「世界広しといえども転移そうそう池にポチャンと落ちるのは俺くらいなもんよ!」
濡れた身体を池から出してこれからどうしようと思い
「あー、薪があればな」
と思ったら
薪が出てきた。
「はい?……火があればな」
薪に火がついた。
「うわ!?」
どういうことだ?
どうやら俺の能力は欲しいと思った事や願ったことが叶う能力の様だった。
これはいいと思い俺はこの能力を使ってスローライフを送る計画を立てるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 11:00:00
89690文字
会話率:35%
武芸の名門、流派梁山泊を破門・追放の憂き目にあった落ちこぼれのロアは行く当てのない旅にでた。
国境を越え異国へと足を踏み入れたある日、傷ついた男からあるものを託されることになる。
それは「勇者の額冠」だった。
突然、事情も呑み込めないまま
、勇者になってしまったロアは竜帝討伐とそれを巡る陰謀に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:53:39
935694文字
会話率:60%
今川家の内情が安定し、伊豆の戦火も落ち着いてきた。
勝千代改め孫九郎は、日々国内の政に邁進し、忙しい日々を送っていた。
その知らせは、梅雨入りも間近なとある日にもたらされた。
急使によりもたらされたその一通の書簡が、信濃での騒動の始まりだっ
た。
「冬嵐記」「春雷記」に続く第三部です。
前作から二年後、数え十二歳の孫九郎視点でお話は進みます。
★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より書籍化しています★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:52:38
169376文字
会話率:22%
世界で初めてAIによって完全製作された五感没入型大規模MMO『スカイグレイブファンタジア』は、「その先の冒険をマジで誰も知らない」をキャッチフレーズに、スタッフすら全容を把握していないという独特の期待感と不安感で人気を博している。
この
ゲームの支援特化職「アイドル」は本物のアイドルの卵。ゲーム内で多くのファンを獲得できれば、現実でもデビューが約束されている。トップアイドルを目指し、少女たちはゲーム世界で熾烈な競争を続けていた。
白詰糸(しろつめ・いと)はそんなアイドルの卵の一人。弱小ユニット〈ワンダーライズ〉でコツコツ活動を続けるも、周囲からの評価はなぜか「凄腕の少女傭兵団」「ヴァンダライズ(徹底破壊)」「アイドルたちの守護天使」などなど不可解なものばかり。どうしてこうなったのか、これがわからない。
アイドルらしいお仕事は来ないのに、騙して悪いが系の物騒な依頼は山ほど届く、斜め上への成り上がりアイドル活動、本日も始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:35:53
252686文字
会話率:45%
ある日妹と生き別れになってしまったルカ、ほとんどの記憶が抜け落ちてることに気づく。生きてる意味もわからないような状態に追い込まれた彼女は妹という存在を知る。妹を探す為にPursuer(パースアー)と言うギルド的な役職に就いて…?
最終更新:2024-05-22 10:20:52
6760文字
会話率:64%
山間の小さな村で、ぶどう農家を営む家族と共に平穏に暮らしていた少女、アリーチェ。しかし、姉の駆け落ちをきっかけに、アリーチェの生活は一変してしまう。様々なことが重なり、一人故郷から遠く離れた場所へ巡り着いてしまったアリーチェは、故郷への帰還
を目標に、奮闘の日々を始める。
果たして、アリーチェは無事に故郷へ帰ることができるのだろうか……。
この話は、少女が帰郷を目指す中で、困難に立ち向かいながら成長し、奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:11:53
220129文字
会話率:43%
ホルスト・エレクトロンは、偉大なる魔術師ヒッグス家の一族である。
ホルストは生まれつき莫大な魔力を持っていた。
それを見込まれ本家の娘であるエリカ・ヒッグスと婚約しお互いにひかれあうようにもなったのだが、成長するにつれて魔法の適正がな
く、魔法が使えないことが判明し、「ウドの大木が」と両親から疎まれるようになる。
おかげで一族連中からも迫害されるようになり、エリカとの婚約まで破棄されてしまう。。
さらに、落ちぶれたにもかかわらずそれでも自分を愛し続けてくれたエリカとこっそり交際していたのがばれ、町を追放されてしまう。
そんなホルストにエリカは家出してまでついてきてくれたのだが、そこは頼るすべを捨てて駆け落ちした身。
二人の幸せな暮らしのためにはお金を稼ぐ必要があった。
そこで二人は手っ取り早く冒険者として稼ぐことにした。
それはそれで稼げたのだが、ホルストはさらなる稼ぎのために、ダンジョンに挑むことになる。
そこで出会ったいまいちな女神にホルストは最強の力を授かった。そこまではよかったのだが、なぜかおまけでそのいまいちな女神まで押し付けられてしまうのであった。
本作につきましては1話につき、2000~5000文字くらいで投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:05:05
1611787文字
会話率:39%
子爵令嬢のサリエラの婚約者である侯爵令息のライオットは妹のルシアと恋に落ちてしまう。
急速に近づいていくふたりとは対照的にサリエラとの関係は悪化していく。
しかしこれには信じられないような理由が隠されていた。
10時と19時に投稿しま
す(初回は19時のみ)、全28話の予定です。
適当設定なのでゆるーくお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:00:00
22953文字
会話率:32%
大凶作の影響で困窮している実家を助ける為、家庭教師を目指している子爵令嬢のウィーナに契約の婚約を持ち掛けたのは、令嬢の誰もが憧れる侯爵令息のフィルだった。
優秀な彼女の博識ぶりとその社交手腕を知ったウィルは彼女との婚姻を考え始めるのだが。
よくある、貧乏令嬢にハイスペック令息が婚約を持ち掛けるも、契約を言い出したほうが恋に落ちてしまう、というお話です。
全5話、適当設定のゆるくてさくっと読み終わるお話です。
毎日10時と19時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 19:00:00
24170文字
会話率:37%
魔法の国セレーニオンの第一王女であり、王位継承権第一位のセレニアは、幼い頃から漠然とした違和感を抱えていたが、離れて暮らしていた双子の妹たちとの邂逅によって、その違和感の正体ーーーセレニアが転生者であることを、また、セレニアが前世で購入した
(が、直後に落雷によって命を落としたので未プレイ)ゲームのヒロインと悪役が、セレニアの妹たちであることを思い出す。
未プレイではあるものの、パッケージ裏に書いてあった概要ーーーセレニアが死んだことで、妹たちが王位継承権を巡って争うことになってしまうということは覚えていたセレニアは、妹たちのためにも、何より自分のためにも、死亡フラグをぶっ壊したい。
運動神経とやる気が皆無だが、索敵魔法と頭脳はピカイチな落ちこぼれ騎士見習いの青年。騎士団長の息子なのに、母を救ってくれた医者という存在に憧れて家出をした少年。平民でありながら、強い魔力と魔法技術を持っていたために虐められていた天才少女。男らしくありたいのに、家族によって少女に仕立て上げられてきた女装の少年。隣国で行われていた、人工的に魔術師を作り出す実験に巻き込まれて左目を失った青年。等、様々な人たちに巻き込まれ、巻き込みながら、長生きを目指す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 10:00:00
6422文字
会話率:8%
魔力を持たないせいで、王女なのに粗末に扱われてきたリーナ。
彼女は大陸で最も嫌われる、茶色の髪と茶色の瞳を持ち、しかも守護獣はトカゲという、強烈なハンデを背負っていた。
やがて長年敵対していた国の王太子との縁談が王家に舞い込むが、正妃
の王女達は絶妙なタイミングのデキ婚や病気でこの政略結婚を逃れ、残された王女はリーナだけになった。
正妃は言った。
「リーナ、お前も初めて王家の役に立つじゃないの」
一方、リーナは街中で出会ったある男性に惹かれ、隣国の王太子との結婚前に、逃亡することをついに決意する。だがリーナの父親には、彼女を道具として利用する残酷な計画があって……。
これは、不当な扱いを受けてきた王女がそのことに気がつき、強さと愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:22:55
110546文字
会話率:33%
気がついたら「超人気乙女ゲーム」とやらの中にいた。しかも半月後に聖王に嫁がないといけないらしい。まさかの半月後。ええ、びっくりよね。
その上、嫁ぐ寸前で魔族の手に落ち、寝所で聖王から秘宝を奪うよう、脅されてしまった。期限内に仕事を終えな
いと、魔族にかけられた魔術で私は死んじゃうらしい。
はいっ、魔族のスパイは私です。
でも聖王宮に来てみると聖王はとても良い人で、裏切るなんてとてもできそうにない。私がスパイだなんて、聖王にバレてるはずもないし。――あれっ?……バレて、ないよね……?
「ところでこのゲームって、全年齢向けでしたよね?」
あの手この手で、聖王との夜をどうにかかわしつつ、聖王妃街道を走ります。魔族の手下だけど。
秘宝はどこにあるのか。
スパイ王妃に、生き抜く道は果たしてあるのか。
※※(注)コメディです。頭を空っぽにした作者が、ノリ95%と冷静5%な感じで書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 22:53:43
86750文字
会話率:33%
※KADOKAWAビーズログ文庫様より発売中。持ち家すら無い超貧乏貴族の娘、セーラはツイていなかった。一家が都落ちの最中に拾って弟にした美少年は只の捨て子ではなかった。ある日突然王宮からやってきた騎士団に弟は連れ去られ、翌日、弟を取り返しに
行った筈の父は行方知れずになった。
25歳の誕生日。朝起きると再び家が騎士団の大軍に包囲されていた。弟はどこに消えたのか。
只者ではない弟を拾ったばかりに、変人美形騎士によって表舞台へとのし上げられた、甘い様で辛い主人公と王宮の住人の物語。
☆☆☆
仕事に追われる日々の気分転換に趣味でちょこちょこ進めているお話です。お心の広い方、お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 10:49:17
272798文字
会話率:34%
ローリーは友人のカリナに学園の同級生だったユーヴェンを紹介する。だが二人が仲良くなるにつれてローリーは気分が落ち込むようになっていく。そして涙を流しながら気づく、自分がユーヴェンのことを好きだったことに……
一方でローリーが涙を流す姿を目
撃した男は、ままならない想いを抱えながらローリーと接していた……
※R15は念の為つけましたが、恐らく過激な描写は無い予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:15:29
766627文字
会話率:40%
私は突然、気づいたら空から落ちていた。………父と母に謝罪を述べながら、地上でグチャグチャになる運命を受け入れようとしたが、それを助けたのは、銀髪の魔法使いだった。その魔法使い曰く、私は「神に愛された存在」らしいが、どの神に愛されたのかが分か
らない。私と同じく約100年前に、時の神に愛され飛ばされた魔法使いテオドールと共に、私は自分を愛した神が誰なのかを探す旅に出る。
………その神に出逢ったら、絶対に殴ってやる!!!
★自分を召喚した神様をぶん殴るべく、江戸っ子魔法使いと旅に出る物語です。★主人公は結構暴力的です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:14:45
113660文字
会話率:52%
とある伯爵家に生まれた美しい姫ユリエラは、誰もが恐れるガチ悪な令嬢としてすくすく育っていった。
そんな周りを見下すユリエラは、つんとあごを上げ過ぎて足元がおろそかになり、階段を踏み外してしまう。
その転がり落ちる衝撃で、前世の「霧島ゆり」と
しての記憶を思い出す。
彼女はこの世界が乙女ゲーム「ダークバラード」の世界だと知り、そして自分が悪役令嬢ユリエラに転生したことを知った。
ユリエラは何とか自分が処刑される卒業イベント「ユリエラ断罪」、それに続く「魔王へ寝返る」イベントを回避するため、自分のカルマ値のマイナスっぷりに凹みつつ、日々大衆酒場で癒されながら頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
213479文字
会話率:24%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
【――リミットは7日間。『滅びの運命』にある村人の命を救え。】
小さな村に生まれ育った14の少女、白魔道士のリン。彼女はある日ダンジョン内の穴から落ちた衝撃で、この世界がVRMMOの世界であり自分が転生しているとに気がつく。
自分が
前世では男だったこと、ブラック企業の社畜で暗い日々を送っていたこと、そして最期は事故にあい死したこと全てを思い出す。
しかしなんの因果か幸運にも自分が愛してやまなかったVRMMO【LASTDREAM】の世界で生を受けた。
今度こそ幸せな人生を送りたい。レベルをあげ強くなり、この広大な世界を見て回り、ダンジョンに潜りお宝で大金持ちに。
そう願うリン。しかし彼女はそれと同時にある事を思い出す。
「でも、この村はもうすぐ魔族に滅ぼされるんだよな」
生まれ育った村と愛する人達がイベントシナリオにより魔族に皆殺しにされる『滅びの運命』にある事を。
※この作品はカクヨム様でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 09:10:00
80263文字
会話率:44%
メーロサミニ家の令嬢であるアリメはある日、自身に宿る異能を自覚した。
それは、あらゆる命を触れただけで奪い取る事ができる【死神の左手】
そして、死を司る忌まわしい力をアリメが持っていることを知った彼女の父、ゴランは彼女を地下の牢屋へと幽閉
する。
「あのような忌まわしき娘がメーロサミニ家の出だと知られれば、我が高貴なる一族の名は地に落ちてしまう。地下牢にて闇に葬り、奴の存在を抹消するのだ」
メーロサミニ家の長女でもあるアリメは、これまで過酷ともいえる令嬢としての教育を厳しく施されてきた。
マナーの類は勿論、あらゆる勉学やその果てに真剣を使った戦闘訓練まで。
全ては愛する家族の為にたえてきた。
しかし、その想いは裏切られ地下牢へと幽閉される。
(このまま死して亡くなられたお母様のもとへいくのもいいでしょう。私はもう疲れました)
全てを奪われ、最早抹殺されるだけの運命のアリメだったが、ある一匹の猫により地下牢を脱出することができ、その運命は大きく変化しだす。
一方、アリメが消えたことによりその力を目的に屋敷を訪れた魔族にゴランらメーロサミニ家の人々は窮地に立たされるのだった。
(ア、アリメ!?なぜ地下牢にいないのだ!?)
これは最強の力【死神の左手】を持つアリメが人々を救い、やがて国をも救い、果ては世界を救う物語である。
◆◇◆◇◆◇
※いずれ主人公は最強になります。
※ざまあ有ります。タイトルの横に★があるのがざまあ回です。
※1話 大体1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ!
【とっても大切なお願い】
もしよろしければ、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです。
これにより、ランキングを駆け上がる事が出来、より多くの方に作品を読んでいただく事が出来るので、作者の執筆意欲が増します!
勿論、評価なので皆様の感じたままに、★1でも大丈夫なので、よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 12:33:03
42426文字
会話率:48%
ここは、剣と魔法の世界。
いまだ魔王と勇者が戦い続けるこの世界で、少年ノアは一人の勇者候補としてこの隠れ里に生まれた。
隠れ里では、生まれた勇者候補を魔族や魔獣、魔王と戦える勇者とすべく、幼い頃から鍛えられ、あらゆる戦闘技術を叩き込ま
れる。
厳しい訓練に、気が弱く心の優しいノアは何度も挫けそうになったが、勇者パーティーの一人でもあった師匠シルフィの支えもあり乗り越えられることが出来ていた。
そして、勇者候補達は十五歳になった時、勇者の証しでもある自分だけの武器を手に入れ、勇者となる。
その武器は「神器」と言い、勇者が宿し体の中に流れる、「神力」というオーラから作られ、あるものは大剣、またあるものは弓、そして槍や鞭など様々な形の武器が発現する。
里では勇者の将来性をその武器の形状により、測るという風習があった。
これまでの歴史で、魔王へと届くと思われる程の力を見せた勇者が発現させた神器は皆、剣であった。そしてまた、歴代最強と謳われた勇者が発現させた神器も長剣、ロングソードだった。
そして数年後その日が来た。
僅かな希望を胸に、鍛練や訓練を...努力を重ねて来た日々。その結果が出る日、そしてノアの未来が決まる日。
「神器」を発現させる運命の儀式の日が来た。
その結果は...
発現したノアの「神器」は強い勇者になるとは到底思えない、ボロボロで所々歪みひび割れた小さな盾だった。
元々、ノアは他の勇者候補や、里の人々にイジメられていたのもあって、将来も期待できない「神器」を目の当たりにし、それを期に勇者になることを諦め始めていく。
数年前、魔王討伐へと旅立ち帰らぬ人となった、師匠シルフィの仇を討つと誓ったのが、それも果たせそうにない。
全てが無意味になり、失意の中、いつも一人鍛練を重ねていた場所へと自然に足が向かう。そして、出会った。ノアと似た境遇の、同じ心の傷を持ち、その気持ちをわかりあえる魔族の少女、ステラと言う魔王の娘と。
里の落ちこぼれ勇者ノアと、追放された魔王の娘ステラ。二人の世界を変える旅が始まる。
【たった一人大切な人がいれば、自分《世界》は変わる。】
※可愛い女の子がたくさん出てくる予定です。
※ざまぁ要素あります。
※主人公はいずれ最強になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 12:22:09
295716文字
会話率:32%
「狼」――それは、人と狼の二つの姿を持つ種族のこと。
彼らは普段は人の姿で生活を営み、狩や戦闘の際は狼の姿になって戦う。
狩猟生活がメインである狼の村において、その身に宿る強さは絶対的な価値基準だった。
狼の村に住むレティリエは、村で唯
一狼の姿に変身することができない女の子だ。
狼になれない彼女は、狩や戦いに一切参加ができない為に村中から蔑まれ、ずっと肩身の狭い思いをしていた。
対して、幼い頃から思いを寄せるグレイルは、村では一、二を争う程の実力者。
狼として価値が無いレティリエは、グレイルに思いを告げることさえできず、遠くからそっとその姿を眺めるだけの毎日だった。
だが、狼の村では役立たずなだけであったレティリエは、人間の世界においては絶大な価値を誇る美しい狼だったのだ。
狼達の婚姻相手を決める「豊寿の祭り」の日、レティリエはその容姿に魅了された人間達に攫われてしまう。
そして彼女を助けにきたグレイルも、人間の魔の手に落ちて共に連れ去られてしまったのだ。
人間に売られそうになる二人だが、レティリエは鋭い洞察力と強い精神力、そして美しい容姿を武器に苦境に立ち向かっていく。
これは、報われない人生を送っていた女の子が、幸せになるまでの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:56:42
119185文字
会話率:40%
30歳も近いと言うのに仕事もなく恋人もいない、人生何もかも上手くいかない男、藤野ヒロ。
ある日、そんな彼のもとに空から天使が降りてくる。
困惑するヒロの顔を見た天使は問いかけた。
「何故こんな所にいらっしゃるのですか?───救世主様
?」
おじさんと天使ちゃんのドキドキドタバタローファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:54:37
12350文字
会話率:30%
地球にダンジョンがないなら僕が作ってやる!
無類のダンジョン好きのメイゼスは、魔王軍のダンジョンマスターをしていた。
しかし、ダンジョンは人を幸せにするものという信念を持っていたため、人間族のスパイだと疑われ処刑されてしまった。
最後に考
えたことは、 「もっとダンジョンを作りたい」 ということだった。
そんな願いが叶ったのか、メイゼスは地球という星の日本という国に転生していた。
地球には魔法がない!? ダンジョンもない!?
それに衝撃を受けたメイゼスあらため瓜生飛鳥(うりゅう あすか)はなぜか使えたダンジョン創造スキルを使って地球にダンジョンを作ることにしたのだが……
ダンジョンを数人の男女に試してもらったら、そのうちの一人がその映像をネットにアップロード!
リアルにダンジョンってことでめっちゃ騒ぎになってる!
こうなったらダンジョンで世界を変えてやるぞ!
ダンジョンを世界に広めるという目的のため、展開はスロースタートとなります。少しゲームチックっぽい世界観になってりもしています。ご容赦ください。
また、展開はご都合主義になっております。変な部分等ありましてもご容赦ください。
R-15は保険です。
この作品はカクヨム様にて先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:10:00
200523文字
会話率:43%
転生した王子からただただ溺愛されるお姫さまの物語
隣国の王子に嫁いで来たはずなのに、1月も放置された挙げ句に暗殺計画まで立てられている事を知った一人逃げることを決意した。
しかし、逃げる途中で件の王子ドルンと鉢合わせ!
しかも、王子も一緒
についてくる!
これって駆け落ちですよね!
果たして王子はどんな考えでローズと駆け落ちすることを決めたのか。
果たして王子にはどんな秘密があるのか。
これは、わけもわからず、ただただ溺愛されるローズの成長物語。
*この作品はカクヨム様で先行配信しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 08:11:18
46354文字
会話率:38%
魔力至上主義のコリンズ伯爵家に生まれた、魔力をほとんど持たない落ちこぼれ令嬢、レベッカ・コリンズは、一家の恥として家族から虐げられ、社交界からも嫌厭されている。そんな彼女には、じつは「動物と会話できる」という不思議な能力があった。
不条
理に慣れ、幸せを掴むことを諦めてしまっていた令嬢が、猫とお喋りしたり、王子様と仲良くなったり、意図せず才能を開花させたりするお話。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:00:00
34070文字
会話率:41%
内乱の混乱も落ち着いたジスラール王 内乱の混乱も落ち着きつつあるジスラール王国。
南部片田舎の子爵令嬢ラウリーヌは、内乱の後に行方不明になった初恋の相手リオンの無事を信じていたが、南部をまとめる大貴族ベルジュラック公爵から婚約の申し込み
を受ける。
体が不自由で仕事以外で表には出てこないベルジュラック公爵は人嫌いで変わり者と噂される人物。不安を抱えつつ対面したが……。
安定のゆるふわ設定、よろしくお願いします
(。・ω・。)ノ"
他サイトでも公開しています。
ラウリーヌ・ゴーチェ 十六才
ジョスラン・マルユス・ベルジュラック 二十五才
リオン・サージェス(イーヴ・リオネル・ジスラール) 十九才
2025.5.20〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 08:00:00
3339文字
会話率:18%
魔法のある世界。3歳の時、前世と前々世の記憶が蘇った女の子。
5歳の時、誰も聞いたことがない魔法スキルを授かってしまった。
とある事情から幼いうちに親元を離れて親戚の宿屋のお手伝い。
前世の記憶も駆使して、宿屋を盛り上げられるかな?から始ま
る、そんな子のお話し。
ストックが続くまでは毎日更新。その後は週一くらいを考えています。
また、私事ですが、10月の末までは仕事が忙しくて新エピソードの掲載、コメント・誤字報告等を読む事が出来ないと思います。申し訳ございませんん。
11月19日までの原稿は掲載予約しておりますので、一旦仕事が落ち着いたら続きを書き始めたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 07:50:00
569428文字
会話率:25%