文字を持たない草原の姫が望んだものは。
白ヶ音雪さま主催『蛮族の嫁』企画参加作品。
最終更新:2017-05-14 23:15:12
6408文字
会話率:42%
天気や先見ができる星詠み。そのノールを訪ねてやってきたのは、やたらと大きな鳥だった。空を眺める者と空で生きる者との星が、今、巡り出す。(個人サイトにも載せています)
最終更新:2017-05-14 16:27:33
14274文字
会話率:28%
ベルヌス族の族長には美しい双子の娘がいる。
男勝りな姉のウルスラと女らしい妹のギーゼラ。
北方の地にはうわさが流れていた。帝国の新しい総督にして副帝を兼ねる男は、ベルヌス族の娘を花嫁に望むのではないかと。
夏至祭の日、帝国の副帝がベルヌス族
の集落にやってくる。そしてその夕べ、とある事件が起こった。
ウルスラは副帝の命を救い、そして彼から婚約を申し込まれる。
政略上の理由で婚約を交わしたふたりだったが、次第に心惹かれあうようになっていき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 18:00:00
27018文字
会話率:42%
大国ケントルムは、砂漠の民を蛮族と蔑み、その強大な武力をもって虐げる。
人質としてケントルムに送られた小国の王女リヤーフは、王の気まぐれにより第二王子フィーニスに嫁ぐこととなった。
心優しすぎるゆえに居場所を失った王子と砂漠の娘。王宮の片
隅で身を寄せ合うふたりは願う。他には何もいらない。ただ、この静かな日々が続けばいい、と。
しかし――。
※白ヶ音雪様主催、蛮族の嫁企画に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 23:00:00
29975文字
会話率:33%
エセルは、人類学者アレスの一人娘。「高貴なる密林の民、ケシャ族」の調査をする父と一緒にジャングルで暮らすが、ある日、「蛮族」と怖がっていたケシャ族の少年と出会い――。
肌の色も身なりも言葉も違うけれど、少しずつ通じ合っていく少女と少年の恋物
語です。
※白ヶ音雪様主催の『蛮族の嫁イラスト企画』で、コマ様(@watagashi4)が描かれたイラストに、私なりのストーリーを付けさせていただいたものです。コマ様、許可ありがとうございます!
併せて、『蛮族の嫁企画』に参加させていただきました。
素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 18:40:44
9692文字
会話率:31%
「リューランよ、お前の遠くない未来に嵐が来るよ。嵐が過ぎ去ったとき、お前は大地に涙を落とすよ」
未来を占うはずの言葉は、部族の男にとって屈辱の「涙」。
受け入れられずにいた男の前に、白き者があらわれる。
※白ヶ音雪様主催「蛮族の嫁企画」参
加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 12:57:47
29598文字
会話率:28%
女海賊エルフィーネは数年前、ひょんな事から陸出身の海上騎士団の男、リアネスと結婚し夫婦となった。
公式上では未だ生死不明となっているリアネスを探す海上騎士団の目を掻い潜り、海賊船の船長として過ごすエルフィーネとリアネスのささやかな幸せ。
最終更新:2017-05-08 00:00:00
13479文字
会話率:55%
【完結】「彼女は俺のものだと、古の昔から決まっている」――婚約祝いの席に踏み込んできた、草原の部族出身の男アスファド。彼によって金の力で婚約破棄させられたマリヴィアは、彼と結婚することになる。現在は男爵として事業を行っている、女好きで有名な
アスファドが、この国で成り上がった理由とは? 溺愛される日々を送るうちに、彼女は数年前から続く奇妙な夢の真実と向き合うことに……
※白ヶ音雪さん主催『蛮族の嫁』企画に参加しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 20:00:00
24013文字
会話率:44%
帝国の侵略を辛うじて免れたイュス族。
友好の証として帝国に差し出された族長の娘は、宮殿の離れでひっそり暮らすことになった。
人質生活を送るナル・イムルスは、帝国の第3王子・ラティフの訪れを楽しみにしていた。
孤独な2人の初恋が叶うまでのお
話です。
※白ヶ音雪さま主催『蛮族の嫁』企画に参加させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 16:30:20
8419文字
会話率:19%
日照り続きの村のため、精霊に雨乞いをする巫女シャナイア。精霊が雨を降らすためにシャナイアに条件を突き付けた。その条件とは「結婚」で──
辺境に暮らす少数民族のシャナイアは結婚をする事が出来るのか
最終更新:2017-05-02 08:00:00
13756文字
会話率:42%
各部族の争いが絶えぬ中、戦いにおいて他を圧倒していったキハーナ族。
その精強の戦士たちのなかでも特におそれられる男が「剛腕のダエル」であった。
その前を塞いで、生きて戻った者は誰もおらぬ。
剣の一振りで、五つの首を飛ばす。
伝説に
うたわれる「不死身の戦士」の生まれかわり――
彼は、今日、臣従を誓った部族の族長の息女、白き乙女を娶る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-01 00:00:12
5054文字
会話率:18%