※冒頭抜粋
ワタシには霊感があるらしい。「あるらしい」と、忌避感のある言い回しで、明文化を避けるのには訳がある。鏡越しに自分の姿を手取り足取り、他人と共有するような手軽さに欠ける霊という存在は、舌先三寸でいくらでも飾り立てることが出来る
からだ。つまり、真偽を叩き台に上げて舌鋒鋭く言い合うだけの徒労なる時間が待ち受けており、幼少期から今日に至るまで建設的な意見の交わし合いに発展したことが一度たりともなく、苦渋を飲んでばかりの経験から、自ら率先して霊の存在を発信することがなくなった。だからワタシは、怪談話の中心となる「霊」について悍ましげに語られた瞬間、さめざめとした眼差しを向けがちだ。
18時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 18:00:00
14697文字
会話率:49%
エクペリオン王国の国王レオンは、頭を打った拍子に前世の記憶――自分が井上拓真という人間であり、女神が八つ当たりで放った雷に当たって死んだ詫びとして、今世では王族として生まれ、さらにチート能力を一つ授けて貰う約束をして転生したこと――を思い出
した。
転生する前は、チート能力でハーレムスローライフなどと考えていたレオンだったが、現状の生活に満足していたため、授けて貰うチート能力は保留にしていた。
だが、前世の記憶を思い出すと同時に、可愛すぎる娘が『白雪姫』と呼ばれていること、後妻であり『氷結の王妃』と呼ばれるほど表情が変わらない妻が、夜な夜な魔法の鏡に世界で一番美しい人間を問うている噂があることから、この世界が白雪姫の世界ではないかと気付いたレオンは、愛する家族を守るために、破滅に突き進む妻を救うため、まずは元凶である魔法の鏡をぶっ壊すことを決意する。
しかし元凶である鏡から、レオン自身が魔法の鏡に成りすまし、妻が破滅しないように助言すればいいのでは? と提案され、鏡越しに対峙した妻は、
「あぁ……陛下……今日も素敵過ぎます……」
彼の知る姿とはかけ離れていた――
何か色々と設定を入れまくった、混ぜるな危険恋愛ファンタジー(予定)
※頭からっぽでお楽しみください。
※あくまで白雪姫っぽい世界観ですので、「本来の白雪姫は~」というツッコミは心の中で。
※勢いだけで進んでます! 頭からっぽで!(大切なことなので二度ry)
※カクヨムでも連載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 17:00:00
184109文字
会話率:27%
外圧に揺らぐ帝国、その裡に燃えゆく騎兵連隊。
最終更新:2024-02-09 18:00:00
570文字
会話率:0%
人々の祈りや応援を集めて力に変える『人の聖女』アリスは
魔王を倒して世界を守ったが、その功績を妬んだ王と
『天の聖女』ディオーネから「反乱を企てた」と濡れ衣を着せられる。
アリスを弁護するはずの親友『地の聖女』セレーヌは逃げてしまい、
アリ
スの追放刑が確定した。
しかしアリスは追放された先の遺跡で、異世界を映す謎の鏡を発見する。
鏡の正体は別世界と繋がるゲートであり、そこで異世界の青年、
誠(職業レストラン経営)と出会った。
誠はアリスを助けようとするが、鏡を通り抜けられるのは
命を持たない物品だけで人間は決して通過できない。
そこで誠は鏡を通して食事や生活物資を与えることにした。
鏡越しの共同生活を始めた二人は少しずつ惹かれ合っていく。
またこのときの誠は、コロナ不況を乗り切るため店の宣伝動画や
料理動画を配信していたが、ここでアリスや異世界を紹介する動画を思いついた。
そしてアリスの動画がバズってフォロワー数やgood評価が急上昇した瞬間、
アリスに莫大な力が流れ込み……?
ところでアリスを追放した王国は、アリスの戦友たちから
怒りと不信を買い、滅亡の日が刻一刻と迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 21:00:00
196704文字
会話率:46%
俺はある日、会社で1人残業をしていた。途中トイレへ行った時、誰もいないはずの廊下を鏡越しに見ると、何やら人影が見えた気がした。特に気にもせずにいたが、翌日から奇妙な夢を見た──
最終更新:2023-06-17 18:00:00
2540文字
会話率:3%
私の人生はなんでこんなに上手くいかないのか。
生まれた時から体が弱い私は自分のことが嫌いだった。
ある日、鏡を見ると、とても元気そうな私じゃない私が映っていた。
そこから、私の人生は大きく変化する。
鏡1枚を隔てて送る、2人の日常はとても明
るく
そして、とても大きな障害を含んでいた......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 02:23:40
6398文字
会話率:9%
これはとある高校生の話。受験も近づいてきた日向は憂鬱な日々を送っていた。しかしある日、望遠鏡越しに空に浮かぶ大きな蜘蛛を見つける。その日からまるであそこが自分の居場所あるかのように心が引き寄せられるようになった。別の日に母に話すと何かを知っ
ているかのような口ぶりだったが有耶無耶にされた。しかし、気になった日向は母から聞き出そうとするがその際に不可抗力で母が大切にしていたペンダントに触れてしまう。その瞬間、日向に、はっきりとしないが不思議な力が入り込んでくるのが分かった。そして、空に浮かぶ蜘蛛に引き寄せられるかのように宙を舞い蜘蛛の口の中に入ってしまう。気づくとそこは見覚えのない場所だった。雲の上に建てられたかのような村に当たり前のように住んでいる人々。彼の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 20:52:08
1028文字
会話率:23%
アリシャシリーズのイメージに形をあたえて、文章に落とし込んだもの。比喩的(※重複投稿しています)2023.5.28簡易チェック
最終更新:2022-09-28 14:00:00
241文字
会話率:0%
遠目 夏人
期待の大型新人俳優として映画主演にてデビューを飾った彼は順調にキャリアを重ねていくが、その道中で様々な人との出会いと別れがあり、彼は一つ一つ経験していく。
日常の中の非日常は大波となりやって来る。発光鯨の背に乗り、その日々を越え
ていく。
大切な物は透鏡の向こう側にあるのだろうか、それとも……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 12:44:04
56758文字
会話率:35%
「ねえ、あなた。私の人形にならない?」
彼女が手を差し伸べた瞬間、俺は彼女の人形になった。
pixivにも投稿しています。
最終更新:2022-03-28 22:32:56
1312文字
会話率:39%
『鏡越し王子』とファンから呼ばれる人気動画配信者が如何にして生まれたかの物語。
最終更新:2021-12-17 13:12:26
965文字
会話率:0%
なろうラジオ大賞3応募作品です。
放課後の教室で、突然クラスメイトから話しかけられた主人公は、この後ある事をするのだが……。
最終更新:2021-12-05 08:00:00
666文字
会話率:36%
鏡に映っているということは、映っている側からも自分が見えているということに、気付かない二人が、手鏡越しに相手を想いあう物語。
最終更新:2021-12-01 21:10:22
966文字
会話率:40%
夕方に散歩する奴な話
最終更新:2021-11-26 12:00:00
471文字
会話率:0%
初めに違和感があったのは手術してそうたっていない右足首だった。
何かにつかまれてると思う。わからないけど…。
でも自分の目には何も映らないので鏡越しに見てみたら何か黒い塊が。
なんだなんだ?
不気味な塊が足にへばりついてる。
その時ふと思
い出したんだ。
息子が言っていた事を。
それは……。
Ameba掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 19:23:11
1458文字
会話率:2%
暮れなずむ空、教室。
イイ雰囲気、のはず。
――「カワイイなぁ、って思って」
そんなことを言う彼の視線は、やっぱりちょっとメガネに行ってる。
これは生粋のメガネ女子と生粋のメガネフェチによる、夕暮れ時のひとコマ。
最終更新:2021-10-01 10:00:00
2101文字
会話率:32%
最高だと信じるわたしより送る、最低だと責めるあなたへ笑顔を。
最終更新:2021-07-23 17:32:00
12160文字
会話率:47%
鏡越しのやりとり。
ずっとふざけて信じていないことでもやり続けると、真実になることってあるものです。
例えば、呪いの藁人形。信じてなくても、名前を書いた紙を入れたぬいぐるみを痛めつけたら、書かれた人も痛めつけられるよ。と説明し続けて実行し
たら――
例えば、四葉のクローバー。四葉のクローバーを見付けたら幸せになるよ。と、説明する人が信じてなくても、見付けた人が幸せになったら――
鏡越しのかくれんぼ。もういいかい?まーだだよ。
そんな遊びの合図もないのに、突然始まって、真実になることも――
想像してみて、ゾクッとしてください。
日常にありそうな姉妹の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 23:53:23
2391文字
会話率:37%
ふと、自分の成熟した体が鏡越しに目に入った。
たったそれだけの、はずだったのに。
目の前にいる「彼女」は言った。
「汚い」と。
『肌』を嫌う少女と、そんな彼女を愛した、少年のお話。
最終更新:2020-05-24 01:40:21
386文字
会話率:7%
ブラック企業に勤め、お局にしごかれる事3年。
大きな仕事を終えて疲れ切った自分の顔を会社のトイレで鏡で見ていたら……異世界トリップさせられた。
しかも、よりによって白雪姫の魔女の鏡の中ってどういう事!?
魔女は性格悪いし。
一人ぼっちの鏡
の中じゃ、異世界無双はおろか、助けすら呼べない。フラグもろくに立てられない!!
そんな私の癒しは……。
「鏡よ鏡。この世で1番美しいのは誰?」
「今週の一押しはこの人です!!(まぁ、私の本当の一押し王子は別にいるんだけどね)」
白雪姫の魔女の鏡の精(栄養源)として召喚されたミラが、お局様に鍛え上げられた精神力を駆使して、魔女に反抗したり、王子を鑑賞したり、王子を鏡越しに愛でたり、王子を守ったり、色々しながら図太く生きていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 03:23:46
210517文字
会話率:29%