「私、フレデリック・ヴァルテーユは、リリバント公爵令嬢、カミーユとの婚約を破棄し、このウアキル男爵令嬢、クラリスと結ばれることをここに宣言する!!」
王家主催のデビュタントで、カミーユが告げられたのは、婚約者である王太子の浮気と婚約破棄
の宣言だった。
「はい、では今夜は失礼させていただきます」
カミーユはその言葉をあっさり聞き入れ、会場を後にする。周囲からは「冷淡令嬢」と呼ばれる彼女は、婚約破棄にすら興味を示さないのかと思われたのだが。
(どうしましょう…どうしましょう!私、婚約破棄されてしまったわ!)
内心ではとても焦っていた。婚約破棄によって王太子妃教育費の返金しなければならないのか、それを拒否したらどんな報復が待っているのか。そんな想像をして怯えていたのだ。彼女は冷淡なのではなく、とても小心者なだけだった。
「カミーユ!待ってください!!」
帰ろうとしたカミーユの前に現れたのは、元婚約者の弟のエドワードであった。彼はカミーユの素を知る数少ない人物で────。
気弱な令嬢と、彼女のことを一途に想う元婚約者の弟が育む恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 23:30:26
13032文字
会話率:56%
就職コース希望で上手く婚約から逃げていたのに、デビュタントの夜会でまさかの公開プロポーズ!
他にいただろ!肉食婚活女子が!
あ、いっぱい居たんですね(察し)
ドライガールとヘタレボーイは意外と相性がいい!?
最終更新:2021-10-22 06:00:00
128927文字
会話率:39%
剣・魔法・美貌全てが秀でた辺境伯ご令嬢のフィーネリア
近衛騎士団の魔法騎士になりたかった彼女だが女性は近衛騎士団に入隊できない。
駄目もとで近衛騎士団副団長の兄へ交換条件のもと交渉したところデビュタントを迎えるその年のひと月だけ仮入隊させて
もらえることに
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 09:40:41
1702文字
会話率:35%
政略結婚を目的とした婚約者の目が自分に向いていない事に気づいていた。出会った時から嫌われている事も理解していた。それでも王命だから、結婚出来る事を夢見ていた。
嫌われているのは解っていても、彼を好きだった。
目も合わせず、相槌一つ無く、プレ
ゼント一つ貰ったことが無い。それでも彼女は彼が好きだった。
でも。デビュタントで気付いてしまう。自分は彼に愛されないのだ、と。
もうこの恋は諦めよう。
そう決意したところで、国王陛下から下問があり、了承された。
彼女の婚約は解消してもらえた。
これでようやく、10年間蔑ろにされ続けてきた婚約が終わるーー。
そう思ったのに。
今更なぜ会いに来たのかしら。
3話完結済み。毎朝7時更新です。
2020.5.12 午後5:20 日間異世界恋愛ランキング11位。日間連載中ランキング19位。ありがとうございます。記念にします。
2020.5.13 3:25pm
日間異世界恋愛ランキング1位。
日間総合ランキング1位。
日間完結作品ランキング1位。
ありがとうございました。記念にします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 06:00:00
22085文字
会話率:38%
フリージア・ドントベルン侯爵令嬢は、自分のことをどこにでもいる平凡な令嬢だと思っている。内心で自分のことを『テンプレート』『判で押したような』と思っているが、それを口に出すのは避けていた。
ブルネットの髪に茶色の瞳、中肉中背で、身分に見合っ
たドレスを着ていなければ、きっと誰からも見落とされると。
しかし、見るからに『ヒロイン』な分家の従姉妹であり幼馴染のジャスミン・ユルート伯爵令嬢からの強い崇拝を受けている。お陰で少しでも「私なんて」と言ってはいけないとクセがついていた。言えば、100倍の言葉で褒め称えてくるからだ。怒りもするし泣きもする。
彼女の金の眩い髪に夏の空色の瞳、メリハリのある何を着ても着こなす身体。
一体何が良くてフリージアを崇拝しているのかは謎だが、慕われて悪い気はしないので仲良くしていた。
そんなフリージアとジャスミンは同い年で、デビュタントの日も一緒となり……そこに招かれていた公爵家のバロック・レディアン令息と侯爵家のローラン・フュレイル令息は、それぞれ一目惚れをした。
二人の美形青年令息と従姉妹命のヒロイン属性令嬢による、テンプレ令嬢を中心にしたドタバタ恋愛騒動、開幕。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 21:00:00
29943文字
会話率:36%
大好きな彼と婚約が整って上機嫌でデビュタントに臨んだ子爵令嬢のセラフィーヌ。
だけど、未婚の貴族令嬢に望まれない縁談を押しつけることで有名な公爵夫人が、セラフィーヌの婚約者が平民の農家だと知って
「平民に嫁がされるだなんてかわいそう!」
と勝手に盛り上がって、こちらの言葉も聞かずに「貴族との結婚」を押しつけてこようとする。
どれだけ「両想いで幸せなのだ」とセラフィーヌとその家族が訴えても聞く耳を持たず暴走する公爵夫人はついに最大のやらかしをしてーー
※「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 09:50:27
13725文字
会話率:35%
王宮で侍女を勤める主人公。 貧乏貴族の長女である彼女は、妹たちのデビュタントと持参金を稼ぐことに必死ですっかりいきおくれてしまいました。しかも以前の恋人に手酷く捨てられてから、男性不振ぎみに。おひとりさまを満喫するため、仕事に生きると決意し
ていたものの、なんと41歳の誕生日を迎えるまでに結婚できなければ、城勤めの資格を失うと勧告されます。 もはや契約結婚をするしかないと腹をくくった主人公ですが、お見合い斡旋所が回してくれる男性の釣書はハズレればかり。そんな彼女に酒場の顔見知りであるイケメンが声をかけてきて……。 かつての恋愛のせいで臆病になってしまった女性と、遊び人に見えて実は一途な男性の恋物語。
この作品は、長岡更紗さま主宰 第二回ワケアリ不惑女の新恋企画参加作品です。
この作品は、アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 11:32:46
8013文字
会話率:69%
入学式を終え、学園生活に胸を躍らせ春の花が舞う敷地に一歩入って目にした景色に あれ どっかで見た事ある……?
妙な既視感に襲われるのと同時に、頭の中でぱきん、と何かが弾けた気がした。途端、
視界がぐらりと揺れ、私はその場に倒れた。
ーーそし
て記憶が戻った伯爵令嬢セイラはヒロインのライバル認定を回避すべくまずは殿下の婚約者候補辞退を申し出るが「なら、既成事実が先か正式な婚約が先か選べ」と迫られ押し倒されてしまう。
そんな始まりの何でもアリファンタジー。
魔法使いと王子様とドラゴンのいる国に転生した元ヲタク(恋愛未満)が「私はゲームのキャラクターじゃないし、政略の駒でもない!」と納得できる結末を目指す物語、完結致しました。
*サブタイトルは後付けです(当初の番号だけではわかりにくい為)ので前書きと重複したりするかと思いますがご容赦下さい。
☆完結記念イラスト掲載しました。
★残酷描写ありは保険です。
❦isのずっと先のお話はムーンライト内で。
❦ポチッと評価も頂けたらありがたいです。
♕2020/4/6サイドストーリー(護衛騎士ユリウス編)追加しました。
♕2020/7.2サイドストーリー(トラメキア皇太子ルキフェル編)追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 00:00:00
225655文字
会話率:35%
伯爵令嬢リゼット・ハーシェルは、幼いころから従兄のフィリップに片想いをしていた。けれどその想いは、社交界デビューによって叶わない夢であることを知る。そしてデビュタントも終わるころ、父から縁談があることを聞かされたリゼットは、長年の片想いに終
止符を打つために、憧れていたラストダンスをフィリップに申し込む。
失恋の痛みを引きずったまま顔を合わせた縁談相手は、静かな佇まいが印象的な若き辺境伯、アルバート・ノイマン。何かを抱えているように見えるアルバートと、リゼットは少しずつ向き合っていく。
政略で結ばれた婚約は、リゼットに何をもたらすのか。
*西洋をモデルにした、架空の国が舞台です。国や人物の名称は、語感を優先したため複数の言語圏の名前が混ざっています。ご了承ください。
*執筆済み。毎日21時、2話ずつ投稿予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 20:41:45
72574文字
会話率:37%
デビュタントを迎えたパーティーで、レシティアは思い出した。
生粋の関西人だった前世の記憶を。
そして気付いた。
ここが、前世の友人がシナリオを書いた恋愛シミュレーションゲームの世界であることに。
自分が、そのシナリオに出てくる悪役令嬢の取
り巻きだということにも。
それから決意する。
──「よし、やめよう。」
前世芝居人として舞台で培った演技力を駆使し、レシティアは登場人物としての人生から脱却を目指す。
だって──
「オチのない世間話とか耐えられへん!!!」
斯くしてレシティアは、ご令嬢達のお茶会を回避し、社交界では壁の花を貫き、今世を『面白く《おもろく》』生きるために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 20:28:03
123653文字
会話率:35%
元日本人女性の神野 或佳(こうの あるか)はある日、巻き込まれるような形で駅のホームから転落し電車に轢かれてしまう。転生した先は何と異世界で、しかもネットで見聞きした内容しか知らない、恋愛シミュレーションRPG『虹の袂のエトワール』という
未プレイの乙女ゲームの世界だった!!
或佳あらため、男爵令嬢ミシェルは考える。「転生したのはモブ令嬢っぽいし、大人しくしていればゲームのあれそれに関わらなくて済むよね」と・・・しかし、そんなことはなかった。この前デビュタントに招待してきた悪役令嬢が、性別を変えて会いに来た!?しかも私に求婚!?皇太子の婚約者だったはずでは・・・あ、男になっちゃったから婚約破棄に?そ、そうですか・・・。
※タイトルやタグにもある通り、悪役令嬢が物語のだいぶ序盤から性転換します。
※実在の人物ありきの名前(例:サンドイッチ)や外国語の単語などが登場するかもしれませんが、「異世界の言葉を翻訳した結果、その言葉が近しい言葉として割り当てられた」と捉えていただくか、スルーしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 16:59:51
9900文字
会話率:17%
年頃のリナリアは来年デビュタントを迎えるすこし冷めた少女だった。
その日リナリアは、自身の父と母が運命的な出会いを果たしたというデビュタントでの話を聞いていた。その事がきっかけで、リナリアは突然、前世と前々世の記憶を思い出した。
前
々世は日本という国の高校生、前世はこの国の王太子妃、そして現世は侯爵令嬢という立場に転生していた。
記憶を思い出したのはこれで二度目であったリナリアは、前世の経験から、記憶を頼りによけいな事をして黒歴史を作り上げていた過去の自分を思い出し、同じ轍は踏むまいと、前世の記憶など初めから無かった事として日常生活を送ることにした。
そして、15歳という年齢とともにデビュタントを迎えたリナリアは、王子と踊る美しい美少女をみて一つの事実に気づいた。
「これ、前々世(ゲーム中)と同じ展開じゃない!?」
黒歴史を事実上消し去りたい主人公と、国を守るために頑張る王弟のラブコメディーになる予定。
更新頻度はまちまち。書いたら乗せるという感じです。タグ付けは最低限。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 10:23:57
93817文字
会話率:22%
辺境の領地で、デビュタントを夢見た少女がいた。彼女は姉の結婚式を迎え、姉と幼馴染の結婚を祝福してその日を終えるはずだった。それなのに、それなのに何で新郎とベッドにいるわけー!?まだ自分の婚約も、夢のデビュタントも叶ってないのに婚約者にも逃げ
られるし、エスコートは誰にお願いすればいいの!?問題山積だけど、新郎殿!まずはどいてくれませんか!?
保険のためにR15と残酷な表現をつけています。
軽めの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 02:51:08
5109文字
会話率:35%
巨大ロボットものです。
最終更新:2020-11-18 07:05:03
1208文字
会話率:26%
ここは魔法のある不思議な世界
女性達が人形[ドール]で戦う魔法バトルに
ロボット、怪獣、ロマン武器等の概念が現れたら…
※登場するロボット等の元ネタは有りますが全てフィクションです
※不定期更新です。
※◆←の章は視点が変わります
{
ドールデビュタント公式ルール}
○15歳以下はドールを使う戦闘は禁止
○基本一対一であること
○人形を魅力的に見せる戦い方であること
○遠距離からの魔法、飛び道具の禁止
*この作品は設定資料として残します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 17:17:43
4977文字
会話率:46%
デビュタントで一目惚れした相手が、この世界では不細工で、あらゆる女性から嫌われていた。そんな、ヒーローに人見知りで恥ずかしがり屋ながらも、好きになってもらおうとアピールするかわいい主人公のお話。
※前世とか乙女ゲームなどは一切関係ありません
。男だけが美醜逆転のガバガバ設定です。n番宣じの代物です。R15は念のため。脳味噌ゆるゆるでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 18:00:00
27028文字
会話率:29%
黄金の獅子。
それがデビュタントでレイディア・シュベルバーク公爵令嬢につけられた通り名だった。
誰もが認めざるをえない絶世の美貌と、国王陛下顔負けの肉食獣のような覇気をもつ女傑。
そんな彼女と何の間違いか婚約者になってしてしまった俺は、何
とか穏便に婚約を解消しようと公爵家を訪れる。
しかし、触れ合う中で彼女の世間一般の印象とはかけ離れた内面を知ってしまい――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 12:55:39
6312文字
会話率:16%
「シャルロット!見損なったぞ!
金輪際顔も見たくない!婚約破棄をする!」
ずっと片思いしていた婚約者から突然の婚約破棄。
え、何?なんで??
よくわからないけれど、ギヨーム様がずっとお付き合いされているジャンヌ様が腕に絡みついている。
訳もわからずデビュタント当日に婚約破棄とか、ないわー。ない。
婚約破棄は易々として、新しく婚約しようとしても、「捨てられた方の令嬢」とすっかり社交界で有名になってしまったシャルロットと縁続きになろうという令息はおらず、、、
「私、もう一生結婚できないんだわ・・・!」
凹む私を優しくなだめてくれた両親の進めで領地で心を癒すことになった私。
そうよ、考えてみれば、おひとり様でも良いじゃない。
大好きな家族と、領地のために、私頑張るわ!
一人で生きていくために、バリバリ頑張っちゃうんだから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 10:55:01
12533文字
会話率:21%
婚約破棄後の悪い噂のせいで、修道院から出られてもひっそりと結婚生活を送り、子どもたちを良縁の為に養子に出すしかなかったカサンドラ。それがデビュタント前に戻ってしまったとしたら、目指すは浮気者との婚約解消&家族との日の当たる人生でしょう! と
いうことで、元・夫だったデクラン様(現在はまだ顔見知り)を早めに篭絡して婚約解消を目指す奮闘記。
※10話以内で終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 08:00:00
19122文字
会話率:21%
伯爵令嬢であるマーリアは、デビュタントの場で婚約者から婚約破棄を突き付けられる。
謂れ無き罪での破棄に茫然自失となる中、足元に現れた魔法陣によって魔力暴走を引き起こしてしまい、居合わせた王族への殺傷未遂罪で拘束された後に斬首刑となった。
し
かし首が落ちた瞬間、五歳の自分の戻ってしまうのだ。
殺された記憶を持ったままで。
※ 小説家になろうオンリー ※
ランキング最高位 ジャンル別 日間4位 週間5位 月間22位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 12:00:00
87750文字
会話率:51%