よく使うビニール傘が、いつも朽ちたように、傘立てにある。助けてくれたのに、放りっぱなしの姿に、痛みを思う。人間にもあてはまる。無造作の多さに、自分を振り返った。
最終更新:2020-05-10 23:37:23
273文字
会話率:0%
第16回『このミス』大賞応募作品。「次回作に期待」として紹介された作品です。当時の原稿を、ほぼ原文のまま公開しています。
(あらすじ)
中学生の泥谷真士(マッド)は、動物を解体してビニール袋に詰め、幼馴染みの桜庭亜弥(アヤ)の玄関先に置くス
トーカーである。内藤光騎(ナイト)は足立大牙(タイガ)の苛めからマッドを守りつつも、マッドにアヤへのストーキングと動物殺しをやめるように忠告していた。ある日、両手足を切断されたタイガの変死体が発見され、アヤが警察から犯人だと疑われてしまう。アヤの疑いを晴らすため、独自に捜査を開始するナイト。マッドは”ある計画”を実行するために、ナイトの捜査を手伝うふりを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 11:00:00
111550文字
会話率:60%
高校2年の高市郁人(たかいちふみと)は最近、バイト先で自分のビニール傘が盗まれるという問題に頭を抱えている。そこで、彼は傘ドロの犯人を捕まえることを決意。しかし、その傘はある国の国宝の剣の仮の姿であった!?果たして、彼は自分の傘を並いる強者
(傘ドロ)から守り抜くことができるのであろか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 12:09:54
1659文字
会話率:4%
ふと、10分間で書き出してみたその13
最終更新:2020-01-28 23:25:02
854文字
会話率:0%
「あー、腹減ったー……」
俺は誰ともなく言ったはずだったが、隣りを歩いていた広美には聞こえていたようで「家に帰ったらすぐご飯だから、もう少し頑張りなさい」と叱咤された。
「了解」
とはいえ、夕方のアーケード街の店先にはうまそうなものが所
狭しと並べられている。タレをたっぷりとつけた焼き鳥、揚げたてのコロッケに唐揚げ……俺の口の中はすでに大洪水だった。
「ところで、今日のメニューはなんだ?」
俺は買い物袋を両手に持っていたが、中身は聞いていなかった。別々に分かれて買い物をしているときに広美が買ってきたもので、合流したときに「持って」と言われ運んでいたものだ。そのときは単に「ああ、わかった」と受け取っていたが、商店街で夕飯の材料を買う素振りを見せないところを見ると、このビニール袋の中身が今日の夕飯の材料の可能性が高かった。
「それは、お・た・の・し・み」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 18:50:23
4640文字
会話率:52%
愛犬ジョニーの余命を告げられたその日の夜、利一の目の前に現れたのは一人の死神だった。
利一はジョニーを連れて行かせまいと必死になって覆い被さるが、そんな彼に死神は衝撃的な一言を浴びせた。
「すまん。その犬の次に迎える魂、お前だわ」
…そ
うして利一は17歳にしてこの世を去った。
目覚めついたのはあの世だった。
活気づいたあの世の世界では、月に一度の黄泉の国イベントが行われるらしい。
その大会に出場したせいで、、利一の魂生は大きく狂わされていく。
あの世の、大死神による、下っ端死神のための死神学校、魁蘭学園で利一の身に振りかかる様々な苦行を描いた学園アクションコメディーついに開幕。
笑いあり、涙あり、興奮あり!みたいな感じになったらいいのになぁ〜
タイトル変更しました。
120%の死神にだけはなりたくなかった感情
↓
三途の川で溺れたので死神になります
23話あたりから物語が動き始めますので、それまで何とか読んでいただけたらと思います。
ブクマ評価ありがとうございます。
励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 13:28:39
90659文字
会話率:37%
ーーいつもの帰り道の筈だった。
僕はその日、世界を呪った。
最終更新:2019-12-22 12:04:10
7797文字
会話率:8%
クリスマスイブの午後、俺は買わなくて良いのに傘を買ってしまった。どうしようかと悩んでいると視界に一人の女子高生が。見たところ傘を持っていない。俺はその子にさっき買った傘をあげることにした。
※童話を書きたかったのですが、こんな風になってし
まいました……。許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 00:48:26
6494文字
会話率:54%
臼井家は千葉県内陸の豪農の家で昔から多くの小作人を抱える大地主
だった。戦争で日本は莫大な負債を抱え、まず1946年2月16日に
夕刻に発令された金融緊急措置令を大きく伝えた。市中に出回る過剰な
お金を吸収する荒療治「預金封鎖」の始め、以
前、紙幣は無効にした。
3月3日からは新しく発行した新円のみ使用可、勤め人の給与は月給
500円まで新円で支給。封鎖預金からの引き出しは1カ月に世帯主が
300円、今の15万円まで、それ以外の世帯員は1人100円、
現在の5万円まで、家族5人で700円、現在の価値に換算すると
35万円となった。
その後の1946年3月3日に財産税によ、日本中の試算から課税価格
が17~20万円は50%、100~150万円は、70%、500~
1500万円は、85%、1500万円以上は90%の税金が課せられた。
つまり日本政府が第二次世界大戦のため莫大な負債を帳消しにするため
国民から資産を取り上げた。臼井重光は古くからの友人が、大蔵省の役人
だったので3月から大増税と預金が制限されるかもという情報を2月末に
知っていた。そのため臼井重蔵は家族7人に命じて金の仏像3点と
宝石類をビニール袋に入れ、それを麻袋に入れて見つからない様に
埋て隠せと命じた。そして大きな掛け軸、陶器、漆器は納屋に置いて
おくように命じた。
そして実際に財産税と預金封鎖・預金引出制限、一定金額の新・
日本銀行券との交換が実施された。臼井重蔵の屋敷にも、税務署の役人が
来て、納屋の大きな掛け軸、陶器、漆器などを詳しく、調査し、時価総額
19万円となり50%の財産税9万5千円を支払った。しかし、その数倍
の高価な品々は隠して見つからなかった。これでひと安心したのも
つかの間1946年 10月,第2次農地改革案の作成され広い農地が
取り上げられた。その隠された。お宝を子孫達が、どう利用して行くか、
それは読んでのお楽しみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 23:02:48
47806文字
会話率:0%
ある日、唐沢純一は妻から“離婚”を言い渡され、家を出て行かれた。元々、妻に強請られて買ったこのマンションも施行主の手抜きにより傾き、僅かに渡された見舞金でここ“エグリム東都台”に住むことになって3日目。やっと留守だった隣家に挨拶に伺う事が
出来た。
初めての独り暮らしは、慣れない事だらけの純一だったが、元々料理や家事は結婚当時からしていたので苦にはならなかったが、仕事から帰ると灯りのついてない部屋になんとも言えない寂しさが彼を覆う。
そんなある日の夜。1日晴れの天気予報だったのに、突然の土砂降り!に帰宅途中襲われた純一は、仕方なくコンビニで安いビニール傘を買い、なんとかしのげ家路へと向かった。
バス停を通り過ぎようとした時、純一はベンチに座り込んでるひとりの少女を見かける。「ね、きみ。びしょ濡れだよ? 大丈夫?」と声を掛けるも無反応で俯いたまま。肩に手を掛け、軽く叩くとその少女はベンチを転がり落ち···折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 08:07:20
12776文字
会話率:40%
普通のヒーローが普通にヒロインを愛して普通に死んでいく。
そんな普通の小説です。
最終更新:2019-07-07 13:16:21
4616文字
会話率:9%
僕、人並良人は後悔していた。ごく自然なビニール傘の間違いによって。ビニール傘から始まる現代の聖剣伝説が今始まる!
最終更新:2019-05-12 10:43:05
24600文字
会話率:65%
二〇一九年七月二三日。午後一時三〇分。東京都、原宿駅前。
わたしと祐佳はこれから明治神宮を参拝するため、原宿にきていた。前日歩いた渋谷もそうだったが人が多い。今立っているような駅前の交差点は特に多い。はぐれたら困るので、わたしは祐佳の手
を握った。そのことに気がついた祐佳が、その手を前後に揺さぶる。
「楽しみだね」と祐佳がいった。
「そうね。そういえば、京都にもいつか行きたいといっていたけど、神社とか好きだったの?」
わたしは訊いた。祐佳は「うん」と頷くと、空いているもう一方の手で、肩から提げてるポシェットから、手帳のようなものを取り出した。狐の刺繍が施された、青い表紙。表面は透明なビニールカバーで保護されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 13:41:26
3637文字
会話率:44%
駅で見かけた一本のビニール傘。
どことなく切ない情景を描いてみました。
最終更新:2019-05-05 01:00:00
204文字
会話率:0%
2068年現在の世界各地では、特殊な能力を持つもの存在した。この事が公になったのは5年前に遡りある男が体から電流がでたのだった。 街の中で男は自分の体から不意に電流が流れ、最悪にも怪我人が出てしまった。 警察も動く大騒ぎになり
この事件は新
聞やニュースなどでも大きく取り上げられた。 始めはみんなが何かの間違いや、嘘!、一部の地域では都市伝説などと、ささやかれていた。
この男が、どうなったのかは今も不明だ。
そんな事があったなか、次なる犠牲者が出てしまう。 またも街中で斧を、もった男が無差別に人を殺していると言う通報が警察にあったのだ。 直ちに通報を受けた警察は現場に向かい衝撃を受けたのだった。 なんと男の右腕が、手ではなく斧になっていたのだ。恐らく警察は斧を持った男が暴れていると思ったのだろう。 男は意思疎通ができなく最悪にも、5人を殺した後警察は男に銃で発砲をし、この事件が終わったのだと言う... 流石に国のお偉いさんたちもこの事はおかしいと思ったのだろう。死体をすぐにビニールシートなどで覆い隠し隠蔽を図るもこの事件は都市で起こった事件なので目撃者も多く、スマホで撮影したものをインターネットに画像や動画をのせこの事件は一気に拡散された。
電流を体から流す男、体の右手が手ではなく斧だった男、これは何かおかしい。 これはアブノーマルだ。
これらの事件を機にどんどんおかしな能力を持つものがごくわずか存在するようになった。
こういった変わった能力を持つものをエスパー、ただの一般人をノーマルと言う事になり、大きな壁ができてしまった。 エスパーはノーマルを見下し時には能力を、使いノーマルを暴行などを繰り返しノーマルから恐れられていた。そんな凶暴なエスパーにノーマルたちは怯える日々だった。エスパー専用の不良グループなども存在し、街中での抗争は当たり前のように起き、今の日本はとても治安が悪い国になってしまい、夜一人で歩くにはとても危ない待ちになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 21:43:50
32664文字
会話率:48%
僕たちはどんな事があっても親友だよ!
僕たちは、ずっとずっと【切っても切れない親友】だと思っているんだ!
僕の名前は、【ビニール】15歳の高校生。
僕の親友の一人目が、僕と幼馴染でもある【グラス】同じ高校の同級生。
もう一人が、この高校
で仲良くなった! 【パック】僕と同じクラス。
僕たち3人は、いつも一緒にいる事が多かった。
こんなに仲がイイ友達なんて! この先、出会えないと思っている、、、!
何でも話せて、どうでもいい事でも笑いあえて、先生に怒られる時も一緒。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 03:00:00
1425文字
会話率:34%
ビニール袋の中から僕の欲しいモノが、、、!?
僕の本当の欲しいモノは、、、?
そして、それを手に入れる。
最終更新:2018-05-25 03:00:00
1817文字
会話率:35%
ひとりぼうっと雨の中、傘を差して歩いていると、地面にビニール傘が落ちていた。俺はその近くにしゃがみこんで、まるで子猫に話しかけるように、「そうか、お前もひとりなんだな……」なんて言ってみたが、バカじゃないのか、とすぐに我に返った。
最終更新:2019-04-11 17:36:26
6366文字
会話率:44%
小学五年生の万里(まり)は、父親の転勤で田舎の港町に引っ越す事になった。
寂しさに思わず涙ぐむ彼女に声を掛けたのは、同級生の疾風(はやて)だった。
※以前投稿した『鹿とビニール』の改稿版です。2018.8.26完結済。2019.1.6~
おまけ話追加中。
※ジャンルを変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-10 12:00:00
25352文字
会話率:35%
小学四年生の万里は、父親の転勤で田舎の港町に引っ越す事になった。
転校に納得しきれない万里とその同級生になった男の子のお話。
※一話及び二話投稿後に文章構成の大幅な改稿を行いました。投稿済みの旧一話『ビニール』及び旧二話『我儘』を新一話『
ビニール』に纏めました。旧一、二話をお読みの方は、新二話目『鹿』からお読み下さい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 18:06:39
13696文字
会話率:39%
心臓の病にかかり余命宣告をされた青年がヤケで登録したチャットアプリ。
チャットの相手など顔も知らないこの先出会うことの無いどうでもいい人だと思っていた
そう思っていたが故、話してしまった。
自身の、余命宣告の事を。
――青年の深い
眠りが訪れるまでの、少し短い、二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 18:42:26
2105文字
会話率:29%
最初に言わせいていただきますが、この作品は某出版社に応募して審査の対象外になった便所の紙のごとくこの世に置いてどうでもいい作品です。この世におけるスクール水着の価値を三億とするならば、この作品は二くらいです。スーパーの有料のビニール袋の値段
にかろうじて勝つくらいです。内容は男子高校生が主人公です。以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 18:44:39
6856文字
会話率:37%
学校の中庭にある一本の紅葉した木の下に思いつめた表情のした女生徒の手にはロープ。彼女が木に手をかけた時、学校の窓から一人の男生徒が現れ
「やあ、君も自殺?」
と笑顔で言う彼の手には青いビニール紐が握られていた。
最終更新:2018-10-01 09:00:00
6296文字
会話率:41%