令和とは違う別の次元にある、壮喜(そうき)八年の日本。
異種と呼ばれる幽鬼が跋扈する柬京では、古の霊術や呪術が復活して人々の生活へ深く入り込んでいた。
霊術や呪術が使えるものはその道を志し、使えないものは超自然科学によって新しく開発され
た霊術機器を使って暮らす世界で、霊力のある人と霊力を必要とする人とを繋ぐ人材派遣会社で働く、OLの紅緒美愛には、悩みがあった。
それは、派手な外見のせいで人に誤解されること。
雪駄にオーバーオールの自分を知って欲しい。
でも誰も自分の本当の姿なんて信じてくれない。
そのせいで人と関わることや恋愛に怯えて遠ざけていた美愛だったけど、実は、会社で「ポロシャツ地味おじさん」とあだ名される西原藤吾に密かに片思いをしていた。
そうこうしている間に、恋愛初心者の美愛と過去のトラウマから恋愛に卑屈な西原の間には、爽やか王子様系先輩×あざとい、ツンデレ後輩×甘えんぼ、塩対応幼馴染み×ヤンデレなどなど、癖の強いイケメンが現れて、美愛の奪い合いに大発展?!
恋愛×ファンタジー×オフィスのラブコメディです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:39:52
11876文字
会話率:27%
少年は夢を見る。
学校の屋上で女生徒に告白する夢を。
一世一代の大勝負。しかしその勝負は負けという形であっけなく幕を閉じた。
そんな夢を彼は毎日見ていた。
来る日も来る日も毎日毎日。告白をすれば失敗をする。そのショックは新鮮な感
情なまま。
夢を見始めて一週間経った頃、彼はその事を幼馴染の柚菜に相談していた。
しかし彼女は気に留めない。それどころか恋バナへと発展する始末。
そそっかしくていつも元気いっぱいで甘え上手な彼女。話が変わろうがそれに合わせて彼も会話を重ねていく。
なんてこと無い幼馴染同士の会話。
彼は語る。『狭川先輩のような大人っぽい女性が好き』だよ――――
恥も外観も気にすること無い幼馴染同士。今回も何も気にすること無く自らの思いを語った。しかし、恋バナを終えた彼女は様子が違っていた。
高校入学前の春休み。憂いなく遊べる人生で数度しか無いその期間に、彼女からパッタリと連絡が途絶えてしまったのだ。
次に顔を合わせた彼女はいつもと様子が違っていた。
『やっと起きたのね。いい夢見れたかしら?』
そんな言葉とともに髪をかき分ける彼女は、まるでいつか語ったお姉さんのようだった。
いつか語ったかのような余裕をみせる柚菜。しかしそんな彼女からはすぐにボロが出る。
彼が隣で着替えようと服を脱いだら
『そ、そういうのは私にはまだ早いからっ!』
彼が食後のコーヒーを嗜んでいたら
『課題……一個やっていなかったよぉ……』
そう言って泣きつく様はお姉さん味なんて一切感じられぬ様子。
それでも彼女はめげない。いつか秘された目的を達成する時までは。
好意たっぷりの柚菜と気にもしない主人公。そんなお似合いな幼馴染同士に、一人の女性が現れる。
『きっとその夢は、私たちが運命の相手という証なのよ』
――――そう余裕たっぷりの表情で語るのは、高校一の人気者、狭川先輩。
彼女こそ本物のお姉さん。彼の好みどストライクにして狭川先輩も悪く思っていない様子。
彼女こそ成績優秀でスポーツ万能、モデルとしても成功を収めていて将来は女優として将来を約束されている欠点なしな人物。しかし何か隠し事があるようで・・・?
甘えんぼうの幼馴染とお姉さんな先輩。果たして彼の出す結論とは――――
※2日に1話更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 00:00:00
41445文字
会話率:38%
「というか、アネッタは、ちょっと……」
「ちょっと!?」
しがない男爵家の次女、アネッタ・クワイエットは十五歳の誕生日を目前に人生最大の失恋をしてしまう。
自棄を起こして家出した彼女は、末っ子の甘えんぼ気質を遺憾なく発揮して街の人たちに慰め
てもらおうと公民館へと繰り出した。
しかし、彼女の想定とは異なり、気付けばなぜか公爵家のメイド募集に応募させられることになっていて───。
「たしかに私は家出して住むところに困ると言った。けれどそれは住み込みの職場を探してるって意味ではないの」
初めて誰かの下で働くという体験をしたアネッタは、公爵家の人たちとの出会いを通じて一回り大人になれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 16:48:22
25785文字
会話率:27%
【あらすじ】
母さんに浮気されてから女性不信をこじらせていた父が再婚することになった。
いったいどんな人が新しい母親になるのかなと思ったら――顔合わせに現れたのはサキュバスだった。
しかも子連れ。
僕の義妹になるその娘は年齢は
一個下。
お嬢様高校の一年生。
「私、お兄ちゃんが欲しかったんだ。よろしくね謙太さん」
両親が離席した隙を狙って、こっそりと義妹の咲ちゃんが僕をからかうように言った。
椿の匂いがする黒のショートヘア。王子様みたいな綺麗な顔。
モデルさんみたいなひきしまった身体。高身長。大きなお尻。
そして――失礼だけどちょっと安心感を覚える平らな胸。
女性のエッチさと男の子みたいな気安さを持った咲ちゃんと、僕はその日から義兄妹になった。
そして両親に先んじて一緒に僕の家で暮らすことになったんだ。
けど、年頃の男子高校生とJKサキュバスが同居なんてできる訳がなくて――。
「お兄ちゃん。DVD借りてきたんだけど一緒に見よう?」
「いいね。なに借りてきたの?」
「新作の『ビチョ美女バス待ち停留所。やめて、バスが来ちゃう。お爺ちゃんたちが見てるよ……240分』だよ!」
「スケベDVD!」
サキュバスという異種族に僕はただただ翻弄されるのだった。
「一人で見なよそんなの」
「えーっ! 二人で見た方がスリルがあって面白いじゃない!」
「スケベDVDにスリルなんてありましたっけ?」
「ほら、隣の人がいつケダモノになって襲ってくるかっていう、ワクワク感が」
「たのしみかたがこうどすぎる」
「いいでしょ! ねぇ、いっしょに見ようよお兄ちゃん!」
「わーっ、抱きつくなって!」
「へっへっへー、お兄ちゃんダッチワイフゲットだぜ!」
「男なんですが?」
【登場人物】
遠原謙太 主人公 高校二年生 眼鏡 元バンドマン
遠原咲 ヒロイン 高校一年生 王子様キャラ(家では甘えんぼ)
あずみん 人気清純派アイドル マルチタレント
しーぽん 謙太の女友達 元バンドメンバー
さおり 銀髪のサキュバス ソープ嬢
ノブさん ライブハウス店長 主人公の師匠
遠原宗平 主人公の父 民間研究所の職員(部長)
遠原蓮 咲の母 バリキャリ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 20:01:55
119896文字
会話率:31%
気がついたらよく一緒にいる男の子がいた
彼はいつも静かで私とは正に真逆な性格だった
そんな彼と大人になり付き合うことに
そしたら...
彼の事を知ってるようで知らなかった私とそんな私に甘えてくる弟みたいな彼との日々...
最終更新:2021-08-27 12:11:31
30947文字
会話率:86%
世界が終焉に向けて加速する中、朝寝坊常習犯の騎士が目覚めると彼に跨っていたのは艶めかしい美女でも甘えんぼな新妻でもなく、魂ごと丸呑みにされそうな恐ろしい仮面をつけた魔女だった。
突然の来訪者に寝こみを襲われ困惑する騎士に対し、魔女は悪びれも
せず可憐な声で告げた。
「魔王が禁じ手を使いました。いずれ世界は糸が切れるように破滅します。騎士様に、この世界を救って欲しいのです」
その日、世界と異なる時間軸を持ち、周囲の時を歪ませ、傷を受けてもたちどころに回復してしまう事からかつて『悪魔』と称された騎士と、ある非道な儀式により体内時計の歯車が全て欠けてしまい、その身が時を刻まなくなることで不老と同時に孤独と成り果てた魔女の、奇怪なパーティが誕生した。
大陸の極西から南東へ目指すは魔王の居城。たどる道筋で、魔王討伐に必要なアイテム『クロノカリバー』の材料を手に入れなければいけないのに、自称・地獄の番犬の邪魔が入ったり、城塞都市の喰えない大司教に領主殺害の容疑で投獄されたり、仮面の魔女より遥かにセクシーな魔女に誘惑されたりと、様々な難関が騎士たちを待ち受けていた。
そんな中、彼らは多くの者たちとの邂逅を果たす。義賊と共に村を守る復讐の火くすぶる暗殺者、成樹となる日を目前に生贄の危機にさらされる修道女のアルラウネ、幾多の傷で醜悪となり戦い勝つ事でしか肯定されることのないオーク、下卑た陰謀に巻き込まれゆく誇り高く騎士に憧れる奴隷闘士の娘、物語を代金に怪しい骨董品をさばき真実の愛を探す万事屋、長くは続かないと知りながら人と暮らす事を選んだニンフ……。
場の空気に馴染めない男と、場の空気を読めない魔女が、運命に翻弄される幾多の命に背を押され、罵り合い、ごく稀に手を取り合い、絶望の怒涛に飲まれながらも希望の糸を紡ぎ織りなす冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 21:01:04
55246文字
会話率:63%
私はくだらないナゾナゾを思いついた。
寝る間際に、まだ帰ってこない夫のことを考えながら書いた私小説。
公募《エッセイで綴るミニ自分史コンテスト》
テーマ「大好きな○○」に応募予定。
最終更新:2020-06-05 19:18:42
1073文字
会話率:0%
亡き家族を想いながら、何気ない談話の風景。
公募【あなたが大切に想う「家族時間」】応募作品。
最終更新:2020-04-09 21:10:15
364文字
会話率:46%
「父さん、再婚しようと思うんだ。」
ある日父からそう告げられた俺は、高校一年生の春から新しい家族ができることになった。
「彩雪お姉ちゃん…です…。」
「甘やかしてくれて甘えんぼう」の見た目は幼く人見知りの新しい姉と、学校の友人達との
新しい生活が始まる。
姉だけど妹モノが好きな方でも楽しめると思います。癒されたいあなたおすすめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 12:00:00
50477文字
会話率:50%
雪が降る稲荷神社にある三人の妖狐が暮らしていた。
一人は魔法少女に憧れる少女凜奈
一人は幻影を巧みに使う少年影斗
一人は雪を降らす強い少女雪奈
凜奈と影宗は同い年でその二人の姉が雪奈だ。
いつもは頼りのない甘えんぼさんだが時には頼も
しい存在なのだ。
そんな三人の日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 23:25:21
2072文字
会話率:68%
特定に甘えんぼな幼馴染みと、それに結局は逆らえない男の子の物語。
最終更新:2018-10-04 08:00:00
2524文字
会話率:38%
灰色の空から舞い降りた雪が、外の景色を純白に彩る十二月の朝。
通学用のバス代をケチり、チャリで雪道を強引に突っ切ってきた先で俺が出会ったのは、冬休み前の二週間だけ俺達のクラスに転校してくることになっていた女の子だった。
「ミユキ……顔、
覚えた。よろしく……」
俺と『ある共通点』を持っていたその子は、才色兼備だけど天然さんで、寡黙だけど感情豊かで、排他的だけど甘えんぼで。
——それから、自身に孤独をもたらす謎めいた力を持っていた。
「ミユキは……私に触るの、嫌……?」
一緒の時間を過ごすにつれ、次第に浮き彫りになっていく彼女の闇。そこについては触れないで欲しいと、彼女が願っているのは重々承知していた。
我儘なのは分かってる。嫌われたってしょうがない。
それでも俺は、本当の意味でこの子を救いたい。
なぜならきっと、これは彼女が唯一縋ってくれた、俺が成すべき役割だから。
「ぼたもち」
…………腹、減ったのか?
「……ん」
誰も病気にかからない。もちろん誰も死んだりしない。
そして、誰もキスしない。
相川御幸《アイカワミユキ》の、甘く切なくちょっぴり不思議な、ごた混ぜ学園ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 23:05:42
29571文字
会話率:54%
春 夏 秋 冬 を擬人化した会話文のみのSSです!
BTとはバトンタッチの略
つまり季節が変わる瞬間のお話になるんですね
また、非常に分かりやすくするためにキャラはかなり王道よりとなっております!
でわ!
……って言う作品をカクヨムに上げて
おりまして、今回はそれのSS(ショートストーリー)じゃない版です。分かりやすく言うと会話文だけだったのが、会話文以外も増えちゃった。みたいな
キャラを説明しますと、春は優しい娘であるけど甘えんぼで子供な所がある
夏はハイテンションで周りまで暑くしてしまう。中身は真面目。
秋は心配性で世話焼き。春のお姉さん。
冬はクールで感情を出さないけど、怖がり。
って感じです。
よろしくお願いします!
季節SS(BT) - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054884026523
が元。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 20:32:13
5360文字
会話率:61%
超がつくほど甘えんぼな妹、芳乃。
芳乃が甘える相手は母さんと彼氏だけで、兄の俺に対してはむしろ当たりがキツいくらいだ。
だが母は蒸発し、一年間付きあった彼氏には「束縛に耐えられない」と別れを告げられた。
芳乃の、俺を見る目が一変した。
それ
は母さんや彼氏に向けられたものと同じ、“甘え”の視線だった――。
〈カクヨムにも掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 08:03:21
117430文字
会話率:49%
「どうしてこんなにもいらいらする──!?」
おとぎ話に登場する魔神と王子たちが“おとぎの国”から現代日本にトリップして早3ヶ月。その世話役に任命された梅乃も彼らと一緒の生活にようやく慣れ始めてきた今日この頃だが、再び意識してしまってまともに
彼らと目を合わせられない。そんなとき、忘れていたあの人が現れて?
恋が乱れる『捨てられた王子たち』シリーズの第2弾。
本作から読んでも分かるようにはしますが、第1弾が気になる方は下のバナーからお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 17:16:01
278106文字
会話率:35%
「俺はおとぎの国からやってきた」
おとぎ話の魔神と王子たちが現代日本にやってきた!? おとぎの国でヒロインに捨てられた王子たちが、現代日本で男子力を磨くらしい。その世話役として選ばれたのが主人公・梅乃。梅乃が通う大学のあちこちで彼らは自由に
恋愛・青春中!
出会いと恋が芽生える『捨てられた王子たち』シリーズの第1弾!
現在シリーズ第2弾の方で続きを連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-10 20:00:00
470784文字
会話率:32%
カレーが大好きな小学5年生のきょうこちゃんが、カレーを通じて多くの人と楽しく毎日を過ごすほのぼのストーリー
最終更新:2016-04-05 18:40:18
656文字
会話率:43%
アイリの仕事は、異世界旅行中に迷子になったお客様を見つけて連れ戻すこと。どうやら今回のお客様は、意図的に迷子になったらしい。道中「つれてって」と寄って来たのは、顔に稲妻模様のある男。人懐っこくて甘えんぼな犬系男子に構われつつ、アイリはお客様
を探す。☆☆☆拍手ページは、最新話関連になっています。本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-06 01:10:12
255240文字
会話率:26%
「ねぇ、会いたくなっちゃった」彼女から突然の電話。「あのなぁ、俺も忙しいんだけど。」「じゃあ、いい。」ふてくされた彼女の声を残して、彼女からの電話は一方的に切れたーーー。そんな、自由奔放で意地っ張り、だけどホントはすごく甘えたがり屋な彼女と
、そんな彼女に振り回されつつも、そんな彼女が大好きな彼氏との、ほのぼの恋愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-22 20:00:00
1636文字
会話率:42%
ツンデレスレンダー美女、巨乳の甘えんぼ女、熱くなりやすい筋肉男、クールな氷メガネ・・・。
キャラが濃い4人の冒険ファンタジー。
短すぎると思いますが、ご了承ください。
最終更新:2012-05-09 21:01:07
6134文字
会話率:40%
敏也は、ちょっと変わってる人。美香は知ってしまい、悩む。
最終更新:2012-04-22 01:39:59
2591文字
会話率:22%
すきよすきよという好子にうんざりしたが、、突然好きと言わなくなった好子に
焦った僕。。。。
最終更新:2012-04-14 02:54:31
2638文字
会話率:26%
お父さんが死んで3年。夜遅くまで働くお母さんを待って家でお留守番をするお姉ちゃんと甘えんぼの弟が頑張るお話です。
※ 今回は匿名投稿なので、どの妄想部員が書いたものか予想するお楽しみ付き☆解答編は明日11月1日18時に投稿予定です。詳しく
は活動報告にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-01 18:00:00
4341文字
会話率:27%