この世界の人間達には生まれながらにスキルと呼ばれる特殊な恩恵がその身に授けられる。だが全ての者達に役立つスキルが与えられるとは限らず中には外れスキルを与えられる不遇な者も残念ながら存在する。幼馴染4人で結成されているパーティー内の拳闘士であ
るユート・ディックスのスキルは《暴食》と呼ばれる『人一倍の食事量を摂取できる』と言う完全な役立たずスキルを与えられていた。そんな彼とは対照的に他の幼馴染達はそれぞれが強力なスキルを与えられており、チーム結成当初は対等に見てくれた3人の幼馴染も次第にユートを〝仲間〟ではなく奴隷同然の〝雑用係〟として扱い始める。そしてあるクエストの最中、ユートは幼馴染達の裏切りにより命を奪われそうになる。同じ村で育った自分を嘲笑と共に殺そうとする幼馴染達にユートの胸の内にどす黒い炎が燃え盛る。そしてその激情と共にユートの頭の中に声が響く――『シークレット能力を解禁します』――その言葉と共に彼の持つ役立たずスキルが覚醒した。これまで虐げられ、挙句自分を殺害しようとした幼馴染達へとユートは誓う。「お前達の全てをこの《暴食》のスキルで奪ってやる……!」そして彼は覚醒した最凶のスキルで幼馴染達から全てを無慈悲に奪っていく。裏切りから始まった成り上がり復讐劇、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 23:54:15
54944文字
会話率:32%
王国の地下には「ダークファイア」と呼ばれる、黒い炎が封印されている。それは邪神が死に際して残した、万物を塵芥と化すまで消えぬことのない世界最強最悪の呪いの火であり、72人の聖女・聖者達が火だるまになりながら封印した。
もしダークファイアが
封印が解き放たれることがあれば、消えぬ炎は瞬く間に大地を燃やし街を燃やし森を燃やし川を燃やし海を燃やすであろう。
そのダークファイアを現在、王国は、ゴミ処理施設として使っていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-27 09:10:47
3615文字
会話率:0%
高校生になったばかりの年端もいかない少年、竜胆カオルは、司法省管轄下の連邦刑務所局が管理している、世界で最も警備の高い刑務所に収容されていた。
彼は大量虐殺の罪と、魔法不適正使用の罪により、国際的な軍事機関が管理する魔法法執行部、『ウロ
ボロス』の特殊部隊兵によって捕縛、連行されていた。
彼は竜神族、——すなわち「龍」と呼ばれる生命体の生き残りであり、古代種としての遺伝子を持つものだった。
竜神族とはこの星の純血種と言われ、人類の敵でもあった。
かつてこの星には“七神”と呼ばれる神々が住んでおり、自然界の長としてその絶対的な地位と権威を固辞していた。
しかし、約200万年前に起こった災厄、“カタストロフィ(運命の日)“と呼ばれる謎の気候変動によって、地球環境は一変してしまうことになる。
未だその災厄がどうして起こったのかの原因がわかっていない段階であるが、1つ言えるのは、その日を境に”人類”と呼ばれる種族が生まれたこと、龍の一族が滅びの一途に向かったことが、明らかとなっていた。
竜胆カオルは、かつての竜神族の血を引き継ぐものだった。
彼は自らがその一族の末裔であることを知ってはおらず、なぜ自らの“腕”に「黒い炎」が宿ったのかの理由を理解できずにいた。
——そう、彼は突然理性を失い、自ら住んでいた街を一瞬で焼き尽くしてしまったのだ。
そしてその街には、彼の家族や友達が、何気ない日常の中に暮らしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 16:56:58
2461文字
会話率:22%
太陽系から遠く離れたシリウス太陽系の第4惑星ニューホライズン。
地球の植民地として機能するこの惑星では、奴隷の様な生活を送る人々の独立運動が吹き荒れていた。
そんなニューホライズンの片隅。シリウス人の少年ジョニー・ガーラントは地球から
やって来た地球連邦軍の特務少佐エディ・マーキュリーと出会う。かつてシリウスの貧しい農村を護っていたシェリフの息子ジョニーはエディと出会い、そしてシリウスと地球の為に。虐げられる人々の為に戦いへと身を投じ、逞しく成長していくのだった。
地球から遠く離れたシリウスで繰り広げられる独立戦争と文明の衝突。その中で成長していく青年ジョニーと、彼を導く士官エディの物語。
やがて『黒い炎』と呼ばれる存在となるジョニーは知ることになる。自分がエディとで会うことも、人間を辞めてしまう事も、そして、沢山の部下を率いてシリウスへ帰ってくることも。全てが運命に導かれた必然であった事を……
シリウス戦記シリーズ エピソード1
※旧題:シリウス戦記・救いの御子と運命の騎士達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 00:00:00
2127536文字
会話率:30%
かつて世界に恐怖を呼んだ『黒炎の魔女』
最愛の人である婚約者を失った彼女は、黒い炎をあたりに出現させる。
絶望により生まれた黒炎をあたり一面に次々と繰り出す彼女の眼には光は宿っていない。
周辺諸国を滅ぼした彼女の脅威が様々な国へと流れる。各
国は精鋭を呼び集め数多くの犠牲を払った後、ついに彼女の討伐に成功する。
その後1000年ほど未来に彼女は生まれ変わる。
意識を手放した後のこと、その後の歴史が気になった彼女はやがて書庫に入り浸るようになる。
そんなある日、通常とは違う種類の魔法を扱っていたアシュリーに、一目見ただけでそれが炎だと言い当てる公爵家の長男に出会う。彼は前世の記憶があり、前世の彼の婚約者がよく使っていた魔法であることを知るアシュリー。そこでお互いが前世の記憶を持っており、お互いが前世の婚約者だったことを知る。
そして二人は、今度こそお互いを守り切ると彼と世界に誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 20:33:41
92771文字
会話率:48%
「何故こんな目に合わなければいけないの」
アインホルン王国の王女リーゼロッテは声にならない程小さく呟いた。
目の前には父親であるアルベアト王が、
爛々と目を光らせながら「終焉の業火」と
唱え闇魔法と思しき巨大な黒い炎をリーゼロッテに向けて
発した。
そもそも齢9歳、無能力者とはいえまだ幼く、ましてや実の父親に殺される程の何の罪を犯したと言うのか。
リーゼロッテの頬に一筋の涙がこぼれ落ちた瞬間、黒い炎は身体全体を巻き込んで更に強く燃え盛った。
全身が黒焦げになるのを遠ざかる意識の隅で感じた。
父王に殺されかけ、黒焦げになり、他国の王子に拾われ生きていくことになるリーゼロッテ。
救いの手を差し伸べてくれた王子を慕い、尽くすが、残酷な運命がリーゼロッテを襲う。
愛されたいと一生懸命に生きていくリーゼロッテに幸せは訪れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 19:14:57
92706文字
会話率:32%
幼い頃から幽霊が見える男子高校生、米倉日向。
町で連続傷害事件が起こり、下校時間が早まった日の放課後に、日向の前にこれまで観たこともない黒い炎のような幽霊が現れる。
黒い炎の幽霊に誘われるように足を踏み入れた路地裏から、日向の運命が大
きく動き始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 00:33:23
190482文字
会話率:41%
昼間の姿は仮のもの。闇に隠れて悪を討つ。通称『投げナイフの美女』、またの名を『黒い炎の鉤爪使い』!
(異世界裏稼業シリーズのスピンオフ短編です。シリーズ本編の主要キャラクターは一人しか登場しないので、シリーズ本編は未読でも、この作品単独
で楽しんでいただけると思います。この短編を読んで興味が湧きましたら、シリーズ本編もよろしくお願いします)
(この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 11:00:00
9083文字
会話率:32%
魔王と勇者が、剣と魔法であまたの激闘を繰り広げてから1300年。
道具が進化し、魔法が消えてなくなった世界で、レナード・フットは『世界を統べる国』と呼ばれた大国、アラス王国の第二王子として生まれ育った。
花や動物を愛する心優しい姿から『微笑
みの天使』と呼ばれていた彼も、王族のしきたりによって17歳の時に初陣を迎えた。
初陣といっても形だけのもので、ただ本陣で座っていればいいだけのはずだったのだ。
しかし霧深い中、レナードは味方の裏切りにあい、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
周囲を敵兵に囲まれる中、レナードの体が黒い炎に包まれた。
「座したままで貴様らを葬ってやろう。【いにしえの禁呪】でな――」
普段の温和な彼からは想像もつかないようなおどろおどろしい声と不気味な笑み。
なんとレナードの前世は、数々の勇者たちを返り討ちにしてきたことから『レジェンド・キラー』と呼ばれた最強魔王。
しかも封印されたはずの『いにしえの禁呪』と呼ばれる強力な魔法を覚えたまま、生まれ変わっていたのである。
彼の『力』を利用して世界を操ろうとしている『真の黒幕』の存在とは――。
どんでん返しが好きな全ての人に贈る、異世界を舞台にしたミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 01:00:13
164726文字
会話率:36%
ブレイブザストーリーというVRMMOの大晦日の夜。とあるギルド拠点に一人だけログインしている男がいた。
現実ではブラック企業の中間管理職に勤めている童貞コミュ障だが、ゲーム内では【黒い炎/ダークブレイズ】という彼にしか使えない最強魔法を操
る。最強のギルドと謳われるベゾンダース・ジェニー・エーデルのギルドマスター「しゃけ」。
大晦日を一人で過ごすことが耐えきれなくなった彼は、ギルドメンバーのNPCを自分の前に跪けさせ新年を迎える暴挙に出る。
何も起きることなく寂しい思いをするだけだと思ったが、12時を過ぎると突然NPCは自我を持って動き出し、ギルドの拠点ごと全く別の異世界に移動してしまう。
戦闘メイド、邪神、魔法少女、特殊部隊、ヤクザ……ギルドメンバーの様々なコンセプトから生まれた最強ギルドに所属するNPC達と、見た目はヤギ頭の怪物、心は人間のままの主人公による異世界無双生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 23:08:58
17269文字
会話率:18%
過去に、家族にあった謎にせまるため、麻紀はとある人物とタッグを組む。
互いの秘密が明らかになるにつれふたりの溝は深くなる…
*初投稿です。おかしなところは目をつぶってください
何か気になるところがありましたら教えて下さい
最終更新:2020-04-04 13:19:55
962文字
会話率:45%
とある町である噂が
”町の北側にある霧が濃い森の中で少女らしき人影が指先に赤黒い炎を灯らせながら、ただひたすら歩き続ける姿を北の森の近くにある、とある農家が目撃したらしい”と、人々の耳に広まっていた。
その噂を耳にしたアルス・リバーノン
と幼馴染のロナ・イローナが噂の森に行った。
そこで”少女らしき者が指先に赤黒い炎を灯らせながら”霧の向こうの森から出てくるところに遭遇してしまう。
そして、倒れた少女を助けるためにロナに助けを求めてくるように頼み、アルスが一人になったときに話しかけてきた謎の声の主は一体誰なのだろうか・・・。
果たしてその少女の正体とアルスに隠された秘密とはなんだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 14:08:46
13648文字
会話率:3%
現代日本に居た性同一性障害の当事者である事が許せない主人公が自殺して異世界に生まれ変わり、産まれ持った力"黒い炎"と不幸で幸福な新たな人生を始める
異世界転生録
最終更新:2019-11-25 05:04:12
43607文字
会話率:28%
私は地方のとある病院に併設されている介護老人保健施設に勤務している介護福祉士です。長年、夜勤をしていると怪談の持ちネタが出来ると思われると思いますが、そのうちのひとつをここに記しました。
本作品は私が経験したありのまま起きた怪談を書いた実
話怪談です。怖いかどうかや解釈は読者様次第ですので何とぞご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 00:00:00
1436文字
会話率:13%
光の勇者(竜人)と魔王の子どもとしてひっそりと生を受けた少年が、自らの規格外っぷりを知らぬまま街へ出る。そんな少年が不良学園の総長になる話、いやいや、最年少騎士団長に、竜王に、はたまた魔王になっちゃうお話。
ドラゴン、黒髪黒目への形態
変化あり。
ストレスフリーで読めるチート話を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 20:00:00
184862文字
会話率:49%
市立豊国中学二年生の男子生徒である細川興弥は、突然霊が見えるようになる。最初に見えたのは、興弥の祖先だという、戦国大名『細川忠興』を名乗る青年だった。
霊能力者になったかと思えば、黒い炎を出せるようになったりと、興弥の学生生活は忠興の登
場とともに、波乱に満ち始めた。
幼馴染みの珠子を好きな普通の中学生(だった)、細川興弥の物語はどうなるーー。(見切り発車のため、作者もわかっていません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:59:22
16602文字
会話率:34%
かつて地球に魔法が溢れ、三国が覇権を争いしのぎを削っていた時代があった。御堂慧の正体は、その一国であるイヒトルシュカ帝国に仕え、黒い炎を操る大魔導士であったベルンハルト=ブルツェンスカの末裔である。ベルンハルトのその瞳は黒い炎が失った赤の代
わりと言わんばかりの美しい緋色だったと言われている。
国内外の敵を剛(大いなる魔力)と知(類稀なる智謀)で治めて行く姿は群衆の憧れであった。また緋眼に加え、きめ細やかに手入れされた金髪を併せ持っていた事で形成された佇まいは誰もが一瞥する異様かつ、美麗なそれであった。
彼に近づこうとするものは多くいたが、彼は孤独を好み、誰かと群れを成すことはついぞ無かった。戦乱が最佳境に突入した折、突如として彼はどこかに消えた。彼宛の手紙を届けた配下の一人が証言するには一通の手紙を見たときに彼が一瞬、見たことも無いような悲壮な表情を浮かべたと言うのだ。
大魔導士を失った、イヒトルシュカ帝国はその混乱から立ち直る事が出来ず、三国の中で、最も早い脱落者となった。戦は結果的にダイドロ帝国が勝利を手にし、天下を平定することとなった。それから二千年余りが経ち、舞台は御堂慧が高校に通う現代へと移る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 16:10:34
2299文字
会話率:24%
人は彼女を勇者と言い、崇めている
それが僕にはとても滑稽に見えた
なぜなら、彼女は僕と同じような人間だからだ
相手は12歳の少女
そんな彼女に年老いた大人たちが揃って頭を下げている
そんな姿をいつも後ろから見ていた僕は、笑いをこらえるのに必
死だった
彼女が勇者と崇められている理由はいくつかある
一つは、石に刺さってた剣(聖剣)を抜いたこと
石に刺さってた時は錆びてて、なんだこの粗大ゴミと思ってたら
彼女が抜いた瞬間金ピカの剣になったんだ
あれは確かに驚いた
けど、後で彼女に貸してもらったけど
切れ味は僕の愛剣(魔剣)と大差ないような気がしたんだよなぁ
もう一つは、彼女の手の甲に変な痣があること
勇者の証とか言ってたけど、女の子にとって体に痣があるのは可哀想だと思った
そう思ってたら、なんか僕の手にも似たような痣が出来てたんだよな〜
お揃いだなって言ったら喜んでたけど、
隠しとけって言われたから今は手袋してるけどね
最後に一つ、なんか大きな光る虫(大精霊)が彼女に力をあげたらしい
僕は虫が好きだから少し羨ましくて、僕にもくれないかなぁって思ってたら
黒く光る虫(最上位悪魔)がやって来て、僕にも力をくれた
黒い炎を出せるっぽくて、暖炉の焚き付けに重宝してる
ありがたい
まぁ、そんな感じで彼女が特別扱いされてるんだけど
彼女より強い僕はどうすれば良いかな?
取り敢えず、彼女の使命とやらには着いて行きます
(美味しいご飯のために!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 23:54:36
4343文字
会話率:40%
中二病の新庄 健太は家に入ろうとすると突然知らない森の中に転移してしまう。
そこで出会ってしまったゴブリンに追いかけられ、つまづいて転んでしまう。
もうダメかと思われたが、目を開くと黒い炎で燃えているゴブリンの死体が!
「俺が、やったのか
…?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-05 21:18:16
1227文字
会話率:33%
大陸最大の帝国、ゼアード。かつて、大陸を席巻した帝国騎士団は、現在は国内の治安維持の為の組織となっている。
主人公アレスは、騎士として、弱者の剣となり盾となり秩序を乱す者に立ち向かう。
しかし、彼には過去の記憶がない。そして、彼
の左腕には炎が宿っていた。この炎は、邪悪を払う聖なる炎か。光を焼き滅ぼす黒い炎なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-13 23:28:12
4531文字
会話率:34%