禿(とく)王朝は滅んだ。
四百年以上も続いていた膨大な國は、一夜にして滅んでしまう。皇帝が暗殺され、政が行われなくなったからだ。
誰が何のために、どうやって殺したのか。それすら謎のまま、月日は流れていった。
國の主がいなくなって
から数ヶ月後、仙人になるための試験が行われることとなった。それに参加したのはふたりの青年で、どちらもが含みを持っている。
明るくて気さく、誰とでもすぐに仲良くなれる黒髪の青年爛 梓豪《バク ズーハオ》。
美しいけれど儚げな銀髪の青年、全 紫釉《チュアン シユ》。
ふたりは互いに相棒となり、昇格試験へと挑むことになった。
出された数々の課題をクリアしていくと同時に、ふたりの過去や謎も明かされていく。
そして徐々に惹かれ合っていって……
架空の古代中国を舞台にした、美しい青年ふたりの恋、そして國に潜む皇帝暗殺の謎を描く中華BLミステリーです。
焦れったくてキュンキュンするかもしれない、ふたりの初々しい初恋物語。そして昇格のために深めていく絆は、彼らの過去と心を結びつけていく。
「お前ら、もう付き合っちゃえよ!」がモットーな、ふたりの無自覚いちゃコラ中華BLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:02:32
75763文字
会話率:40%
イレイシェン国の後宮『四節の苑』に、一人の下級妃が入内した。
名はメイ コウシュン。
現在『主上様』が持てる妃の席は満席にもかかわらず、彼女の入内がかなったのは、彼女の噂を聞きつけた主上様が彼女に興味を持ち、初めて自分から後宮入りを願ったと
いうのがその理由だった。
色とりどり、形も様々な大輪の花たちが、その美を競う女の園に現われた下級妃は、高級にある大きな池の浮島の、金鳳花の花に囲まれた小さな小さな四阿のような庵を与えられ、四季の女たちはそれを厳しく見張ると言う日が始まった。
そんな中、庵の中の少女は鍵のかかった箪笥を撫でてながら遠い目をして呟いた。
「あ~ぁ、とんだ貧乏くじ、ひいちゃったなぁ……」
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。あらすじは滅茶苦茶冒頭部分だけです。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆中華風の後宮の様相を呈していますが、様々な世界・様式の後宮&花街(遊郭)設定もりもりです。史実、資料と違う! など突込みは不要です。
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:20:00
20697文字
会話率:33%
貧しい孤児を助ける魔法使いの話。きっとあなたも禿げ泣きする。
最終更新:2024-04-15 21:21:59
1850文字
会話率:40%
ただの人間の舞は、目が覚めると揺れる見知らぬ牛車の中。出迎えた花禿とともに黄泉の国を統括する「つきよざと」として黄泉の国で暮らし始める。
最終更新:2024-03-27 17:31:28
1206文字
会話率:41%
主人公は、とある奇病を抱える青年・篝飛鳥馬《かがりあすま》。
コミュ障、ボッチ、仕事が出来ない、すぐに会社をクビになる──そんなどうしようもない、“出来損ない”──人生の落後者だ。
そんな彼が、会社を追放されることになった、ある
日。職場で異世界転移をしてしまう。
転移先は、魔物たちが跋扈する──魑魅魍魎の魔界。
そして、転移特典で手に入れたのは、チートスキル! …………ではなく、【HUP】【NR】※……と言った泣きたくなるような、どうしようもないバッドスキルばかり…………
※【HUP】 Hang up Phone:電話を掛けても、電話に出てもらえないスキル。
※【NR】 No Return:メールをしても返事が来ないスキル。
こんなんで、どうやって生きていけばいいんだ……○| ̄|_
だが、彼は、何度も何度も、悲惨な目に遭いながら、魔獣たちが巣食う魔窟のような世界に、徐々に順応してゆく。
そんなある日、彼は、美しい亜人種の女性奴隷が、磔刑に処されている現場に遭遇し…………
行きがかり上、彼女を助けることになった篝《かがり》は…………
──これは……どうしようもない“社会の屑”の──出会いと──再生の物語。
❉1エピソード当り、1,000~1,500字程度で、スマホからでもサクサク読めるように、字数調整しています。
✿最初は延々と、サバイバル生活とレベリングが続きますが、後半からは不遇スキルを活かした異能力バトルが始まります。
❁特殊で、感情移入しづらい設定だとは思いますが……誰かの心に届けばいいなと、祈るような気持ちで書いています……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 06:11:14
200575文字
会話率:13%
聖女&勇者のパーティーは解散し、1年半前に勇者召喚されたハゲた中年男、「阿玉(あだま) 梭薙(ひかる)」は、パーティーが解散して一人になっていた。彼は一人で旅を続けている、パーティーを飛び出して離脱した聖女を探して。
そうして勇者は、森
の中で盗賊の娘と出会う。
※シモネタ&エロネタが多数あります。苦手な人はお読みにならないでください。R15で大丈夫なハズ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:00:00
113187文字
会話率:63%
『転生』というものが〝ある〟と一般的に知られた世界―
そんな剣と魔法の世界で『異世界転生』を果たした少年―
名はメルド=クレジャンス。子爵家嫡男。
〝強力な〟魔法を使える者は『神授鑑定』の儀式で〝ある事〟が起きる。
『転生者』であれば
その可能性は高まり、『異世界転生』なら今のところ100%―
彼に起こるのは―
更新は不定期になりますが、なるべく頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 22:02:25
14885文字
会話率:25%
容姿、スタイル、成績どれも素晴らしく性格もよい。そんな彼女の好みはイケメン!
しかもただのイケメンでは無い、禿のイケメンが好きなのだ。
そんな彼女にじっと見つめられる私…
まさか狙われている?
私はイケメンじゃな無いよ?悪くは無いとは思って
いるがそこまでじゃあない。ましてや禿でも無い。
将来はどうなるかわかないが…
まさか!将来を見越している?!
そ、そんな!私の将来はそうなのか?!!!
よせ!私をそんな目で見るんじゃない!絶対君の好みにはなりません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 12:07:55
6138文字
会話率:38%
「――本案に賛成の諸君の起立を求めます。……過半数と認めます。よって本案は可決されました」
撮影罪。長い議論の果て、ついに可決され成立の運びとなったこの新法により、許可なき撮影行為は明確に犯罪となった。
どうしてこのような法律が作ら
れたのか。
単純な盗撮の他、仲間内での迷惑行為の撮影及びネット上に公開、リベンジポルノ、電車の撮影の際のマナー違反、競技会場における観客席からの女性アスリートの撮影など砕けた言葉でいうのなら、過ぎた道具を手にした猿共が世を横行闊歩しているせいである。
何かあればすぐにスマートフォンを取り出し、撮影開始。自己顕示欲を満たしたいがだけのために肖像権など知ったことか(実際、知らないのかもしれない)SNSに晒上げ、その対象物が多少の非があるならまだしも、ただ顔がキモい。禿げている。動きが変などと人の尊厳を無視し、晒し者笑い者晒し首縛り首公開処刑私刑私刑ああ、恐ろしや。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 11:00:00
2401文字
会話率:40%
ようやく家の前の道路の工事が終わった。
……かと思えば、ツギハギのデコボコクソ道。
車に轢かれた犬の糞が、そのツギハギの隙間に挟まってやがる。
年度末に予算を使い切るために、わんさか適当に工事しているんだ。税金の無駄遣い。
なんて、話を
聞いたことがあるがよくは知らん。
スーツを着ちゃあいるが俺は高卒だ。家のローンもキツイ。
目の前の家のご主人は多分大卒。
頭が禿げ上がっちゃいるが、懐に余裕はありそうだ。
と、目が合い「どうもー」と挨拶。温和そうだが、よく知らんから、ただただ気まずい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 11:00:00
1676文字
会話率:5%
忌み子として今まさに処刑されようという銀髪の主人公は、謎の女性に助けられ吉原の大店、鈴奈屋に匿われる。彼女を助けたのは『極楽太夫』と呼ばれる吉原一の女だった。そんな彼女にギンと名付けられ禿として仕えることになった主人公は、ある日『満月の夜、
極楽が地獄に変わる』という噂を聞く。満月の夜、極楽太夫の部屋から男の叫び声を聞きそこへ駆けつけると、中で極楽太夫はまるで獣のような様相に変わり、男を文字通り食らっているのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 02:38:36
8658文字
会話率:40%
紅時は前世の記憶を持つ廓の禿。
郭で出会う人々の日常を生きている。
少女である紅時は、前世である少年の紅コウの想い人の先生を待ち続けている。
【完結】倫敦《ロンドン》 時折《トキオリ》、春〜君を辿って〜 の外伝です。
最終更新:2023-10-15 19:00:00
32320文字
会話率:42%
アクションノベル作家を目指す青年、禿 恭兵(かむろ キョウヘイ)は自分の作品が書籍化されると連絡を受け、出版社へ向かう途中信号を無視してきた車に撥ねられてしまった。
恭兵が目を覚ますと、そこは何故か学校の視聴覚室のドアの前、しかも恭兵
の二番目の兄・浩次が原作を書いたエ〇アニメの中で、昏睡から目覚めるためには――
「相川メイの純潔を、25時間守り抜いてください」
――という内容で、ミッションに失敗したプレーヤーは死ぬと言われた。
更に敵対プレーヤーが兄・浩次であることが判明。生き残れるのはどちらか一人と聞かされ、どうすべきが悩むが、ドアの向こうではメイが襲われる寸前。
見捨てることができず恭兵はドアを破り、メイを襲う教師を成敗、メイを逃がす事に成功したが、本来のアニメの流れと違い、他の男子がメイを襲うとスキルの声に警告される。
浩次の事を考えつつ、メイを暴漢たちから守るために、趣味を利用したスキルを使って、恭兵は戦うのだった。
※この物語はフィクションであり、登場する団体・会社名・人物名等は全て架空のものであり、実在に同名のものが有ったとしても一切関係はありません。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 12:00:00
63295文字
会話率:37%
吉原の大見世で傾城と呼ばれる女郎、真那鶴の新造であるイトは、姉女郎の真那鶴が身請けされることを遣り手から聞かされる。姉女郎が身請けを教えてくれなかったことを不審に思うが、真那鶴が九郎助稲荷の前でだけ幸せそうな顔をする理由は身請けだと考えた。
ある日の座敷、初会の客にも関わらず真那鶴はくだけた様子で接客し、客や新造、禿に自ら料理した魚を振る舞う。
それを食べた者が倒れていく。しかし、イトだけは倒れなかった。
いつの間にか座敷には見知らぬ男が入り込んでいる。その男が言うには、人魚を食べたからだと言う。普通の人間は人魚を食べると死ぬ。そして、これは真那鶴が望んだ心中だと話す。
しかしイトは納得ができなかった。
傾城と呼ばれ、身請けも決まった真那鶴が、優しい姉女郎の真那鶴が新造と禿を巻き込んで心中することが納得できなかった。
男はイトが不老不死になったことを伝える。
イトは真那鶴がどうして心中を選んだのか知るために、イトは見世を変え名を真琴と変え、傾城になることを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 18:11:27
51068文字
会話率:52%
一孝と美鳥の恋愛ドラマ。
夏になります。夏といえば、縁日、浴衣、花火ですね。
年下幼馴染馴染みは同級生のスピンオフ。
本編が作者の遅筆で遅れています。
この時期でないと発表しづらくなりますので先行して発表します。
カクヨムにも出します。
最終更新:2023-07-21 06:50:47
25802文字
会話率:44%
幕末。肺病を病み異形の剣を振るう剣客、志度光悦(しどこうえつ)は、とある妓楼で「藤」という名の少女と出会う。彼女は光悦に言うのだった。「お侍様。この廓の一番の花魁に鬼が憑いております」。鬼を斬る依頼を受けた光悦は、残り少ない命でこの禿(かむ
ろ)と不思議な縁でかかわっていくのだった。
光悦:「……拙者は童女に懸想する趣向はありません」
周囲:「こりゃ惚れてるな」「間違いなくそうだな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 22:24:15
66841文字
会話率:59%
この世界は千年以上も魔王軍と、勇者パーティーで戦いを続けていた。
現代、4名の勇者パーティーは遂に魔王軍の中核と言える幹部を倒しほんの少しの安寧を勝ち取ることができた。
しかし此度の戦いで危機感を覚えた勇者は仲間に更なる力をつけることを打診
、10年の修行期間を設けて再び集まることを約束する。
そして舞台は10年後、約束の地には変わり果てた姿の仲間がいた。
頭頂部が禿げ上がり腹部には大きな脂肪を携えた勇者。
以前とは雰囲気がまるで違う人妻になったエルフ
そしてシャブ中になった軍師、
この10年真面目に修行してたのは私だけなのか!?ふざけんな!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 23:37:51
6049文字
会話率:27%
夜中に通りかかったマンションのエントランス そこに立つ禿頭の御仁
押してく数字は……
最終更新:2023-04-21 18:00:00
3368文字
会話率:0%
すべての男性は2つの種類に分けられる。髪の毛を「持つもの」と「持たざるもの」である。持たざる者である私は時に「負け組」と誹られる。だが、それは真実であるのか!もしかしたら真実かもね!何だと、この野郎!…などとあらすじから憤慨する私だ。失礼し
ました。
月一のエッセイ修行、今回はタップリと身を削る内容でお届けします。笑いたい人と泣きたい人両用となっております。ぜひどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 19:42:36
3640文字
会話率:22%
小さな小さなヒモが平日に一人でお出掛けする話。
「新作パンケーキ......いいじゃん!」なヒモと
「上司禿げろ!」な同居人
最終更新:2023-04-02 21:01:32
2206文字
会話率:24%
この日、『冷血宰相』リート・キラソンは死んだ。
国を災厄に巻き込んだ張本人が民衆の前で虚しく散ったのだ。
だから、これから語られる物語は前日譚だ。結末は変わりはしないし、行いが修正されない。
辿る結末は不変。
だが、少なくとも弔い
にはなるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 23:25:41
48207文字
会話率:51%