放課後の学校で、こっくりさんをする四人の女の子たち。「もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」という言葉に反応して、十円玉は『はい』へ向かって……は行きませんでした。十円玉は、なぜか『か』の位置で止まったのです。そして次々と動い
ていく十円玉。好奇心と恐怖心から、そのまま続ける四人でしたが、だんだんとパニックに陥っていき――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 19:10:19
2931文字
会話率:64%
仲の良い友人が言うには、私は小学生の時分から随分と変わったそうだ。それは私自身自覚していることであり、友人にその理由を伝えていないのだから、奇妙に思えることだろう。
とある日、私は酒が回った勢いで秘密にしてきたその過去を話すのだった。
思い
出されるのは赤く染まった教室、蠢いた黒い影。
子供の時に出会った、それからの人生を大きく変えた出来事の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 01:11:55
1384文字
会話率:7%
草木も眠る丑三つ時、今宵もあの世とこの世が繋がる午前2時半。
毎週金曜日、「三度の飯より「月刊ムー」が好き!」というオカルト大好きなおじさんラジオパーソナリティ「オカやん」が、深夜放送を通じてリスナーからの質問に答え、リスナーの体験談を紹介
するラジオ番組です。
異世界とこの世の橋渡し役、オカやんが、「時にはシビア」に、「時には面白おかしく」、「時にはほろっと」、オカルトの世界について語ります。
「オカルト現象を信じる人も信じない人」も、「オカルト好きな人もそうでない人」も一度は聞いてみて下さ~い。
あなたが、今まで知らなかった、世界が広がりますよ~。
では、今夜も「放送開始~!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
22267文字
会話率:23%
古い木造の校舎、十五歳、中学三年生、放課後の教室。友人たちが二人のための時間をつくった。二人は「こっくりさん」を始めるが…。
最終更新:2021-04-27 00:00:00
893文字
会話率:12%
この街には怪異探偵と呼ばれる少年が居る。彼は自らをホームズと名乗り、助手をワトソンと呼ぶ。
ある日、二人に依頼が舞い降りる。その内容とは『愛の女神様になった娘を助けて欲しい』というものだった。
愛の女神様はこの街で流行る占い。そして、二人の
通う高校には愛の女神様という地位を持つ一人の少女が居た。
愛の女神様になった少女は学校の顔となり、生徒から親しまれるアイドル的存在。
助けなど必要の無いように思える依頼だったけれど、愛の女神様には裏があり――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 22:00:00
110501文字
会話率:49%
次世代技術体系候補道具類――ニュー・ジェネレーション・ガジェット。
略称NGガジェットとは、他人の霊力や電力等を用い、手軽に呪術を行う技術を言う。
技術が流出して、10余年。
ほんの少し昔からはじまる現代伝奇モノ。
流出した技術の
一部は、ネットにて放流される。
HPLなる製作者製のスマートフォンアプリ、それを中高生たちが手軽に手に入れて、被害が徐々に増え始める。
水面下で、でも確実に。
最新の事件は、こっくりさんガジェット。これを原因とした連続行方不明事件が、多発していたが。
しかし誰もが事件の全体像を、把握出来ていなかった。
天川夏海は、鳳雛学園中等部1年A組。彼女はNGガジェットの原型、プレ・ガジェットの一つを、宿していた。
その為に遠からず、ガジェット取締組織に、加入する予定であった。
ふとした切っ掛けから、その事件の糸口に関る事件に遭遇した彼女。
一方A組級友礼田弓子は、3年後養子に入る予定だ。その義父となる伯父からの束縛に、ストレスを深めていた。
それがゆえに、こっくりさんガジェット。それに引き寄せられ、誰よりも深く、関り。
夏海は、望月巴・日野明の霊的事件解決のエキスパート・コンビと合流。
クラスメイトたちの力も借りてこっくりさんガジェットの事件、――ひいては弓子の事情にも関ってゆくことになる。
――NGガジェット・プロジェクト、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 18:00:00
106434文字
会話率:30%
ごく普通のサラリーマン、凡田健二(ぼんだ けんじ)。健二は転職を機に引っ越したアパートで座敷わらしの少年と出会う。そして、その少年により強制参加させられたこっくりさんにより、こっくりさんの少女とも出会う。
これは、普通のサラリーマンと妖怪二
人のゆるゆる日常コメディ(?)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 22:13:40
6302文字
会話率:64%
夏休み。
東京から少し離れた街の商店街にあるゲームショップ“昭和屋”では、新店長の元女子大生、小栗桜が常連客の石動爽太とカードゲームに興じていた。
石動爽太は中学二年。思春期なのか、小さい頃から比べて随分大人しくなったと感じる桜は、
この年の離れた幼馴染に何か悩みがあるのかと案じていた。
そんな彼から“ニエ”という言葉を聞いた桜は、お守りにとぼやけたカードを渡す。
それは、桜が“逢魔ヶ時の狐狗狸さん”として転送顕現するための扉だった。
なぜ爽太はニエに選ばれたのか。
なぜカードからあやかしが現れるのか。
そして、なぜ桜が“言霊使い・逢魔ヶ時の狐狗狸さん”となって戦うのか。
全ての謎が明らかになった時、彼は、そして彼女は何を思うのか。
“令和”が舞台の“昭和”のあやかし奇譚、ここに始まる。
※第七回書き出し祭り参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 07:00:00
8566文字
会話率:62%
「こっくりさんこっくりさん、おかえりください」
興味本位で始めた、みんなおなじみこっくりさん。
だが、送還は失敗に終わる。
そんなとき、恐怖の中に埋もれた私たちを救ってくれたのは、無口な同級生の男の子でした。
怖さもふざけも、恋も笑いも
あったらいいなぁと思う、そんなホラーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 11:21:36
2929文字
会話率:28%
中学一年生の真藤朱理は放課後、友達にむりやりセーメイ様に付き合わされる。セーメイ様とはコックリさんに似た占いだ。ところが呼び出したモノが帰らずに、不可解なことが起こり始める。
最終更新:2019-05-30 20:00:00
45900文字
会話率:41%
都市伝説。怪奇談。怪談。
メリーさんとは何者なのか。
鬼門が開くとどうなるのか。
横断歩道の女は何を思うのか。
上半身だけのアヤカシは何を望むのか。
こっくりさんがもたらしたものは何なのか。
幾多の都市伝説があるが、実際の結末にあるのはラブ
でコメディな世界かもしれない。あるいは、あまりに救いのない結末なのかもしれない。それとも、都市伝説の存在たちの中にもある日常なのかもしれない。
エトセトラエトセトラ。
今宵お送りする物語は、あなたに真実を見せるのか、それともあまりに滑稽な嘘を見せてくれるのか。
都市伝説を取り扱った幾編かの短編集、ご覧いただきましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 17:05:54
130500文字
会話率:52%
さーちゃん、けーちゃん、よしくん、たーくんの仲良し四人。
夏休みの夜にこっくりさんに挑もうと家をこっそり抜け出し教室に集まる。
この作品は「マグネット!」にも掲載しています。
最終更新:2018-10-31 22:24:07
2986文字
会話率:48%
こっくりさんで起こった怖い話。
短編の1話完結です。
最終更新:2016-12-16 01:18:18
2247文字
会話率:52%
こっくりさんと金平糖と九郎ちゃんと私の少し変わった青春高校生活。
4年前くらいに書いたものです。自サイトなどからの転載。
最終更新:2018-10-20 20:29:03
2524文字
会話率:63%
こっくりさん用の紙をiPadに貼り付けてみた。
十円玉が動くと文章が打ち込まれるのですっごい便利。
最終更新:2018-09-08 08:38:37
2621文字
会話率:17%
───例え先生が怪異を愛していたとしても、私は先生がこんなにも好き。
女子短大生の私が出会ったのは、怪異譚を趣味で研究している講師の小松斎一郎。友人が面白半分で行ったこっくりさんを起因とする怪異事件に巻き込まれていくうちに、ある自分のルーツ
に行き着く。
主人公が憧れの講師と共に苦手な怪異事件を解決するために奮闘する、土着の民話をベースとしたホラー青春小説です。
実際の民話や土地をモデルにしていますが、かなりフィクションに置き換えていますのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 20:50:32
41671文字
会話率:54%
『こっくりさん』をするときはいくつか決まりがある。
四の時にやってはいけない。一人でやってはいけない。使った紙をそのまま捨ててはいけない。
そして「コックリさん、コックリさん、どうぞおもどりください」とお願いしても、こっくりさんが「いいえ」
と答えて手を離して終えてしまったら。こっくりさんに憑りつかれる。
もしそうなった人は、こっくりさんによって不幸が訪れるという。
これは、一人でこっくりさんをしてしまったとある女子高生がこっくりさんに憑りつかれ、つきまとわれた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 00:53:10
13607文字
会話率:36%
困った人の前に現れると言う図書館[冥界堂]
人々はその噂を頼りにその図書館を探すが見付けることは愚かその名前を聞いたことないと言う人が殆どだ。
そう、殆ど。
その殆どの枠組みから外れたものは在り来りな悩み事ではない。
それは・・・
最終更新:2018-07-05 20:51:21
5774文字
会話率:30%
こっくりさんをした女の子が不思議な世界に足を踏み入れる・・・
貴方の近くで起こりうる摩訶不思議な世界、笑いあり涙ありホラーありの楽しい小説です。
あなたの手で不思議の世界の扉を開いてください。
最終更新:2018-06-28 10:38:22
68367文字
会話率:80%
ネットサイトで見つけた怪しい書き込み、主人公の優香は何気ない気持ちで手を出してしまった。
こっくりさんから始まる不思議な物語、あなたの身近で起こるかもしれませんよ。
最終更新:2013-05-17 16:31:43
10131文字
会話率:69%
怪異忌憚シリーズ
都市伝説、学校の怪談
こっくりさんより
最終更新:2017-08-14 23:35:27
344文字
会話率:100%
田舎の高校に通う男子高校生、高野宇治(たかのうじ) 蓮鵺(レンヤ)。
彼は、思わぬ形で赤い手紙を見つけることとなる。それは、運悪く、或いは運良く。
手紙には、指定位置と日程が記されていた。
腐れ縁なヤンキーとよくつるむ割に
は、几帳面な蓮鵺(レンヤ)は、個人名の無いその手紙の指定地、廃墟(廃園)と化した旧遊園地跡へ。
【貴方を、待っています。ずっと、ずっ…】
律儀にも、その指定地である廃遊園地へ向かう彼を待っていたのは──。
さぁ、ゲームは既に始まっている。
泥沼のように繰り返される。
悪夢のような、この時間が、………ねぇ?
『うふふ、ふ、ふふ──』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 23:19:16
9430文字
会話率:43%