貧農の子ユウは飢餓に苦しむ親に人買いへと売られた。
町の商人に買われたものの、不況の波に飲まれて解雇されてしまう。
町の外に放り出されたユウは何もわからないまま路頭に迷った。
しかし、そこで貧民のグループに助けられてから運命が変わる。
もちろん生活は楽ではない。
抱いていた希望が砕けることもある。
それでも明日を信じて生き抜いていった。
やがてユウは冒険者パーティ『古鉄槌(オールドハンマー)』に入り、これを引き継ぐ。
そして、迷宮、大国、未開拓地域、不思議な場所を巡り冒険するのだ。
これは、数ある冒険者の話のひとつであり、けれど他とは少しだけ違う物語
※注意※
2章までは冒険者になる前の話でしかも長いです。
特に最初は戦いはあんまりありません。
主人公ユウが冒険者として旅に出るのは4章から(の予定)
ゆっくりのんびり読んでもかまわない方のみ推奨です。
ストックがある間は毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
2407740文字
会話率:57%
世界中に満ちる不思議な力『竜脈』の独占が進み、中央大陸の辺境は飢餓と病魔に襲われていた。竜脈を求めた辺境の指導者たちは、海を越えた十二の周辺大陸への工作を画策する。豊かな大陸の中央部で育った少女リアネスは、周辺大陸へ危機を報せようとした父
が拘禁されたことで、自らも追われる身となってしまう。
「あなたは多くの人々を救うための、案内人となるのです。」
使命を託された少女は、飛竜の背に乗って中央大陸を離れる。迫りくる追手をかわしながら辛うじて海を越えた先。たどり着いたのは目指していた第十二大陸ではなく、氷に閉ざされた第一大陸であった。力尽きた飛竜を前に絶望する少女。そこに手を差し伸べたのは、魔水晶工の青年と薬師の少女であった。
人々を救う旅を諦めない少女と、それを支える仲間たち。彼らを中心に、各大陸で巻き起こる竜脈の争奪戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:31:15
187988文字
会話率:43%
私の全ての趣味は焦燥を宥める為に存在する。
伽藍堂な物をどれだけ多くのもので満たしても、あと少し足りない。
だからこそ、飢えて、渇いて、欲しがって仕方がない。
食べちゃい。好きな物全部。
其れでも俺達はハングリー・アートだから。
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
何処までも幸せで、満たされているはずなのに、あと少し足りない。
だからこそ、飢えが収まらない。完全にしたくて、のたうち回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 14:14:55
1181文字
会話率:32%
日本の人口の一パーセントにも満たない、世間一般からは『腹い屋』と呼ばれ、同業者からは『戦闘民族』『葬儀屋』などと異名で呼ばれる家系に生まれた普通の(?)高校生、葬織彩吹(そうおりいぶき)は、昼食を忘れ『仕事』で飢餓状態に陥り、路地裏で倒れた
ところを地元の高校生と自称する瑠廻に「何でも奢ります……できれば食べ放題の焼肉……」という最後で気を失う。元々数奇だった運命は、二人の出会いから更に周りを巻き込んで数奇になる。焼肉から始まり、美味しい飯と武器と、家族さえいれば生きていける、現代世界と異世界が織りなすSF戦闘ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:28:26
10186文字
会話率:41%
とある間氷期の時代、今では海の底に沈むイアヌ島に住む人々の中には魂(アニマ)から霊力を生成し、術を発現する者達が現れた。
彼等は術を用いて文明を発達させていき、イアヌ紀元一年には島の統一帝国であるエッダス帝国を建国した。以来二千年以上も
の間、帝国は複数名の【大神官】を頂点とする統治機構の下、大神官の代表達が諸王国を監督することでイアヌ島を統治した。
大神官とは術を発現する人々の中でも特に強大な魂(アニマ)を宿す者達であり、各国に派遣された大神官は諸王をも凌ぐ権力を持っていた。
しかしやがて大神官は各王国の王位継承にも介入をし始めることで戦乱が多発していき、イアヌ暦二千百十三年にエッダス帝国は分裂した。
その後も小国同士の争いはいつ果てることも無く続き、各地は焦土と化し人々は死と飢餓に長らく苦しむこととなった。
そしてリステラという小国もまた隣国の容赦ない侵略を受けており、そこに住むオドリックという従軍司祭にはノイシュという一人の息子がいたーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:08:50
189864文字
会話率:35%
ここはいくつもの時代と世界線が交差する世界。
様々な時代の様々な生物、術、物体が存在し、全ての武器や兵器、妖術や魔術がそれぞれに合わせて進化していき、どの世界、時代も繁栄していった。
しかし人間も貪欲で強欲な生き物である。
それぞれの力と財
産を求めそれぞれの権威を使い、争いが始まり、飢餓が起こり、世界は混沌としている。
絶対的な法でも裁けない極悪人達を裁くために、【絡繰】、【仁殺し】を始めとする組織が結成される。
もちろん国や政府が作った訳では無いため、彼ら、彼女らも極悪人の輪の中に居るのだ。
そんなクソみたいな世界が続いて数十年、孤児として残酷な人生を歩んできた名も無き少女が追い詰められている。―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 15:56:53
2856文字
会話率:50%
人間と魔人、種族が違えども仲睦まじく暮らしている時代があった。
しかし、大きな戦争が起き、人間には飽食の時代が、魔人には飢餓の時代がやってきた。
レイ・リトアーナは、魔人が人間の世界へ送ったスパイだった。
果たして、年端のいかない少女はこ
の世界に何をもたらすのか。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-26 20:55:35
33010文字
会話率:26%
『ダンジョンの運営を手伝っていただけませんか?』
飢餓によって死んだ後、ダンジョンコアを名乗る石に召喚されて人魂の魔物に生まれ変わっていた少女、ルルテ。「満腹」を知らずに人の生を終えてしまったルルテは「ダンジョンの運営を手伝ってくれればお腹
いっぱいのご飯をあげる」と言われ、ダンジョンコアに協力することに。
初めは小さな昆虫や小動物から、やがては大きな動物や人間も……集めて狩って、魔力を奪いつつダンジョンコアを守るお仕事をすることになったルルテは、ダンジョンコアと一緒にダンジョンの運営をしながら魔法を覚えて強くなるため特訓を始める。ご飯をお腹いっぱいに食べるしあわせを得るため、二人?でのんびりコツコツお仕事中。
魔物のご飯である魔力を集めるため、ダンジョンを大きくしながら生き物をたくさん呼び寄せよう!
腹ぺこ少女ルルテと、生真面目なダンジョンコアによる、命がけなほのぼのダンジョン経営物語。
*週三回投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:30:59
16358文字
会話率:51%
ラテン語、スペイン語、ポルトガル語文化圏の視点から、キリストと細菌医学と死をテーマにしたオペラやファドを歌う「墓の魚」の作曲家の詩です。シェイクスピア、ゲーテ、ボードレールの様な作品を作ります。比喩と象徴の世界へようこそ。
キーワード:
最終更新:2025-02-13 23:39:47
691文字
会話率:0%
先の大戦は、各国に大きな傷を残した。
飢餓、恐慌、移民問題、人種差別――。
今は亡き西の小国・オルロジェール王国では、戦乱でコーネリア女王が命を落とし、彼女の愛したという「とある強大な武器」が行方不明となっていた。
旅人のアンヘルは、大
きなギターケースを担ぎ、戦争の傷が癒えない街を転々としていた。
とある街の居酒屋に立ち寄ったアンヘルは、その街の良くない噂を耳にし、独自の調査を開始する。
しかし、アンヘルを待ち受けていたのは、思いもよらぬ大きな陰謀だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 16:29:33
6834文字
会話率:57%
泣き虫吸血鬼ちゃん×脳筋気味な上司による異種族間社内恋愛っぽい、ゆるふわラブコメです。
とある事情で腹ペコ飢餓状態の吸血鬼ちゃん(美少女)が、空腹に負けて人間の上司(筋肉)に噛みついちゃった。
己のやらかしに絶対逮捕される……と半泣きで覚
悟する吸血鬼ちゃんだったが、上司からはなぜか
「もう一度、俺の血を吸ってくれ!」
と狂ったお願いをされてしまう。
実は不眠症を患っていた上司、血を吸われたらなんと熟睡できたらしい。そんなわけあるか。
吸血鬼ちゃんは断固拒否するも、クセも押しも強い上司に言いくるめられ、ついでに色々距離も詰められる羽目に。
そんな二人のおおむね平和で甘めな日常です。
(こちらネオページ掲載分から、一部エピソードをカットしたちょっと短め版となります)
(ディレクターズカット版はこちら:https://www.neopage.com/book/30149655220075800)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:26:57
190063文字
会話率:36%
不思議な声に導かれた少女は太陽の如き温かさを有する、イレェネと出会う。
彼女に連れられた先にあったのは飢餓の恐れも、侵略の不安も、死の概念も一切無い、幸福の街メーラスであった。
しかし、メーラスの住民に不思議な感覚を覚えた少女は…
※
この作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 01:56:05
808文字
会話率:29%
子どもたちだけの残酷な秘密の話。
――きっと、僕ら以外は知らないだろう。
最終更新:2024-12-28 18:12:03
1457文字
会話率:36%
忘れられし冥府の残響より生まれし領域にて、生命の精髄を食らう「チャクライチ」と呼ばれる異形の者どもが現れた。天上の源より力を盗み取りし謎めけるコウデイノミコトに率いられ、彼らは人類を闇と絶望の時代へと陥れた。これは、飢餓と暴食、そして死にゆ
く世界の灰の中から生まれし新たな種の年代記である。禁断の儀式より生まれし吸血鬼「ヴァンパイア」の起源と、影と戦うために太陽の力を振るいし英雄「スナ」の伝説を目撃せよ。「クル・タイの聖典」は、古代神話に着想を得たダークファンタジーの世界を紐解き、飢え、力、そして破壊と創造の循環的な性質を掘り下げてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:13:16
12861文字
会話率:3%
公募用のためネタバレ注意。ネタバレが嫌な方は、空白行で読むのを止めてください。
バーバスカム王国には、創建にまつわる言い伝えがある。彗星がふってくる夜に、ある男が星の子を星身の台座まで連れていき、星の子は莫大な魔力によって彗星を破壊した
。だが、星の子は膨大すぎる魔力を使った反動で命まで燃やしてしまう。星の子のために涙を流した青年の願いは天まで届き、やがて世界に争いのない平和が訪れた。
ラルフは初めて聞いたときこの話を全く信じなかった。だが、彼の周りに言い伝えと同じようなことが起こり始める。
ラルフのいるロナデム村含む、王国の北部領にある村は飢餓にみまわれ村民が反乱を起こした。貴族の子であったラルフは家族を殺され王都で保護されることになる。王城の使用人兼、貴族見習いとして城内で生活するある日、そこで出会ったエミリーと剣術を学ぶことになった。それと同時期に自己防衛のために魔法を勉強するようになった。
そして、城での生活に慣れ始めた二人のまえに星の子が現れる。名前はリオラ。ラルフ、エミリー、リオラの三人は紆余曲折しながらも親友と呼べるよ仲になる。そして、ラルフとリオラは、段々お互いに惹かれていった。
しかし、ある日、悪魔の使いと呼ばれる魔物、ディアトロスが王都を襲撃し、ラルフとエミリーは瀕死の重傷を負ってしまう。二人を守るために星の子の力を解放させたリオラは、怪物を消し、二人の傷を癒すも、自らを硬い蛹に閉じ込めてしまった。
それから四年が経つと、いよいよ彗星衝突の日が近づく。リオラの蛹の運搬が開始されるその直前、リオラは目を覚ました。リオラは、国に悪魔の契約者がいると告げ、それを聞いたラルフはリオラを連れ出し、星見の台座へ。その道中でゼルフィーが前回の見送り人であることを知る。
星見の台座付近でゼルフィーは魔物となってラルフに襲い掛かる。狙いは星の子の力を奪い、前回の星の子を復活させること。
ラルフはゼルフィーを倒し無事リオラを見送った。彼女ともう一度生きたいと願った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 14:40:44
165917文字
会話率:41%
腐敗しきった国を憂い、暴君と呼ばれながらも粛正によって秩序を取り戻そうとした男がいた。彼の冷酷な手段は人々に恐れられ、忠臣でさえ目を伏せるほどだったが、彼自身もまた胸に渦巻く虚無感に苛まれていた。
ある日、飢餓に苦しむ村から訪れた少年リュ
カの訴えをきっかけに、暴君は飢えと貧困に立ち向かう施策を広め、国に少しずつ変化が訪れる。リュカは感謝の意を込めて忠誠を誓い、暴君から「3度だけ命令に逆らう権利」を与えられる。
この少年の登場と命令が、暴君の運命を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 01:01:21
2851文字
会話率:41%
人類がついに手に入れた天候を自在に操る力。
その力を宿したたった1人の少女。
世界はその1人をめぐって激しい戦争を繰り広げた結果、少女は亡くなり、世界は今や混沌の中にあった。
戦争終結から15年、世界では戦争の影響とも思われる異常気象と激し
い飢餓に見舞われ、苦しい生活の中にあった。
15歳の成人を迎えるテントは誕生日のまさにその日、暴風吹き荒れ雪が視界を閉ざす夜に現れた謎の人物によって意識を奪われどこかへと連れていかれてしまう。
目を覚ますとそこには白銀の髪を下ろす青い瞳の少女がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 01:28:35
53713文字
会話率:29%
雨が好きな人って、いるのなぁ
(旱魃、不作、飢餓とかはのぞいてよ?)
あ、でも、『蛇の目でお迎え、嬉しいな』って童謡あったよね
キーワード:
最終更新:2024-10-30 14:31:16
304文字
会話率:0%
原作:フランツ・カフカ『断食芸人』および『飢餓術師』
カフカの名作『断食芸人(および飢餓術師)』を超解釈!
下北沢のライブハウスの地下で行われる断食芸人と飢餓術師の対談トークショウの態を借りた静かな死闘。
SNSの情報を見て物見遊山で会場
に足を踏み入れた『僕』は、飢餓を自分のものとする断食芸人とあらゆる者に飢餓をもたらす飢餓術師の命のやり取りを目撃することになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 12:38:38
12363文字
会話率:35%
かつて創造神は言った。「光あれ」と。
そして光が生まれた。と同時に影ができた。創造神の失態である。
光は善神に影は悪神へと変化していった。両者は互いに憎み合うようになり宇宙は混沌に陥った。
創造神は言った。「なんか思てたんと違うな。せや
!君らが仲良くするための場所作ったる」と。
そのようになった。これが後に地球と呼ばれるガイアである。
しかし、生まれたばかりのガイアは赤く燃え上がるだけの死の星だった。
創造神がふんっ、と力を込めると火は大地に潜り地上では緑が生い茂り生命溢れる青の楽園となった。
創造神は言った。「ここは楽園やさかいケンカは絶対に御法度や。んじゃ、ワシ疲れたからしばらく寝るわ」と。
創造神はお休みになられた。
それから暫くの間は平穏が保たれていた。
ある時、悪神が言った。「なんか最近つまんねぇな、よし蛇使って人間たぶらかしたる」と。
そのようになった。
堕落した人間は楽園から追放され、善と悪の戦争の火蓋が切って落とされたのだ。
結果、楽園は失われた。
時が経ち創造神は目覚められた。
創造神は唸った。「なんなんこれ、何してるんや君ら……え、悪神が先に手出したん?しゃあない、悪神懲らしめたろか」と。
そのようになった。
結果、物質世界で一方的な不利を強いられていた善神サイドが持ち返し悪神サイドが追い詰められていった。
………
………………そして、世界に平和は訪れなかった。
人の世はいつだって激動の時代を迎えてはその都度、力ある者によって切り拓かれてきた。
時に英雄が、覇王が、賢者が生まれては歴史に爪痕を残し時代を、天を動かし消えていった。
そして飢餓、疫病、戦争を克服しつつある現代。
ある少女がいた。
その身に大いなる天命を宿しこの世に生を受けた者である。
幼い頃から母と二人で暮らし決して裕福ではなくとも幸せに暮らしていた。しかし母は他界し少女は一人取り残されてしまった。
なぜ人は生きるのか、幸せとはなんなのか、死とは救いたりえるのか。
これはある少女が出会いと別れを通じ世界の理を暴く断章を紡いでいく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:51:43
2206文字
会話率:22%