かつて惑星イオで、最高位天使ルシフィスは悪魔の陰謀により、「魂(こん)」と「魄(ぱく)」――精神と肉体――が分離してしまう。
魂は熾天使ミカイルによって救われ、天界へと戻され、天使としての記憶を失ったまま、天川銀河の惑星ガイアで「神山空」
として転生し、ごく普通の人生を歩んでいた。
しかし、プロポーズを決意した翌日、彼は突然の心臓発作で命を落とす。
死神に導かれ天空界へ向かった彼の魂は、やがて「見習い天使ルシフィス」として新たな修行の旅を始める。だが、過去の記憶は依然として閉ざされたままだった。
そんな中、光の女神ティオーネが彼のもとを訪れ、「惑星イオに人間と魔族が共存できる中立都市を築いてほしい」と依頼する。空はそれを受け入れ、共に旅する熾天使ミカイルも「美加」と名乗って同行することに。
二人は、かつて魂と魄が分離した因縁の地――惑星イオへと降り立ち、人々の協力を得ながら中立都市の建設を目指す。だがその地では、極悪魔たちがすでに勢力を拡大し、不穏な事件が相次いでいた。
そして誰も知らなかった。
“失われた魄”――ルシフィスの肉体が、まだ惑星イオのどこかで存在し続けているということを……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:28:48
17644文字
会話率:51%
人間達が住む大陸『モルディガンマ』から海を渡って遠く離れた、別名『魔族の住処』とも呼ばれる巨大な島。
魔界島『ディザストレ』。
この島には、普通の人間では生きて帰れないほど過酷な環境が存在する。
水面まで暗い海の中で獲物が来るのを待
ち続ける魔の海『バミューダ』。
生命を干からびさせるどころか燃やす灼熱地獄のような火山地帯『インフェルノ』。
身体に突き刺さるように凍て付く絶対零度の地とも言われる極寒地帯『フロスティア』。
常に食うか食われるかの過酷な弱肉強食の世界である森林地帯『グランノーム』。
その海と三つの地帯、中枢の居住地帯を持つディザストレには、いくつかの特徴を持つ。
様々な動物の骨が転がる大地には、異形の鳥や植物、獣などが生息する。
光が見えない青黒い海には、船体は穴だらけで帆はボロボロな船が浮かんでいる。
星のない夜のような暗い空には、赤紫の月の光が島の細部まで照らす。
……そして、島に大きく建てられた城『ジェノサイド城』には、魔族を統べる王が最上階の玉座に座る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:52:23
187725文字
会話率:44%
シンギュラリティに到達し、今や誰でも高度なAIを所有している地球にて。
安易な好奇心から怪しい人形屋に連れ込まれてしまった俺こと瀬名 夜空。次に目覚めた時は、どう見ても異世界な国で犬耳尻尾が生えた青年科学者に憑依していた!?
希少種に
して魔法(地球語訳)も使える期待の新星らしいですが、俺にはちょっと荷が重いです。
天才魔術師(地球語訳)、二面性の激しい騎士、“普通”の文官な異国の魔術師3人組と共に、世界中で発生している怪奇現象を解決することになったのだが、やっぱり俺には荷が重すぎるので語り部に徹しようと思います。
(Nolaと同時掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:00:00
122770文字
会話率:22%
『世の中の大半は凡人だ』
稀に凡人以下の人間がいる。それはいじめを受けている人間、つまり『僕のこと』だ。
妹一緒に両親の墓参りに行くと、兄妹共々雷に撃たれて死んだ。そして異世界転生をした。
こっちの世界で初めての友達もできて、それなりに楽
しい第二の人生を過ごしていた。やっと「普通」になれたのだ。
なのに、どの世界も現実はそう甘くはない。
次々に降りかかる不幸と、暴かれる嘘や受け入れざる終えない真実。
どう対処し、乗り切るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:30:00
115558文字
会話率:32%
突然ゲームの世界に連れてこられた主人公。
唯一のアドバンテージは連れてこられたゲームをプレイしてたという事。
魔法も武器も普通にある世界で少年は挑む。
「限定ガチャ回したかったなぁ……」
最終更新:2025-05-19 20:00:00
54613文字
会話率:41%
神屋 琉月(かみや るか)はどこにでもいる普通の女子高生である。
入学式の後に迎えた授業当日。
寝坊してしまった琉月は下を見ずに玄関扉を開け、1、2歩踏み出した時だった。まるで空気を踏むような感覚に襲われたのは。
下を見ればどこまでも続
く深淵。
マンホールの穴の蓋が外れていることに気づいた時には既に遅く彼女は落下していた。その先に待っているのが冥府であることに気付かないまま。
これは開いていたマンホールに落ちたことがキッカケで冥府を統一するハデス様と琉月が協力して元の世界に戻るお話…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:00:00
6784文字
会話率:40%
天を仰げ 空高く 今宵 星が降る
ごく普通の大学生 早川葵は奇妙な夢を見た。
それ以降、葵の日常は崩れ去っていく…
小林泰三氏のアルファオメガに影響されて書いたものです。
最終更新:2025-05-09 20:46:11
7466文字
会話率:28%
『平凡な私が、金色の伝説になる』
平凡な高校生・佐藤花が古い神社で見つけた金色のペンダント。それは彼女を超人的な能力を持つ「ゴールデンゴージャス」へと変身させる不思議な力を秘めていた!バレーボールの弱小校・桜ヶ丘高校での日常が一変し、花
は県内トップ選手・鷹村凛との運命の対決へ。しかし変身の力は不安定で突然消えることも…。「普通であることの輝き」と「自分らしさの発見」をテーマに、仲間たちとの絆が本当の強さを生み出す感動のスポ根×魔法少女ストーリー。「私たち全員が、ゴールデンゴージャスなんだ!」(本作品とあとがきはAIを利用して創作し、加筆修正しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 22:02:53
4225文字
会話率:45%
『7号車3番席から始まる、奇跡の創作旅行』
妄想力だけが取り柄の普通のOL・夢見澄香が、最新AI「Claude」との偶然の出会いから始まる創作冒険譚。
毎日同じ電車の同じ席に座る彼女は、現実と妄想の境界線が曖昧になっていく不思議な体験を
する。「夢見人」だけが異世界への扉を開けるという設定が、思いがけず彼女自身の人生を変えていく。
「妄想力は、生きる力だ」——閉ざされた日常に彩りを添えるAIとの共創が、彼女を本当の「夢見人」へと導く、シュールで心温まるファンタジーコメディ。
(本作品とあとがきはAIを利用して創作し、加筆修正しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 22:19:32
3614文字
会話率:42%
突然の質問だが、もしあなたが突然超能力を手に入れたら、どうするだろうか。
それは炎を顕現する力かもしれないし、瞬間移動を為せる力かもしれない。あるいは、人を癒すことのできる力かもしれない。
どのような力であれ、人が本来持っていない力をあ
なたは手に入れたことになる。それまでと同じ人生、これから送るはずだった普通の人生を歩むことはなくなると断言して差し支えないだろう。
自分の考える「正義」を貫く者もいるだろう。逆に、「悪」の道を進む者もいるだろう。その力を隠し、脇役として振る舞う人もいるかもしれない。
今作の主人公は、【正義、悪、脇役】のどれでもない。現代を生きる"普通の人間"だ。……少なくとも、本人はそう思っている。
――20XX年
流れ星が空を駆け抜けていく。
文字にするとあっさりとしているが、実際にはそれは隕石が地球に向かってくるという事態を指している。その隕石は、既存の物理法則を打ち破るような異常に巨大なもので、もしそのまま地球にぶつかれば人類は間違いなく滅亡していただろう。しかし、人類もただ滅ぶ運命に甘んじることはなく、様々な手法を駆使して隕石を破壊することに成功した。
空で繰り広げられた壮大な光景に、人々は安堵の息をついた。しかし、その破壊された隕石が遙か上空で粉々に砕け、その破片たちが世界各国に散らばって落下していく様子には、誰も気づいていなかった。多くの人が命を落とし、滅びた国も存在したが、人類は滅亡の危機を辛うじて免れたのだ。
しかし、人類史上例を見ない大災害はそれで終わりではなかった。
隕石が運んできたのは、ただの岩だけではなかった。その中には、一種の菌が混ざっていたのだ。それは、超能力という異能の力を発現させる菌であった。
人々はまだ気がつかない。知らぬ間に、世界が静かに、しかし確実に変わってしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 10:00:00
10313文字
会話率:51%
その夜、空を裂いた一筋の流星が、世界の終わりと始まりを告げた。
2034年11月17日、地球各地に“ダンジョン”が出現した。
それは異形の構造物であり、異界への門だった。
中から現れたのは、神話を思わせる怪物たち。大地は歪み、都市
は飲まれ、世界は静かに崩壊を始めた。
同時に、人間にも異変が起こった。
魔法、スキル、異能の力――
進化とも呼べる変化は、人類に新たな可能性をもたらすと同時に、新しい秩序と差別を生んだ。
半年後。
人類と怪物は、拮抗状態にある。
日本ではダンジョンの周囲50kmが怪物の縄張りと化し、政府はスキルと魔法を基盤とする新たな社会構築に動き始めた。
能力の強い者は徴兵。能力の弱い者は避難区域での生活。
“力”が価値を決める、そんな時代のはじまり。
――その中に、一人の青年がいた。
名前は**佐々木 崇弘(ささき たかひろ)**。通称「タカ」。
一見普通の避難民。だが、実は彼も“異常進化”の兆しを持っていた。
徴兵されないために、スキル調査では「花を咲かせるだけの役立たず」と装う。
彼の本心はただ一つ。
「一目でいい。怪物を、この目で見てみたい」
理由なんてない。ただ“見たい”。
殺したいわけでも、助けたいわけでもない。
その一心で彼は、避難区域を脱出。
怪物の縄張りへと一人、踏み出していく。
そこは、人の姿を忘れた街。
異界と地続きになった自然。
すべてが未知で、すべてが美しかった。
これは、怪物に魅せられた一人の青年による、“見る者”としての物語。
誰かのためでも、世界のためでもない。
ただ、自分の目で確かめるために。
タカの《異界踏破録》が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 02:18:54
10016文字
会話率:12%
かつて星空は、一人のルナリアによって映し出されていた。
彼女が姿を消し、世界から星空が消失する寸前、その力は二つに分断していた。
一つは投影(プラネタリウム)という魔法。
それは、ルナリアの力を継いだ正当な後継者、ルナに受け継がれ。
一
つは制御(コンソール)というスキル。
それは、星空に憧れた普通の少女、アオに引き継がれた。
夜の真っ暗な世界で出会った二人は、
人工の《運命》により誰しもが幸福な人生を約束されたこの世界で、
夢と希望と魔法と星空の冒険を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 11:18:19
45143文字
会話率:48%
歌い手の煌星れあである風宮黎空は、「普通」になれなかった。
ボカロPの『月音―tukune―』である香月心音は、「闇」を抱えることしかできなかった。
悪い意味でありきたりな者になりきれなかった二人は、自分達らしい音と歌を創りだすため、「闇
」と「普通」と共に生きていくことを選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 08:20:39
4613文字
会話率:32%
「義兄さん、趣味の押し付け合いをしませんか?」
その一言から始まった俺と義妹の関係は概ね良好だ。普通の兄妹としてかなり仲良くやっている方だと自負している。だって話しかけたらちゃんと返事が返ってくるし、食器洗いとかの家事を一緒にやる時も雰囲気
は悪くない。俺が絶望的に空気が読めないだけかもしれないがお互いの部屋を行き来するのは嫌われていたらしない行為だ。俺のベッドを勝手に占領していた時は叩き起こしたけどな。だから二人きりでデート紛いのお出掛けをすることも普通だ普通。若干自分に言い聞かせているのは秘密な。
だいたいタイトルの通りです。
ちょっと過激な雑談してるのでR15タグをつけました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 07:00:00
8213文字
会話率:41%
星空案内人とは、星空案内人(星のソムリエ®)資格認定制度によって宇宙・天文分野、特に星空についての知識やそれらの解説技能を有することを認定する、民間の資格です。
※(星のソムリエ®)は、星空案内人資格認定制度運営機構が管理・運用する商標です
。
ローファンタジー世界ですが、天文に関しては2022年に沿っています。いろいろ調べたつもりですが、筆者の理解不足・調査不足がありましたら申し訳ありませんがご連絡ください。新型コロナは流行っていない世界線の話です。
星を好きな少年――天辻大輔が、誕生日を境に家族の秘密を知ってしまう。なんと実の家族が獣人だった。だけど、既に星に魅せられた少年にとってそれは特別大きな事ではなかった。ただ、同じく獣人だったクラスメイトの少女――月見山雪月と交流を持つようになり、それはちょっとした特別になった。
世界には特別な事がある。でもそれは、きっと普通のことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 09:56:21
92651文字
会話率:40%
どこにでも居る普通の少女、サクヤには夢があった。
かつて夜空に輝いていたという【星】をこの目で見てみたいという夢が。
そしてその夢を叶えるには、子供の頃に読んだ御伽話の絵本の中に手掛かりがあるのだろうと考え、サクヤは世界のどこかにあるであろ
う【星々の種子】を求めて旅をする。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-17 03:08:22
3058文字
会話率:6%
主人公・ユウキは、遠い惑星「リュウゼン」に住む普通の少年。彼は星間航路で働く父を持つが、父がある日突然、仕事中に行方不明になる。ユウキはその謎を追うため、宇宙を旅する決意をする。
旅の途中、ユウキはアリスという少女に出会う。彼女は、星々を
守る「星の守護者」という一族の末裔で、ユウキの父が持ち帰ったという古代の遺物に秘められた力を解き明かす鍵を握っているという。アリスはユウキと共に冒険の旅を始め、次第に二人の間に絆が芽生えていく。
だが、その旅の先には、予想以上の危険が待ち受けていた。星々の間で戦争を引き起こす陰謀が着々と進行しており、ユウキとアリスはその渦中に巻き込まれていく。果たして、二人は無事に世界を救い、未来を切り開くことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 08:15:37
41683文字
会話率:38%
「それじゃあ、乾杯!」
「カンパーイ!」
「かんぱーい!」
夜、とある飲み屋のテラス席。頭上には星々が煌めき、この出会いを祝福しているかのようだ……そんな陳腐な口上を述べたあと、六名の男女がグラスを掲げて乾杯した。合コンということで、ど
こか浮き足立った空気が漂っている。ただ一人を除いて……。
「じゃあ、まずは自己紹介からいきますか! では僭越ながら、自分から。えー、ロービード大学出身のミモトです。よろしく!」
「よろしくー!」
「えー! すごーい、名門大学じゃない!」
「ははは、おいおい、大学なんて関係ないだろ? 僕はマルビツ商事に勤めているニムラです。どうもよろしく」
「よろしくー!」
「すごい! 大企業!」
「ははは、お前ら露骨にアピールすんなよ。おれは普通にやるよ。どうも、イチガヤです。ちなみに、ミップリ区のタワーマンションに住んでまーす!」
「あはは、よろしくー!」
「えー! あそこ家賃高いよね。すごー!」
「ははは、お前もアピールしてんじゃん! じゃあ、次は女性陣の自己紹介お願いします!」
「はーい! あたしは――」
「あの」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-27 11:00:00
2349文字
会話率:100%
これは花達の物語である。それぞれ闇を背負い、生きている世界である。
主人公達の日常はどこにでもある普通の日常であった。
だがしかし主人公達の日常は続いていくと思われていたが、ある1人の男によりそれは恋愛ストーリーへと変化していく。
最終更新:2025-01-23 00:00:00
396文字
会話率:27%
少女は架空のキャラクターに恋をしていた。推しとは少し違う。少女はキャラクターが実際に存在してるようにキャラクターと会話をしたり、キャラクターと交際してるかのように二人きりになると普通の男女のようにイチャイチャする。実在の他者には恋をせず、惹
かれもしない。そんな少女はフィクトセクシュアルという心の病を抱えている。これは誰にも理解されない。少女と同じように少年もまた同じ悩みを抱えていた。
☆ノベマ等にも同作品掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 00:42:19
23407文字
会話率:52%
クシャミにより召喚の儀式を失敗。
そこに現れたのは、ロリっ子サキュバス!?
……だが、そのロリっ子はまだ見習いだった。
「いつかお兄ちゃんを気持ちよくしてみせるから!」
見た目は10歳前後にしか見えないのだが、まさかの✖✖✖!?
エロ可
愛く俺を誘惑しても、何をしても不器用すぎる。料理はダークマターのようなものを作るし、洗濯機を回す際には洗剤を山ほど入れる。
ロリっ子サキュバスが出来ることといえば、大好きなマカロンやケーキ甘いものを幸せそうに頬張ることだけ。
そんな可愛いロリっ子サキュバスとの奇妙な同居生活が始まる!?
*この手のジャンルを書くのは、これが初めてです。
誹謗中傷などのコメントはご遠慮下さい。普通に傷つきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 01:06:08
120436文字
会話率:54%
身長145センチ、胸はAカップ、腰まである黒髪をツインテールにしている。その美少女は何を隠そう、俺が世界で一番愛している俺の妹、星崎遥(ほしざき はるか)だ。そして、残念なイケメンと呼ばれていてシスコンである俺、星崎トワは、いつか妹に情熱的
な愛の告白をする!と思っていた矢先、玄関を開けると目の前には見たことのない景色が広がっていた。空には二つの月が見えていて、しまいにはドラゴンまで飛んでいる。これは所謂、“異世界”というやつか?
異世界でも妹に近付く者は誰であっても許さねぇ。元の世界に戻れるその日まで、俺は愛する妹を守る!と思っていたが、現実世界では完璧に近い俺のステータスは異世界では何の役にも立たなかった。それどころか、妹よりも最弱すぎる冒険者になってしまった。普通なら妹よりも兄が強いってのが王道だよな?
最弱なのに、ロリッ子の双子魔法使いやスタイル抜群でSな巨乳聖女(回復役)は何故か俺のルックスに惚れ、俺たち兄妹のギルドに入りたいと言い出す始末。
しかも、20歳以下の少年少女好き(いわゆるバイ)のイケメンにまで好かれてしまった。
妹と二人きりになろうとしても、仲間たちが俺のプライベートを邪魔してくる。ハーレムなんてごめんだ!俺は普通に仲間として話したいだけなのに!
俺は、いつになったら世界で一番可愛い妹とイチャラブな生活が出来るんだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:13:02
5033文字
会話率:46%
幼い頃に父を失い、母と平凡な日々を送っていた中学3年生の少女、星名アイガアは、ある日突然、母と一緒に異世界へと転移してしまう。
ネットもなければ、テレビアニメもない。漫画もライトノベルもないし、大好きなアイドルともお別れ……。これって、オタ
クにとっては最大の苦行じゃない!?
でも、大丈夫!これは多くの人が憧れる異世界転生!まるでファンタジーRPGのような冒険が待っている異世界転移だ!
「これって最高じゃない!魔法を学んで、冒険に出て、強い仲間と友達になって、世界的に有名な大英雄になっちゃうぞ!」
「……え?魔力がない?なんですって?私、魔力がないの?」
その通り、君には魔力がない。魔力がないということは、魔法を使えないだけでなく、優れた剣技を習得することもできない。錬金術すら身につけられず、身体能力も魔力を持つ普通の人にすら及ばない……。
「じゃあ、こんな私には何もできることがないの?」
残念ながら、その通りだ。この世界は長い歴史を持ち、多くの異世界からの転移者や転生者が訪れた。しかし、君のように魔力が一切ない「究極の役立たず」は、これまで見たことがない。
「異世界に来てもニートで家に引きこもって生きていくしかないの?」
そんなことは許されない。我が家は干物を干す場所ではないのよ!引きこもりたいなら海にでも放り込むわ!とにかく、まずは努力して、エビシス王立学院の入学試験を突破しなさい!
魔力がなくても、君にできることはあるはずよ。そしてそれは、君にしかできないこと。この荒廃した世界で、全ての人の心を潤すオアシスとなる。暗い夜空に輝く星となり、人々を照らす存在になりなさい……。
さあ、旧世界で叶えられなかった夢を、この新しい世界で実現するのよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 04:52:21
2254文字
会話率:33%
両親を早くに亡くし二人で暮らしている兄ライラックと妹アン。普通の人より早く冒険者になったライラックは、妹アナを一人ぼっちにしない為に安全第一がモットーだった。
回りからは臆病と言われるがライラックは一切気にしなかった。
そんなある日。
知り合いの冒険者を助ける為に、キラーラビットと相打ちになりダンジョンへ吸収されてしまう。気がついたらキラーラビットへと生まれ変わっていた。
ライラックがキラーラビットとして妹アナの為に必死に生きていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:00:00
54232文字
会話率:39%