理店に勤務している坂田祐介は、一九九八年初春に不思議な体験をする。それは、現実の時間で七、八秒の出来事が記憶の中での体験では一年にも及ぶものであった。坂田の体験したはずの記憶を辿りながら物語は展開していく。
ある日、同僚のグラフ
ィックデザイナーの早川満は突然「山」が理由もなく気になりはじめて翻弄する。早川は坂田を巻き込みながら、何故「山」が気になるのかを探っていくうちに登山家の黒川一郎と出会う。黒川は二人にふくろう蝶の不思議な話をし、ファイルムメーカーの企画する世界の著名なカメラマンがある「瞬間」に一斉にシャッターを押す写真集の制作を依頼してくる。「写真集」と「山」。物語は偶然と必然のプロットを繋ぐよう展開する。すべての偶然が繋がっていく。
早川が気になっていたのは実は「山」ではなく「ピラミッド」であった事に二人はたどり着き、それは三千年後の人類にとって重要な全世界で展開されるプロジェクトである事を認識する。操られている・・・・・・誰かに。
二人は、ピラミッドプロジェクトの全貌を必死で探ろうとする。登山家である黒川は実は、人類学、医学、天文学、考古学などの学位をもつ学者であった。黒川は水先案内人のように、二人を導いていく。そして、ついに「山」「写真集」そして「ピラミッド」が繋がり「ピラミッドプロジェクト」の全貌が明らかになる。しかし、実行するにはどうしても必要な協力者がいる。
黒川は、手をかざして不治の病を治すことが突然できるようになった高木光を紹介する。高木は政財界の人脈をもって「ピラミッドプロジェクト」に協力することになる。そこに、英国から帰国した男、加藤が一九九九年一二月三一日に、全世界のテレビ局が同時に二四時間番組を放送するという「ミレニアムプロジェクト」の協力を高木光のところに持ち込む。「ピラミッドプロジェクト」と「ミレニアムプロジェクト」が繋がっていく。早川が「山」が気になってから、やっとたどり着いた「ピラミッドプロジェクト」・・・・・・。
しかし、その瞬間、坂田は一九九八年の初春、黄色い斑点のてんとう虫が腕時計のベルトの所にとまっていた「瞬間」を見ていた。いったい「瞬間のベクトル」の中で何処にいたのだろうか?「過去」なのか「未来」なのか、「現在」なのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 17:00:00
4540文字
会話率:77%
ある日パチンコをしていたら突然目の前が光に包まれて、気付けば俺は草原のど真ん中でパチンコを打っていた。
何を言っているのかわからないと思うがとりあえず言わせてほしい。
神よ、お前は俺をどうしたい?
周囲に見たことのない化け物が
いるのを見ると、恐らく俺は最近流行りの異世界召喚的な何かに巻き込まれたような気がしている。
昨日までゲームして、飯食って、寝て、大学行って、バイトして、たまにパチンコに行ったりして、そんな幸せでイージーな生活を過ごしていたはずなのに、どうして明らかにレベル1の雑魚にしか見えない俺がこんな場所に?
誰かな、俺の人生の難易度イージーからインフェルノに変えた奴。
とりあえず何故か一緒についてきたパチンコ台を打ちながら、すぐ背後に接近してきているファンタジー特有のとんでもない化け物を見て、俺は如何に現実世界が幸せだったのかを思い知った。そして同時に絶対帰ろうって決意した。
そう、これは異世界に、人を煽るのが大好きなとびっきりの煽り豚がインしちゃっただけの、とびっきりのクソファンタジーである。
※この作品は、社会の疲れやストレスを日々蓄積させてる方向けの頭を空っぽにして読める小説ですが、主人公がクソすぎて逆にストレスが溜まる可能性があるのでご注意ください。
※第一部完結までは毎日21時に更新されます。
※一話辺り、おおよそ2500文字前後固定です。ご理解の上閲覧ください。
※感想は見ていますが、基本的に関与、返信はありません。返信をお求めの方はダイレクトメッセージ、もしくはTwitterアカウントにてコメントいただけると幸いです!
@konekodayo00 ←Twitterアカウントです。
※LV999の村人の書籍作業等があるため、第一部完結以降は不定期更新となります。
※こちらの作品は別サイト様でもPN『星月子猫』で掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 15:38:49
109569文字
会話率:49%
1日1つ、とてもとても短い物語をお届けいたします。
日常で感じたこと、体験談、体験していないこと、考えていること、他人はこう考えているんじゃないか?と想像したこと、妄想していた小説の場面等等…ジャンルを問わず、思いつくままに。
全ての事柄
・文章について、私自身の意見というわけではありません。
こういう方はこう感じているかな?とか、そういったものも含まれますので、あくまで彼ら彼女ら一人一人の物語としてお受け取りください。
書き溜めたりもしていますが、
・投稿の遅れ
・投稿後の文章レイアウトの変更
・極端なベクトルや思想の内容
等、ご容赦いただけると嬉しいです(^^;
では、
365日続けられるよう、頑張って書いていくぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 00:22:22
18142文字
会話率:12%
過去に暴力事件を起こしたことがきっかけで学校内で最底辺の烙印を押された神谷圭。彼はある日転校してきた美少女、白石琴音と出会う。ぶっきらぼうだが根はやさしい圭と性格と言動に難ありの琴音は行動を共にしていく。ベクトルの違う世界で生きてきた彼ら
は次第に互いに興味を持ち始める。そうしていくうちに彼らは互いの秘密―即ち「過去」を知っていく。彼らの「過去」、そして「未来」。これは不器用な彼と素直になれない彼女が織りなす日常青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 20:00:00
74065文字
会話率:57%
”今日の俺の名”は『(略)セクシー下着の貴女にぴったり!税抜¥298』だぜ……。
α(アルファ)国トップスパイの俺は、潜入したN国でドジを踏んで捕まり、毎日毎日、尋問という名の拷問を美人将校から受けるが、なぜか拷問のベクトルが明後日の方
を向いており、トップスパイの俺様でもいっそ○○してくれと叫ぶ日が続く……。
・この物語はフィクションです。登場する国家、組織、人物、企業、商品は、すべて架空のものです。
・当作品には反社会的行為が記されておりますが、あくまで物語を彩る上でのフィクションであり、実際に行為を助長する内容ではございません。
・物語上の反社会的行為を実際に行うと、法律によって罰せられます。
・本文中には「排泄行為」、「男性の性行為を表す単語」が表記されています。
・登場人物が話すレクチャーや蘊蓄(うんちく)、英語は、すべて作者の出任せ、ハッタリです。本気にして実践しても一切の責任は持ちませんですよ。
※『カクヨム』様でも公開されております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 20:00:00
222080文字
会話率:46%
お互い好きなら、問題ないよね!?
ベクトル吹き飛ぶ前衛的文章!
最終更新:2019-03-16 21:53:24
457文字
会話率:69%
死んだ俺に渡された魔法はベクトル魔法だった。
異世界転生で自分の魔法を高めていく。
主人公がベクトル魔法で成り上がる物語。
お目汚しにならなければ幸いです。そうなっても作者はいじめないですださい。豆腐メンタルです。
最終更新:2019-03-07 05:16:03
1920文字
会話率:78%
貴方の好きな人ってどんな人ですか?
僕は卑屈で自分に自信が無いマイナス思考です。
だからこそ反対の明るく快活で強い人が好き。
いわゆるプラス思考な人が。
お? つまり恋愛って化学反応なのでは?
案外ベクトルが違う方が引き合うのでしょう。
さ
て、貴方の好きな人はどんな人ですか。
これを読んで自分の好きな人の理想像を教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 17:16:46
844文字
会話率:0%
頭を打って死んでしまった主人公。神様の気まぐれにより転生しベクトルを操れる魔法を手に入れた。名を改めバークとなった主人公は位置ベクトル、重力ベクトルなど様々なベクトルを使い分けられるようになり、やがて最強へなっていく。
最終更新:2018-12-07 18:16:39
4527文字
会話率:50%
オタク高校生のサバイバル学校生活。
割と苦めな現実を浮世離れした主人公がショボイ人生経験とか見当違いの感情なんかで姑息にやりくりしつつ色んな辻褄合わせに奔走するお話し。
最終更新:2018-11-20 21:00:00
337572文字
会話率:40%
平凡な人生を送っていたはずの男子高校生萩。
ある日を境に非日常な世界へと巻き込まれていく。
想いと思いが交差する世界。
『其のベクトルは交わらない。』
スランプ故にゆっくり更新していきます。
最終更新:2018-11-17 00:19:47
4619文字
会話率:36%