平穏な日常を願う普通の高校生である日高誠は、枕元に見覚えの無い物が置かれるという、謎過ぎる現象に襲われた。
そこに魔法使いの少女、水鞠コトリが現れる。
魔法で引き寄せた物を元に戻せ。失敗すれば……死!?
謎のミッションから始まる
魔法使いとの奇妙な関係。
やがて二人は、改変された世界に渦巻く陰謀に巻き込まれて行く。
最弱の能力を持つ少年は、少女を救う事が出来るのか。
世界が否定する異質な能力に目覚めた時、「引き寄せる魔法」が奇跡を起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 11:06:34
315553文字
会話率:33%
疲労困憊の社畜の風原爽也。疲労困憊の中掃除を
したら掃除機に足をとられて転倒死。
可哀想だから転生したのに魔法が掃除機?!
ギャグみたいななろう系なのか?!
最終更新:2023-07-02 23:29:36
6157文字
会話率:30%
まず初めに、この作品は僕の初めてのものです。
面白くなるよう頑張らせていただきますが、温かい目で見ていただけると幸いです。
設定などしっかり作りこんでいないので、おかしなところもあると思いますので、これ矛盾してね?と思っていやな気持になった
ら、読むのをやめていただいても結構です。できれば皆さんが楽しく読んでいただけると嬉しいです。(文章もくそですのでよろしくお願いします。)
元陰キャの柊秀斗は彼女持ちである。
それ以外は特に何もない普通の高校二年生。いつものように日常を過ごしていると、教室がまるで溶けたかのように崩れ、魔法陣が浮かぶ謎の現象に巻き込まれる。さらに、魔法陣の一部が崩れ、そこから発生した謎の吸引力に彼女である藤沢美鈴がまたまた謎な空間に引きずり込まれそうになる。近くにいた自分はぎりぎり彼女をかばうことができたが、代わりに自分が謎の空間に落ちてしまう。そんな彼はどうなってしまうのでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 17:28:18
43977文字
会話率:5%
異世界にクラスまるごと召喚された!
引力を操れる主人公、野々田晃太。
その親友で、風を操れる宮脇風磨。
この二人の、のんびりした冒険のお話。
最終更新:2022-05-09 18:02:24
521文字
会話率:0%
学問の研究に重きを置く国、魔導大国。大陸唯一の国家として君臨し、大陸そのものを一つの大学としていた。さながら、学園大陸と呼ぶべきだろうか。日夜、新たな物が研究生達により研究し、開発されている。
大学の魔導術科の研究室の一室で、彼女は研究
していた。名はトルティット。
過去、名をはせた偉大な魔導術師であった。数多の怪物を屠った彼女は、半世紀前に唐突に引退し研究に没頭し、平和な日常を送っていた。
そんな、彼女の研究室の扉が勢い良く開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 13:04:22
5047文字
会話率:50%
彗星が地球に衝突する。その事実を知った人類は無数の地下都市を造り、災厄の襲来に備えた。しかし運命の日、突如として軌道を変えた彗星“ドロシー”は月の裏側に落下。この幸運によって滅亡の危機から逃れられたと、誰もがそう思った。しかし、それはさら
なる災厄の始まりに過ぎなかった。
月面に生じた亀裂から噴出する謎の物質。地球の引力に引き寄せられ惑星全体を覆ったその銀色に輝く微粒子は、天変地異を引き起こし、実在しないはずの怪物達を生み出す。
想像力が人を殺す。そんな地獄と化した世界で、それでも生き延びようとする人々。そんな彼等の前に一人の超常的な能力を持つ少年が現れ、英雄となった。
それから二五〇年後、月からもたらされた物質“魔素”が引き起こす“記憶災害”について調査していた一五歳の天才少女・星海 朱璃は、炎に包まれた筑波山の頂で奇妙な光景を目撃する。そこだけ円形に切り取られ、延焼を免れた空間。その中心で眠る一人の少年。
彼の顔は、二〇〇年以上前に失踪した救世の英雄“伊東 旭”に瓜二つだった。
◆関連作品◆
最悪の魔女スズランシリーズ
https://ncode.syosetu.com/s0586g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 21:36:32
546960文字
会話率:43%
1994年、世界各地に滅びの鐘の音色が響きわたった……。
――その日を境に、未曽有の災害が人類を襲い、それから15年の年月が経った。
イギリスロンドンの郊外にある街ハムステッドの近隣の寮で暮らすアレン・ローセルは、3年前からイギリス全土を
襲う深刻な寒波の影響で彼の通う学校は1年近く休校になり、アレンはなにかと退屈な日常を過ごしていた。
かつて少年にも母親と呼べる肉親が一人いた。
だがイギリスに蔓延していた伝染病に罹ってしまったまだ幼いアレンをいち早く病院につれて行く為に、彼の母親は雨降りしきる視界の悪い夜道を車で走らせるも、運悪く逆走してきた飲酒運転の乗車と衝突事故を起こしてしまう。
だが運よくアレンは軽症で済むも病床の上で目を覚ますと、事故当時の現場検証をしていた警官から衝撃の言葉を告げられる。
なんと彼の母親の姿は事故現場何処に見当たらず、そのうえ彼女が乗っていた乗用車の運転席に夥し量の血痕があったもののそれ以外の痕跡は見当たらなかったのだ。
そして数ヶ月の行方の捜査が行われるも、結局捜査は打ち切りになり、彼の母親は死亡扱いになった。
だが衝突事故から数年経ってもなお、アレンは母親の関する何らかの手がかりを見つける為、この休校期間を機に色々な過去に起きた事故について調べまわっていたものの、何一つ手掛かりが見つからないかった。
そんなある時、アレン宛てに母の友人である【シャルロット】から一通の手紙が届く。
その手紙の内容とは、シャルロットの家に母の私物がまだ残っているから、取りに来て欲しいとゆう内容だった。
アレンはその私物の中に何かしら手掛かりがあると思い、彼は母の友人の元へ向かう。
そしてシャルロットに家の招かれ、案内されると、物置部屋には一際目立つ布を被った大きな鏡が置かれていた。その鏡こそ母が残した私物だとシャルロットは語った。
アレンはその日の夜、再び物置部屋に訪れると、ふと無意識に鏡に表面に触れる。
するとアレンの腕は鏡を貫通していたのだ。しかし腕が抜けなり、そのまま謎の引力に鏡の中に吸い込まれていった。
ふと、アレンは無数の綺麗な花が咲き誇る花畑の上で目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。
――これは無力の少年が、母の手掛かりを探し、仲間と共に苦難を乗り越えながら8つの鏡の中の世界をめぐる一人の少年の虚構勇者の冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 19:19:31
8273文字
会話率:17%
魔導大国として名高い国ウェラヌスキアで、大貴族の長女として生まれた少女、サキア・ドライアーネ。
だが彼女は魔法の才能にとぼしく、そのことで同級生たちに笑われ、家では、母の新しい夫の娘である天才少女となにかと比べられる毎日──
そんな生活にな
れてしまい、自分自身にふたをしかけていた頃、親しくするメイドから、サキアは奇妙な男の話をきく。その話に心ひかれた彼女は、湖のほとりにすまうというその男に会いにいってみようと思い立つ。
そこでまっていたのは、その拳ひとつで魔法と同等な奇跡をおこす大男。その男こそ、おのれの肉体のみで闘うすべをもつ、拳闘術の師範、シガだった。
まるでなにか、あらがえない引力にひかれるかのように、弟子入りをもうし出るサキア。
だか、シガがかえしたのは意外な答えだった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 10:27:16
37772文字
会話率:40%
我々の住む頭上に、同次元平行世界線上の『別地球』が投影されていた。
その数、二。
数年前、突如として現れた二つの『別地球』は、北太平洋と南大西洋の直上で、『地球』の自転公転に付かず離れず、昼夜問わず、月も、太陽も、天に散らばる満点の星
々も覆い隠して――唯、其処に在った。
「昼夜問わず」と言ったように昼も来れば夜も来る。つまり、太陽の光は届いている訳だから、太陽は変わらず存在するだろう。更には潮汐も正常である事から、月も存在するであろう事が分かるし、同時に『別地球』の引力等は『地球』に全く影響を及ぼしていない事も分かる。
ならば、頭上の仰々しいあれは何なのだ?
レンズを通せば途端に消え失せてしまう存在であるとしても、肉眼の視界に於いて二つの『別地球』は確かに在る。
我々の頭上に、泰然と、ただ在る。
だが、それだけでしかなかった。
天変は世界の終わりを意味しない。しからば、目先には飯が必要であるし、その為に朝がくれば仕事にいかねばならない。
兎角、日常生活に全く何も影響しないのであるから、いくら高名な学者様や怪しげな宗教家どもが連日騒ぎ立てようとも、一部の数奇者を除く世間の関心は次第に薄れて行った。
誰にも愛されていない主人公『四藏匡人(よつくら まさと)』も、そんなご多分に漏れず天変を看過する一人である。
彼に関して、この場では多くを語らない。
が、彼が『正義を知らない子供』であるという事だけ、心に留めて置いて欲しい。
テーマは《正義》、《インフレーションとデフレーション》、《Cosmos(宇宙)》、《無差別級!異種混淆異能バトル!》、《頭脳戦(できたら)》、《異世界》
ファミ通文庫大賞に最終選考まで残った習作です。
週一ぐらいで更新したいです。(毎週日曜目標で)
五章、百万文字ぐらいで終わる予定です。(やっぱなげぇなって思ったので80万ぐらいにします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 23:00:00
746505文字
会話率:37%
彼女に振られた直後、俺は異世界へ転生した。
そんな俺の前に現れたのは喋るウサギ!?
しかも俺が転生したのは人間じゃなくて聖霊で、受け継がれた不思議な能力がある??
この世界の全てを飲み込める程の引力と、それをエネルギーに替える能力。
何
かアレに似てるね───"ブラックホール"
「異世界だろうとやりたいことをやるんだ!!」
夢の宇宙飛行士目指していざ飛び出せば、そこは「魔法」至上主義の世界!
火は魔法で生み出すもの、ケガは魔法で治すもの。
科学者は処刑しろ!な世界で「宇宙にいきたい」なんて言ったら殺される??
科学者のアルタイルと出会い。
悪魔の子と呼ばれる少女スピカを助けて、変態聖騎士のベラトリックスに狙われ?ながら世直しの旅にでる!
「俺の夢は宇宙飛行士になること!異世界版NASAを結成しよう!」
"科学が異端"の異世界で、異端児だらけの組織を結成しようと奮闘する主人公の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 15:15:10
209056文字
会話率:37%
最初から最強の引きこもりが異世界で無双する!
最終更新:2020-03-01 16:00:00
2755文字
会話率:59%
ある時異世界に通じる穴が地球各地に空き、超能力者で構成された軍隊、『超軍』が異世界を蹂躙する。
各国が我先にと異世界の資源を確保しようとする第三次世界大戦が勃発。
重力、斥力、引力と同じように万物が抗いようもない力で作られた法則『魔法』で異
世界人たちが応戦するも詠唱もせずに異能を発動する『超能力』には勝てずその価値は少し便利程度の魔力の術『魔術』と言われるほど下がってしまう。
超軍に所属しながらも無能力者の主人公針ヶ谷 刻夜はひょんな事から異世界に置き去りにされてしまい成り行きで助けた錬魔師ルフ・クレイマーと行動共にする。
彼に一見地味な超能力に目覚めるが、実は魔術を使うには使い勝手よく超能力者相手でも魔術師相手でも大立ち回りを演じ、次第にどの勢力も彼を無視できなくなっていく。
仲間のルフは家族が戦争で死んだので戦争を止めたいと考えている、ルフの願いを叶えるため刻夜は世界を駆け回る!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 04:50:09
10720文字
会話率:49%
6/9、本編完結しました!■■これは年頃の男女の恋愛同棲物語です。2章からエロくなります。R15で納まる表現を心がけてますが、苦手な方はご注意ください■■
魂の双子。
それは18歳になるまでに必ず出会い、出会って以降は長時間離れて暮ら
すことが困難になる奇妙な体質の男女。その出会いの引力は次元の壁すらも超える。
そんな特殊な体質だったために、少し寂しい生活を送っていた以外はごく普通の高校生であった生咲洸也は、テフィナという異世界の魔法科学文明で残念な美少女ロロティレッタ・ロマと同棲生活を送ることとなる。
一つ屋根の下で暮らす二人は、洸也が始めた手のマッサージをきっかけに、次第にボディタッチが激しくなっていく。超文明人が行うイベントに参加しつつ、コウヤは時に美少女の背中を摩り、時に足の裏をモミモミし、またある時には真面目な話をしている炬燵の中で美少女に悪戯され……長時間離れられない宿命にある思春期の男女は、同棲生活の中、お風呂タイムに一人で何をしているのか! 何故リンスの減りがお互いに早いのか! 洸也の思春期は今日も荒れ狂っている!
※※残酷な描写タグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 16:54:50
887078文字
会話率:28%
異世界において、魔力総量が大きい=最強となる。
それは魔法、ギフト、スキルが応用がきき、手早く最強を名乗れるからである。
がー。
では、魔力総量が極端に少ない人間は?
どうなるのか?
レベル上げは出来るのか?
成長できなければ詰
むのか?
答えはyesである。
異世界でも同じ物理法則ならば。
引力が、人間の細胞が同じなら。
ただの人間が魔力も無しに活躍出来る訳はない。
ではそんな魔力ツエー奴らが。
回復も即効の奴らが。
本当の本当に命を掛けて戦っているのか?
勇気はあるのか?
確かにあるだろう、何故なら、敵も魔力を使うからだ。
しかし。
論点はそこではない。
魔力も無くし、体力ステータスも同じになった相手と命を掛けて戦えるか?
こう問えば、大抵の俺ツエー奴らはどう答えるだろうか。
身体強化無し、エフェクト無しで、本当の本当に格闘技術のみで。
さあ。
戦えと。
戦えと強制されたら。
『そいつら』は戦えるのか?
見ものだな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 16:08:42
18643文字
会話率:51%
その門は絶対に開けてはならない絶対だぞ!
異なる世界に続くと言われる通称・異界門、中年顔の青年タナオウとその友人達は面白半分でその門を開けると圧倒的な吸引力で異界門の中へ吸い込まれてしまった!!
果たして中年顔の青年タナオウとその友人達の運
命は…
今、よく分からないが多分壮大な物語が始まる!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 11:57:08
15565文字
会話率:72%
吸血鬼。
そう呼ばれる伝説上の生物がいる。人の生き血を啜り、超能力を使い、強い力を持ち、夜に生きる。
吸血鬼にも様々な種族がおり、そのほとんどが魅力的な美しい姿をしていると言われている。
彼らが美しいのは、人を惹きつけて殺すため。
その美貌の引力に逆らえなかった者に待ち受けるのは、死あるのみである。
ただ、例外もある。
この話はその例外となってしまい、最強の吸血鬼の弟子になり、師匠が頭を抱えるほどのトラブルメーカーになった女の話である。
※宗教批判的、犯罪擁護的、差別的な文章がありますが、創作上の設定であり、あくまでフィクションですので、ご拝読いただく際はご留意ください。
※コントラクト読者様へ
以前掲載していた「コントラクト」を改稿したものです。以前は主人公語りだったものを書き直しています。登場人物と設定に若干の変更がありますので、お楽しみいただいたり、あるいはガッカリされるかもしれませんが……。
具体的には、インド編から徐々に話が変わり、イタリア編から設定が変更されてローマ編から結構変わります。基本的なテイストはそんなに変わってないかもしれません。
ちなみにエンディングは大幅な改稿をし、前作とは違うエンディングを予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 07:12:09
404712文字
会話率:51%
女の子は何でできている?
砂糖と、スパイス、それから?
人を憎み、でも人が好き。甘過ぎる白い英雄の冒険活劇。
※素人作品です。
第一部
一話
二話 ←このへん
三話 マーダ
第一部 《女の子は砂糖でできている》
異世界に投げ出された女の子。その体は砂糖になってしまっていた。
見世物小屋の主にテイム(魔法、及び魔道具による洗脳)され、その逃れ得ぬ吸引力を恋と判断した女の子は捨てられまいと体を張る。
ファーストキスをささげ、その恋は酒の勢いで真実が晒されるまで続いた。
第二部 《ヒロイックハート》
当てもなくさまよう女の子が遭遇したのはとある行商人だ。
行商人は女の子が砂糖を生み出すと知って、交易都市での儲け話を持ち掛ける。
交易都市へ向かう道中、サラマンダーと交戦し火の因子を取り込む。
戦の影響とやらで山道のルートを辿ることになるが、山賊の襲撃をうけ、これを討伐する。
宿泊予定だった村は既に山賊によって壊滅しており、
生き残りと名乗る男に連れられて地図にない村で夜を明かすことに。
その村は山賊の拠点。弔い合戦の合図が鳴る。
第三部 《シュガーラッシュ》
交易都市に到着した行商人と女の子。
さっそくアリンコ商会に砂糖を売りに出した行商人だが、
商会のトップに目をつけられてしまう。
襲撃、濡れ衣、二人は後手後手にまわり徐々に追い詰められていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 00:42:25
2577文字
会話率:15%
【更新休止】
前世は人間にこっぴどくやられ、滅ぼされた魔王が現代に転生した。
魔王は前世の記憶も能力も失い、ただ人間に対する恐怖だけを持ち越していた。
そんな恐怖を抱いたままの魔王が人間だらけの社会で上手く生きていくことができるはずがない
。
どうして自分が人間を恐れるのか、それを自覚することもできずに魔王は今生に絶望する。
死のうと自然に思った。
死に場所を探して船の上。そこで魔王は正体不明の飛来物体による突発的海難に見舞われた。
正体不明の飛来物体は、デブリであった。地球衛星軌道と地上とを結ぶ線が真空となり、しかも重力が狂ったために衛星軌道上の宇宙ゴミことデブリが秒速十数㎞で墜落したのだ。
どうしてそんなことになったのか――
それは前世で魔王の転生を予見した大賢者が、魔王の魂を追って勇者を転移させる魔法のせいで起きた事象だった。世界間移動魔法によって転送先の地球の一部空間が捻れ、そのために大気圏と重力圏に穴が空いたのだ。
スペースデブリなどがない彼らの世界ではその事象は起きても大きな問題にはならなかったが、地球は違った。デブリが墜落することが必然であるというレベルで宇宙ゴミは蔓延していたからだ。
魔王が海上にいたというのも問題だった。
空間の穴は閉じる際に吸引力を生じさせる。
デブリが逆召喚されかけの勇者に衝突し、その運動エネルギーのままに海面に墜落することで生じた高潮に攫われた魔王は、その吸引力に巻き込まれてしまった。
そして想定されていない衝撃や吸引物のために世界間を繋ぐ穴は複雑怪奇に捻れてしまう。魔王の魂は前世の世界に舞い戻るということにもならず、奇妙な世界へと迷い込んでしまった。
二度目となる転生を果たした魔王だったが、現代で人間として育った記憶を、今度は失わずにいた。それは自分では理由のわからない人間への根源的な恐怖を抱えたままということを意味した。
――という背景はまるで関係なく、現代知識を持ち、魔法的能力を多少持ち越した転生魔王が無人島でサバイバルしていくだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 03:55:29
110163文字
会話率:2%
児の俺は親戚に引き取られ平和な日常を送っていた
…はずが、目の前で幼馴染が謎の男たちに攫われ
謎の渦へと消えて行った…。
俺は見なかったことにして逃げようとするが
渦の吸引力に負け吸い込まれてしまう。
吸い込まれた先はまるでゲーム
の世界!?
その世界では幼馴染が姫になっていて!?―――
comicoと重複投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 02:37:52
3135文字
会話率:35%
世界の影。そこにはニートとオタクの果てない戦いの歴史がある。
ある少年はニート化し、自然的引力によって戦いを運命づけられた。
世界はニートとオタクが作り出す幻想。
その戦いの記録。
最終更新:2013-10-15 17:05:04
7819文字
会話率:12%