2100年、地球から消えた磁場の影響で放射線が降り注ぎ人類は宇宙へ行った。それから300年、地球に残された人々の子孫はイカとタコの進化した
クラーケンと戦っていた。
そんな世界に巻き込まれていく変化を求めるが勇気がない少年、猟本湊の物語。
最終更新:2020-06-14 00:22:23
2542文字
会話率:2%
海岸の町アラルフィ(アマルフィ参考)での怪異。
法王庁の神殿騎士コークリットとエルフの娘システィーナは聖霊の啓示に導かれ旅を続ける。
水の都の怪異を解決したコークリットは、悲しき人魚姫(海妖精)の悲恋をエルフのシスティーナに重ね、
人魚姫
について調べようと海岸の町アラルフィにやってくる。
すると海に、温暖な海に氷河が!
さらに氷河の他に大変な漂流物が……!!
彼はそれらが伝説の海『 光る海 』からやってきたことを確信する!
人々が叫ぶ!
「う、嘘だろ?」
「まじかっ!?」
「ええぇ、あの船……あのマーク!」
「まじか………で、伝説の『 リーデンス号 』じゃねえのっ?」
な、なに、何なの? リーデンス号? リーデンス号ってなに? コックリはその光景に釘付けになりながらも、私の問いに答えてくれた。
「に……二百年前……海洋国家ポルトガリスが、『 光る海 』の調査に乗り出した時……当時の世界最高峰の技術を動員して作り上げた 超サルベージ船……リーデンス号……それでも『 光る海 』の探索叶わず……『 光る海 』に沈没した伝説の船だ……」
世界最高峰の技術……それでも沈没した……
その沈没船が、なぜ今になって遠く離れたアラルフィの海にっっ!?
氷山とともにっっ!?
しかも胴体部分だけで、三十メートルはある巨大なクラーケンの死骸に、光る海で沈没したとされるリーデンス号が串刺しになっていた!
「見過ごしていい問題か……? 光る海の調査が神殿騎士のタブーだからと言って……。今までは何も異変はなかったから触れなくても良かった。しかし今は、確実に異変が起こっている。この後どんな怪異に発展するかもしれない問題を見過ごして……見なかったことにして……。いいと思うのか?」
コックリが自問自答している。調べるかどうか……何かが起こっている……光る海を。
「光る海に『 何がある 』のか……そして『 何が起きている 』のか。シス……光る海の……調査をするよ」
①温暖なアラルフィの海に、
②氷山と、
③光る海で沈没した船が流れ着いて……
アラルフィ、人魚の国、海底、深海を舞台にした
冒険ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 19:00:00
158636文字
会話率:43%
「転移国家日本 明日への道」の番外編です
イカ釣りをするはずが、反撃を喰らって舷側に突っ込まれた。
そして酸素魚雷発射。
イカの数え方は一杯、二杯です
最終更新:2019-11-01 05:00:00
3988文字
会話率:64%
国語の授業中、私は昼寝をしている。
八岐大蛇の神話だとかなんだとか…。
午後はかったるい。マジでつかれた
校庭で男子がサッカーをしている頃
一匹のカラスがカーカー鳴いている。
帰りに原宿で
猫耳パーカーを買ってショッピング。
タピオカも忘れずにね。
私の名前はひなた。実は猫耳なの
代々伝わる家宝は、黄金の招き猫
探検家の父は行方不明、その娘は
黄金の招き猫によって呪われ
呪いの手掛かりを解く答えを
探している最中でありながら
クレープを頬張っているのだ
夜になると半分、猫になってしまう
獣人化する条件。
水を浴びてしまった時
怒って興奮した時など
あと
チュールを発見した時。
私は、身なりを活かし暮らしていた。
原宿のメイド喫茶でアルバイト中に。
うざったい客が来店した
聞いてないのに
目利きを教える。だとか意味不明だ。
おしゃべりガラスの神話を教えよう。
カラスは、おしゃべりをし過ぎて……
作者は寝不足でその次は覚えてない。
ひなた「で、で?」
加藤こばん
「俺が教えたいのはそんなんじゃなくて
埋蔵金伝説って信じるか?」
ひなたは打って変わって
興味津々に、聞き入った。
だが
話している最中に捕まる。
超急展開
実は…
ひなたの
裏の顔はキャットウーマンであった!。
金銀財宝を求める呪いにかかっていた。
のだ!!
刑事に、身柄を拘束され
二人は任務を依頼される。
九州地方に向かう。森へ
加藤こばんの最新スマホ
は電波がなく役に立たず
地図もあてもなく、道中に迷い込み
井戸から出現かんかんだらに襲われ
姿は、下半身は蜘蛛に上半身は女性。
そして、海岸の絶壁に追い込まれる。
ボートに乗り一息つくと、思いきや
クラーケンに、襲われ沈没船になる
そんなこんなで洞窟に到着する二人
マリオメーカーばりの仕掛けを構想
したいところだが…。海岸の洞窟は
神殿に繋がっていて、大理石に断片
をはめると扉が開く。
何やら合唱が聞こえ
秘密結社八咫烏の怪しい儀式を目撃
男「そこで、何をしている?
ここは、神聖な場所だ!立ち去れ」
男「目撃されたからには、消えて貰う」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 08:49:52
1408文字
会話率:38%
地球に宇宙から円盤が飛来してから八年、経済的凋落から日本は軽く宇宙人に支配された国になっていた。VRMMOの八百万(やおよろず)は宇宙人が地球人にやらせたがっているゲームであり、日本政府も若者にゲームをやることを推奨していた。
八百万で
稼いだゲーム内貨幣は日本円に換金もできるので、VRMMOプレイヤーは職業として認知されていた。
また、ゲーム内のマジック・アイテムも運営を通すことで現実世界に送られてくる。地球の科学水準では作れない、オーバー・テクノロジーの品を入手するためにも日本政府はゲームを推奨していた。
遊太は宇宙人が運営する八百万のプレイヤーをやっている。遊太は祖父から遺贈された湯のみをガチャの景品である強化漁船(海底探査装置付き)と交換する。
さっそく、手に入れた漁船で漁に出る。すると、大手のクランの鏡の騎士団がシー・ドラゴンを艦隊で狩る場面を目撃する。だが、シー・ドラゴンが流した血によりクラーケンが呼び寄せられ艦隊は敗北する。
遊太はそこで水上タクシーだと名乗って、海上に残されたプレイヤーのローサたちを乗せる。だが、それこそが時価十億円にもなる賢者の石を巡る冒険の始まりだった。
はたして遊太は、潮の理、鏡の騎士団、白頭の鷲、の三大クランのどこに味方するのか。暗躍する黒船海賊団の義経の目的とはいったいなにか。漁師プレイヤー遊太の海洋大冒険ここに開幕。
主人公は漁師なので『俺つぇぇぇ』は期待しないでね。
(ノベルアップ+、カクヨムにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 06:00:00
122449文字
会話率:38%
「君に選択肢は無い。契約して、箱庭で戦争をしてもらうよ」
水無月晶はただの学生。なのに気が付けば異世界で、神々の盤上だった。魔術やスキルはあれど、救ってくれる神様なんて居ない状況で、晶は戦争に巻き込まれていく。
これは、生き残るために戦う、
箱庭に囚われた者の生存記録である。
登場人物
水無月晶(ニーズヘッグ)
当作品の主人公。魔術素養はあるものの、魔術に触れたことのない一般人。黒髪の165cm
ニーズヘッグの駒として召喚される。
幻想核能力は、竜化、捕食、竜骨精製。
アルテリリス・ヴァーミリオン(クラーケン)
愛称はアルテで渾名はイカのおねーさん、年は19。
金髪赤眼の155cmで、胸はそこそこ。髪は肩ほどで癖っ毛。
自由奔放な肉食系お姉さん。生粋の魔術師であり、血液を用いた魔術を得意とする。
ルナシア・クロック(ニーズヘッグ)
眼鏡の兎娘。愛称はシアで、渾名は白ウサギ。16歳147cm但し耳長除く
シルバーブロンドのショートボブ、肉付きは薄い。ボクっ娘。黒ズボンに白シャツ、ループタイで、鎧は着ていない。武器はナイフと可変式魔導砲撃銃。
二条真央(バロール)
黒髪はツインテールで天真爛漫、と見せかけた悪魔っ娘。150cm
魔術大家の直系であり、継承者である。バロールの駒の中でもトップクラスの実力者。天真とは二卵性双生児。
二条天真(バロール)
シスコン兄貴。黒髪の端正な眼鏡イケメン。175cm
魔術大家二条家の直系後継者。真央を溺愛する残念イケメン。
レネット=ダインスレイヴ=クロムウェル(バロール)
魔術大家クロムウェル家の魔術師。黒みがかったグレーの髪は肩口、強気な瞳には、金色の死滅の魔眼と、蒼い凍結の魔眼がそろう。163cm。愛称はレン。二つ名はペイルブランド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 17:09:01
83060文字
会話率:30%
「ちょっと遠くの寂れた商店街に美味しいたこ焼き屋があるんだよ」
そんな幼馴染みの言葉に興味本位で向かった商店街は今にも無くなってしまいそうなシャッター街。
そこで食べたたこ焼きは確かに尋常じゃない美味さだった。
「これ本当にたこ焼き?」
「くら焼きだよ」
「くら、って何?」
「クラーケン」
「解せぬ」
たこ焼きならぬ、くら焼きを出す店を経営する夫婦
古物商の金髪エルフ娘
革細工を格安で売るドワーフ
エルフ娘にセクハラする謎のジジイ
そんな彼ら彼女らが集うこの場所こそ
『第十七区二番街 異世界商店街』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 12:32:30
17811文字
会話率:27%
主人公のユークは、世界で最初に魔王に出会って生き延びた。
もう一人の生還者は亡国の姫……彼女はユークに賭けた。
『国を救ってくれるなら。あんたの子を産んでもいいわ』
この約束がユークに火をつけた・・・わけでもなかったが。
主君に裏切ら
れた女騎士、軍縮で追い出された元軍人などを仲間に加え
クラーケンから街を守り、数万の魔物から国を守り、遂には竜殺しへ。
文明圏を一周した頃には、ユークは姫との約束を果たせる武器と力を手に入れた。
最強の冒険者と神の血を引く姫の子は、世界を救う英雄になる。
※一話にヒロインの画像を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 06:37:36
187472文字
会話率:29%
世界で唯一魔物と心を通わすことができるがそれ以外はてんでダメな少年エデン。そんな彼がクラーケン調査のためやって来た街で出会ったのは世界に5人しかいない最強の魔女の一人だった。
最終更新:2018-12-05 22:11:05
6440文字
会話率:68%
サンクス・スクエア主催・掌編小説コンテスト第2回『11枚小説』コンテストに出展する目的で書き上げしました。テーマは「ヒーロー」です。
しかしまあ、クソみたいに説教くさい内容になってしまいました。
最終更新:2018-11-02 01:04:35
4038文字
会話率:0%
最果ての村を飛び出した最強幼女が織りなす、ドタバタファンタジー。
ここは魔王城にほど近い最果ての村。とはいっても、ほかの村とは変わらない普通の村です。すこーしばかり物価が高い事と、村人の平均レベルが200を超えてる事以外、至って普通の村で
す。
山ではドラゴンを狩って、海ではクラーケンを投網で捕まえ、畑ではケルベロスを追い返す、そんな普通の毎日。
そんな村で育ったちーちゃんは、母のプレゼントを探すためひとり村から旅立つ。
最強の村で育った常識知らずの最強の幼女が世界を巡る。
「アルファポリス」にて先行掲載中です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/797230164/287080013折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 00:00:00
197845文字
会話率:27%
天界で悪政を敷いた女王が追放される
最終更新:2018-08-17 21:37:38
236文字
会話率:20%
海底8800メートルで行われるキャッキャウフフ!
暴れ散らかすクラーケンと呼ばれる化け物!
地上で行われる政戦!
あとなんかバトルが申し訳程度に
近未来のとんでも理論とか好きならいいんじゃない?
最終更新:2018-07-05 06:42:57
10481文字
会話率:46%
はるかな未来。地球は海に覆われ、海球となっていた。その時代の知的生物であるクラーケン族の少年ピピは、海底の陸族館で、不思議な人間の少女に出会い……
*四日目ごとに更新します。
(この作品は『星空文庫』さんに『陸族館の少女』というタイトル
で、最初ショートショートとして、その後、改稿して短編として掲載したものです。今回、書き直すに当たって、そもそもインスピレーションを受けた、ゆうゆさんの『深海少女』という曲に近いタイトルにさせていただきました。もちろん、内容は、わたしの勝手な想像の産物です。どうか、お許しください。尚、ショートショートや、短編とは、違うエンディングになると思います。連載は五回の予定です)
(追記:どうも五回では終わりそうにありません。六回になると思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 18:30:21
13176文字
会話率:13%
ドラゴンやクラーケンなど、地球上では伝説の生き物が生息する世界。その世界でそういう生物から皆を守る仕事に就く人たちにあこがれた少女の物語。
最終更新:2018-01-07 04:46:50
1945文字
会話率:23%
とある露天商の供述
いやびっくりしたね。あの日は炎の石が五つも売れて、俺は上機嫌でよ。バターたっぷりの豚焼を肴にエールでも一杯ひっかけて帰ろうかって……あ、このこと嫁には内緒にしてくれよ? 血と誓約の神に誓って禁酒を言い渡されてんだ。
ともかく日も落ちかけていて、そろそろ店じまいにしようと思ってたんだが、そこに男が吹っ飛んできたのさ。
竜の吐息もかくやってなもんで、売り物から俺の一張羅まで、みいんな滅茶苦茶にされちまった。
俺は怒ったさ。当然だろ? そうしたら男が言うんだよ、自分は異世界からやってきただの、布教をしなければならないだの。狂ってるって? ああ、俺もそう思ったね。こいつはイカレてる。『ほぼ帰らずの森』に迷ったか、『クラーケンの墓場』を覗いちまったか、瘴気に頭をやられたんだってね。
けどまあ、ちゃんと話してみると案外いい奴でよ、店を弁償するってんで金貨を二枚もくれたんだぜ。へへっ。
男のその後? さてね、腹が減ってるってんで俺の行きつけの酒場を紹介して、後はそのままお別れさ。
一緒に行かなかったのかって? 馬鹿言うな、俺は花売り通りのベッチィって娼館の一番人気を抱いて、そんで帰って糞して寝たさ。俺は血と誓約の神に禁酒を誓ってるからよ。
ところであんた、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教に興味はあるかい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 20:11:18
5883文字
会話率:21%
気がついたら人魚でしたの番外編です。
本編はこちら↓
http://ncode.syosetu.com/n3702dn/
当方が書きたくて書いたものをなんとなく公開しているものです。
本編の111以降だけでも読むとなんとなく話は繋がりますの
で、興味が湧いた方は是非どうぞ。
本編の補完、短編置き場として機能する予定です。
1話あたりは2〜3000字程度。
※本編が完結しているため、はっきりとした完結設定がありません。
補完の方が済んだら短編をちょこちょこ足していく形になると思います。
当方が満足した時が完結という仕様です。ご了承ください。
微エロ有りです。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-06 21:00:00
33527文字
会話率:39%
さえない主人公、結城遥(ゆうきはるか)は気がついたら異世界で人魚になっていた!?
元の世界の自分は生死不明。戻れる方法もわからない。
でも折角美少女になったからアイドルを目指しちゃおう!
そもそも、異世界にアイドルなんてあるの…?
そして
元の世界には帰れるの?
異世界転移ってチートがお約束じゃないの?
知らないことばかりの世界で私、どうする?!
やや突っ走り気味なヒロインがお送りする日常系ファンタジーです。
魔法は使いますが、主人公は戦いません。
お色気は…ナシ?後半112話以降、若干糖度が高いです。
※
1話あたりは短いです。(サクッと読めます)
更新は日祝お休み予定。
1章終了の43部までで約5万字程度(9/30にて1章終了)
2章終了の94部までで約11万字程度(10/22にて2章終了)
終章終了は140部まで21万字程度です。(最終話は126話+エピローグ)
(11/29に完結しました!)
番外編もあります。↓
http://ncode.syosetu.com/n6871dq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-29 11:22:11
211775文字
会話率:26%
むかし、昔、あるところに。一人の美しい娘がおりました。
その髪は艶やかに波打つ朝焼けの金。
その肌は象牙のようになめらかで、透き通るような柔らかさ。
いにしえの聖女のようなかぐわしき顔を飾るのは、鮮やかに青い海生石そのものの瞳。
高貴な姫に
勝るとも劣らない美しい娘に、街中の男達がぼうっと見とれ求婚しますが、彼女はどんなにすばらしい偉丈夫でも首を横に振るばかり。
それもそのはず、彼女には幼い頃から心に決めたものが居たのです。
ただし、この街のものではなく、人ですらない。
彼女が恋したのは、海底都市を守護する海の化け物。クラーケンだったのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-28 20:01:39
73569文字
会話率:36%
世界は近未来の日本、海辺の街を舞台にしている。
主人公は森正宗、お笑い芸人を目指していたが、数年前に起きた「笑戦争」と呼ばれる、戦争によってお笑いが規制され、夢を失っていた。彼は笑戦争のきっかけとなった生物兵器と対話することになるが。
※
カクヨムの方で一度UPしたことがある作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 01:19:11
12394文字
会話率:62%
ふと思い立って、数年前にYahooブログ(Меч и Щит Японий http://blogs.yahoo.co.jp/totdjo)に掲載していたものを、今更ながら、多少の修正を加えて再掲することにしました。ご隠居様のお城でエルブ
ンボウと隻眼の黒龍を手に入れたわたし(女性です、念のため)は、策略によってウェルシー伯領を乗っ取り合法的な支配権を確立した後、諸事情により違法麻薬の販売や皇帝暗殺などを行い、領内の騎士団の争議行為やマーチャント商会の武力侵攻もなんとか退け、ホッと一息の今日このごろです(以上、Ⅵまでの話)。ところが、帝都において勢力を回復した帝国宰相から怪しげな密書が届き、行ってみると、「皇帝陛下の御落胤を探してくれ」との帝国宰相のお願い。断りたいけど断ることはできないので、わたしは隻眼の黒龍に乗って、御落胤がいるという北の大地、ツンドラ侯の領地に向かいます。そして、とりあえずツンドラ侯領の都、グレートエドワーズバーグにある冒険者の宿「クラーケンの宿」をベースにして、しかし何の当てもなく御落胤探しを始めるのですが、そこで、ツンドラ侯のお父様(息子と同じくパワフルなオヤジです)に出会ったり、ブラックシャドウと名乗る怪しげなエージェント風の男とパーティーを組んで振り回されたり、バケツかゴミ箱を逆さにしたようなコミカルな兜が特徴の「武装盗賊団」に追い回されたり、紆余曲折を経て(ほとんど無駄に時間を費やしてばかりのようにも思えますが)、最後には、よくある話で、意外なところに求める人物はいるものですが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 07:29:03
107595文字
会話率:46%