両親を海難事故で亡くした伯爵令嬢のクララベルは、使用人に虐げられながら生活していた。辛い目に遭うと、クララベルは心を閉ざし、現実逃避するようになった。クララベルが引きこもった時に、代わりに表出する人格のマリアベル。マリアベルはクララベルを
守ろうと、必死に生きて来た。王立学院に入学したクララベルは、王太子エルネストに出会い恋をする。しかしマリアベルは、か弱いクララベルが王太子との恋で幸せになれるわけがないと、この恋に大反対。クララベルの幸せは、果たしてどこにあるのか?
苦難に満ちた人生を歩んできた少女が、現実と向き合って大人への第一歩を踏み出す物語。
※完結補償。すでに物語は書き終わっています。
※アルファポリスにも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 13:00:00
67146文字
会話率:42%
お母様はこの世界の中心だ。
お母様はこの世界の全てだ。
小さい頃から刷り込まれるように、そんな思想を持つ彼らに育てられてきた。
お父様にとってお母様は自分の全てで、それ以外は塵芥でしかなく、私という娘さえお母様の関心を奪うものでしかない
。
それでも生きているのはひとえにお母様が悲しむから。
まあ私は昔からこれだからもはや文句は無い。
好きにすればいいと思う。
優しくて頼りにならないお母様と、素っ気ないけどお母様を悲しませたら冷酷な従者たち、そもそもこの家に寄り付かない兄と、お母様にしか興味のないお父様。
果てにこの国のほぼ全てが、心の奥底でお母様ファーストになっている。
だってお母様はこの国を救った聖女様だから・・・。
そう、私が救ったはずの、この口うるさい従者も、何故かお母様を崇めているのだ。
──────他はともかくお前は私を愛しなさいよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 07:00:00
34485文字
会話率:28%
前世の記憶を唐突に思い出した、公爵令嬢のセレスティア。前世によるとこの世界はロマンス小説の世界で、このままだと義兄であるキルシュがラスボスになって自殺してしまうらしい。
って、そんなのいやー!!!
大好きなお兄様に死んでほしくない!!
そう
思ったセレスティアは、キルシュが闇落ちしないようにあの手この手を使おうとするが、王子様(ロマンス小説のヒーロー)に興味を持たれてしまう。
「私はお兄様が大事なので! 王子様はお断りです!!」
ラスボス義兄×ヒロイン妹×ヒーロー王子の三角関係
※他サイト様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 23:28:33
11300文字
会話率:40%
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せ
っかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※以前連載していたやつの長編版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 17:04:46
7195文字
会話率:36%
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せ
っかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 19:50:58
21106文字
会話率:43%
嘗て世界一美しいと言われていたミューンジュラ大森林の都は燃えていた。
エルフの王族の末娘として産まれるも、容姿のせいで疎まれ、100年間鳥籠の様な部屋で過ごすレクシアナ。
大好きなお兄様の誕生日を祝う為、部屋から脱走するも、自分やお兄様を
蔑む言葉に胸を痛める。
そんななか、故郷は燃え落ち、それ迄の記憶をも無くしてしまったクルシアナは、ある助言を受けて旅に出ることになる。
外の世界は、クルシアナに何を与え何を奪うのか。
そして出会う様々な種族と歴史。
失われた記憶は、取り戻せるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 19:01:25
1537文字
会話率:28%
本日も婚約破棄されました。ただ自領のドラゴンを見せただけなのに。
パートナーのいなくなった私は、お兄様と王宮のパーティに参加へ。かく言うお兄様もお相手のいない身。
すぐに放置された私がお庭をとぼとぼ歩いていると、婚約破棄の声が。
え、私はも
うすでに婚約破棄されましたけれど?
黒髪の男性が金髪の女性に婚約破棄を言い渡されている。他人事ではないわ。気を落とさずお互い頑張りましょうとお伝えしたけれど、もう頑張る場所がありません。
元婚約者からいただいた夜会の招待状を使って出掛けることにしましたが、そこはなんだか怪しい場所で……。
短いお話です。他社サイト様掲載済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 22:08:51
24327文字
会話率:48%
私はジゼル・シュタイン。
アルテンベルク王国の貴族で、魔法学・騎士学・算術学とあらゆる分野において優秀な者を輩出している、シュタイン伯爵家の長女である。
そして、転生者でもある。
前世の私はパティシエとして働く二十五歳。
表情筋が死んでいて
無愛想、その上コミュニケーション能力が低すぎることで塩対応と揶揄されることも多かった。
……何故かその性質だけそのまま引き継がれて転生してしまった私は、貴族令嬢として華々しく社交界デビュー!……できるわけもなく、細々とお菓子を作りや伯爵家の仕事の手伝いをしながら引きこもりとして生きている。
そんな私だが、お父様や双子のお兄様達からは可愛いがられており、それなりに幸せに暮らしていた。
そんなある日、“青獅子”と名高い王宮騎士団副団長さんが現れて――――?
塩対応の塩系令嬢と揶揄される貴族令嬢がお菓子作りスキルを活かしながら溺愛されるお話です。
今回は恋愛色強めで書いていきたいと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:02:47
189869文字
会話率:32%
アルファポリス 第15回ファンタジー小説大賞 奨励賞&投票4位作品
平民の娘が、聖属性魔法に目覚めた。聖女として教会に預けられることになった。
聖女は平民にしては珍しい淡い桃色の瞳と髪をしていた。
主人公のメルティアナは、聖女と
友人になる。
そして、聖女の面倒を見ている第二王子殿下と聖女とメルティアナの婚約者であるルシアンと共に、昼食を取る様になる。
良好だった関係は、徐々に崩れていく。
婚約者を蔑ろにする男も、護衛対象より聖女を優先する護衛騎士も要らない。
自分の身は自分で守れるわ。
主人公の伯爵令嬢が、男達に別れを告げて、好きに生きるお話。
【一章】婚約者編
【二章】幼馴染の護衛騎士編
【閑話】お兄様視点
【三章】第二王子殿下編
【閑話】聖女視点(ざまぁ展開)
【四章】森でスローライフ
【閑話】彼らの今
【五章】ヒーローとの出会い
※ちょっと男性陣が可哀想かも
※設定ふんわり
※ご都合主義
※独自設定あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:00:00
296681文字
会話率:37%
聖女殺害未遂でテンプレの如く婚約者である王太子に断罪された公爵令嬢フルール。このまま国外追放かと思いきや、天才魔術師の兄・ノクスがキレてまさかの世界滅亡に!炎で国中が燃え人も建物も燃え尽きる中、フルールが最後に感じたのは兄の口づけ。えっ、お
、お兄様…!?
そのまま息耐えたかと思いきや、気付いたら断罪から1年前の世界だった。どうやら時が巻き戻ったらしい。
これは…平和な未来を目指すチャンスでは?
兄のヤンデレ化なんてごめんだ!処刑エンドもごめんだ!わたくしは平和に普通に過ごしていきたいのです。そのために、今度こそ立派な王太子妃を目指します。
ということで、品行方正、謹厳実直に兄を刺激しないように過ごすことにしたフルールだったが…あれ、もしかして兄にも逆行前の記憶が…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 07:36:10
66022文字
会話率:48%
「というわけで、お兄様の子種をください」
男の名はザック。
女の名はエフィリナ。
二人はよくある従兄妹同士であり、家も近く、本当の兄妹のように育った仲である。
「私はあの方の妻に選ばれませんでした」
エフィリナにはずっと慕
っている男がいた。
だが、その男が婚約したことを立ち聞きしてしまったエフィリナは、明後日の方向に向かって暴走をはじめる。
巻き込まれ続ける『お兄様』ことザックに、幸せは訪れるのか……?
というエフィリナさんとザック君(時々ロンヴァート君)のお話です。
( ゜∀゜)
全五話、いつものようにワチャワチャしておりますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 06:03:46
15405文字
会話率:31%
「おまえとの婚約を破棄する!」
王太子の婚約者であるエリスは、その言葉を呆然とした顔で聞いていた。
余談だが、エリスには兄がいる。
才色兼備にして文武両道。王国一と切れ者と呼ばれる侯爵家の跡取り息子で、王都で暮らすあらゆるご令嬢から
恋文が毎日の様に届けられている。
そんな完璧に見える兄だが、なぜだかエリスにだけは冷たかった。
エリスがパーティーに参加しようとすると、粗相をしたらどうするのだと出席を止められ、騎士達の大会を見学に行くと言えば野蛮だと止められる。
そしてさきほどの件、我慢の限界を迎えたエリスは叫んだ。
「わたくしの婚約を勝手に破棄しようとしないでください、お兄様っ!」
これは、色々と拗らせた兄妹の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 07:00:00
4184文字
会話率:48%
お兄様の本音を私だけは知っている――と彼女は思っている。
*カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2022-01-12 20:02:12
18524文字
会話率:40%
頼まれたら嫌だと言えない。困っている人を見たら見過ごせない。お人好し属性全開の私はある日、車道に飛び出した子供を助け――乙女ゲームのヒロインに転生してしまった!
WEBで話題になったその乙女ゲームは、とにかく難易度が低い!
ヒロイン
のよき理解者であり、甘い言葉を囁く王太子。ヒロインが困ったときには必ず親身になって相談に乗ってくれる家庭教師。ヒロインを溺愛する、とにかく優秀な義理のお兄様。
その他、イケメンの攻略対象達が用意されていて、ヒロインがどんな選択肢を選んでも、絶対に誰かのルートに入る親切設計――なんだけど、どの攻略対象と結ばれても、ヒロインは必ず攻略対象を庇ったり、身代わりになったり、とにかく死んでしまう珍しい物語だった。
――って、私、その乙女ゲームのヒロインに転生してるんですけど!? ちょっとそこのイケメン主人公、私に近寄らないでください! 違います、照れ隠しじゃありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 20:02:17
6978文字
会話率:28%
聖女となった平民の小娘に婚約者を奪われたエルミアーナ。
処刑台に送られて、首を落とされた彼女は惨めにその人生を終える――、と思われたのだが、目が覚めると聖女が現れる前に戻っていた。
処刑のショックからか前世を思い出したエルミアーナは
、次は同じ轍を踏まない、と心に誓う。
しかし、そんな彼女の前に見知らぬ男が現れてこう言った。
「僕は君のお兄様だよ!!」
一度目の人生にも前世の知識にも存在しない、突然現れた「お兄様」は一体誰なのか――。
エルミアーナの二度目の人生がそうして幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 12:00:00
40053文字
会話率:36%
「お姉様だけズルい」
それがメリッサの口癖だった。口を開けばズルいズルい。ケーキが食べたい。ドレスが欲しい。アクセサリーが欲しい。魔法の言葉を口にすればなんでも手に入ると思っていた。実際、両親は末っ子のメリッサには甘かった。私もそう。五つ年
下の妹が可愛くてたまらなかった。お兄様の溺愛は凄いもので、私は可哀想な子だと誤解されることもしばしば。でも実際は違うのだからと目を背けてきた。
けれど十五歳の頃、転機が訪れる。婚約者のジャック王子が私を家に送ってくれた時、メリッサは例の言葉を口にした。だがメリッサのズルいが向けられたのは予想外のもので......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 18:00:00
7936文字
会話率:49%
お兄様の褒めてくれた白い肌を守るためいつものように侍女、リリとお布団の攻防戦を興じていた私だが、今日はなんだかリリの様子がおかしい。若干浮かれているような……?
最終更新:2017-10-15 13:58:34
5062文字
会話率:36%
王は妹と語り合いたいと願っていたが、その時にはすでに敗戦が確定していた。革命軍の使者が来る前に、王は妹と共に部屋から脱出する。王は自分の能力を全て使って逃走劇を成功させるが、国や民への罪悪感は消えない。しかし、妹は兄が笑えるように励まし、兄
も妹が幸せであることを願う。2人は海を渡り平凡な暮らしを始める。そこで2人は微笑み合うようになる。自分の幸せと共に、相手が幸せであると感じられる時間。それは、かけがえのない時間であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 12:59:54
3710文字
会話率:14%
ゲームの舞台である異世界に転移した私は、なんだかんだあって現在、息子の婚約者の実家で暮らしている。辺境伯の王都本邸という、ゴリゴリの高位貴族の館だ。どうしてこうなった、とリアルに呟く彼女は、ゲームですら対人交流を拒み、『鎖国モード』を貫く人
見知りだった。そんな彼女が、社交家一家に放り込まれて、死んだ目で流されるがまま暮らし始めて半年。息子の嫁(予定)に誘われた茶会に向かおうとする彼女に、ワーカホリック気味で一度騎士団の帯同神官として前線に行くと数か月は音沙汰のない息子から、珍しくも連絡が来ていた。頼んでいた『おつかい』が終わったらしい。―――じゃあ、そろそろかな。ああでも神様――― ゲーム内で国家元首をしていた元女王は、許されることならば何事もなく一日が終わりますように、と凡庸な願いを神に祈った。
前作の短編『ゲーム世界にて「息子さんを下さい」とイケメンに頭を下げられた件。』の後日譚です。前作を読んだ方が設定が分かりやすかもしれません。
前書きは婚約者視点、本編は主人公視点、後書きはお兄様視点です。
恋愛タグに印をつけましたが限りなく無糖に近い微糖です。最後の最後に少しだけコーヒーシロップ程度に添えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 17:16:33
4934文字
会話率:18%
事情があって公爵家に養女として引き取られたシルフィーネ。生まれが子爵家ということで見下されることも多いが、公爵家には優しく迎え入れられている。特に義兄のジルバードがいるから公爵令嬢にふさわしくなろうと頑張ってこれた。学園に入学する日、お義兄
様と一緒に馬車から降りると、実の妹だというミーナがあらわれた。「初めまして!お兄様!」その日からジルバードに大事にされるのは本当の妹の私のはずだ、どうして私の邪魔をするのと、何もしていないのにミーナに責められることになるのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 06:00:00
146724文字
会話率:28%
周辺の国よりも保守的な国の第一王子として生まれた俺は、誰よりも保守的な王太子だと思われていた。婚約者には不貞され、側近候補たちには裏切られ、大事に思っていた令嬢を傷つけられそうになって、我慢の限界をむかえた。
本編→ケイン編→ガゼル編(お
まけつき)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 17:17:27
5801文字
会話率:15%
王太子の側近候補として陛下に呼び出されたが、その王太子には混じり物として嫌われた。保守的な王太子には受け入れられないだろうとわかっていたが、帰ろうとしたのを引き留めたのは愛らしい王女だった。
不遇な王女に侍従として寄り添うケインの物語。
本編→ケイン編→ガゼル編(おまけつき)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 16:38:27
6894文字
会話率:31%
「推しが死ぬルートなんて、認めないーー!」
ある日、猫を助けるために木に登った少女は思い出す。
自分の幼馴染が、世界を救う勇者御一行に同行することを。
そして、ルートによっては死亡してしまうことを!
前世では大好きだった推しキャラ、そして
今世では大好きなお兄さんの命を守るため!
名前もキャラ絵も存在しないモブですが、精一杯勇者様にお兄様を売り込ませていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 18:42:15
21424文字
会話率:65%
「推しが死ぬルートなんて、認めないーー!」
ある日、猫を助けるために木に登った少女は思い出す。
自分の幼馴染が、世界を救う勇者御一行に同行することを。
そして、ルートによっては死亡してしまうことを!
前世では大好きだった推しキャラ、そして
今世では大好きなお兄さんの命を守るため!
名前もキャラ絵も存在しないモブですが、精一杯勇者様にお兄様を売り込ませていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 22:05:24
7978文字
会話率:57%
私、どうやら転生したみたい。
それもどうやら女性向け恋愛シミュレーションゲーム──いわゆる、乙女ゲームに!
だって、王族や貴族のいる中性ヨーロッパ風かと思えば、水道や電気が通っているっていう現代的なものが混ざった世界で、貴族が入学を義務
づけられている学園がある。見目麗しい王族や貴族のご子息、ご息女も通っている。すでにご婚約が決まっている方もいる。学園は金持ちや成績優秀な平民も通えて、ご令息方は平民のうちの一人の女の子に興味津々。
乙女ゲーム以外なんだって言うの?(「現実だよ」ってお兄様のツッコミは無視。)
私?私はヒロインな平民の少女でも、悪役令嬢たる王子の婚約者な貴族令嬢でもない。強いて言うなら、美形な貴族令息の妹であり、幼なじみではあるけれど、ただの女生徒A。脇役ですらない、背景のモブよ。
──これは、乙女ゲームの世界に転生したと思い込む女の子が、妄想を暴走させた末、様々な出来事をなんだかんだ良い方向に持っていってしまう、なんちゃって乙女ゲーム転生物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 07:53:30
144973文字
会話率:41%
2023 World Baseball Classic 日本優勝記念連載!
空前絶後のやきうブームを受け、異世界+少女騎士団ハーレム+野球=最強の「KISHIDAN JAPAN」発足!
あらすじ
ひいきプロ野球チームの自力優勝を逃したそ
の日――。
スタジアムから終電で自宅へと帰ろうとした際、誤ってホームと電車の隙間に滑り込まれてしまった澤村 翔(サワムラ ショウ)。
目覚めると、そこは中世を思わせる異世界の大地だった。
しかも目の前には金髪の少女騎士が立っていて、十日後に領土を巡って隣国同士で激しい紛争が行われると言う。
数えきれない死者が出るかもしれない……。
そしてそれは自分も例外ではない。
突然の出来事に混乱するショウだったが、手に持っていたバットとグローブと白球を見て我に返る。
そうだ。きっかけが野球と言うならば、解決も野球でできるかもしれない。それに現実社会に帰る方法ももしかしたら……。
意を決したショウは、紛争を止め、領土問題を剣ではなくバットを振るって解決しようと前代未聞の野球外交に乗り出す!
はたしてショウは、九回裏のゲームセットまでに、各国の少女騎士団を白球の騎士団として従え、ラブアンドピースを図る名采配を出せるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:00:00
131958文字
会話率:57%
辺境の村で愛する養父母達と共に幸せな時を重ねていた少女、リシュナ。
手にした温もりはやがて戦火の酷爪に引き裂かれ、……彼女は愛する者達を失った。
自身の抱える辛い過去と、さらなる悲劇に見舞われたリシュナは、やがて、――死を望んだ。
深い森の
中へと踏み入り、孤独の闇に抱かれながら死の眠りへと身を委ねたのだが……。
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、――心に傷を抱えた贖罪の吸血鬼。
リシュナを保護し、家族になろうと消えゆくその命を繋ぎ止めた青年レゼルクォーツ。
死を求めていた少女とお節介な吸血鬼が手を繋ぎ合い、『家族』となる。
――これは、そんな訳あり少女リシュナと、その『お兄様』となる吸血鬼達との物語。
基本的にベタ甘なお兄様こと、レゼルクォーツが、
「お兄様、あまりベタベタしないでください。……警備隊に通報しますよ」
「兄と妹のスキンシップをしてるだけだろう!! 冷たすぎるぞ、リシュナ!!」
「四六時中妹に構いたがるお兄様は募集していません。以上」
「リシュナぁああっ!!」(滝涙)
新しい家族となったクールで可愛い訳ありな妹に、容赦ない対応を受けまくるテンションが含まれます。(笑)
※カクヨム・マグネットにも、同じものを投稿しております。
2016・06・21
お子様吸血鬼達の一人称を、平仮名表記に変更。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 19:00:00
619903文字
会話率:42%
相手の浮気で婚約を破棄されたマリージュは、社交界で悪役令嬢と呼ばれていた。マリージュに罪は無いのに、元婚約者の方が身分が高かったために一方的に悪女とされたのである。そんな時、マリージュは夢を見た。その内容はーー。
最終更新:2023-03-27 07:00:00
7958文字
会話率:49%