2020年。人生の目的もなく生きていた粳部音夏(うるべおとか)はある日、かつての高校の先輩である藍川から久しぶりに会いたいという誘いを受けて彼の家に訪問する。謎だらけな藍川の素性が気になる粳部だったが、夜になり彼が駅まで送っていくと言う。
だがその帰り道、二人は突然街灯から現れた謎の怪異に襲われてしまう。人間離れした力で怪異と戦う藍川だったが、粳部は怪異の不意打ちによって致命傷を受けてしまう。しかし、彼女は突然謎の力を手に入れて……
これは180年に渡るおとぎ話。
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こっちの方が見やすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
568145文字
会話率:64%
暑い夏の夜、眠れなかった僕は深夜の散歩に出た。静まり返った町、川辺の街灯の下、そこに“何か”がいた。
最終更新:2025-07-22 07:37:00
1086文字
会話率:19%
寂し気な町の隙間に大人しか知らない魔窟がある
小さな夏の抜け殻が足元に堕ちてる魔物の足音
夏休みの宿題をこっそり仏壇の下へ隠す
翌日梵字で国語のドリルが埋め尽くされ
祭りに蛍光色の幽霊が人に紛れ
違和感のない夢のあかし
蛍光灯の下でブリキの
警察官が若干壊れかけ
今でも人を守っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:58:23
3103文字
会話率:0%
遠い昔のものを見ていると
不思議な気持ちになる午後三時の頃
夏ばかりが梅雨に隠れて通せんぼ
通りゃんせの唄が聞こえる神社の境内には
誰もいませんでした
秘密ばかりが増えてゆく大人の机には
見知らぬ外国の煙草の匣
船町の街にはいつも潮の香り
背中だけが影になって
見知らぬ人のような父の姿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 10:21:16
2813文字
会話率:0%
月明かりに出会いたくて
ぶらぶら杏仁豆腐の入った袋を片手に
街灯だけの道を歩いてゆきます
宮沢賢治を想い出して
会いたくて
夜に咲く花なんてあれば
私は救われたのになあ
遠い列車の汽笛の音
車の走る音
海は静かに波を立て
ぱちぱちと海の焚き
木が音を立て
出来立ての味噌汁を
午前十二時に飲む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:40:07
5549文字
会話率:0%
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
そ
れに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:00:00
444354文字
会話率:79%
僕は街角に立つ、ただの古い街灯。何十年も、移り変わる人々の営みを照らし続けるのが僕の仕事だった。でも、最新のAI搭載型スマート街灯への交換計画が進み、ついに僕にも最期の時が訪れる。すべてが終わるその夜、僕は一人の少女のために、たった一度だけ
の奇跡を起こすことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:44:03
2030文字
会話率:20%
極秘研究所———小惑星基地『ラー』
時は2250年12月17日。海戦から11ヶ月が経ち、とうとうホルス国以外の全てのスペースコロニーが地球へと降伏した。
そんな絶望的な状況で、産声を上げようとするモノがいる。
絶望の渦中、産声に縋る者がい
る。
そして、与えられる者がいる。
それは救済を齎すのか、破滅を齎すのか———その、どちらもなのか。
万物は産まれ落ちて初めて始まる。しかし、それならば生の反対である死は終わりを示すのか?
否。死して初めて ”亡霊” は生まれるのである。
地球を箱庭にした人類は夜の闇など忘れかけていたが、宇宙に上がったことで再び闇を知った。夜の闇を照らしてくれる街灯は宇宙には存在しない。周囲に広がる無限の暗闇は、いつしか人々が亡霊を生み出したあの底なしの闇と同じなのだ。
だからこそ。言葉面が非科学的だと否定されようとも、人々は宇宙にいる限り心のどこかで恐れている。暗闇から現れ、自分を闇へと引き摺り込む亡霊の存在を。
これは彼らが産まれ落ち、亡霊として堕ちるまでの短い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 21:00:00
136302文字
会話率:35%
流れるメロディー、夜風に反射する街灯、そして言葉にならなかった想い。
夜という名の静寂の中で、自分を許したい。
壊れてしまった言葉たちも、何も書けなかった日々も、全部、だいじょうぶだと。
キーワード:
最終更新:2025-06-12 15:29:17
338文字
会話率:0%
ある日目が覚めると、街におたま(調理器具)があふれていた。
街灯からボールペンまで、どこからどう見てもおたまの形をしているが、
誰一人「おたま」のことは知らないらしい。
最終更新:2025-05-31 22:48:00
20711文字
会話率:29%
とある夜。男は酒に酔い、ふらつく足取りで繁華街を歩いていた。
朝から降り続いた雨はすでに止んでいたが、アスファルトはまだ濡れている。街灯や信号の光が黒い路面に反射し、赤や青や白の色を滲ませていた。
人通りはそこそこあり、楽しげな表情ば
かりがやけに目に入った。
――ちくしょう……。
男は大きくため息をつき、立ち止まった。そのときだ。背後から声をかけられた。
「あのー」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-29 11:00:00
1536文字
会話率:42%
とある夜、仕事で帰りが遅くなった男は、疲れた体を引きずるように家路を歩いていた。ため息をつき、まとわりつく疲労感を追いやろうと、肩をぐるりと回す。そのときだ。前方を歩く人影が目に入った。
薄暗い街灯の下、その男は半袖短パンのいかにも部屋
着という格好だった。秋の肌寒さが漂うこの季節にしては場違いな装いだが、人それぞれだ。妙なのは、その男の歩き方だった。老人のように足を引きずりながら、ヨタヨタと進んでいる。歩きスマホかとも思ったが、両手はだらりと下がっていた。しかも、頭を少し揺らしている。
前をあんなふうにのろのろ歩かれると目障りだが、少し心配でもある。酔っ払っているのか、具合が悪いのかもしれない。抜き去りながら、ちらっと様子を見よう。
そう考えた彼は少し足を速めて追い越すことにした。そして抜き去りながら、ちらりとその顔を確認しようと、上半身を後ろに少しねじった。
「え……眠ってる?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-12 11:00:00
1877文字
会話率:38%
布留原という町に越してきた17歳の少年、夜鷹はある夜不思議な出会いをする。
それは満月の輝く夜。
街灯の下、誰かに見せつけているのか、それとも見つけてもらうためにか。
純白の服を着た少女は、人を×××××××
だがこの出会いは必然だったのか
、後に大きな陰謀に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 04:41:47
94539文字
会話率:45%
月明かりと街灯の関係にあるものって
最終更新:2025-04-27 19:39:35
383文字
会話率:0%
雨降る夜、街灯により照らされる夜道。
そこに記憶の無い少年が1人...
意識を朦朧とさせながら歩いている。
自分の存在、自分がした事、自分のこれからの事。
それら一切を忘れ、ひたすら歩を進める。
少年の体力が尽き、遂に水溜まりへと身を投じ
る。
そこへ大男が現れ、少年を救う。
大男の正体は、この国の戦争好きな"王様"だ。
戦争と言っても、無益で残酷な物では無い。
これは、仮想世界での"死なない戦争"だ。
この世界で、少年が出した答えは。
彼はこの先、どんな道を歩むのだろうか。
...そして、少年は一体何者なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 22:26:59
137033文字
会話率:34%
彼に出会ったのは雨の降る夜。
だから、彼に付けた名前はヨル。
彼に出会ったのは街灯が灯る夜。
向かいから歩いてくる彼にヨルを重ねたのは、夢の始まりだったのかもしれない。
これは猫によって繋がれた、私と彼の物語。
最終更新:2025-03-27 21:00:00
113175文字
会話率:30%
賃貸の二階に引っ越したシングルマザー。
ある夜、街灯の陰から部屋を見上げる、不気味な人影に気が付いて……
※ホラーではありません。
最終更新:2025-03-26 22:49:22
1501文字
会話率:0%
僕の人生はいつも真っ暗で、夜の公園のように物静かだった。でも、そこには夜の街灯のような、太陽もあった。
キーワード:
最終更新:2025-03-24 22:14:22
1300文字
会話率:53%
夜遅く、とある国道を通って帰宅していた一人の女性。
街灯もない狭い道、積もった雪による道路状況にうんざりしていると、突然車がスリップし始めた。
その直後、車の前に老人が現れ、彼女はその人を撥ねてしまう。
だがその老人は、生きた
人間ではなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 21:45:55
7271文字
会話率:45%
この世界は、何もない場所なのか?
最終更新:2025-01-19 22:46:46
433文字
会話率:0%
夜道を照らす街灯は、子供心をくすぐって、夜道を海えと変えていく。子供は遊んで帰ってく。ケンケンパ、ケンケンパ、リズムに乗って帰ってく。
最終更新:2025-01-15 23:10:24
200文字
会話率:0%
しとしとと雨が降る深夜。
街灯の無い真っ暗な田舎の道路。
カップルを乗せた1台の車が走っていました。
最終更新:2024-12-31 00:25:23
535文字
会話率:20%
街灯の一人ごと。
あなたの街にもありますか?
キーワード:
最終更新:2024-12-02 20:12:32
449文字
会話率:12%