「お前は俺を裏切っていたのか!?」
王太子ダリウスに見初められた花の聖女エレナは、婚約の儀で失敗し、処刑されそうなところをモンフォール伯爵家の嫡男セドリックに助けられた。
エレナは伯爵領の一角にある集落に匿われる。美しい景色、気持ちのいい住
民たちに囲まれ、エレナは美しい貴公子セドリックに愛され、心惹かれていく。
一方ダリウスは、自分のせいでエレナが死んだと思い込み、傷心をいやすため、旧友であるセドリックを王都に呼び出す。
セドリックは婚約の儀が失敗する可能性があることを知っていた。そのチャンスをものにして、美しい村で愛する人とスローライフを送りたい。そのためなら何でもやる所存である。
これは、幼馴染のヤンデレ伯爵令息と俺様王太子の、初恋の聖女をめぐる戦いである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:20:00
181315文字
会話率:40%
異世界転生した先は、「王立学園の秘密の花園」という乙女ゲームの世界。
私は、ルビア王国の公爵令嬢、ライラ・ヴィルヘルム。
王太子様の婚約者、悪役令嬢だ。
幸せな未来を掴み取るため、十歳の王太子様に、タロットカードを使って、婚約解消を提案す
る。
「ヨハネス様との未来は、何度占っても『恋人』の逆位置。私たちは、愛しあわない運命なのです」
「愛する人くらい、自分で選びたいとは思いませんか? まだヨハネス様は子供なんです。反抗して怒られたとしても、見捨てられたりはされません。許されるのは、今しかないのです。子供である今が、最後のチャンスですわ」
「自由恋愛がしたいと、一緒に訴えましょう」
彼のワガママで、ヒロインに会う前に婚約解消をさせるのが、私の目的。
婚約を破棄される前に、合意の上で解消させてやる。
でも、あれ?
おかしいな。
「恋愛の好きって感情がないのは、当たってるよ、ごめんね。でも、君としゃべるのは少し楽しくなってきた」
少しずつ、彼との距離が近づいていく。
お互いに恋心が芽生えていく。
それでも。
「ヨハネス様は、いずれ私ではない女性を好きになります。そして、結婚もできるような年齢で、私との婚約を一方的に破棄されます」
予知夢を見たから、受け入れられないと突っぱねる私。
「僕があの子に恋をするんだと君が予想したせいで、何もできない。違うと証明するまで、我慢し続けなければならない。まるで拷問だ」
信じてもらえるまで、口説き続けると言うヨハネス様。
溺愛されながら迎える、ゲームの舞台である学園生活。
ゲーム中のヒロインと、その攻略対象キャラクターたちと織り成す学園生活の中で、変化していく心。
これは、王太子ヨハネス様と転生した主人公ライラが、信じあい、愛しあうまでの純愛ストーリーです。
※前半は恋の芽生え編、後半は溺愛編です。どうか溺愛までお付きあいいただけると嬉しいです
※テーマは人生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:02:26
362745文字
会話率:42%
【原作を読まずに、本作だけでもお楽しみいただけます】
異世界転生した先は、「王立学園の秘密の花園」という乙女ゲームの世界。
私は、ルビア王国の公爵令嬢、ライラ・ヴィルヘルム。王太子様の婚約者、悪役令嬢だ。
十五歳の私が王立学園入学までに
王太子様に会える機会は、たった二回だけ。
入学してしまえば、王太子ヨハネス・ブラハムは、ヒロインであるメルル・カルナレアに恋をしてしまう。
私は、強い意志で決意する。
かろうじて二十代だった私の大人の色気で、確実に彼を悩殺してみせる……!
入学式までに、完膚なきまでに誑かしてみせるわ!!!
「私は今日一日で、ヨハネス様を落とすために、私に惚れてもらうために、断固たる意思で悩殺するために、ここに来ましたわ。こちらのカードで、私と勝負をしてください」
ライラのヨハネス悩殺計画が、今始まる……!
原作:「王太子様に婚約解消を提案したら溺愛されました 〜お手をどうぞ、僕の君〜」
(書籍発売中 2022.6.10)
※原作のIF世界、パラレルワールドです。
※本作だけでもお楽しみいただけますが、人物の背景などの説明的な文章などは省略ぎみです。原作の後にお読みいただけると、より楽しめるかとは思います。
※火、土曜更新
※カクヨム様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 07:25:27
106960文字
会話率:47%
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人
として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的なサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
この作品は「カクヨム」「ノベルアッププラス」「アルファポリス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 21:36:36
113826文字
会話率:59%
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人
として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 23:17:49
107430文字
会話率:52%
筋肉ダルマの鳴滝伸也は生粋のお嬢様こと有栖川玲香の護衛の任を帯びて、女学校に入学することになる――――無論、女生徒の制服を着て。秘密の花園に屈強な男が紛れ込めば蜂の巣をつついたような騒ぎになるは必定。この上、護衛対象である玲香にも魔の手が
忍び寄り……。
*以前furuchintarou名義で投稿していたものを改編して作り直したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:16:55
60717文字
会話率:34%
目が覚めたらそこは大きな館だった…!?
広々とした草原(庭)で目が覚めた記憶喪失の「エリカ」、突然この館の主だと言われて混乱。様々な人物達がエリカを迎え入れ楽しい毎日を過ごした!という訳にもいかず、少しこの館が気味悪く思ったエリカはここから
逃げることに。
エリカの騒がしい毎日は、始まったばかりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:09:35
469文字
会話率:58%
目の前に星が散って、膝をついた。
最愛の妻、ドルシネアに殴られたのだと気づくのに数秒。
なぜ。一体何が起こったのだ。
「あなたが不貞をして子供までいるなんて!見損ないましたわ!私を愛していると言っていたくせに!!」
ロシナンテの目の
前に突如として現れた子供ラズ。ロシナンテの子供だと女が連れてきて金を受け取り、ラズを置いて行った。そこに居合わせた最愛の妻、ドルネシアはロシナンテにビンタをかまして実家に帰ってしまう。
そのショックで前世を思い出したロシナンテだが、それどころではない。
大慌てで子供との無関係を証明するため教会に連れて行ったのだが、どうやらこの子供、聖女の素質があるという。貧民街の子供が聖女になるには、まず文字が読めなくては無理。聖女になれなければ、そのまま仕事につけるかすらもわからないと言われ、人の良いロシナンテはラズを養女に迎え、育てることを決める。
あとは、何としてでもドルシネアを説得しなければ…!
その頃ドルシネアも、前世を思い出していた。
この世界が18禁乙女ゲーム『ラズマリーナの秘密の花園』だということを。
自分が聖女ラズマリーナをいじめ抜いて娼館に送られる悪妻ドルシネアだと気がついて愕然とする。
このまま愛するロシナンテと別れ断罪を逃れるか、いじめずに育て抜いて難を逃れるか。
ナンチャッテ家の苦難は続く……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 14:00:00
53353文字
会話率:50%
時は大正。
公爵令嬢である綾小路みつきは文通相手の令嬢・猿渡うららとの逢引きのために、海岸沿いを走るタクシーに揺られていた。自殺の名所である断崖絶壁を目的地に指定されて訝しがるタクシー運転手。
みつきの目的はうららとの【心中】
高等女学院の卒業と同時に隻眼の海軍少尉に嫁ぐことが決まっていたみつきは、うららとの【純愛】を貫くために断崖絶壁の展望台に登る。
そこで待ち構えていたのは見たこともない女性で・・・?
♡大正時代の女学生の密やかな【エスの世界】
♡夢見がちな公爵令嬢【みつき】と謎の美人令嬢【うらら】の秘密とは?
♡公爵令嬢みつきと隻眼の海軍少尉との恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:52:39
76843文字
会話率:35%
アメリカ人の若き生物学者ハミッシュ・マクリーンは、彼らの研究に出資したいという資産家の女性メアリ・レノックスを応接室に迎え、彼女と同姓同名の主人公が登場する『秘密の花園』を話題にした。すると二十代に見える女性は不思議な笑みを浮かべて、その
メアリは、まさしく自分だと語る。バーネットとは1908年にイギリスで出会い、自分が語った身の上話を元にバーネットが書いた小説が『秘密の花園』だとーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 15:34:43
18962文字
会話率:45%
妖精の国で育った少年ヴィーと、妖精エルの物語
とある国のとある秘密の花園には、妖精の国へと繋がるトンネルが隠されていた。
妖精達に認められた者しか通る事が出来ないそのトンネルから、相棒の妖精と共に1人の少年がやって来た。
とある村に住み
、狩りをしながら平和に暮らしていた彼等だが、やがて王国に危機が迫る。
妖精の女王と人族の国王との間に交わされた、遠い昔の約定に従い、ヴィーは戦いへと身を投じる。
歴代最強の妖精女王の騎士として。
◇天然チートな相棒、アホの子勇者、ロリ聖女も乱入してきます◇
魔法、聖女、勇者、エッチ関連は、重要な要素ですが成分控えめです。
以前の作品の改訂版です。物語はスローペースで進みますので、ゆっくりお付き合い下さい。
文章や誤字脱字・誤変換等は、随時校正しております。
おかしな点など見つけられた方が居られましたら、ご一報ください。
また、応援や★、フォローを頂けると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 11:11:08
82039文字
会話率:21%
かつて魔女と取引をして、命を育む力を奪われた王妃ノルウェン。そのせいで不妊となった彼女を周囲は歓迎しなかった。
そんなノルウェンに優しく接してくれるのは、夫である国王だけ。けれど、ノルウェンは王の親切心はただの同情だと思っていた。
それ
でも二人は秘密の花園で心を通い合わせていく。その内に、ノルウェンは夫の本心を知る機会を得て……?
これは、自己否定的だった王妃が愛の力に触れたことで、自らを誇れるようになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 12:20:21
15449文字
会話率:42%
少女達の秘密の花園――愛宕女学院。
そこに勤務する数学教師・能登数彦には絶対に知られてはならない秘密がある。
それは奥さんに不倫され逃げられたこと!
世間体のため、バツイチなのは絶対内緒なのだが、ひょんなことから教え子の五十嵐凪音(いが
らしなお)に知られてしまう。
「センセイがバツイチなこと……ヒミツにしてほしいですか?」
可愛い教え子の凪音がヒミツを守るためにお願いしたのは数彦の連絡先。
生徒とのプライベートな交流はいけないことと知りつつも、体面を守るために連絡先を渡してしまう。
ちょっとした相談くらいだろうとたかを括っていた数彦だが、凪音は頻繁に連絡をよこし、ついに部屋まで押しかける展開に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 07:00:00
76676文字
会話率:37%
主人公、ヒロインが物語によって変わる秘密の花園!!
最終更新:2023-01-05 13:58:30
2848文字
会話率:70%
竜よ、まだ来ないで。
森に暮らす「精霊びと」であるルセナは村の余り者だった。
村の女が減るたびに期待をするが、今年もまた彼女は選ばれなかった。
だが、余り者であるゆえに、彼女は竜を鎮めるための「いけにえ」に選ばれてしまう。
竜の
贄は精霊びとの村と、人間の村の双方からひとりづつ選出され、そして竜もまたどちらか一方だけを選ぶという。
竜の贄となったルセナは、人間側のいけにえリリエと運命的な出逢いをする。
ふたりは境界を越え、禁を破り、秘密の花園へと堕ちていく……。
※当作品には百合描写、または同性愛的な描写が含まれます。
※毎日朝5時半~6時に投稿。寝坊したら6時に自動です。全18話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 05:30:09
61345文字
会話率:13%
ずっと離れて暮らしていた画家の母と、また一緒に暮らせることになった。
家に誰もいないある日、由香はふと、母の部屋に立ち入る。
そこで手に取った一冊との出会いが、由香の運命を大きく変えていく。
※同じものをカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2022-08-16 04:40:20
7711文字
会話率:11%
今宵はフラワームーン
秘密の花園でひかりを待っている
最終更新:2022-05-16 20:05:16
224文字
会話率:0%
深い針葉樹の森と、高い煉瓦の壁によって現世から隔絶されたここは、聖峰女学院。世間様から、怪物の烙印を押された少女が集う学校。
三〇〇人ほどの化け物と、何人かの魔女が共同生活を送る、秘密の花園。
主人公、山田麻耶はひょんなことか
ら聖峰女学院に編入してきた女子高生。突然のルームメイトの失踪に「あれれ?」と首を傾げながらも、今日も平和に、青春を謳歌する。
命を狙う級友とか、変装する隣人とか、人喰い姉妹とか、そんな物騒なモノから目を逸らしながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 20:18:39
21754文字
会話率:44%
【'21/1/10本編完結】
寮で同室になった訳あり女子二人のスイートでちょっぴりビターな秘密の花園
成績優秀かつ容姿端麗な生徒会長・吉野響。ある事情を抱えて高校一年の二学期から転校してきた少女・高木楓。
偶然、先輩の響と寮の同じ部屋に住
むことになった楓は、彼女の本当の姿を知ることになり……。
※この小説はフィクションです。実際の個人名や団体名とは異なります。
※無断転載お断り
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054882144092折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:00:00
139921文字
会話率:45%
あたしは植物が大好き。どんな劣悪な環境下でも懸命に生きようとする姿が、あたしにいつも元気を分けてくれるから。その中でも特にあたしは花が大好きだった。
ここは花の香る庭園……誰もがうっとりと多幸感に浸ってしまう植物たちが生み出した華やかな楽園
。
そんな花の甘い蜜に誘われて外に広がる森の奥地から、今日もたくさんのお客様がふらふらと甘い蜜を求めて訪れる。
あたしはそんな素敵な世界の頂点に君臨する花の女王……というのは、少し言い過ぎかもしれない。せめてそう、この花の香る庭園に佇む主とでも名乗っておくことにしよう。
「ようこそ、誰もがうっとりとしてしまう花々が織り成す楽園へ……。この楽園の主として、皆さまのご来訪を心から歓迎いたします」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 17:19:21
1790文字
会話率:18%
夢未は本が大好きな小学5年生。栞町にある星降る書店の店主さんが憧れの人。
ある日、星降る書店の児童書コーナーが本の中の世界に通じているのを見つけてしまう。
ロマンス小説の名手モンゴメリが営むカフェ『秘密の花園』には、恋の便利グッズがいっぱい
。ヒロインと同じ運命がたどれる物語ドレス、ガラスにうつった本棚で恋の行方を占える手鏡。けれど、名作文学の悪役たちが飛び出してきたり、大好きな人がいじわるヒロインにさらわれたり、トラブルもたくさん。夢未は有名児童文学作家のモンゴメリやケストナーに助けられつつ、親友たちとともに、『チーム・文学乙女』として、本の世界に起こる事件を解決していく。
10代で読みたい、大人になっても読みたいイチオシの名作が多数登場。
児童文学の世界への冒険ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 12:01:10
1010250文字
会話率:35%
【第5回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考突破!】
【第2回ファミ通文庫大賞、中間選考突破!】
庇護欲をそそる人見知りJK、女子力の高い姐御肌JK、ちょっぴりドジな優等生JK……などなど。
様々な個性を持ったJKたちが集う、私立の聖タ
ピオカ女子高等学校。
小高い丘の上に建てられた校舎の中で、JKたちはどう過ごしていくのか。
カトリック系の女子校という秘密の花園(?)で、JKたちの個性が炸裂する!
青春!日常!学園!ガールズコメディー!ここに開幕――ッッ!
※視点人物がころころ変わる。
※だいたい一話完結。
※サブタイトル後のカッコ内は視点人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 16:36:31
259476文字
会話率:36%