子供の頃から努力もせずにスポーツ・勉強などが簡単に出来てしまう為、周囲からのヤッカミと何に対しても感動が得られず興味を失い、やる気を無くし高校生活をダラダラと日々過ごしていた的場豊は、クラスごとの勇者召喚によって異世界に行くことになった。
クラスメイトは全員が職業は勇者だったが、豊だけが違った為に支援は出来ないと言われる。
この手の話しはほとんどが胡散臭い物と知っていた豊は、これ幸いと勇者召喚をした国から出て行く事にした。
豊は移動の途中で偶然に出会った、誰も買ってくれない醜女の奴隷を抱え込んでしまって困っていた奴隷商人から、旅の相棒に是非にと言われサユリアを仲間にする。
奴隷商人から話を聞くと、やはり勇者召喚した国は何を企んでいるかは判らないが、魔王復活の時期を偽っていた。
元の世界へ戻るには魔王を倒した後になるので、それまで気ままに旅をする事に決めた豊は、サユリアの望みを叶える為にサユリアの一族が聖地としている神殿に行くことにした。
旅は順調だったが、ある日この世界で初めての地震が起こり、新たなダンジョンの出現や神殿の在った山が噴火してしまう。
火山灰によって大打撃を受けた国の復興に一役買った豊は荒れた土地を領地として貰い、山の復興を目指すが新たなダンジョンの強力な魔物や新大陸の覇権争いなど問題は山積みだ。
そして、かつてのクラスメイトである勇者達を有する碌でもない国との対決を制する事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 12:11:24
60417文字
会話率:67%
首都直下地震から3年が過ぎ、富士山の火山灰も収まった頃。東京が沈下し、海原にかつてあったビル群が斜めに倒れていた。
片方だけしかないスマートグラスで探索し、遺物を遺族に返すことを生業にしている男の日常。
最終更新:2024-05-23 09:04:53
2047文字
会話率:23%
止むことのない火山灰で薄赤く霞んだ空。夕方になればその火山灰を含んだ霧雨が降る世界。その世界は千年の間ただ一人君臨する皇帝によって統一されていた。帝都に住む訳ありの中年男ケルビンに拾われた行き倒れ少女ビージー。彼女は身体能力を劇的に向上させ
る『丸薬』全種に適性のある『影の御子』だった。ケルビン自身も『影の御子』であり、彼はビージーを弟子として鍛える。
カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 17:15:21
109332文字
会話率:46%
鹿児島県鹿屋市を舞台にした「Boy Meets Girl」の物語
イメージ画⤵︎ ︎
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330653426656395
日本列島の西の端、鹿児島県の
大隅半島の鹿屋(かのや)市に住む大学三年生の園田友紀(ゆき)
彼は桜島の灰に埋もれた様な、中途半端なこの街で鬱屈しつつも、一応プロサッカー選手を目指している。
しかし自身の能力に道半ばで、諦めつつあった。
さらに自らの命を投げ打って、多感な少年時代に自分を助けて、この世を去った最愛の母に活躍する姿を見せられない事も、彼の人生に深い闇を落としていた。
そんな友紀は、有り得ない場所で、自分の人生において有り得ないと思える程の、銀髪の女性『里菜』と邂逅する。
むしろ彼女の方こそ、誰にも語れぬ深い闇と隠し事を抱えていた。
元気が取り柄な姉の瑠里(るり)、不思議な力で相手を見抜く祖母の晴香(はるか)も巻き込んで、桜島の火山灰の様に、灰色だった彼と彼女の世界に、珊瑚礁の様な色が付いてゆく。
手つかずの自然が残る南国・鹿児島の大隅半島を舞台に、二人の純愛と互いに感じる不思議な力が織り交ざるラブストーリー。
田舎という閉じられた場所に、幸せを見いだせない青年と、正反対の孤独な都会から寂しさを忘れたくてやってきた女性。
昨今の若者が抱える"黒い霧"を語るのかと思いきやからの、最後の展開にちょっとだけ御期待下さい。
”ゆき”の様に白いオープンカーに乗せて、アナタの知らない鹿児島をお届けに上がります。
それぞれが流れ着いた先にある”もの”とは一体何か?
半ばの夢は果たして叶えられるのか?
※一部、実際の出来事と、フィクションが混在しております。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 07:00:00
39928文字
会話率:42%
ある夏の日、富士山が噴火した。
関東地方全域に火山灰が降り積もり火山弾や溶岩流で千名近い死者が出た。だが災害はそれだけでは終わらない。火山灰を吸い込んだ人々が謎の高熱を発した後、ゾンビ化し無差別な殺戮を始めた。政府は非常事態宣言を発令し市
民の外出を禁じ、自衛隊や警察が事態の収拾を試みたが失敗。人々は次々と高熱とゾンビの犠牲になっていった。
東京都に住む高校一年生の冠木望(かぶらきのぞむ)は噴火以来ずっと家に籠っていた。しかし救助は来ず、電気や水道も停止。備蓄していた食料も尽きかけていた。餓死するくらいならと外の世界に飛び出した望は絶望的な世界で生き抜くために必死の戦いを繰り広げる。
これは終末の世界に抗う人々の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 20:32:58
652427文字
会話率:63%
晴れることのない空
1年前、世界各地で起きた未曽有の同時多発自然災害。
地震により大地は裂け、火山の噴火による火山灰の降灰と日光遮断。
津波による沿岸部の破壊。無人の廃墟となった都市……
そこに一人、旅を続ける男が辿り着く。
その日の
疲れを癒すために侵入したい建物。
ソファーで横たわる男が、浅い眠りから目を覚ますと、そこは走る列車の中。
車窓から漏れる明るい日差し。海沿いを走る列車。潮の香。
ここは鉄道博物館。男が目覚めた所は、人気アトラクションのAR疑似乗車体験車両の中だった。
人々の思い出の路線、懐かしの車両を後世に伝えるため、多くの人々に体験してもらう目的で作られた、疑似空間で乗車体験ができる施設「追想列車」
そこで一人の少女が彼を出迎える。少女の名は『シーナ』
無人となったこの場所で、いつまでも訪れる人を待っていた博物館解説員。
そして彼女はロボットだった……
『シーナ』に誘われるがまま、追想列車に乗り込み、様々な人の思い出と被災前の景色を追体験していく。
そこで、久しく忘れていた人々の想いと温もりを、決して涙を流さぬ『シーナ』と共に接していく。
かつての人々が思い残してきた車窓に、彼は何を思うのか?
人々と時代に取り残された博物館と『シーナ』の運命は……
全15話予定。第1話「館内の踊り子」第2話「夢の超特急、憧れの食堂車」「海から湾へと結ぶ道」……「いくつもの夏を超えて 650」……「闇夜を切り裂く、青き光」……
「ロマンスは世代を継いで」「誰ぞ彼の地平線」「葬送列車の車窓から」、最終話「軌道の辿り着く場所」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 17:00:00
40582文字
会話率:40%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
移民ではなく船員として方舟に向かった僕は、そこで不思議な事件に巻き込まれた。港に移動するためのバスに乗った僕は、突然感じた目眩にバスの床に倒れかけた。
顔を上げたときに走る車窓に見えたのは、緑に茂った街路樹だった。そのまま突如として暴走した無人バスが、壁に衝突した。吹き飛ぶ僕に、横転したバスが滑りながらその先に立ち尽くしていた人影に『突き破られた』。
交錯する視線。
意識を失う瞬間に見えたのは、目を見開いて驚いた顔をしている、幼馴染のミモザの顔だった。
そうして僕の冒険は、気絶から始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 09:33:26
16867文字
会話率:23%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
いつもどおり仕事に向かった私は、バス停で職場に向かうバスを待っていた。突如として聞こえてきた大きな破壊音に顔を向けると、そこに見えたのは横転して横滑りしながら私に向かって来るバスの天井だった。
止まる時間。突如として頭に響いてきた『声』に考える時間すらなく、再び動き出した時間に戸惑う私。
バスはそのまま私に衝突して、吹き飛ばされることなくその場に立ち尽くしたままの私は、バスの車体を突き破った。車内を通過する瞬間に、中にいた人影と視線が合った。
視線が交錯したのは、錐揉み状態で車内を舞っていた、幼馴染の伊吹の顔だった。
バスを突き抜けた私は、たぶん体に大きな負荷がかかったんだと思う。眠るように意識を手放した。
そうして私の本当の物語は、気絶から始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 20:32:55
13264文字
会話率:28%
将来必ず起こるであろう自然災害「破局的噴火」
日本は世界有数の火山帯であり、地震だけではなく、噴火への備えも必要。
にもかかわらず、どうも富士山以外の噴火への認識は低く、国も対策へ本腰を入れていないように感じてしまう。
そんな危機感から
書いたエッセイ、読んでいただけたら嬉しいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 15:28:04
4534文字
会話率:0%
この書籍は富士山の麓、堆積した火山灰の下で、
丸められた状態で発見された。
内容は古代の歴史についてである。
それと、これは私見であるが、
一寸法師のルーツと思しき文章が記述されていた。
これは公開すべきものであるため、
初めに、このサイト
に投稿することとした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 21:32:21
4412文字
会話率:4%
南歴203年。勇者アマデウスは魔王システインの封印に成功し、世界に平穏が訪れた。
それでも、魔王の遺物は世界に蔓延り千年経った今でも脅威となっていた。
そんな魔物を倒すために傭兵らが結託し作った派遣隊ギルド。彼らは、要請さえあれば西へ東
へ。頼りのある屈強な人材を送り込み、魔物の脅威から人々を守る仕事をしていた。
故にギルドに入隊するには辛く厳しい試験が用意されている。その試験を受け落ちた人曰く”蓬莱の玉の枝を持ってくるように”また別の人物曰く”龍の逆鱗を持ってくるように”
つまりは、ギルドは何人たりとも入隊させる気はないのだ。しかし、毎年何人かは合格者が出る。
故に、そのギルドに入隊できた運命に選ばれた人間をこう呼ぶ。
――――勇者、と。
南歴1256年。アマデウス国レイン地区ハイデローゼ。
北東にレーヴァテイン火山が月に5回ほど噴火し、火山灰降り注ぐ街から要請がきた。
『レーヴァテイン火山付近で、魔物が出た。狩りが出来ず困っている。討伐を要請したい』
ギルドは三人の勇者を派遣した。男2女1のパーティだ。
この三人を知る仲間はみな彼らのことをこう呼ぶ、ワーキィズと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-28 23:35:10
8478文字
会話率:46%
新人賞に向けて更新停止します。
高校入学から一ヶ月、姉堂マコトは現実が退屈なものであることを悟ってしまった。そんな彼の目の前に、謎の転校生、アナスタシアが現れた。彼女は催眠を使い、自分の正体を気づかれないようにしていた。唯一催眠の効かな
かったマコトは、彼女に魔法をかけられ、苦痛の高校生活を強いられることになる。
ついに魔法に耐性が付き、彼女を屋上に追い詰めたが、謎の紋様から剣士が現れ、アナスタシアとどこかへ消えてしまう。
彼女達が消えた翌日、催眠が解けた教師や学生たちは彼女の事を忘れていたが、屋上にあった謎の紋様は残っていた。マコトは教師達のいない隙を突いて屋上へと忍び込むが、突如紋様が光り出し、どこか別の世界へと飛ばされてしまう。
ネクロマンサーの村へと飛ばされてしまったマコトは、レムという少女と畑仕事をしながら暮らしていく。
そんなある日、半ば強制的に参加させられてしまった狩りで、見事成功を収め、一人前として認められる。ついにネクロマンサーと会うことができたが、火山の指輪を持ち出し、噴火を止めてほしいと頼まれる。夜に村を抜け出し、指輪を命からがら持ち帰って来たマコトだったが、それが火山近辺の生命を死滅させることにつながると知らされ、村を追い出されてしまう。
当てもなくさまよっていたマコトは、かつて火山灰に埋もれた町で、少女ミーシャと共に、調査をする代わりに居候させてもらえることになる。そこで偶然地下への隠し階段が見つかり、調査員総出で乗り込むことになる。その奥に存在していたパンドラの箱によって、ミーシャの魔法が解け、彼女の姿はアナスタシアへと変わってしまう。召喚された岩人形を指輪の力で死闘の末破壊し、アナスタシアとマコトは共に旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 00:13:29
108198文字
会話率:41%
アルファポリス様へ多重投稿しております
林道ツーリング中に地震後のがけ崩れに巻き込まれ
気が付いたら火山灰の山裾に転がってた主人公
スマホに入り込んだ妖精の手助けと持ち前の職人の腕で
なんとかこの世界で生きていこうとする物語
最終更新:2016-01-06 05:00:00
131055文字
会話率:62%
わたしの家族はポリバケツの中で生活している。
女子高生千絵子の日常。
※三題噺です。
最終更新:2015-11-22 10:45:09
5265文字
会話率:55%
本を読むのが好きな13歳の男の子ソラ。冒険にあこがれていたソラはある日、父親が働く国立研究所の地下に入り込み、不思議な女の子ミホシと出会った。真っ白な肌と尖った耳、エルフのような姿をしたミホシは、火山灰の舞う灰色の風の向こうからやってきたと
いう。
故郷の話を聞き、行ってみたいと思ったソラは、彼女を連れ出そうとした。その時にミホシの存在が国に知られてしまう。エルフの少女として追われる身となったミホシを連れて、ソラは彼女の故郷『姶良』を目指す事を決意したのだった。
児童文学風味の長編ファンタジー。2015年7月、完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-03 22:24:13
121867文字
会話率:30%
マウント・フジの噴火により、ヤーパンには際限なく火山灰と雪が積もっていく。ひとびとは住居を「上に」積み重ねることで、雪に埋もれてしまうのを防いだ。
ミツクニとミミは、ある日「シューレ」の「授業」で、地下のことを知る。20歳になるまできてはい
けない屋敷の「地下」にはタバコの自販機を含む、20世紀の文明が埋もれている。「夢と博物学」初出の重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-16 18:20:04
20393文字
会話率:45%
マウント・フジの噴火により、ヤーパンには際限なく火山灰と雪が積もっていく。ひとびとは住居を「上に」積み重ねることで、雪に埋もれてしまうのを防いだ。
ミツクニとミミは、ある日「シューレ」の「授業」で、地下のことを知る。20歳になるまできてはい
けない屋敷の「地下」にはタバコの自販機を含む、20世紀の文明が埋もれている。「夢と博物学」初出の重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-15 18:45:28
14927文字
会話率:45%