ドラゴンが大好きな十四歳の少年リュウは、勇者パーティーの一員として異世界召喚された。
その際に彼が得た力は、ドラゴン召喚士だった。
が、一年後、「トカゲしか召喚出来ない無能は要らない」と、勇者パーティーから追放されてしまう。
何度説明
しても、彼らはドラゴンではなく大きなトカゲだと認識していた。
どうやら、それぞれ別の現代日本(パラレルワールド)から召喚された彼らは、ドラゴンという存在を知らないらしく、異世界の住人たちも同様だった。
パーティーメンバーとは比較にならない程レベルが低いリュウは、いつも召喚しているラックドラゴンが、索敵と罠発見、敵を萎縮させて動きを鈍らせ、更にはパーティー全体の幸運値を上げていると説明するも、鼻で笑われて、どれも信じてもらえない。
「余計なことはするな」「邪魔だから後衛で大人しくじっとさせてろ」と言われていたために、ドラゴンを直接戦闘に参加させなかったリュウは、追放後、ダンジョンの最下層に一人置いていかれた。
が、ベテラン冒険者でも苦戦するA級モンスターのボスをドラゴンの力で瞬殺したリュウは、一気にレベルアップし、召喚出来るドラゴンの数と種類が増えたのみならず、自分自身も並み外れた戦闘能力を獲得する。
これは、仲間から追放され、大好きなドラゴンの存在を信じてもらえず意気消沈した少年が、新たに年上美少女&美人たちとパーティーを組んで、絆を育みつつ、世界中の人々にドラゴンの存在を認知して褒め称えてもらうために、魔王討伐までして、無自覚に勇者パーティーにざまぁする物語。
(※30~40話くらいまでは毎日更新して、その後は週一回になる予定です)
(※更新は、19時過ぎくらいにしようと思っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:41:24
95321文字
会話率:52%
「ワシを残して先に行け!」
「ガルム、そんな……!」
「勘違いするな。後で追いつくから先に行ってろという意味だ」
ドワーフの『拳士ガルム』は、勇者パーティを魔王の元へ送り届けるため瀕死の重傷を負った。
「……さすがにこれは助からんか」
大きな穴の開いた腹部を見下ろすガルム。
武人としては理想の最期であり悔いはなかったが、そこに水を差す奴が現れた。
近接戦最強の『剣魔グリムザール』。
ガルムとの決闘に異常なまでのこだわりを持つ魔族が、こう申し入れてきたのだ。
「ガルムよ、ひとつ約束をしないか? 互いに転生し、新たな生を得た後また相まみえ、今度こそ一対一で決着をつける。そういう約束だ。我が一族に伝わる秘術を受け入れるなら貴様は、次の生を得ることができるのだ」
「次の生……次の戦い……」
生きること、それ自体にこだわりはない。
だが、『まだ戦える。まだ殺し合いができる』というのは魅力だった。
戦闘狂なところのあるガルムはこれを快諾。
次の生でグリムザールとの約束を果たそうとしたのだが、転生先はまさかの『エルフの幼女』で……?
「なんでだ!? なんでエルフ!? ワシの鍛え上げられた上腕二頭筋は!? 苦味走ったいい男ぶりは戻ってこないのか!? おぉのぉれぇ騙したなグリムザールうぅーっ!」
前世とはまったく異なる脆弱な肉体と、反則レベルの可愛さと。
相反する要素に悩まされつつも、ガルムはしぶしぶ修行を続ける。
足りない『気』を『魔力』で補い、脆い『肉体』を『技術』で補う。
努力と工夫は着実に芽を結び、やがて『最強の冒険者』とあだ名されるようになるのだが、あまりにも可愛すぎるため『最カワの冒険者』と噂されるようにもなってしまう。
「次はこれ着て! ミニスカドレス! 大丈夫、絶対似合うよ! ディアナちゃん最強に可愛いから!」
「うるさいうるさい! ワシの求める最強はそうゆーのじゃないのだあー!」
『武と可愛さ』の狭間で揺れるガルム(ディアナ)の、明日はどっちだ?
※ドワーフ→エルフのTS転生バトルコメディです。
※ディアナ(ガルム)がとことん愛されます。
※グリムザールの意外な転生先を探りつつ、お楽しみください(登場する女の子の中のひとりです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:16:47
164655文字
会話率:40%
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌高校一年一組』20名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事だった。彼らは召喚時に『神授職』といういわばジョブを得ていた。そんな学生たちの中、この春に高校
があるこの町に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は【観察者】という職を得た。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで、実に微妙だ。他のクラスメイトたちが強そうな職を持つのに対し、この手の物語に造詣がある八津は追放に怯える。だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ。長い付き合いだもの、わたしは信じてる」そしてそれは事実だった。これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:11:47
3229261文字
会話率:39%
田中哲郎 11歳。
どこにでもいるごく普通の小学生
強いて言うなら彼は何回も転校を経験していた。
そしてその多い転校は彼に様々な人間と交流できる力を授けた。
そんな彼はある日、列車事故から救われて異世界に転生することになる。そこで彼
が身につけたのは【適応】の能力。
異世界にいた女性との修行で彼はあらゆる攻撃を無効にするだけの適応力を手に入れた。
防具は無敵の適応力
武器は対人用の技術
心はどんどん成長していく。
これは、そんな彼が仲間を募り、異世界で奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:33:30
791305文字
会話率:42%
天空に浮かぶ“空葬都市スカイリムズ”は、吊り鎖でかろうじて大気圏に留まる重力不安定領域。16歳の少年・久遠永翔は、時間を0.数秒単位で圧縮/巻き戻す固有能力〈逆風廻帰《ループロード》〉を使い、崩壊寸前の街を修理して生計を立てていた。
ある夜
、無重力の天空裂から落下してきた謎の繭が割れ、中から星核巫女アーナンダ・ヴィルヤが誕生。彼女は“十度目の卵殻”──世界を終わらせるか、新たな月を産むかを決定づけるキーそのものだった。
目指すは重力0の裂け目に浮かぶ星核中枢《スターハート》。そこで世界は「九度目の破壊」か「十度目の誕生」か――二択の終局を迎える。永翔は“やり直し”ではなく“続き”を選び、蒼い新月を空に産み落とせるのか?
登場人物紹介
主人公久遠永翔 16歳。皮肉屋だが根は世話焼き。
時間に“ひっかかる”感覚を持つ
固有能力〈逆風廻帰《ループロード》〉:2秒以内の未来/過去を圧縮・再生。時穿剣《クロノクレイヴ》
アーナンダを守り「破壊の十度目」を誕生へ転換するキーパーソン
星核巫女 アーナンダ・ヴィルヤ 片眼が金、片眼が星。
無垢だが星々の年輪を見通す観測者的落ち着き星核との共鳴。
虚空繊維のサリーが魔力障壁を形成“十度目の卵殻”そのもの。
自身の運命を誕生へ導く決断を下す
仲間①アーラーディヤ〈アーラ〉獣人族ハーフ。
褐色肌と長い尻尾。 豪胆&照れ屋。 鉤爪と怪力。
尻尾で体術/防御 近接戦の盾役。
永翔への好意を素直に示し場を賑やかす
仲間②アニラ〈アニ〉 尖耳を持つ風精術師。
理知的で感情は表に出しづらい。
風律呪で気流操作・結界展開 後衛サポート。
永翔に淡い想いを抱えつつ、姉アーラと掛け合い
ライバル アリヤン・ラージェンドラ “影勇者”と呼ばれた剣士。
過去ループで永翔を討った宿縁。
双剣による負時相斬
世界を補正=巻き戻しで救おうとするが葛藤を抱え、終盤で和解
敵勢力 スカイハウンド 王都直属の空営局を装う密輸艦隊。
星核片を闇取引 砲撃艇・対重力弾都市崩壊を加速させる外圧。
永翔たちを追う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 00:55:21
5372文字
会話率:32%
フルダイブ型VRMMOが最盛期となった時代。剣や魔法、銃と多様なゲームがあるなか、一つのゲームが熱狂的な人気を集めていた。
それが「スターブレード・ファンタジー」。
様々なファンタジー系RPGがあるなかで、魔法がなく剣で戦う近接戦を売りにし
ているRPG。剣しかないということは、最強は剣だということ。プレイヤーは自分が信じる最強の剣を携え、狂信的に戦うのだ。
外れスキル?不遇職? そんなものはない、俺の剣が一番強い。
「二刀流が一番格好良いけど?」「うんうん、それもまた武士道」「手刀って実質剣だから」「ビームに勝てるやつおりゅ?」「大剣イズパワー!」
これはそんな頭おかしいVRゲームに足を突っ込んでしまった主人公の、ドタバタVR体験記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:00:00
260982文字
会話率:39%
中世ファンタジーの世界では、直接戦わずとも魔導ゴーレムを遠隔操作できる“幻影兵装”が主流となり、人間側も魔族側も安全圏からゴーレム同士をぶつける“リモート戦争”が常態化していた。勇者の末裔リュートは形ばかりの儀式だけを担い、真の戦闘には関わ
らない日々を送る。一方、魔導研究者ファーディナは「人を守るため」の研究が、むしろ戦争を長引かせる道具として使われる現実に疑問を抱く。誰も死なない代わりに生活や心が静かに蝕まれ、終わりの見えない争いが続く世界。そんな状況に嫌気が差したリュートとファーディナは、なぜ“直接対決”のないまま戦いが継続しているのか、その歪みを正す方法はないのかを模索し始める。リュートは遠隔操作でのみ姿を見せる魔王本人と一度でいいから face to face で会い、意思を問いただしたいと願い、ファーディナも研究者としてその挑戦に協力を決意。形骸化した勇者の称号を越え、リモート戦争が蔓延する大陸を変えるため、二人は小さな一歩を踏み出す。果たしてゴーレム同士の果てなき衝突を止め、真の平和を取り戻せるのか──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 01:46:35
23352文字
会話率:41%
全世界で銃の所持が禁止された近未来。アメリカ合衆国では、ある銃抑止組織が活躍していた。彼らは、銃を強制的にジャムらせ、いわゆる零口径化—キャリブレーション—する特殊な兵器を駆使して敵を制圧する。銃を使わず、近接戦闘で敵を制圧する彼らの名は
—
—【キャリバーテラス】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 14:42:07
1621文字
会話率:58%
★キネティックノベル大賞 【大賞】受賞しました!!★(2021/1/21)
【第一部 聖女誕生編】eps0〜3 完
【第二部 王都動乱編】eps4〜5 完
【第三部 聖女学園編】eps6〜8 完
【第四部 帝国戦争編】eps9〜10 完
【第五部 冒険者編】eps11〜 14 完
【最終部 癒しの聖女編】 eps15〜 完結しました!
邪悪な死霊術師(ネクロマンサー)と忌み嫌われた男フランケル。だが彼は決して悪の存在ではなく、アンデッド好きなだけのモテないコミュ障ボッチだった。
しかし世間はネクロマンサーである彼をよく思わず、疎まれ、嫌われ──最終的には英雄カインとフローラによって討伐されてしまう。
死の間際、フランケルは〝死者の王″となる禁呪を発動。ところが術は失敗、そのまま死んでしまうかと思われたが……なぜか前世の記憶を保持したままカインとフローラの娘ユリィシアとして転生していた!
アンデッド大好き! イケメンは諸悪の根源(怒)女性は──陰湿ないじめっ子だろうと無関係にすべて女神!
見た目は可憐な美少女の中にあるのは、ぶっ飛んだ価値観。そんなユリィは、なんと何の皮肉か──聖母神の加護を受け、凄まじいまでの〝癒しの力″を含む前代未聞の5つものギフトを獲得していた!
だがユリィはその力を、己の私利私欲のために使う。
目指すはネクロマンサーとしての復活! しかし彼女の夢を〝癒しの力″が邪魔をする。
繰り返されるさまざまな試行錯誤。はたから見るとただの奇行?
ところが、そんなユリィが巻き起こす様々な騒動は、周りからことごとく好意的に受け止められ、本人の意思とは裏腹に、結果として多くの人々を助けることとなる。
数多くの偉業を成し遂げた彼女は、やがて〝癒しの聖女″と呼ばれる存在に──。
シスコンで勇者な弟、剣の達人のイケメン獣人、呪われたハイスペック王子、大怪我した未来の英雄……。たくさんのイケメンたちに慕われようと無関心。
片っ端から治癒しまくり、辻ヒーラーなどと呼ばれようとおかまいなし。
欲しいのはレアなアンデッド!それと……?
見た目は清楚、中身は元ネクロマンサーのぼっち男。
そんな──価値観の狂った激ヤバ美少女が織りなす、癒しと救済のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:31:59
723269文字
会話率:37%
歴史上稀に見る接戦と伝えられていた今回のアメリカ大統領選挙、蓋を開けてみれば激戦州と呼ばれた7州全てをとってトランプ氏の圧勝となりました。2016年を超える勝利です。
その原因を個人的に分析してみました。
最終更新:2024-11-07 21:31:41
6295文字
会話率:6%
剣と魔法の世界にやってきた男――レイには記憶が無かった。それどころか剣も魔法も使えず、チートも貰えなかった。しかしレイは自分に近接戦闘術、隠密潜入、暗殺術、追跡術、爆発物取扱等の対人戦闘術が備わっている事を知る。
その最強の対人戦闘術を
武器に、己の記憶を取り戻し自分が異世界にやってきた理由を探るため、連続殺人犯(シリアルキラー)やサイコパスといった怪物との戦いに挑んでゆくことになる。
最強な戦闘術という現代技術チートで怪物たちをねじ伏せていくうち、レイの周りには騎士や奴隷、エルフなどの一癖も二癖もあるヒロインたちが集まり――
一言あらすじ:異世界にやってきた最強主人公が現代技術チートで戦ってハーレム作る話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 22:01:26
200342文字
会話率:38%
待ちに待ったVRMMO 魔法戦闘も近接戦闘も様々な作品をみて好きだった主人公
そのゲームでやりたいプレイスタイルは赤魔法師がベストだと思い選択するも誰もかもパーティー誘っては就いている戦闘職を聞いてはなかったことにする。
書いてしっくり来
なくなり現在改修又は改悪中。
思いついたネタを自己満足に形した小説です過度な期待はしないで下さい。
書籍化は更々ありません。
文才無し書き方うろ覚え。
更新激遅です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:10:00
11708文字
会話率:18%
※公式企画『秋の歴史2024』参加作品、指定テーマは『分水嶺』です。
戦国時代、地方豪族や大名にすら匹敵するほどの力を持っていた『寺社勢力』。
大名同士の争いに加担したり、大名と直接戦ったりもしていましたが、いつしか表舞台から姿を消します
。
中世の歴史の中で意外に見落とされがちな『分水嶺』の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 07:09:21
2863文字
会話率:40%
神様の手違いでクラス全員転移させられた名門校・帝陽学院の1年A組、のごくごくごく平凡な高校生:天原政明、だがこの男、地球の神に地球の守護を任された一族の出身、さらにはその中でも歴代最強と謳われた男であった。そんな天原がクラスメイトとともに狙
撃手として成長?していき時には近接戦闘で無双したりしながら地球に帰るために七魔王の討伐を目指す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 05:52:02
30149文字
会話率:53%
近接戦闘を司る迷宮【赤の迷宮】だけとはいえ前代未聞の速度で、迷宮を踏破し続けていく剣士は、やがて数え切れない事件での悪名、そして迷宮の色名と共に世界へと轟き始める。
その名は【赤のケイス】または【赤狂い】
世界最大の大帝国の隠されし皇女にし
て、ロウガ最悪の問題児と呼ばれる事になる美少女風化け物は、今日も常識と街の施設と迷宮を破壊し斬り続ける。
前作【永宮未完 迷宮探索物】の続きとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:22:12
449596文字
会話率:21%
第二部
捨て去った魔力のみならず、闘気変換による化け物的力の大半を失いながらも、ケイスが目指すべき道は変わらない。
探索者となるための最初の試練『始まりの宮』へと挑むため、ケイスはただ鍛錬を積み上げていく。
『赤のケイス』の二つ名と共
に、大陸最強の近接戦闘者として世に名を轟かせるケイスの伝説は探索者の街ロウガから始まる。
Arcadia様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 21:40:02
1000006文字
会話率:21%
少年には夢があった。かけがえのない仲間達を見つけること。その仲間達と世界中を冒険すること。
しかし少年にはスキルが一つしかない。同郷の友達にも相手にされず、のけ者にされていた。
しかし16歳の誕生日を迎え、唯一のスキルが解放された時、
少年の冒険はやっと動き出す。そのスキルとは【空間魔法】。唯一無二の近接戦闘型の魔法スキルだった。その魔法の一つにより【召喚】した狐の少女シオンと共に世界中を旅していく。
加速度的に広がる世界の中で、少年は何のために、何を求めて戦うのか。その先に待つものを、彼はまだ知らない。
※主人公チート要素あります。微ハーレム要素もあるかも知れないです。時々残酷表現もあるかもです。
2019/8/27執筆開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 22:28:23
668567文字
会話率:37%
『衛生兵ーっ! ドークッ!』
アサルトアーマー乗り、イコマ伍長は衛生兵だった。
21世紀半ば。突如、異世界より襲来した鬼は人型機械兵器を用いて、地球に侵攻した。人類も、人型装甲兵器アサルトアーマーを完成させ、これに対抗。見事、侵略者をゲ
ートの向こう、異世界へと押し返した。
故郷と家族を失い、軍に志願したイコマだったが、彼の役割は、銃を持つことがない衛生兵というポジション。部位交換による応急修理で、戦場での復帰が可能なアサルトアーマー、その衛生兵型を操るイコマは、仲間から『ドク』と呼ばれ、サポートに徹する。彼には復讐したい敵エース『赤鬼』がいたが、衛生兵では直接戦うことはできない。そんな彼が選んだ復讐の方法とは……?
異世界の戦地を人型装甲兵器が駆ける。地球軍と異世界軍の戦い、そして兵士たちの運命や如何に――
【バンダナコミック縦スクロールマンガ原作大賞応募作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:01:42
9579文字
会話率:42%
十年前から認知され出した鬼と呼ばれる人を襲う生物を退治する公的機関『防鬼庁』に属する少年、冬月宗次。
宗次は鬼と直接戦わずに結界を張るという補助的な役割を任されていたが、コツコツと真面目に職務をこなしていた。
しかし、ある時偶然出会った
神崎熱王人(ねおと)という素人の不良少年が鬼を殺したことにより、宗次の運命は動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 21:49:14
67625文字
会話率:32%
魔術至上世界──それは魔術師の誰もが無詠唱、高威力の魔術を行使できる世界。もはや近接戦であっても、魔術が最強とされている。その世界では剣士は劣等者として見下されていた。
そんな世界に転生したのは、極東のサムライ──アヤメ=ホウジョウ。唯一
無二の妖刀を操り、比類なき最強の剣豪として名を馳せていた。そんなアヤメの剣を極めたいという強い想いは死後、彼を異世界へと転生させた。
だが、転生先は魔術至上世界。剣士などは侮蔑の対象であり、アヤメも例外なく魔術師たちに見下された。しかし、魔術師たちは知らない。彼が生涯全てを捧げた剣術は、魔術すら凌駕するものであったと。
アヤメは立ちはだかる魔術師たちを妖刀で斬り伏せていく──!
最強の魔術と最強の剣術がぶつかり合う、王道異世界ファンタジー開幕!
これは魔術至上世界で1人のサムライが成り上がっていく、剣術無双譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 20:13:06
92812文字
会話率:57%
バンダナコミック01向けに書き下ろしました。
世界観は発表済みの作品「カノーネンフォーゲル」と同じです。
陸軍所属の第12装甲列車大隊ヤーデの戦いの一つ、モスト=ブリビャチの戦いの様子を描いています。
主戦場から遠く離れた北部の国境
線モスト=ブリビャチの地に突如、法王国軍が現れた!迎え撃つ共和国軍だが、形勢は決して良くなかった。そこで、守備隊はある大隊に応援を頼む。それが第12装甲列車大隊であった。近接戦、対空戦に優れているばかりではなく、第12装甲列車大隊には切り札ともいうべき兵器が牽引されていた!それは・・・。
8000文字程度の短編ですから、気軽に読んでもらえると思います。楽しんでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 10:33:27
8456文字
会話率:67%