俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
そ
れに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:00:00
163209文字
会話率:80%
これは、とある男の行動を記憶した物語である。
街灯が一つしかない。公園のベンチで、中年の男性がベンチに
座ったまま死んでいた。警察が、捜査中に目撃した。
男が「またですか・・・・・・」何か含みのある。言葉を吐く。
犯人は、この男なのか。それ
とも・・・・・・。
全ての言動が怪しい。とある男を警察は監視をする。
これは、とある男の行動を記憶した物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 11:44:50
748文字
会話率:10%
街から人が消えたのは
いつからだったのだろう
~記憶をなくした少年と人をなくした街~
目覚めた。街が見えた。
少年が眠りにつくまで 続く物語
最終更新:2024-05-05 03:00:21
161514文字
会話率:50%
布留原という町に越してきた17歳の少年、夜鷹はある夜不思議な出会いをする。
それは満月の輝く夜。
街灯の下、誰かに見せつけているのか、それとも見つけてもらうためにか。
純白の服を着た少女は、人を×××××××
だがこの出会いは必然だったのか
、後に大きな陰謀に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 23:49:40
7752文字
会話率:47%
彼に出会ったのは雨の降る夜。
だから、彼に付けた名前はヨル。
彼に出会ったのは街灯が灯る夜。
向かいから歩いてくる彼にヨルを重ねたのは、夢の始まりだったのかもしれない。
これは猫によって繋がれた、私と彼の物語。
最終更新:2024-04-20 21:00:00
68454文字
会話率:34%
【夫からの溺愛という名の束縛でがんじがらめになった王妃様が、北陸という異世界でカニ食べたりお寿司食べたり仕事したりして羽を伸ばす物語です】
「貴方様は美しく着飾って甘いお菓子を召し上がって、陛下のお側で機嫌よく微笑んでいらっしゃればそれで
いいのです」
王妃フローネは、何の仕事も任されないお飾り王妃。
王妃としての仕事は優秀な側妃兼秘書官のユリアがこなしてしまう。
「それならばどんなに小さくても出来る事をしましょう」と何とか王妃として役に立とうと模索するが、ひとまわり年下の妻フローネを溺愛する国王はそのすべてを否定する。
「フローネ、お前は何も心配しなくていい。何も考えなくてもいいんだ」
このまま国王の愛玩人形として生きていくのかと絶望するフローネの前に、ある日突然不思議な魔法の通路が現れる。
この道の先には何かがあるかもしれない。何もないかもしれない。
それでも何かのきっかけを求めずにはいられない。
意を決して飛び込んだ先でたどり着いたのは、冬の北陸の街だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:19:44
44110文字
会話率:32%
街灯の下で座り込んでいるギャルに、飯を与えるお話。
最終更新:2024-01-30 11:57:08
2435文字
会話率:50%
家へと帰る途中にある、街灯の疎らな暗い道であった不思議な出来事。
最終更新:2024-01-26 17:33:13
1138文字
会話率:3%
——エルツは思う。
自分のしようとしていることは果たして正しいのか。自答自問する時間はもうない。だから進むしかない。それが「力」を持つ自分の役目。たとえ長く続く王国の慣例を破ることになるのだとしても——
旧文明の遺産「魔鋼器」が発掘
される、近世ヨーロッパに似た世界。
人々は魔鋼器によって街灯、空飛ぶ飛行船、鉄の巨人「鉄騎兵」など文明的な生活を享受していた。だが原因不明の寒冷化で状況は一変する。対応を巡り、帝国と王国の緊張は開戦寸前にまで高まる。
王女エルツは寒冷化を止めることのできる魔鋼器「ユピテル」を稼働させる為に、王国の慣例に固執する父王の反対を押し切って家出する。
学生時代の友人で昔告白されて振った傭兵フィエや帝国の皇子アトパラの助力を得て「ユピテル」へと向かうエルツだったが、行く手には王国軍が立ち塞がる。
——青い光が世界を照らす。三人の航跡が織り成す異世界ファンタジー。
※本作品は「カクヨム」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:09:38
111486文字
会話率:48%
体が痛い。薄暗い街灯が照らす道を僕は走っている。誰かが僕のことを追っている。
きっと僕のことを殺す気だ。殺される。殺され……るわけではなく、僕のことを追いかけていたのは、昔好きだった僕の友達だった。
その子は自分を悪魔と言い、魔力を高めるの
に必要な”キリストの腕”を集めるのを手伝ってほしいと僕に提案した。
これは、君が好きな僕と、僕が好きな君の、ちょっとしたプロローグ。
カクヨムにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 03:01:28
14201文字
会話率:36%
夢のエンドロールを映画のように観てみたい
最終更新:2023-12-18 15:25:15
477文字
会話率:0%
いつも通りの帰り道。
少年はぼんやりとした街灯の光の下に細長い影を目撃し、
何かの音を聞く……。
最終更新:2023-11-26 18:08:26
1827文字
会話率:9%
夜のアルバイトを終えて帰路についていた物語の主人公、要真吾。
いつもよりも帰りが遅くなった事で、近道をしようと入った路上で男子学生達が一人の女子に絡む場面に遭遇する。
面倒ごとに巻き込まれたくない真吾は道を引き返そうとするが、彼女の助けを
求める声に足を止める。
普段からゲームばかりのインドアな生活を送っていたにも関わらず、気が付けば真吾は彼らの間に介入していた。
暗がりで顔も分からぬままに助けた女子に連れられ街灯の下までいくと、その人物が同じクラスの黒木さんだと判明する。
ゲームとバイト三昧だった真吾の生活が変わり始める。
*投稿サイト:カクヨムにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 21:00:00
115522文字
会話率:47%
文明開化の鐘が鳴り響き、昨明治15年に銀座大蔵組前に初めての電気街灯というものが灯って夜の闇を打ち払ったそうだ。けれども庶民の生活の根本的なところは未ださほど変わらず夜の闇に怯えている始末。
その科学とあやかしの隙間を切り分けるのが陰陽師土
御門鷹一郎、そして憐れな生贄に捧げられるのが山菱哲佐。その二人が取り混ぜる、奇妙で愉快な、ほんの短い期間のお話。
主な登場人物:
陰陽師:土御門鷹一郎
ふうてんの生贄:山菱哲佐折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:05:52
231649文字
会話率:46%
夜の闇が街を包み込む中、孤独な男が一人、古びたカフェの片隅に座っていた。彼の名前は岡田悠介。彼は長い間、自分の過去と向き合ってきたが、その過去には未解決の謎がまだ残っていた。
窓の外では雨が静かに降り続け、街灯の明かりが街路を照らしていた
。岡田はコーヒーカップを手にし、その中の温かさを感じながら、思いを巡らせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 20:28:26
1514文字
会話率:20%
人の女子(おなご)が嫁に行くと「花になる」と、その集落で言い伝えられているそうだ。
なんでもヤマタノオロチ以来、連綿と続く生贄の里らしい。
「龍になった人は帰って来ない」
そう呟いて消えるホログラムは、集落の表示も消した。
殆どの人類がデ
ジタル空間にいる中、俺は街灯もない夜の暗い森の中で蛇の這いずる音を耳にしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 03:12:14
757文字
会話率:9%
ある不気味な雰囲気漂う夜に、街灯の灯りを頼りに歩いていると、遠くから黒い塊が近づいてくるー
黒い塊と街灯の灯りが結びついた時、古くからの伝承が再び現実のものとなる。
最終更新:2023-09-07 22:44:15
3018文字
会話率:12%
夏が終わる。
夏の香りがまだする、そんな夜。
最終更新:2023-09-07 07:00:00
210文字
会話率:0%
辺りは浸透し染まり帰り他に誰もしゃべる ものはいなかった
そんな中で一人 街灯を羽織った男が真ん中に立ち
ぐるりと辺りを見えたしてこんなことを つぶやい
たさて
屋敷の外は非常に 寒々しい嵐である
ひょっとするとあたり一面
暴風が吹いてどこ
かしら壊れてしまう そんなことも
十二分に 想像しやすいそれほどの嵐である
暴風雨に混じって雨が 窓ガラスを何度も何度も叩いていく
ただこの小さな 島だそれに不釣り合いなこの洋館において
そんな雨粒というものはどうにも都心と
いうものとは違い まるで小さな小石を投げられているように
ピリピリと今にも 砕け散れそうで気が気ではない
ひょっとすると本来であればこんな島に
窓ガラスを設置するのであれば 戸板の一つでも 立てなければいけないのではないかとそう
考えるのではあるがしかしこの屋敷を建て た主はそんなことは
毛頭を考えなかったのであろう この話において
皆が集まるのは 新月の夜のことであっ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:24:58
8207文字
会話率:0%
夏祭りの帰り道。街灯が少なく暗い道を歩いていたら、何か音が聞こえてきた。それはどうやら歌っているような声で――。
最終更新:2023-08-22 18:06:05
2792文字
会話率:9%