龍成は彩夏と小説で受賞を目指していた。二人は専門学校の同級生であり、互いの不足を補い合う同盟で一つの合作を創作していた。
雑念を省いた全力の創作課程で、龍成は自分とは異なり才を持つ彩夏の成長を目の当たりにし劣等感を抱くが、そんな彼の前に
別の才を持つ美春が現れ、創作についての交流を深めるようになる。彼女は内気で明確な意思表示をしない彩夏と違い快活で、いつしか新たな相棒になり得るその魅力に惹かれてしまい、そのせいで彩夏との関係が悪くなる。
ある時、美春に専門学校時代を聞きたいとせがまれる。それは龍成にとって彩夏との出会いと度重なる落選の記憶で、それを聞いた美春により本当はどうしたいのかを問われる。
目標はあくまで受賞、可能性が高いのは彩夏であると再認識した龍成は関係を修復すべく動き出すも、予想外に彩夏より急接近され男女関係になってしまう。
雑念を省いていたのは相棒を異性として見てはいけないと思っていたから。
以降かえって安心し、創作は順調に進むが、なぜか彩夏は頻繁に涙するようになる。
涙の答えは不明のまま、ついに合作は完成、さらには念願の受賞を知らされる。
が、どういう訳か彩夏は自殺未遂を起こし意識不明の重体に。混乱し原因の究明に奔走するが、解明に至らず。
絶望した龍成は美春に相談。その際、龍成の知らぬところで彩夏と接点を持っていたこと、彩夏が創作で悩んでいたことを打ち明けられる。
向き合えていなかったと悟った龍成は回復した彩夏と腹を割って話すことに。実は同盟を解消したがっていた事実を知る。
しかし、それは龍成を誰より認めているから。
彩夏は学生時代から彼に強く影響を受けており、だからこそもう一度一人で書いて欲しかったのだ。むしろ彩夏は自分こそが龍成に依存しその才を潰しているのだと、そんな自分は消えるべきだと涙する。
愛する女に誇れる自分でありたい龍成は願いを受諾。一人の作家として筆をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 02:19:39
124309文字
会話率:40%
衆院選の投票期日が迫ってるなか、候補者の名前を書かないで投票する白票票行為を勧めるマスコミや個人の発信を見聞きして、白票じゃなくて名前を書いて投票することをお勧めする文章です
最終更新:2024-10-23 12:23:02
2173文字
会話率:10%
とある山の中に、垂れ目フェチをこじらせた狸が住んでいた。
ある時彼は、うっかり顔だけしか見ていなかったせいで、垂れ目のマッチョくんを化け物世界側に誘い込んでしまう。
「思ってたんとちゃう……」と、と人間界へ返品しようとするも、狸の人間形
態を「好みのタイプだヨ!」とのたまったマッチョくん。溢れかえる図々しさと爽やかな傍若無人さのまま、狸の家に居座ってしまう。
そこに、狸いわく、陰湿ストーカー行為をしかけてくる垂れ目美形の狐も加わって、なし崩し的に、お山の奥で二匹と一人のドタバタ共同生活が始まってしまった。
そんなある時、彼らの住まうお山で、首なし遺体が発見される。
別に解決する気など全くなかったのだが、諸事情から解決を余儀なくされた二匹と一人は、やる気なく事件究明に向けて動き出していくことになる……
※ストーリーに恋愛要素はほとんどありませんが、同性間の恋愛意思表示や発言、表現があるためBLタグを入れています。
※カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 16:50:29
49614文字
会話率:64%
◆あらすじ◆
とある本丸が、単独で時の政府に対してクーデターを起こし、歴史を守るための戦いを止めさせます。
加州清光が初期刀で主人公です。
特定の刀剣男士が折れたり犠牲になったりはしません。
シリアス展開しますが最後はハピエンです。
◆改変・刀剣乱舞 注意書き◆
*創作女審神者が出ますが、誰とも恋愛関係にはなりません。
*主に加州清光と三日月宗近が出ます。
*いわゆる腐CP要素はありません。あくまで仲間です。
*極めている刀剣男士も存在しますが、作中では特に誰が初か極かは書いていません。
*「原作ゲームがこうだったら良かったのに」で書いています。
そのため捏造設定まみれです。
原作にはなるべく沿いますが、元々ある設定などをわざと変えている場合があります。
*対大侵寇「防人作戦」の設定や台詞や出来事を大幅に改変しています。
*原作ゲームでは防人作戦開始の半年ほど前に「三日月宗近から三日月宗近が贈られ」て受取箱に入っていましたが、この作品の世界線では、審神者就任三日目に贈られることになっています。
*2023年4月の大型アプデは起きていない世界線です。
そのため、錬結は上限なし、審神者の誤操作によるロック解除からのロストも起こりません。
*疲労困憊・疲労散露・異去や宝物などの要素は存在しません。
*誤字脱字ごめんなさい。気づいたら適宜直します。
*AI学習お断りします。人気作家でもないのでAI学習の素材にはならないと思いますが、プロだけでなく素人も含め巧拙関係なく多くの人が意思表示することが、すべての創作者の権利を守ることにつながると考えます。
*ハーメルンとPixivにもマルチポストします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 16:09:45
74774文字
会話率:41%
10年ぶりに再会した2人。お互いに惹かれているものの、はっきりと意思表示ができない。同性であることで複雑な感情を抱き、素直な気持ちになれない。それでもお互いを思いやり、大切な存在であることは過ごす日々の中で確実なものになっていく。
最終更新:2024-03-02 21:33:43
7902文字
会話率:90%
改めてなろう投稿がんばりたいなぁって意思表示です。
最終更新:2024-01-02 21:43:25
1410文字
会話率:0%
車の後ろに電光掲示板をつけて『ありがとう』とか表示できればいいのに
キーワード:
最終更新:2023-02-09 15:10:33
2531文字
会話率:0%
あなたが送ったメッセージが、相手にスルーされた!反応がない、それって、“相手にとっては嫌われてもいいと思う程度の存在でしかないから”です、という身も蓋もないことを綴った、読んでくださる人の心をえぐるエッセイです。
キーワード:
最終更新:2023-01-18 18:46:29
2359文字
会話率:0%
ある夜、錦蛇に舌を盗まれた里次郎。精神を病み、幾度もの自殺未遂の末、意思表示の手段を失う。
隔絶された自己意思の中で、ヒトは何を感じるのか。
精神的孤独に喘ぎ苦しむ男を描いた、サイコホラー作品。
最終更新:2022-10-28 21:15:29
2422文字
会話率:21%
好きになれないものはスルーしろとはよく言われるところであるが、どうにもブロック=スルーだと思われているような気がしてならない。ミュートはもちろんスルーである。しかしブロックは、『嫌いだから』程度で気軽に使っていいものではない。ブロックとはス
ルーではなく、相手を拒絶する意思表示なのだから、無駄なトラブルの元にもなりかねないということをわかっている人は、一体どれだけいるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-10-06 20:03:30
2374文字
会話率:11%
希死念慮と戦う私のただ一つの願い。
最終更新:2022-06-08 06:07:17
686文字
会話率:0%
司法界に絶大な影響力を持つ法務貴族ギルティ家に生まれた狼耳に尻尾の人狼少女、もしくは元ギルティ家令嬢ノット・ギルティ。
裁判漬けの生活を疲れて家を出た彼女は、落ち目の貴族ジトーク子爵家でメイドとして働いていたが、策略によりジトーク子爵殺害の
濡れ衣を着せられ逮捕、裁判にかけられる。
取調中に毒を盛られ、声と自由を奪われたノットの裁判を取り仕切るのはギルティ家の体面を守る為、彼女を「潔く有罪」にしようとする実兄たちだった。
意思表示能力を奪われ、強引に有罪にされかけるノット。
しかし、その法廷には皇室の法務を司る全身鎧の皇室顧問法務騎士ハフリ、幼少ながら強大な聖力とカリスマ性を持つ第六皇子グーセイが傍聴に訪れていた。
裁判の異常さに気付いたハフリの申し出によってグーセイ皇子の治療を受けたノットは、その場で麻痺から回復する。
自由を取り戻したノットはかつて『猟犬』と呼ばれ、多くの被告人を処刑台に送り込んできた最強の法務助手だった。
自らの弁護についたノットはスピード判決を狙うギルティ一族、捜査当局が用意した証拠の不備、証言の矛盾や不正などを指摘して論破。
彼女に濡れ衣を着せたジトーク子爵殺害の真犯人マーダラー執事を追い詰め、さらには事件の影に潜んだ、かつて帝都を騒がせた殺人鬼『ヒトキリ』の正体を明らかにしていく。
物理にあらず、魔法にあらず、証拠で殴る法廷バトルファンタジー。
<作品仕様>
全95000字程度(人物リスト等を除く)
3部構成(1、法廷前編 2、調査編 3、法廷後編)
短期集中連載。26日中に完結(事件解決)となります。
犯人は最初からわかっているタイプのお話です(倒叙風味)
謎解き度は低めです(刑事ドラマくらいを想定)
陪審員制度なし、テンポ重視のスピード裁判制度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 20:08:04
100021文字
会話率:43%
小学校から中学校にかけていじめを受けていた影裏辿(かげうらたどる)は、平穏で平和な楽しい学校生活を送ることができず、高校入学前の春休みを迎えた。
胃の痛くなる生活が終わり、もうあんな辛い思いをしなくていいという、もの凄い解放感があった
。
夜は快眠、朝はいつもより目覚めがいい。
洗面所で顔を洗うついでに、乱れている髪を整えてから服を着替える。
外に出ると、天気がよく日差しが眩しい。所々桜も咲き始め、花びらが一枚、僕の手元に落ちてくる。気分がいい為、僕はコンビニに寄って丘の公園へと足を運ぶことにした。
何を買いに行くのかというと、桜餅とジュースだ。安直だが、桜が咲いているのであればついつい食べたくなるものだろう。公園は、丘を20分ほど登った先にある為、体力のない僕はのどが渇く。だからジュースも一本買っておき、行きながら飲もうと考えている。
コンビニに着くと、先に桜餅がどこに置いてあるかを探す。すると、どうやら最後の一個のようで、置いてあるところに行き手を伸ばす。
だが、伸ばした手は他の人の手と当たり、同じものを手に取ろうとしていた女の子の方を向く。
何の感情も持たないようなデフォルトの無表情で、知的な雰囲気を纏っている。瞳は雨雲のように薄暗く、前髪は眉にかからない程度だが、顎のラインまである横髪。さらに、桜の形をした髪留めをしている。歳の差はほとんど無さそうだった。
桜餅をその女の子に譲り、代わりとしてきなこもちとジュースを買って公園に向かう。
息が上がりながらも登っていき、頂上前にある遊具の広場で一休みする。
日陰のあるベンチに座り、上着を脱いでベンチにかける。
陰にいるおかげか、春風がとても涼しく心地いい。
十分な休憩をとり、もう一踏ん張りと上着を忘れず持って立ち上がる。
すると、どこからかボールがこちらへと転がってくる。
「そこのお兄ちゃ~ん、ボール~」
ボールを拾ってという意思表示なのは分かっていたが、同時に『そこのお兄ちゃんボールな~』と脳内変換され、一瞬どっちの意味かで戸惑う。
そんな中もう一人、男の子の後ろから、女性が追いかけているのを確認する。
「ちょっと! 走ったら転ぶわよって!? うわあああ!」
この二人の出会いが、過去に深く関わっていくのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 09:45:53
28594文字
会話率:37%
通りすがりの読者様へ!
これは「あらすじだけ企画」の寄稿作です!
長編の構想を独立した短編作として読めるように濃縮したものです!
驚かないでください!!
最終更新:2021-01-02 02:00:00
1872文字
会話率:6%
詠み人のシキミは、カナメというきれいな鳥を飼っている。カナメは、白の羽毛に覆われた全身を白装束で包んで、鳥足で二足歩行する上に、お山の管理者もしているという不思議な生き物だ。ある日、カナメが耳輪をくれた。何の気なしに受け取ったが、カナメの友
人が言うには、これがなかなか深い意味をもつものだったらしい。その意味を知ったシキミは、大事な鳥からの可愛い意思表示に、飼い主としてお返しをしなければならないと思った。
きれいな鳥を捕まえた飼い主と、その飼い主を囲い込もうとしている鳥の話。
「飼い主編」本編4話、番外編4話。「伴侶編」本編2話。Twitter(@torikaitai_yo)で小ネタ。11月27日、番外編1つ追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 06:00:00
42377文字
会話率:40%
「おい、おっさん。いいから脱退してくれよ」そんな言葉と共にパーティーを脱退、更に落とし穴に落ちた魔術師のカーン。その先で見つけたステータスリセットのスクロール。これを使った俺は能力を回避極振りにしてしまう。いつの間にか追加されていたスキル『
あたらない』。この効果驚くほどのチート性能だった? 再加入を懇願されてももう遅い! その指摘はあたらない、その指摘もあたらない!※この小説はフィクションです。実際の人物、団体等とは一切関係ありません。本小説の作者がこの小説により特定の意思表示、主張をしているとのご指摘はあたりません。
本小説は、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 23:30:10
9932文字
会話率:37%
誰かと話すでもなく、何か意思表示をするでもなくひたすら何かを見て過ごす日々。
そんな日常は急に終わりを迎える。
流されるまま言われるまま行動する主人公が心を知る旅に出る物語。
尚、本人に旅のつもりはありません。何が起こっているのかもあまり理
解していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 22:00:00
10727文字
会話率:30%
「公爵令嬢、レイナ・ランドリフス。貴殿がフィリア・ラブリス男爵令嬢を不当に貶め、器物を破損し、さらにはその身に危害を加えたことは分かっている。その行為、それ自体が公爵令嬢としてまず不適切であり、そして王家の婚約者としてその振る舞いは傲慢であ
り、やはり不適切である。したがって、貴殿との婚約の破棄を望むことを私はここに意思表示する。そして、私はフィリア・ラブリス男爵令嬢との間に真実の愛が芽生えていることを自覚した。そこで私はフィリア・ラブリス男爵令嬢に対して婚約を希望することを表明したい。こんな感じで当日君に婚約破棄を提案しようと思うのだがどうだろうか? レイナ?」
「「馬鹿ですか? 殿下」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 07:00:00
4696文字
会話率:51%
初詣に訪れた少年の願い事は、今年こそきちんと意思表示のできる人になること。
ポコン
『いいよ。力を貸してあげる』
目の前には、どこかで見たようなふきだしが…
少年の願いは叶った!のか?
最終更新:2020-02-08 13:05:02
40710文字
会話率:31%
意思表示・・・ではないけれど。
ちょっと書き留めておきたかったこと。
キーワード:
最終更新:2020-01-30 01:56:17
208文字
会話率:0%