本投稿では、創作詩 ”渦潮” を発表します。家族みんなで息子の七五三のお祝いに神社に向かう船でのアクシデントを諧謔的に詩に紡ぎました。現実か夢か幻か、現世と異界との繋がりを暗示する奇譚です。
最終更新:2024-11-18 13:43:54
876文字
会話率:5%
今や西暦2021年、平成の垣根を超えて令和の郷に至る。疫病の越境、母国は先代の風を懐古する。やれ、平成は諧謔に富んでた、今や自虐に飛んでいる、などという陰謀紛いな出鱈目を巷は嘆き悲しみ、ネットはその近況をこれ見よがしに煽り散らかす。その青春
時代、菊池由紀夫は革命家としての威厳と、いち高校生としての開墾との手持ち無沙汰の難渋していた。由紀夫の父三郎は、その昔、風俗の壊乱と日本国の美的価値観の変貌に困惑した男であり、切腹自殺した某作家の名前を息子に名付けるほどの男である。由紀夫は父の血を受け継いで言うからこそ、そんな時代錯誤云々をおいて生涯この青春時代で初めて自伝として著し、最後に記したのち、本田紗栄とともに婚姻を結んだ。本作はそんな日常を書いた雑記を、私が苦肉の策で著したものである。とはいえ菊池にこの自伝的小説を渡されたときには、自分の猛追でそこかしこに改竄しようと思案したが、旧友の縁故とは忘れ難きもので、挙句責め立て申し上げても聞きやしない。そこで自分はこの窃盗を良しと捉え直し、ここに書き記すことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 12:00:00
23268文字
会話率:53%
吹きすさぶ風。
鳴り止まない雷。
吸血鬼の館は人里離れた山の中に恐ろしいほど荘厳に建っている。
館に訪れたヴァンパイアハンターの俺は、最奥に安置された棺桶に手をかけるが...やけに蓋が軽かった。
なぜなら棺桶の『中身』である吸血鬼も同時に
蓋を開けようとしていたようで、バッチリ目があってしまった俺たち2人の間には何とも気まずい沈黙が流れたのだった。
ヴァンパイアハンターと女吸血鬼のちょっと気まずい出会いから始まる会話劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 20:10:00
5194文字
会話率:48%
世を混沌に陥れようとした女魔王。
魔力を使わず、光速の剣さばきのみで魔族の頂点にのし上がったと噂される奴の前に、勇者である俺は立ちはだかった。
一瞬で勝負が決まると身構えた刹那、俺と魔王の勝負は決した...かに見えたが。
余りにも高速す
ぎる剣さばきによって時がほぼ止まってしまった勇者と魔王が織りなすちょっとしたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 20:29:28
7353文字
会話率:62%
「視力測定のC間違うとドアから知らない会社の社長が出てきてビンタされがち」
「でかめのキリンの茶色いとこで行うカタンは難易度低め」
毎夜毎夜過疎配信を行うバ美肉バーチャルな配信者「諧謔亭ごちそう食べ食べ」とそれ取り巻く数人の視聴者の荒唐
無稽で意味不明な会話の数々。仮想現実と現実で実際に行われた阿呆な日常をまとめてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 00:22:32
5262文字
会話率:69%
**初めてこの作品に出会われた方は、まず は前半部分の物語が展開する、(第1巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より」から、お読みになってください**
**なぜなら・・この作品はファンタジー小説ですが、同時にミステリーです。その謎解きの過程を十
分楽しんでいただけますよう・・(第1巻) の、エピソードから目を通していただけたら、うれしく思います。
**尚、この『月の迷宮』(全三部作・全6巻) は、すでに AMAZON KINDL より電子書籍として自費出版しております。
そして、この作品を広く皆さまに知っていただくため、「小説家になろう」を初め、いくつかの投稿サイト上で、すでに上記の (第1巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より」を公開いたしております。
『月の迷宮』は、前編にあたる第一部 と、本編の物語が展開する 第二部・第三部 から成り立っております。
そのため、今回、 第一部の完結編である (第2巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より 及び 外伝」を新たに公開することにいたしました。
では、どうぞ・・(第1巻) を全編にわたって読んでくださった皆さま・・引き続き、 (第2巻) も、お楽しみください・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 12:07:33
77505文字
会話率:34%
ただ一人、原隊を脱走して山中を彷徨っていた雁屋祥は、偶然怪しげな施設を発見する。興味のままにその施設に侵入すると、そこにはたった一人の少女がいた。
最終更新:2024-03-22 10:47:48
5410文字
会話率:50%
十八作目です。どうぞ、よしなに。
キーワード:
最終更新:2022-04-08 21:53:56
835文字
会話率:16%
「これから語られるのは、あるゲームに関わった者達の悲しくも愉快な、醜くも美しい物語」
銀の瞳を持つ存在は語る。
――――神生ゲーム。
人も、妖も、神も、そして天をも巻き込み惑わすゲーム――――
治外法権が認められた町――貴族街。
様々な
悪事が蔓延る街で、春野家当主の命の下、断罪を行う存在がいる。
その名は処刑人――。
これは武藤海里が史源町へ二度目の来訪をする約三年前の話。
当代処刑人の岡山健は春野家当主からの命を受けて連続する行方不明事件を調べることに……。
※神生ゲームの第2節になります。
ここから読んでも十分に分かるような内容になっているので、初めての方も読んでくれると嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 15:53:57
481205文字
会話率:37%
楽ちんな悪夢
なるたき かん
鳴滝 閑
深夜、起き上がるとそこには生温い水溜りが出来
ていた
「お寝しょだ。いつぶりだろう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 17:48:19
372文字
会話率:72%
こちらのほうがくすんでく?
最終更新:2019-10-23 19:33:04
458文字
会話率:60%
まぁじまんじのまんじの
最終更新:2019-09-22 07:46:19
80871文字
会話率:65%
『鍵(カギ)による、支配と解放』・・・諧謔的物語
鍵を主軸として、その存在や役割に対する、意識や精神についての創造的小説文章。日常における、自己世界の、自由的不自由、不自由的自由と鍵に関する物語。連作小説。
最終更新:2019-09-14 04:35:46
16175文字
会話率:0%
おやぢが詠んだりひねったり。
俳句・川柳・短歌・狂歌・不定形句集。
過去作から新作までを ゆるりと更新。
※投稿作品の内、エブリスタ樣、並びにカクヨム樣に投稿しているものがあります。
また、一部修正作品もございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 18:00:00
3084文字
会話率:4%
注文の多いだけの高級レストランは今日日流行りません。
ニンゲンの言う品格とは、年代を経たものこそ尊ばれるのです。
最終更新:2018-01-18 08:12:43
2687文字
会話率:42%
夢を見て御覧。自分の理想の世界がある。
外を見て御覧。受け止めきれない世界がある。
自分を見て御覧。こんなにも醜い姿がある。
────少年は死のうにも死にきれなかった。
最終更新:2017-07-16 17:18:44
24575文字
会話率:42%
佐藤大輔のクソ野郎が死んだ。
彼の書く小説の多くが傑作と言っても過言ではなかった。
いづれの作品も、人物と世界と深みと激動の流れ、血と鉄と科学と夢と皮肉と諧謔に溢れた小説・物語であった。
しかし、一作を除いて尽くがいづれも、未完・
未完・未完。
彼の作品は尽く素晴らしかった。だがそれゆえに読者は憎んだ。
多数の戦記ファン、戦記作家に多大な影響を与えながら、良い小説は生み出せど、決して”良い”作家ではなかった佐藤大輔という一人の作家。
佐藤大輔は死んだ。
皮肉で言われていた未完の傑作達は、尽く真実の意味で未完の傑作となった。
様々な人々の人生と趣向を狂わせた男が死んだ。
彼は最高で最悪だった。
ちくしょう。ご苦労様でした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 18:00:00
2412文字
会話率:0%
「俺、やっぱ日本好きだわ」
「私も!ねえ、私たちのことを神様に伝えてくれてる人たちの話聞いたことある?」
「なんだよ、妖怪か何かの話か?」
「ちがうよ!その人たちはちゃんと見た目も中身も人間なの!でも不老不死なんだって。」
「不老不死?あほ
くさ。」
「もう!でね、その人たちが私たちのことをちゃんと見てくれてるから、神様は応えてくれたり、くれなかったりするんだって。」
「ようはそいつらにバレないようにしてればいいんだな?」
「そういうことじゃないってば!でも各地を転々としててどこにいるかわかんないんだってさ。」
「この町にも来たことあるのかもしれないな。」
我が国日本を愛する不老不死たち。彼らは愛してやまない我が国の歴史に名を残すことは決してできない。人間味あふれる不老不死たちの気まぐれに巻き込まれた人間たちの軽快かつ諧謔的な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 16:50:55
7122文字
会話率:39%
『今夜は誰もこないだろう。僕は悟った。その瞬間、途方もない虚しさに襲われた……』
最終更新:2015-10-03 08:01:22
1176文字
会話率:20%
手品師であり音楽家である高校1年生の神楽遊助(かぐらゆうすけ)は、手品を披露した後の舞台裏で意識が遠のいた。目覚めた場所は見たことがない部屋。その後、今、自分がいる場所が『異世界』だと気付く。望郷の思いから、絶対に帰って見せると誓った遊助は
、その家の主である老人と共にこの世界で生きるための訓練をする。そして、そんな中、彼と契約した精霊はとてつもない際物だった。 ■タイトルの『スケルツォ』とは『諧謔曲』と言う意味です。簡単に説明すると、ふざけた様な、ユーモラスな音楽を示します。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 17:59:47
116542文字
会話率:39%
ホフマン文学における饒舌性と諧謔性。
キーワード:
最終更新:2014-04-01 10:17:43
4443文字
会話率:2%
ああ、楽しいな楽しいな
痴漢疑惑万歳
最終更新:2012-08-16 00:50:58
2700文字
会話率:18%