環境の悪化により、ほとんどの動植物が生きられなくなった世界。現在、人類は都市部でしか生きていくことはできなくなっていた。
世界の人口も減り、人手不足や雑用を補うのは様々な役割りを担う『人型プログラム』。その『プログラム』を製作しているのは、
世界の中心である【中央都市】の『総合研究所』である。
そこで所長を務める彼は、『子守り』のプログラムの『リリ』と毎日の仕事をこなしながら暮らしていた。自分のやっていることが、いつかこの惑星を救うと信じて。
※残酷な描写があります。
※『もしも世界を創れるのなら』(https://ncode.syosetu.com/n4000if/) 『新しい世界に箱庭の花を』(https://ncode.syosetu.com/n4250ih/) と同じ世界観になっています。シリーズではありますが、この話だけでもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:10:00
174965文字
会話率:52%
元・某大企業の「伝説の商社マン(※自称)」が、なぜか今は小さな税理士事務所の所長に。
今日も彼は、誰も頼んでいない自慢話を語り、誰も望んでいない名言を残していく――。
そんな所長を冷めた目で見つつも、適度にスルーするのが日課の職員たち。
ツッコミ担当の椎名、ちょっと天然な森、しっかり者のパート・栄田さん。
カレーが助手席で爆発したり、武勇伝が延々と続いたり、所長の暴走は止まらない!
税理士事務所×ゆるコメディ。
今日もこの事務所は、そこそこ平和です。(※ただし所長以外)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:00:00
47894文字
会話率:89%
―― 治癒魔法がなければ、転生すればいい。
本名不明のヒスイは、かつて『最高位魔術師』と謳われていた死者の体に転生した。
とある世界の王国・フローレンタム研究所で、治癒魔法が存在しないゆえに秘密裏に行われていた実験があった
。それが、『死者を蘇生する転生魔法』。ヒスイはその実験の『実験体』であった。
研究所の所長から、ヒスイ自身は『死者の体に異世界人の魂を召喚された人形』と言われる。
人形のように反応の薄いヒスイは、果たして自分は人間なのかを疑問を抱え込むことになった。
しかしここで、ヒスイは研究者の知らない事実に気付く。
それは、『体』である『最高位魔術師 スグサ・ロッドの記憶』が、自分の中に存在しているということだった。
※カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、ハーメルンにも同作品あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:30:00
116508文字
会話率:29%
『死体探し』専門の探偵事務所
そんな場所を訪れた『僕』を待ち受けていたのは、クセ強すぎる面々だった!
躁うつ病の『死体装飾家』シスター、絶え間なく配信をする中年所長、機械のようにパソコンに向き合い続けるAI男、手だけしか姿を見せないヒキ
コモリエンジニア……
死体を探して欲しいと依頼をした『僕』に突きつけられた条件は、『死体を現代アートの素材にさせてほしい』……!?
捨てた人間の思考をトレースして、死体を探し出す探偵・無花果と『僕』のドタバタミステリ中編集!
そして、ひとの『死』でしか自己表現ができない孤独な天才から生まれる『作品』と、それに共鳴するものたち……
死臭にまみれたユニークなメンバー、Grave Dancers(他人の死で得をするものたち)の、これはヒューマンドラマである!
あと、最低コメディ要素もあり!
毎日1820更新、お楽しみに!
面白かったら評価コメントレビューブクマお願いします!
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラス、ネオページでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:23:01
270898文字
会話率:35%
東京都練馬区に建つ一軒家。そこは探し屋の事務所兼住居である。千里眼を持つ天目知紗兎が所長を務め、助手の安海賢悟と共に細々と営業していた。
あるとき二人は行方不明者の捜索を頼まれる。その依頼は、世間で騒がれている『現代版七つの大罪事件』と
大きく関わっていた。
残されたアルファベットが、大罪の略称を示している事件。その背後には人知を超える存在も噂されている。
GM『genetic modification』遺伝子改造
HE『human experiment』人体実験
PTE『polluting the environment』環境汚染
CSI『causing social injustice』社会的不正
CP『causing poverty』貧困誘発
AEW『Accumulating excessive wealth』過剰な富の蓄積
TD『taking drugs』麻薬接種
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 14:00:23
90420文字
会話率:58%
━━━
俺は母を殺してしまったのだろうか。
━━━
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振られた人間が自殺した場合、
振った側は人殺しになるのだろうか。
いじめられてた人間が死んだ場合、
見て見ぬふりをしていたクラスメイトは人殺しになるのだろうか。
一度死んだ人間がもう一度死んだのなら、
それは人殺しになるのだろうか。
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人殺しの定義は人それぞれ違う。
母を失った青年は、自身の願いのためだけに、母親を動かしてしまった。
それは母を生き返らせてしまったのか。その場合母を再度死なせてしまうことになるのか。
そのとき、青年は人殺しになるのか。
これはそんな青年と、能力の研究・検証をするとある探偵事務所所長が死生観を考える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:23:29
96415文字
会話率:53%
鬼塚探偵事務所。霊的事件を専門に扱う探偵事務所である。所長の鬼塚蓮司とアシスタントの本間里沙は、依頼人が持ち込む多様な霊的事件を解決していく。いわゆる霊能力を有する霊能力者である二人は、呪いや悪霊、他に様々な霊的事件に遭遇することになる。依
頼人にとって、鬼塚探偵事務所は最後の頼みの綱であり、警察や普通の探偵などに依頼を持ち込むことが出来ない人々にとっての希望である。そんな探偵事務所に、今日も依頼が舞い込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:02:00
158115文字
会話率:43%
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない
事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
この作品はエブリスタ様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 04:31:45
299841文字
会話率:31%
大人になって
自殺を考えなかった人は
自殺を考えた事のある人より少ないと思う
自殺するかしないかだけで
大半の人が抱いた事はあるであろうと推測してしまう
自殺したい気持ち
自殺というからいけないのか
死にたい
みんな
そう思っている
自分だけじゃない
実行しないで我慢してるだけ
あるいは実行する時期をずらしているだけ
自分が死にたいと思っている時
父も母も
死にたいと思った事があるなんて事は子どもの前で感じさせない顔で生きて来て
心の中では何度もそう考えていた事があったのだと
今は知っている
そんな俺はある日『自殺相談所』へ足を踏み入れた。
最初は弱った人を騙して付け込む悪徳商法だと思った。
だけどポスターを見て
新興宗教かと警戒したが違うらしい。
『ここへ来てくれたあなたへ
あなたが感じられる幸福感は今知っているよりも
もっとずっと沢山ある
全部知るのは難しいと考えるかもしれないけれど
不可能ではない
ひょっとするとあなたは世界で一番
沢山のしあわせを知る人になれるかもしれない
年齢も性別も環境も
何も関係ない
無理だと思って
何となく生きてても
しあわせな時は訪れる
どん底を知っているあなただからこそ
誰もが見落とすような
小さなしあわせにも気付く事ができ
いつの間にか一番沢山の
幸福を知る人になれると考える
自殺相談所 所長より』
やっぱり臭い
胡散臭いではなく
知ったか振り臭いとでもいうのか
FC2ブログ「sazanamiの物語」に一部掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:15:05
196415文字
会話率:27%
猫の探偵社
野上尚樹。
北海道で生まれた彼は幼い頃から、自然と動物との触れ合いの中で育った。富良野の大自然の中で成長する中で、不思議な能力が備わっていく。彼がその能力に気づくのは、富良野の地を離れた後。両親がなくなり叔母に引き
取られ、妹と二人、千葉に引っ越し中学校に通い始めてからになる。
大学生になった時、妹の友達の行方不明になった猫の捜索を手伝う。部屋に残された猫が普段使っていた道具に触れた時、不明になっている猫の感覚が尚樹の心に伝わった。すぐに尚樹は猫の元にいき、探し出す事に成功する。この事があり卒業時に就職で悩んだ際、不明猫の捜索専門の探偵社を作る事になった。
本条尚子。
尚子は帰国女子。父親の仕事の都合で日本と海外を行ったり来たりの少女時代を過ごす。海外の生活が長い為か、臆する事なく言葉を発する傾向がある。子供の頃に空手を習い始め、全国大会でも入賞する達人だ。尚樹のような特殊能力はないが、探偵社入社後、探偵学校で最優秀の成績で卒業、探偵としての調査能力、格闘術に優れ、喧嘩の弱い尚樹を補佐して事件の解決にあたっていく。尚樹は猫の捜索以外はやりたくないが、尚子は事件に関わるのを好む。事件がらみでは尚子の体力が大いに役立っていく。
黒猫のノアール。
生後三か月の黒猫だ。足腰がしっかりしだすと、自分の周囲の事件の匂いを嗅ぎ取り、解決の為に奔走する。そんな中、溝にはまり家に帰れなくなり、飼い主が尚樹に捜索依頼をした。ノアールを探し出すと、彼女の抱えていた案件解決の為に、尚樹と尚子を巻き込んでいく。解決後、尚子の元に里子に出され、探偵事務所の所長に就任した。
猫の捜索専門の探偵社だが、人と猫のかかわりは深い。猫に絡んで人の事件にも巻き込まれていく。猫の見た事や感情を知ることが出来る尚樹は、人間には知る事が出来ない事実から、事件や様々な案件の背景を読み解く。黒猫のノアールは特殊な感知能力と、周囲の猫達の情報で確信部に迫っていく。尚子は...並外れた格闘術で叩きのめす事もある。一匹と二人は猫と人とが関わる事件を解決していく。
一匹と二人...事件に関わる度にそれぞれの能力を成長させ進化させていく。日本全国を巡り、土地の因縁や人の因縁と向かい合う。物語は一話完結形式で、時系列で進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:24:38
23356文字
会話率:52%
あらすじ
いじめを苦に自殺をした鬼頭美鈴は異世界に転生してしまい、彼女は収容所の看守になるため、養成所へ行くようになった。宿舎で新しい生活を始めた時、ルームメイトのクレア、隣の部屋に住み始めたルイーゼとユナとも親しくなった。
彼女は仲
間と一緒に勉強や訓練をし、一人前の看守を目指すために日々努力をしていった。
訓練中に彼女たちが驚いたことは、囚人の前では女性看守は仮面とウィッグを被り、正体を隠すことだった。その大きな理由としては、囚人たちに舐められないこと。他にも手錠や鞭を渡されて、囚人を拘束したり、鞭で威嚇もしていた。それとともに美鈴も収容所で働いている間は「鈴鬼」という名前に改めて囚人と接することになった。
囚人の中には脱走を試みたもの、失敗して山に生息している魔物に食われたり、看守に捕まって悪臭の漂う地下の懲罰房へ入れられる人もいた。
囚人たちの一日は奴隷として土砂採石場、洋裁、金属、木材加工、街のゴミ回収などの作業をすることだった。しかし、ある夏の日に土砂採石場でちょっとした事故が発生し、美鈴とクレアは所長から謹慎処分を受けることになってしまい、宿舎から一歩も外に出られない状態となってしまった。退屈そうに宿舎の中を歩いていた時、寮母さんが所長から預かった原稿用紙を渡して、2人は反省文を書かせれてしまった。
それ以外として彼女たちが体験したことは、同僚の女性看守を死なせてしまった罪で死刑執行となった囚人の立ち合いもしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 17:30:16
167351文字
会話率:70%
伯爵令嬢のクロエ・エシャロットは18歳の時に婚約者である公爵令息から婚約破棄を告げられる。大々的なパーティーでも公衆の面前でもなく、公爵邸でただ静かに告げられた。噂は巡り巡って結婚相手など見つかるはずもなくクロエは『婚約破棄された売れ残り令
嬢』のレッテルを貼られ27歳を迎えてしまった。家族からも冷遇され敷地の隅の納屋で暮らし、自ら働いて生活費を稼ぐ。婚約破棄されてしまった女性が素敵な男性と恋に落ちる、そんな物語のように現実は甘くない。
だが彼女の職場である魔道所の所長や同僚に恵まれて、クロエはどうにか前向きに生きてきた。
そんなある日、魔道所に5歳年下の魔導師のルークがやってくる。それは、彼女がまだ婚約破棄を告げられるより前に親交のあった少年であった。弟のようだと思っていたルークの大人になった姿に困惑しながらも久しぶりに会うことが出来て喜ぶクロエ。相変わらず子犬のようで可愛いと思っていたら急に距離感が近くなったり、いつでも甘やかしてくるルークにクロエは翻弄され、次第に心が溶かされていく。
「あぁ、どうしよう、沼にはまってしまいそうだわ」
心に傷を負った女性が年下に溺愛される話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 09:15:28
141794文字
会話率:32%
【忘れ去られた〝平成〟の村。謎の感染症におかされた青年は、刃を背負った少女に拾われる】
〝おやどり〟がいなければ、まともに歩くことすらままならない。それが、俺の身を蝕んだ奇病の症状だった。
見知らぬ場所、見知らぬ人たち。目覚めた俺は、自
分が誰なのかすらわからない。
パニックに陥る俺を助けてくれたのは、ひとりの女の子――はとちゃん。
日本のどこかにある山奥の秘境、蛍灯村(けいとうむら)で、かつて流行したという〝ひなどり症候群〟に、どういうわけか感染してしまった。
そんなどこの誰とも知れない俺の手を、はとちゃんは引いてくれた。
戸惑いながら、あたたかく迎えてくれた村のみんなとも打ち解けてきた頃。
〝iONウイルス研究所〟の所長を名乗る空閑清華(くがさやか)という女性が、俺たちを訪ねてくる。
〝ひなどり症候群〟の治療法研究に力を貸してほしいという彼女らに対して、村のみんなは、なぜか否定的だった。
その確執を前にして、俺はやっと知るんだ。
ここ蛍灯村が、〝ひなどり症候群〟の流行によって日本という国から隔絶され、いまだ〝平成〟の時代が続いている、忘れ去られた村であったことを。
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 00:31:54
30002文字
会話率:40%
「佐藤悠真さん、あなたを研究対象として選びました」
突然の申し出に戸惑う高校生・佐藤悠真。
相手は、AI研究所所長の娘で天才AI研究者の星野未来。彼女の目的は「恋愛感情の研究」。
未来は悠真の心拍数や表情変化を記録し、恋愛感情のメカニ
ズムを解明しようとする。しかし、そんな未来の純粋な研究熱心さに、次第に心を奪われていく悠真。果たして、未来が悠真を選んだ本当の理由とは...?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:10:00
18463文字
会話率:38%
一人が見れば妄想
二人が見れば現象
複数人が見れば世界となる
幼い頃から、幽霊が見える青年。
見える力を忌み嫌い、なくしたいと願う彼はある日、白銀の髪をもつ、美しい男と出会った。
『ようこそ、神霊事務所へ』
神や霊に関する悩
みを受け付けるのだと、男はそんな事務所の所長を名乗る。
青年は知っていく。霊とは?神とは?そして、自分の力の正体を。
お客様は人間だけとは限らない。
人と、霊と、神が紡ぐ、この世のお話。
_________________
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:30:44
41246文字
会話率:56%
理不尽な経緯でよくわからないまま刑務所所長の父親により牢獄へ収監され早3年。
まだまだ服役期間は残っていた。
……あと7年だっけ。
もうとっくに慣れた生活。
このまま刑期満了まで変わらぬ生活をするだろう。
「囚人番号721番。命令だ、
出ろ」
それは鍵を解錠し牢獄の扉を開けた刑務官の声と共に終わりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:48:35
10769文字
会話率:39%
様々な種族が住み、剣と魔法が当たり前の異世界フィーバー。
数多ある国の一つ、聖王国エクスカリバーには……風変わりな第一王子が居た。
大好きな歴史の研究を続けるため、臣下や両親である国王夫妻の反対を片手に押し切り、王太子の座を弟に譲り渡し
、自分は古代史研究所で所長として古代史を研究していた。
そんなある日、遥か昔にあったとされる天魔大戦の記述を何と無く読み解いた彼は、最古の神書に記された記述と繋がりがあることに気付く。
世界各地にある迷宮と、天魔大戦、そして神の怒りによって一度滅ぼされた世界。
迷宮に行けば、繋がりに対する手掛かりが掴めると思った彼は、側近で助手を務めるシュラウトの目の前から転移魔法で脱走するのだった……。
これは好奇心旺盛な王子と、後に出会う者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:32:02
20294文字
会話率:44%
井上晴秀が殺害された。捕まらない犯人に苛立った家族は、名探偵として名高い弓月知泉を招き事件の解決を依頼する。弓月は秘書の藤川を連れ意気揚々と井上家に乗り込んだ。夕食の席で藤川は意識を失い、翌朝、ホテルで目を覚ます。弓月の姿がなく、井上家を尋
ねたがそこに屋敷はなく、見知らぬ老人が一人、庭いじりをしていた・・・ミステリー好きなオヤジ向け本格探偵小説
【登場人物】
弓月知泉~弓月探偵事務所長
藤川世一~弓月のアシスタント
井上晴秀~井上家当主、被害者
井上淳子~晴秀の妻
井上輝秀~晴秀の弟
井上晃~晴秀の息子
田上常永~晴秀の友人、職場の同僚
青田大輝~親戚
【注】この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 07:30:03
108869文字
会話率:43%
どれほど科学が進歩しようと人間関係はなくならない。
人間そっくりのロボットが作れても、街に人間関係のトラブルが絶えなかった。
カイエはそんなトラブルを解決する事務所で働いている。かつて『事故』で他人に助けられた彼女は、他人のために働けること
に喜びを感じる――はずだった。
一緒に行動する最新型の先輩ロボットは、子供っぽくてちょっと頼りない。
『事故』で亡くした婚約者に執着する所長は、気に入らない依頼は全く受けない。
だが、ある依頼を引き受けたことから、彼女達は『事故』の真相に近づいていく。
近未来。『昨日よりよい明日を』求める巨大企業の下、『今日という日を犠牲にし続ける』人とロボットの物語。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:23:42
59014文字
会話率:42%
〈日出ずる国〉日鶴の東に浮かぶ絶海の島に建設されたエンバーランド基地で、松浦譲二達は、敵軍の魔改造兵と呼ばれる人外の鬼との戦闘に特化した格闘兵の新兵訓練を受けていた。
ある大暑の日、島へ帰ってきた所長のヴァネッサ・ローズ少佐は、前線での
格闘兵の損耗数増加という悪いニュースと共に、譲二達四期生の編入前倒しを宣言する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:00:00
356679文字
会話率:32%