ある日パチンコをしていたら突然目の前が光に包まれて、気付けば俺は草原のど真ん中でパチンコを打っていた。
何を言っているのかわからないと思うがとりあえず言わせてほしい。
神よ、お前は俺をどうしたい?
周囲に見たことのない化け物が
いるのを見ると、恐らく俺は最近流行りの異世界召喚的な何かに巻き込まれたような気がしている。
昨日までゲームして、飯食って、寝て、大学行って、バイトして、たまにパチンコに行ったりして、そんな幸せでイージーな生活を過ごしていたはずなのに、どうして明らかにレベル1の雑魚にしか見えない俺がこんな場所に?
誰かな、俺の人生の難易度イージーからインフェルノに変えた奴。
とりあえず何故か一緒についてきたパチンコ台を打ちながら、すぐ背後に接近してきているファンタジー特有のとんでもない化け物を見て、俺は如何に現実世界が幸せだったのかを思い知った。そして同時に絶対帰ろうって決意した。
そう、これは異世界に、人を煽るのが大好きなとびっきりの煽り豚がインしちゃっただけの、とびっきりのクソファンタジーである。
※この作品は、社会の疲れやストレスを日々蓄積させてる方向けの頭を空っぽにして読める小説ですが、主人公がクソすぎて逆にストレスが溜まる可能性があるのでご注意ください。
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