リリアンには幼少期から親に決められた婚約者がいた。
十八歳になった今でも月に一度は必ず会い、社交の場は二人で参加。互いに尊重し合い、関係は良好だった。
しかしリリアンは婚約者であるアクアに恋をしていて、恋愛的に進展したいと思っていた。
無口で有名なアクアが何を考えているのかわからずにいたある日、何気なく尋ねた質問を通して、予想外の甘い本音を知り──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 11:13:01
9396文字
会話率:40%
高校二年生の天見優人(あまみ ゆうと)が通う学校には、飛び抜けて有名な美少女の空森雛(そらもり ひな)がいる。学業に優れ、礼儀正しく、生真面目ではあるけどいつも頑張り屋な女の子。
たまたま荷物持ちを手伝って、その流れで優人が趣味で作った
お菓子をあげたりすることはあれど、学年も違う以上、不愛想気味な自分と彼女が関わる機会なんてそうそうあるわけもない。
――そんな風に思っていたのだが。
「……家出、してきたんです」
「……は?」
「だから……家出です。私、家出してきちゃいました」
偶然夜の街で出会った雛から言われた、予想外の出来事。結局、優人の伝手を頼って彼が住むアパートの隣に引っ越すことになり、二人はお隣さんとしての緩やかな始まりを迎える。
食事を共にしたり、ご褒美に甘い物を作ってあげたり、時にはデートみたいなお出かけもしてみたり。
ただの先輩・後輩から隣人へ、そしてかけがえのない存在へと。ゆっくり距離を縮める遅効性ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 19:37:29
641093文字
会話率:45%
花の栽培・輸出により栄えた国、サイヴァージ国。
国民みんなが花を愛し、花に愛されている国。
ーーーそんな国で起こった出来事ーーー
「社交界のローズ」呼ばれるほどに容姿端麗であり、厳しい公爵家での教育をこなし、剣術、勉学においても
優れている公爵令嬢、ベラ。
美しい容姿と、決して天才なわけではなく、人一倍の努力によって剣術、勉学ともにトップクラスまで上り詰めた秀才、王太子、ジオラス。
ジオラスは18になったらベラにプロポーズするつもりが…。
『こ、婚約破棄.......!?』
そして、ベラが亡くなったとの連絡が!
信じられないジオラスは、ベラを探しにでる。
しかし、ベラへの手がかりがつかめないまま1年が経つ。
そんな中、思い出の地へ向かったジオラスは、ある一輪の花と一枚の花びらを見つけ……
花が咲き誇る美しい国の、完璧に見える2人の辛く切ない恋、そして幸せな愛の物語。
※絶対にこの2人が結ばれるハッピーエンドです。
※結構長くなる予定です。
※(私はハピエン厨なので)悪役以外はハッピーに終わります。
※ただひたすら私の読みたかった物語を書きます。
なので、所々爪の甘い設定があるかもしれません。
※実るまではシリアス多めかもしれません。
※それを乗り越えたら甘々です。
「溺愛」「両片想い」「恋のライバルはいらない!」など、幸せな小説を探してる人にオススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:07:54
170285文字
会話率:14%
鈴原心愛と藤崎裕次郎は同期の誰もが認める犬猿の仲だった。そんな二人が付き合うことになったのは、藤崎の気まぐれから。単に心愛をからかいたかったのかもしれないし、気が向いた時に目の前にいただけなのかもしれない。それでも、密かに藤崎に片想いしてい
た心愛にはこれ以上ないチャンスだった。
お互いに好きなのに、勘違いからすれ違う両片想いが好きで書いてみました。一話一話、短めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 06:41:44
8499文字
会話率:47%
※最新第90話1月25日投稿予定です。
【双葉社モンスター文庫より好評発売中】
マンションで一人暮らしをする高校生、火神朝陽のお隣に住む氷室冬華は"氷の令嬢"と呼ばれている。
誰に対しても極端に距離を取り、必要以上の会話
はせず、表情は真顔のまま変わらない、氷のように冷たいお嬢様――そんな"氷の令嬢"は隣人の朝陽にも当然冷たい……はずだった。
「もう食べれにゃいです……むにゃむにゃ」
「"氷の令嬢"はどこいったんだよ……」
付かず離れず、不思議な縁で続いていく二人の関係。
夜ご飯を共にしたり、休日は一緒にお出掛けしたり、やがては甘い言葉を囁くように。
ぶっきらぼうながら世話焼きな朝陽の傍にいるうちに、他人を拒絶し心を閉ざした冬華が纏う氷はゆっくりと溶けていく。
第8回ネット小説大賞受賞、時に甘くて時に切ない遅効性の純愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 21:30:15
257158文字
会話率:41%
神域管理庁就職四年目の紅玉は神子補佐役として神域で働いている。妹である水晶は神に選ばれた神子であり、清廉な神力を持つ尊き存在。そんな妹を守る為、先輩職員の蘇芳と共に水晶の傍に仕え、日々を送っていた。
「こら、晶ちゃん! ゴロゴロしながらお菓
子は食べない! 蘇芳様、甘やかさないでくださいまし! 神々の皆様はお静かに!」
今日も今日とて十の御社に紅玉の怒号が響き渡る。
そんな紅玉は神力が全く無い〈能無し〉――神域管理庁では災いを招く存在として忌み嫌われていた。しかし「三年前の悲劇」を繰り返さない為に、今度こそ「守るべきもの」を守ると決意している。例え無茶をしてでも――。
そして、紅玉は影に隠れて暗躍する――それが彼女のもう一つのお仕事である。
*****
19.11.15 あらすじ修正
一章:終了。内容長めで、甘さ少なめ
二章:終了。甘さ増やしたつもり
三章:週1予約投稿中。甘さ増えたか自信がない
四章:執筆中。甘さ増えていく予定
五章:草稿完了。甘い(当作品比)
六章:草稿完了。激甘(当作品比)
長い目で付き合ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:00:00
1525103文字
会話率:48%
男爵令嬢アリスは、約2年前に伯爵家長男であるディランの婚約者になった。しかし、婚約者として扱われたことがないどころか、言葉を交わしたことすらないに等しい。
心が折れたアリスは、ある日友人の子爵令嬢クララに宣言する。
「は?何言ってるのアリス
。本気?」
「本気よ。もう好きなのをやめるわ」
それから、円満な婚約解消を狙いつつ、アリスがディランをスルーする日々が始まった。
しかし、ディランはアリスが気になる様子で、クララはどこか思い詰めた表情を見せ始める。
※ヒロインはふわふわしていて、婚約者はアホで、ヒーローは腹黒いです。ガールズラブ風ですが、ガールズラブではありません。何でも許せる心の広い人向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 14:15:50
36926文字
会話率:30%
「進藤歩くん、私の彼氏になってくれませんか?」ある日、話題の美少女転校生、天宮六花に告白される俺。え、なんで? よくよく話を聞いてみると、本物の彼氏彼女ではなくて、フリをしてほしいとのこと。その理由は、何度も告白されて困っているから。なる
ほど、納得だ。俺が美少女転校生に告白されるわけがないからな。これも人助けの一環と思い、俺は恋人のフリを引き受けることにした。翌日から俺と天宮のニセ恋人生活が始まるのだけど……いつも一緒にいようとしたり、なんでも尽くそうとしたり、甘い誘惑をしてきたり、天宮の恋人のフリはやたら本気だ。なんで? ただのフリだよな……? これは、両片想いの二人が繰り広げる甘い甘いラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 12:00:00
137046文字
会話率:51%
シュガーはパン屋の村娘。ある日、弟が高熱を出し、薬草を求めて一人で森の中へ。もちろん武術の無い彼女は呆気なく危険な植物に捕まるも、長年片想いをしていたイースに助けられる。だが、その直前にシュガーは女を淫猥にする花粉を吸ってしまい……。
今ま
で見てるだけの憧れの彼との、甘くて時にほろ苦くてちょっぴり淫らな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 23:27:57
24648文字
会話率:47%
「わ、わたし! 一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なの!」
ストロベリーブロンドの美少女、吹井田いちごはそう言った。
「実は、僕も同じ、一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なんだ!」
「ええー!?」
声だけが自慢のクソ雑魚
モブである僕、池木翔斗の言葉に、何故か吹井田さんは驚く。
『声だけのクソ雑魚モブが!』と言われたクソ雑魚モブが、学校一の美少女と繰り広げるあまあまボイスな日々。
※この作品はボイコネライブ大賞用の書式になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 17:04:26
5370文字
会話率:0%
「今日こそ私とお付き合いしましょう!」
いつも空回りした挨拶とともに来店する常連客。そんな彼女の正体は、希少な人材を誘惑して引き抜こうとする政府のハニートラップ工作員だ。
現代に生きる錬金術師である日野京弥は、彼女のアプローチを適当に受け流
していたが……ある日、その関係は一変した。記憶を奪われ、人格まで変わってしまった彼女を匿うことになったのだ。
かくして、錬金術師と元工作員のじれったい同棲生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 18:00:00
267577文字
会話率:59%
スクールカースト最底辺に位置する男子高校生、氷雨雪哉は、偶々訪れたショッピングモールで、同じクラスの女子、天原美陽をナンパから助ける。
スクールカーストの頂点に位置し、容姿端麗、成績優秀の美陽を救ったことで、一躍注目を集めた雪哉は、今ま
で目立とうとしなかったが故に知られていなかったハイスペックな一面を、否が応にも知られてしまう。
それを、陰から見つめる女子高校生が一人。
「最初に氷雨くんの良さに気付いてたのは私なのに……」
これは、心を閉ざしていた氷を、太陽がその温かさで融かしてゆく、甘い甘い恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 08:36:45
31528文字
会話率:43%
木崎礼悟(きさいれいご)は新卒二年目の社会人。
そこそこ優秀な人材として、まずまずのスタートを切った彼だが、一つ重大な悩みがあった。
それは、今、バーの隣席でワインをちびちび飲んでいる秋雨千里(あきさめちさと)の事。
二人は同い歳の
幼馴染で、大学まで同じだった仲。就職先こそ違えど、こうして、馴染みのバーで
一緒によく飲む仲だった。
ある豪雨の夜、酔いつぶれた千里をタクシーで送って行こうとするものの、千里が言う住所は
礼悟のもの。酔いつぶれた千里を礼悟が自宅で介抱する中で、ふと
「いい加減、限度を学んだらどうなんだ」
そう軽口を叩いた礼悟だったものの、返ってきた言葉は。
「……そうした方が、いい?」
真剣なものだった。
これは両片想いだけど、臆病で一歩踏み出せなかった二人が一歩を踏み出す、それだけの甘い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 20:55:18
3869文字
会話率:50%
ハーブティーのお店で働く貧乏令嬢リーニャは、花嫁探しをしている美少年魔術師フェリクスになぜか気に入られてしまった。
会ったばかりで求婚! 恋人繋ぎで初デート! さらに、魔法のキス?
恋を知らない二人は失敗ばかり。でも――。
「僕は君を口
説くことにする」「僕と結婚して?」
年下美少年の甘い囁きに、ドキドキが止まらない!
これは人見知りな令嬢とツンツンな美少年が恋をして、幸せを掴むまでのお話。
38話くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 08:14:35
107576文字
会話率:35%
中学時代、ヲタク趣味全開で振舞って虐められていた主人公『帯白遊馬』は、ヲタク趣味を隠し無事に高校デビューを果たした。勉強も運動も出来て、クラスの中心。そんなリア充ライフを送っていた遊馬だったが、不運に不運が重なって、ヲタク趣味がクラスの女子
にバレてしまう。
しかもバレた相手は、周囲から地味子と呼ばれている『黒井咲』だった。秘密をバラらされたくない遊馬は、彼女に秘密を守ってくれるなら何でもすると懇願。
そして彼女から返ってきた一言は――
「わ、私を、帯白君みたいなリア充にしてくれませんか!?」
「わかっ――え?」
隠れヲタクな主人公と、リア充になりたい地味っ子との不慣れで甘い青春が始まる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 11:00:00
10423文字
会話率:38%
青春の外側にいる平凡な高校生、指宿冬九郎は3年にもおよぶ片想いをしていた。
だが、どうせ自分には縁のないことだと諦めている。そんなある日、片想い相手の柚木穂乃花から「付き合っちゃわない?」との提案を受ける。
妥協のような恋人関係の中で、二人
はお互いへの好意を隠そうともしない。
実はこの二人、3年間ずっと両片想いをしていたのだ。
これは、“好き”を伝えられなかった少年と少女が自分の気持ちに向き合う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 21:57:26
80434文字
会話率:44%
ハナとコタローは、 お隣同士の幼馴染。 親から甘いもの禁止令を出されたハナがコタローにチョコレートをせがんだら、 コタローがその対価として望んだのは、 なんとキス。
えっ、 どういうこと?!
…… そして今日もハナはチョコを受け取
りキスをする。 このキスは対価交換。 それ以外に意味はない…… はずだけど……。
これは、 ただの幼馴染が恋人に変わるまでの王道ラブストーリーです。
*本編完結済み。 現在、番外編追加中です。
19/7/1 日間現実世界〔恋愛〕にランクインしました。 ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 14:07:30
159925文字
会話率:42%
身長も高く、運動神経は良い、顔もよし、勉強もまあできるほう。無口だけど優しい、御田くん。そんな彼は知られていなけれど甘いものが好きなかわいい人だ。そんな御田くんと毎年私はお花見をしている。絶対に欠かせないその行事。特別がちりばめられた、決し
て特別じゃないある日の二人の話。/高校生男女の無自覚ばかっぷるな日々。御田くんと北野さんシリーズです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 18:40:30
6455文字
会話率:52%
身長も高く、運動神経は良い、顔もよし、勉強もまあできるほう。無口だけど優しい、御田くん。あまり知られていないけれど甘いものが大好きな御田くんとお月見をすることになった。普段通りの日常から、一歩ずつ進んでいく、はず。/「御田くんは、かわいい人
」「御田くんとチョコレートの日」の続きです。相変わらずの無自覚いちゃいちゃ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-03 20:52:24
4592文字
会話率:58%
王宮に事務官として出仕しているキャリサ・マックライン子爵令嬢は、嫁き遅れといわれて久しい二十五歳。氷の女といわれ、お一人様も覚悟の彼女に、ある日縁談が――
けれども、キャリサは恋をしないと心に決めた、ある秘めた事情があって……?
これ
は、彼女の笑わない理由がなくなるお話。
※持ち回り企画○○杯シリーズガンジス杯参加作品「私が笑わない理由」の加筆改稿版です。
※2018/6より、ツギクルでも公開始めました。他では公開していません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 00:00:00
25006文字
会話率:22%
ここは、日本最大手文具メーカーであるKOBAYASHI本社内のとある部署。
日本中がバレンタインという恋のイベントで甘い雰囲気に包まれている今日、この部
署も例外ではない。
明らかにそれと分かる本命チョコ。義理と見せかけて、実はかなり気合
の入った本命
チョコ。
女性たちも男性たちも、胸をときめかせて過ごしている。
そんな中、チーフである黒瀬 友哉(くろせ ともや)も朝から落ち着かない様子だった。
●仕事が出来る上司と、頑張り屋な部下による恋物語です。細かい設定は決まっていませんが、舞台は一応KOBAYASHIなんです。……が、これまでのKOBAYASHI作品とはまったく繋がりがありません。女帝も苺もタンポポも居場所も知らない方でも楽しめると思います。●『コンビニスイーツでI LOVE YOU』企画参加作品です。
★企画概要は、1月18日の活動報告をご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 13:25:21
6822文字
会話率:27%