異世界のアマゾネス国家「イェルマ」。
子孫を残すための「婿探しの小旅行」が意外な展開に!
最終更新:2025-07-24 11:46:34
1331231文字
会話率:53%
夏の湿気が苦手な高校生、宮本梓(あずさ)は、放課後の路地裏で、同校の1年生、葉月涼(りょう)が熱心に写真を撮る姿を見かける。ミルクティー色の髪と深い緑の瞳を持つ涼は、路傍の雑草にさえ美しさを見出す、感性豊かな少女だった。
梓は、写真を通し
て世界を見つめる涼に次第に惹かれていき、毎日彼女の元へ足を運ぶようになる。涼が撮る写真に感動した梓は、彼女の誘いを受けて、二人でひまわり畑へ写真を撮りに行くことに。そこで涼から借りた古いフィルムカメラを構えた梓は、ファインダー越しに、これまでの日常とは違う「光」を見つけ、隣で微笑む涼の姿を心に焼き付ける。
写真が写すのは、被写体だけでなく「撮った瞬間の気持ち」と「物語」だという涼の言葉に、梓は自らの心に写る涼の存在の大きさに気づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 16:23:56
2320文字
会話率:47%
誰かの一番になりたかった少女の話。
※バッドエンドです(◜◡◝)
ヒロインの性格がとてもじめじめしています。
梅雨の時期の湿気くらいじめじめしています。
設定はわたあめみたいにふんわりしています。
全十二話、一日一話投稿なので
纏めて読みたい人は七月五日の朝六時以降だと纏めて読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 06:00:00
73626文字
会話率:6%
仕事で「海に沈んだ村」の噂を追う主人公は、蒸し暑い田舎の電車に揺られ現地へ向かっていた。
クーラーもない車内、汗と湿気がまとわりつく中、イヤホンのバッテリーが切れ、耳栓代わりに着けたまま海の輝きを眺めていると、突然イヤホンから水泡のよ
うな不気味な音が響く。気にも留めず窓に目をやると、トンネルの暗闇に映る自分の顔の隣に、ずぶ濡れの老人が現れる。青白い顔、ギラつく目、腐臭を放つその姿に凍りつくが、振り返ると老人は消え、代わりに一人の女性が立っていた。安堵したのも束の間、彼女は冷たく「それは、未来の貴方よ」と告げ、不気味な笑みを残して去る。
動揺しつつ席に座ると、びしょ濡れの座椅子の冷たさに驚き、車内が異様に静まり返っていることに気づく。乗客は消え、全ての座席が水浸しで変色し、床には水滴が滴る。再びイヤホンから響く水泡の音。今度ははっきりと「こっち…おいで…」という声が聞こえ、振り返ると、そこには痩せこけた自分の姿をした老人が立っていた――。
「海に沈んだ村」の謎が、主人公を恐怖と不可解な現象の渦へと引きずり込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:26:34
1120文字
会話率:38%
人を殺す雨は人類に下す罰だった。抗う術のない人類は生き残るために足掻く。湿気を隔離する家、雨を飲用水に変換する装置……。制限があっても人類は頭脳を活用しかろうじて生き延びてきた。それでも人類は傷を癒せない。
世界唯一雨の日から生還した少年は
「バブル」という力と共に旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 15:11:13
9459文字
会話率:51%
しいな ここみ様主催企画「梅雨のじめじめ企画」参加作品です。
最終更新:2025-06-21 01:00:00
773文字
会話率:0%
しいな ここみ様主催企画「梅雨のじめじめ企画」参加作品です。
最終更新:2025-06-16 13:00:00
515文字
会話率:14%
梅雨入りしたら、湿気と戦うだけだと思っていましたが。
まさかの、猛烈な暑さにヒィヒィ言うております。
真夏になるといったい、どうなってしまうのだろうか……
最終更新:2025-06-15 21:55:29
200文字
会話率:0%
あづい…………。
どうにかならんものか……?
時計を見る度に鬱陶しい。
そんな長針と短針に思いを馳せてみました。
くれぐれも真剣に読まないように(笑)
最終更新:2018-05-26 02:00:00
256文字
会話率:0%
妹に頼まれた乙女ゲームのスチル回収に勤しんでいた社会人三年目の主人公であったが、運悪く通り魔に刺されて死んでしまう。
転生した先はその乙女ゲームの世界でまさかのヒロイン。端から聞けばウハウハな話だが、チュートリアルに入ってしまうとその間は
一切動けず、主人公アイリーンからしてみれば好きでもない男にセクハラされて精神はズタボロである。
日々ゲロインライフを送っていると悪役令嬢を断罪するシーンになり、相変わらずのチュートリアルを堪えていると
──ここで展開が変わる。
なんと、悪役令嬢が冤罪を吹っかけてきたのだ。
勿論抗議したいがチュートリアル中は動けない。
王子は王子で、王位継承がなくなるかもという話でビビり、アイリーンを切り捨てた。
そして、たどり着いたのは湿気に覆われた古い屋敷。
果たしてアイリーンは無事ゲロインライフを脱却し、スローライフを送れるのか…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 15:57:15
18858文字
会話率:26%
湿気と夏に近づく暑さを感じる六月。
校外学習で水族館に訪れていた主人公は、密かに好意を寄せる男子生徒を見つめるが、彼の目は私には向けられていない。
何もかも上手くいかない主人公は、一人である場所へ向かう。
そこで見たものとは——。
日常の断
片を形どるシリーズ、十三作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:00:00
2695文字
会話率:8%
六月の雨が、しとしとと古びた校舎の屋根を打ち続けていた。湿気を帯びた風が窓の隙間を抜け、廊下にうっすらとカビ臭さを運ぶ。薄曇りの空の下、校庭の紫陽花は青と紫の鮮やかなグラデーションを見せているが、その色彩もどこか冷たく、どんよりとした空気を
まとっているようだった。
教室の中は一見いつも通りだった。窓際に並べられた机、壁に貼られた文化祭のポスター、教科書の匂い。だが、どこか張り詰めた緊張が漂っているのを、神沢蒼は感じていた。彼は窓の外をぼんやり見つめながら、目の前の文庫本に目を落とすふりをしていたが、実際はクラスメイトたちのさりげない視線の動きを観察していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 22:23:05
11268文字
会話率:53%
遅刻しそうになり、通学路を駆けていた少女、朝霧ほのか。彼女が曲がり角でぶつかった相手は……食パンだった!!
彼は、朝倉トーストくん。魂の宿った奇跡の食パンであり、とっても優しいイケメンだった。
ほのかとトーストくんの恋路が今!始まる!
しかしトーストくんには敵が多かった。襲い来る湿気!ハト!チンピラ!黒い服の男!
ほのかの高校生活やいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:27:28
19383文字
会話率:47%
「五十六番。これをつけて外に出なさい」
「……はい」
とある国の刑務所。死刑囚である彼は、看守に言われるまま、小窓から投げ入れられた黒い目隠しを手に取った。震える手でそれを装着する。
ガチャリ――独房のドアが開く音が響いた。
「立
つんだ。さあ、そのまま歩いて。おっと、大丈夫か?」
膝ががくんと折れ、よろけた。
看守の声に促され、彼は独房を出て廊下を歩き始めた。ごくりと唾を飲み込む。独房の外の空気は、どこか乾いていた。視界が遮られたせいか、慣れて気にもしなかったはずの刑務所の匂いが妙に鼻を刺す――古びたコンクリートの湿気、どこかこびりついた錆臭さ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-08 11:00:00
2427文字
会話率:40%
「白蒲高校に来なければよかったです!」行き違いで市内で一番厳しい高校にやってきました!勉強が苦手な彼はここでどんな話に出会うのでしょうか?
最終更新:2024-10-25 00:44:13
9863文字
会話率:0%
機構の不具合により長雨が続く都市。異国生まれの義足の科学者は、激しい湿気に苦しんでいた。
彼に手を差し伸べたのは人工生命体の『翡翠』。彼女の癒しの力と、奇妙なほどの甲斐甲斐しさに、彼も次第に依存していくが……
――もっと早く、気づいていれ
ば。
無愛想で気難しい男と人ならざる娘の、雨に導かれた哀しい愛の話。
●ノベルアップ+主催『雨の三文芸題噺』用短編
・和風(大正浪漫調)スチームパンク×異類婚姻譚 ついでに歳の差恋愛
・三つのお題(雨/エメラルド/あと五分)のうちエメラルドに極振りした感は否めない(ちゃんと全部入れたけど)
・カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 19:02:19
6878文字
会話率:21%
完全な思いつきで、短時間で書きました。
一人暮らしの夜、怖い夢を見た気がします。
暑い日は悪夢を見やすいです。
今って何でこんなに湿気が多いんでしょうね。って。
最終更新:2024-07-14 21:40:42
1331文字
会話率:9%
道について、今いる空間について大学で書いたものです。
初回提出版の誤字は仕様。
最終更新:2024-06-27 21:12:06
4662文字
会話率:0%
仄かに明るい窓の外、ほんのりとした湿気の具合、微かな人の息遣いがする窓の外の空気、しかし人の気配は感じない時間帯。明け方が最高に「視聴向き」な雰囲気になる季節がやってきた。
キーワード:
最終更新:2024-06-22 19:12:30
1478文字
会話率:0%
湿気に煙る六月の町。女子生徒が一人で帰宅していた。
口数も少なく友人もいないその女子生徒は、
努力はしているのに結果にあらわれず、学校でいつも失敗ばかり。
そんな女子生徒が、ふとした寄り道から紫陽花園に行き着く。
華やかな紫陽花園でその女
子生徒は、大事な友人たちと出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:46:45
2886文字
会話率:13%
人間を虐げる魔物と魔王がいる世界。
血のような真っ赤な空の荒れ地にそびえ立つ、魔王の城。
勇者たちは魔王の城に挑み、姿を消した。
そこに今度は、一人の氷の魔法使いがたどり着いた。
氷の魔法使いは水や空気中の湿気から氷を作り、
武器や防具の
形にして使役する。
魔物の集団を氷の刃で倒し、氷の盾で攻撃を受け止め、
その先で待っていたのは、巨体の丘巨人だった。
氷の糧となる水も用意できない中、
氷の魔法使いは丘巨人との戦いに挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:37:19
7761文字
会話率:8%
粉塵爆発を愛する女神が創った、粉塵爆発による粉塵爆発のための世界――コナンハーゼン。そこは水属性が湿気を招く邪魔者として「弱小不遇大ハズレ陰キャ御用達クソ雑魚マイナー『まだ生きてはるんですか?』『お元気どすなぁ……』属性」などと呼ばれ忌み
嫌われる、イカれたハード・モード・ワールドであった。
しかし少女は諦めず立ち上がる。こんな世界でもマトモな人権を得て、スクールライフをエンジョイするために!
爆発的にふざけた(時々ほんのりオタクの好きな味がする)粉塵爆発ファンタジー、よーいスタート!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 20:40:00
59859文字
会話率:44%
「目が覚めましたか?」
「また転生か……」
その一言で笑顔が凍りついてしまった……
今まで苦労した人生を進んできた主人公
今度こそのんびり過ごすぞ!
しかし(案の定)様々な出来事に巻き込まれ……
作者の処女作です
生暖かく見守ってくだ
さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 23:33:38
9647文字
会話率:52%