婚約者に公衆の面前で侮辱され、心も誇りもズタズタにされた侯爵令嬢ユリア。
「もう我慢しない。見返してやる、あの男を!」
復讐を誓い、禁書の魔法で悪魔を召喚した……つもりが、出てきたのはなぜか見た目50代、口調はオバチャンな“幽霊”だった⁉
「なに泣いてんの。そんな男、さっさとポイしな!」
「え?貴女、本当に悪魔じゃないんですか?」
「アンタの人生、いまから全部ひっくり返すわよ!」
自称“死に際に異世界から呼ばれちゃった元主婦”のミチヨは、見た目も言動もズレまくり。でもその言葉の一つひとつが、ユリアの心を少しずつ溶かしていく。
ミチヨの助言の下、色づき始めるユリアの学校生活。ミステリアスな騎士様との出会い。
やがて、ユリアは気づく。
本当の幸せは、誰かに尽くすことでも、爵位でもなく――
「自分の人生を、自分で選ぶこと」だと。
悪役令嬢ざまぁ?異世界復讐劇?
いえいえ本作は、“おばちゃん”が導く、人生再起の成長譚です。
そして終盤、明かされる真実――
失ったはずの“母”との、涙の再会が待っていた――。
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© 2025.06.01 Kagishippo折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 22:02:15
5291文字
会話率:29%
私を憎む父には幼い頃からこう言われていました「おまえたち役立たずたちを養ってやっている恩を返せ」と。だから、私は父とその家族に恩を返すことにしました。
*作中にDV発言や復讐の手段として詐欺を働く場面があります。苦手な方はご注意ください。
*<没落しかけていた家を支援してくれた妻娘を冷遇して愛人母娘だけをかわいがる>クズな男と娘がざまあされる話です。自業自得な結末を迎えますが、あまりすっきりしないかもしれません。
*アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 20:00:00
15776文字
会話率:26%
前夫リカルド・シーザス侯爵に一方的に離縁されたロベルッタは、裁判官の夫アーネストと再婚して幸せな生活を送っていた。しかしある日、一人娘アンナが学園でリカルドの息子ヨアニスに付きまとわれていると訴えてきた。
「母娘二代に渡って、煮湯を飲まされ
てたまるものですか」
ロベルッタは娘を守るため、法に則った反撃を仕掛けていく——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 12:00:00
6342文字
会話率:42%
伯爵家の庶子であるルウィエラは生まれてから16年間、屋敷の離れに軟禁状態で禄な衣食住を与えられずに過ごしてきた。
無関心な伯爵当主に、無邪気で悪意のない義姉シェリルの非情な行い、寵愛を得ていた母親への憎悪をルウィエラに置き換えての伯
爵夫人からの躾という名の折檻を受け続けてきた。
10歳の時に受けさせられた魔力測定の結果により、ルウィエラは魔呪道具という腕輪をシェリルによって填められてしまう。
それは周りに感知されず魔力を奪うことができる禁忌の道具であった。
そんな中ルウィエラは母親が隠していた日記を読み、実は母親が拉致され監禁されていた事実を知り激昂する。
母娘への非道な仕打ちの数々に復讐するべくルウィエラは魔力を奪われ続けながらも日々研鑽を積んでいく。
それから数年後、一人の人ならざる者が現れ、人外者だけに感知できる伴侶や番などの魔力の絆の証『魔絆』の唯一を見つけた。ルウィエラの魔力を纏ったシェリルを魔絆の相手だと思い込んで。
そして機が熟し好機が訪れ、ルウィエラは自身の心の赴くままに復讐と魔絆を断つことを成し遂げようとする。
これはずっとひとりぼっちで表情も感情も動かなかったルウィエラが自分の力で足掻いたり這い上がって、沢山の人外者に出会い様々な愛され方で心を満たして幸せを掴んでいくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:00:00
363462文字
会話率:35%
22年前に回復魔法が使えないという理由で勇者パーティを追放された魔術師リールは、苦難を乗り越え、最低ランクの魔術師兼小さな喫茶店の店長としてささやかながらも平和な毎日を過ごしていた。
そんなある日、リールは時間跳躍(タイムリープ)を繰
り返している少女プレミアと出会う。プレミアの目的は勇者アクトスを殺し、勇者パーティの一員でもあり後に追放された母である魔術師セリンを救うことだった。
そして、勇者アクトスの真の目的は、魔王からもらった『賢者の石』で世界を滅ぼすことだと知らされる。
世界を救うため、ついでに個人的な復讐のため、天才魔術師(32)+美人母(36)+美少女娘(16)のパーティの『繰り返しの冒険』が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 00:38:57
140574文字
会話率:43%
最低最悪な子ども時代を過ごし、ようやく人生これからと意気込んでいた凛は気付くと別人になっていた。しかもその人物はKOTY(クソゲーオブザイヤー)大賞の乙女ゲー内のシンディという名のモブキャラだった!?
現状を把握しようと調べると、その乙女ゲ
ーのクリア後の世界だし、主人公に嫌がらせしていた悪役令嬢が義理の姉妹だし、継母は典型的な悪役継母だし、シンディは奴隷みたいな生活をしているし。
シンディになった凛は義理の母娘を追い出す為に(脱線しながら)奮闘する、自力で掴むシンデレラストーリー。
※エブリスタ・アルファポリス・カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 06:53:33
43482文字
会話率:46%
これは、愛憎という名の闘い。
親一人、子一人の生活を送る母・繭子と娘・心菜。
二人は、仲の睦まじく助け合っている親子だと思われていた。
だが事実は違い
繭子は、娘の心菜に精神的虐待をしていた。
母が自分自身を嫌う意味を分からないまま
、
ただ純粋に母に振り向いて欲しいと努力する心菜。
しかし繭子の自白により、
自分自身の秘密を知った心菜は絶望と共に姿を消した。
12年後。
繭子の前に現れたのは、ある女性。
全てを捨て、己を変えた娘は、自分自身を
利用しようと目論む母に歯向かい、刃を向け始めた…。
加速するのはそれぞれの愛憎。
その度に、迷宮に葬られた秘密が姿を表す。
悪魔という母、天使という娘。
娘が捧げる、復讐という言葉の刃。
母娘の壮絶な愛憎劇が、始まる_________。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 08:08:35
680417文字
会話率:14%
母と娘、父と娘、そして姉と妹のお話です。
三作目になります。〈供物〉シリーズの二作目です。
本作の底流には柳田國男の「山の人生」があることをここに記しておきます。時代で言えば、明治中期のころのお話になります。
いまはただ、彼女の心の平穏を祈
るしかありません。
家族愛は美しいものですね。
※本作は拙作「供物」に続く、〈供物〉シリーズの二作目です。もし、本作を面白いと思われる向きがありましたら、「供物」のほうも読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 19:47:01
6565文字
会話率:6%
時は19世紀の終わり、魔人とよばれる禍々しき存在に全てを奪われた少女の二代にわたる復讐劇。
2015/8/23に完結しました。
追記 聖餅は薄くて白いおせんべいみたいなものです
最終更新:2015-08-23 11:00:53
88752文字
会話率:59%