湿った空気が頬を撫でる、曇った気持ちが立ち込める。気分は既に低気圧。そんな心に映った景色、遠く遠くの光った景色。
最終更新:2024-07-14 17:25:45
234文字
会話率:0%
M放送局記者の俺、帝(みかど)俊平は謎の国・リプレ共和国への出張を命ぜられた。取材団はテレビから野本副部長ら四名、ラジオから俺の、合わせて五名。新潟港から半島東の港・ウオンサンに向かったが、低気圧接近で船の到着が遅れるトラブルに遭う。
取
材団は表向き、共和国のクム・イルソー主席生誕七十二周年の音楽フェスティバルにジパングから参加する芸術団の随行取材だが、真の目的は共和国の裏事情を探ることにあった。
帰国間際になって芸術団の歌姫・近江富士子が失踪した。背景には富士子をクム・イルソーの宮殿に奉仕させたい主席と芸術団団長の桐畑加寿子の間の密約があった。意外にも富士子はその密約を素直に受け入れて宮殿に入り、一年が過ぎる。短期出張のはずが、失踪事件をきっかけにM局は共和国内に支局を作り、T通信社と共に富士子の失踪事件を追う。
富士子には宮殿に入る目的があった。両親を共和国に拉致され、公開処刑され、兄も不審死を遂げるという家庭崩壊の元凶がクム・イルソーだったのだ。
その個人的怨念と、共和国と半島で対立するオプレ民国のクム・イルソー暗殺計画が手を結び、宮入りから一年後に歌手として不動の地位を気付いていた富士子は服用後まる五日経った時点で猛毒で即死させるという錠剤をクム・イルソーに飲ませ暗殺を実行する。
富士子は、恋人のソンイルと幼馴染の共和国軍兵士、クム・ヤンスと共に軍事境界線から民国に逃れ、ソンイルの伯父・ドンスと再会する。
ドンスは怪我を負って脱北し、民国に逃れていたが、反共和国組織を率いる彼こそが富士子をクム・イルソー暗殺チームに引き入れ、特殊訓練を施したのだった。
ドンスをプロデューサーとする暗殺チームの背後には民国を裏で支配する傷痍軍人の組織・七人委員会があった。富士子とソンイルは七人委員会により、主席暗殺の記憶を手術で消されてしまう。
主席暗殺説はマスコミの虚々実々の報道の中で真相は闇に消えて急速に萎んで行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 14:56:54
25659文字
会話率:29%
お前はアヒルだ!この湖に置いて行く!
白鳥の群に紛れ込んだアヒルの苦悩とは…
ハンス・クリスチャン・アンデルセン著の「みにくいアヒルの子」は百年以上にわたって読み継がれてきた名作であり、この物語は、その名作のオマージュである。
白鳥の群
の中に一羽紛れ込んだアヒルの苦悩を描く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 16:27:19
9661文字
会話率:36%
荒筋、ないです。詩、でしょうか?
最終更新:2023-12-04 04:23:03
460文字
会話率:0%
西暦2027年9月、太平洋のど真ん中、マーシャル諸島で熱帯低気圧が発生し、台風へと成長。夏の風物詩である毎年おなじみの台風――その筈だった。
しかしこの台風は違った。前代未聞の勢いで急激に発達した台風は日本への直撃コースを取って進撃。圧
倒的な風の雨の力を以て、日本を殲滅しにかかるのであった。
――これは、たったひとつの自然災害が、世界有数の大国を滅亡させるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:00:00
101167文字
会話率:21%
頭痛がする私。原因は低気圧と風邪のなりかけ、そして車酔いとストレスと肩凝りとブルーライトの浴びすぎと傘の匂いと打撲等々である。こんな私を襲う思いがけない運命とは、というほどのドラマはどこにもないそんな話。
最終更新:2023-07-14 19:39:29
4199文字
会話率:37%
夏の嵐。それに充てられて、女は朦朧と求めてくる。
気を紛らわす為の生に縋る行為。
それから紡がれる、好きな所。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方は
ご注意下さい。
本編よりもオマケの方が際どいです。
一滴のメンヘラが入ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 19:53:53
1035文字
会話率:56%
偏頭痛持ちではありませんでしたが、突然きました。
低気圧に文句も言いたくなります。
最終更新:2023-05-01 23:52:05
200文字
会話率:0%
東北のある地方都市。千葉大学医学部1年生の下村歩佳(しもむらあゆか)は夏休みに帰省をし、会田(あいだ)病院に向かっていた。院長の会田あいに会うために。
会田病院はどこにでもある町医者で、あいの義理の祖父がはじめた。三代目の院長を継いだあいの
夫は3年前に亡くなり、今は未亡人のあいが院長をしている。
下村歩佳は東京で育った。証券会社の社員の父がこの街に転勤になり単身赴任をしていた。小学五年生の時に歩佳の希望で、父のいるこの土地へ母とおもに移った。
転校して早々具合が悪くなった歩佳は、会田病院で診察を受け、「低気圧の影響」とあいに告げられた。歩佳は女医のあいに憧れ、医学部を目指し、この春無事に合格をした。千葉への引っ越し前は慌ただしく、コロナもあり、あいにお礼を言う機会を逸していた。
最近、あいは市の広報誌に紹介され、それを母が送ってくれた。記事によれば、あいは一度大学を卒業し、都内で就職をした数年後に、地元の国立大学の医学部を受験して医者になったとあった。
歩佳の訪問を受けた後、あいは喉の奥が苦くなるような不快さを感じた。
「自分のような人間が、若い世代に影響を与えてはいけないのだ…」そう口にしながら、あいは自分が歩佳の年齢だった頃からの来し方を振り返る…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 23:44:53
29773文字
会話率:45%
体内の低気圧レーダーが、頭痛と共に低気圧をお知らせします。
いらん、そんな機能!!(ノД`)・゜・。
掃除機かけながら心に渦巻いたことを、ただ文字に落としました。
でも結構、悩んでる方多いよね??
最終更新:2022-09-01 11:01:53
357文字
会話率:0%
雨の日の午後のひとときを切りとりました。
とくに何も起きません。
ほんの少しだけ百合風味です。
最終更新:2022-08-20 04:12:25
1598文字
会話率:75%
激しい雨が久しぶりに降りました。
災害にならないくらいの恵みの雨であれ。
雨だから大人しくしてようと思いましたが
やっぱり書いてしまった
キーワード:
最終更新:2022-07-05 18:43:37
251文字
会話率:0%
希死念慮と戦う私のただ一つの願い。
最終更新:2022-06-08 06:07:17
686文字
会話率:0%
今日ははっきりしない天気でした。
最終更新:2022-03-28 20:01:01
261文字
会話率:100%
台風は嫌ですよね。誰しも。
最終更新:2020-09-23 21:22:27
475文字
会話率:0%
漫才ネタです。お天気について、天気予報やお天気キャスターのことをネタにした作品です。
最終更新:2022-03-24 22:34:11
1912文字
会話率:100%
夜、天気予報を見ていると、ふと気になることがあった
最終更新:2022-02-21 23:00:00
1069文字
会話率:0%
オリジナルの三題噺。(^ω^)
言葉遊びあり、下ネタあり、人情噺あり。
短編をシリーズにしていきたいのでよろしくお願いします。
最終更新:2022-02-17 20:00:00
746文字
会話率:40%
熱帯低気圧のイマイくんが、台風に成長して、北海道のお天気お姉さんに会いにく様を描いたお話。
キーワード:
最終更新:2021-11-01 22:47:36
3986文字
会話率:59%
可愛がられたかった一人の少女の詩。
※低気圧頭痛によるネガティブスパイラルが生み出した習作です
最終更新:2021-09-09 19:00:00
386文字
会話率:0%
dヒッツで鶴の低気圧ボーイが聴けるようになっててうれしかったんで書きました。
最終更新:2021-07-16 14:57:17
2021文字
会話率:33%