フランソワは両親の事故死で突然女伯爵になることが決まった。領主教育は受けていたもののお嬢様で過ごしていたが、親族の魔の手から家と領地を守る為には、後ろ盾の祖父や古参の上級使用人達に協力してもらいながら、寝る間も惜しんで経営の勉強を始める必要
があった。。
喪が明ける頃には漸く成果が出始め平穏が戻ると、釣り書が執務室の机にうず高く積まれるようになった。だが調査を入れると禄でもない相手が殆どだった。
フランソワは報告を聞き結婚が嫌になっていた。
その中で最後に残ったのが王宮文官で真面目なアランだった。子爵家の三男で家を継がない彼は美形だが令嬢たちの結婚相手では無かった。遊び相手として誘われても上手に躱していたことが今回の選考に残った理由だった。
男性たちの不実ぶりにげんなりしていたフランソワに侍従の一人が契約結婚はどうかと勧めてきたのだ。家の為だと割り切って契約結婚を持ちかけてみることにしたフランソワだったが、そこには誠実に愛を捧げようと誓うアランがいた。
お嬢様の幸せに繋がるように、真面目だけのアランに侍従達は婿の心得と
腹黒系の貴族紳士の身の処し方を教えることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 10:12:50
22625文字
会話率:50%
45歳、独身、冴えないサラリーマン――寿篠我利(ことしの がり)。
真面目だが騙されやすい性格が災いし、職場では借金の保証人にされ、婚活アプリでは貢ぎ体質で失恋を繰り返してきた。
自作した「騙されないための心得マニュアル」だけが、彼の小さな
武器だった。
ある日、彼の人生は突如終わりを迎え、目覚めた先は「異世界」。
女神に「あなたは勇者です!」と騙されかけたが、これまでの痛い経験が活きる。
「具体的な契約書をください」と求め、女神をしどろもどろにさせた末に――
特典として、謎の神器【しゃもじ】を与えられた。
異世界に降り立った我利は、まず「焦らず、現地の人を信用しない」ことを徹底。
近くの小さな村へ向かうが、早速、怪しい商人に「魔石だ」と偽ったガラクタを売りつけられそうになる。
慎重にしゃもじで商品を調べた結果、偽物であることを暴露。
怒った商人は逃げ出し、我利は思わぬかたちで村人たちから信頼を得ることになる。
"騙されないため"に慎重を重ねた一歩が、結果的に異世界での小さな成功につながった。
――寿篠我利、異世界生活スタート。
地味だが確かな歩みが、やがてこの世界を変えていくことになるとは、まだ誰も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 13:52:26
3352文字
会話率:20%
別格出演:神輿恋菜画伯 別名『出雲のヤマタノオロチ』
最終更新:2025-04-29 12:00:00
10627文字
会話率:28%
やる気のない警備員である堅斗(ケント)は、今日も今日とて暇そうに夜間施設警備の仕事をしていた。いるだけで金が貰える素晴らしき怠惰ライフ。だったはずが、気付けば異世界の地に降り立ってしまっていた。目の前には剣で武装した敵、手には警棒、頼みの綱
は「警備の心得」なる謎のスキル。
こんなんでどうしろと!?
文句を言っても仕方ない、どうにかして警備員として生き抜け堅斗!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 17:35:30
60270文字
会話率:35%
一騎当千の武士にとって、速記の心得など必要ない、と普通は思う。しかし、武士に速記の心得があったら、鬼に金棒というものである。ただし、プレスマンは、金棒ほど強くはない。
最終更新:2025-04-28 00:00:00
395文字
会話率:0%
摂関にも、速記にも、こつというものがあり、それを伝えるべき相手を選ぶということが大切である。
最終更新:2025-01-06 00:00:00
253文字
会話率:0%
速記の心得のない人は、速記文字を見て、読めなーい、などと言うが、そもそも他人の書いた速記文字は、読めなくて当然である。
最終更新:2024-09-18 00:00:00
291文字
会話率:0%
吸血鬼とも呼ばれる「月夜の民」であるエンリェード。
ある日彼の父親宛てに届いた手紙は、月夜の民の王との盟約に従い、兵を連れて人間との戦いに参戦せよというものだ。
父亡き今、一族の中で自分しかその盟約を果たせる者がいないと考えたエンリェ
ードは、単身月夜の民の王が治める領地を目指す。
そこで出会ったのは、月夜の民の王に育てられた人間の騎士、フィンレーだった。彼は月夜の民の王を父親のように慕っており、現在、人間たちとの契約によって封印されている王を取り戻したいと願っている。
月夜の民と人間。種族の違う二人は、月夜の民を滅ぼそうと兵を集めている人間の領主セント・クロスフィールド率いる遠征軍との戦いに挑む。
人間より長生きなため賢者感のある主人公と、若い人間の青年(一般的にはこっちの方が主人公感がある)の友情と戦争の話です。
バディ要素を持つ作品を募集するコンテスト用に書いたものでした。
屍師シリーズの主人公であるエンリェード(ルル・シーカ)が黄昏の地に行く前の過去の話。
シリーズを知らなくても特に問題はありません。
Pixiv小説にある同名の作品と同じ内容ですが、章タイトルだけこちら用に適当に付けました。
何となく、モチベーション維持のためにこちらに移管してみたり。
以下、登場人物一覧。
エンリェード:主人公。妖精族(エルフ)系の月夜の民、変異種、吸血鬼などと呼ばれる、魔力で生きる闇の時代の住人。寡黙だが聞き上手。冷静で比較的頭脳派。召喚術と治癒術の心得がある屍学者および薬学者。黒狼公の息子。
フィンレー:「月夜の民の王」と呼ばれている月夜の民の男に育てられた流枝の民(普通の人間)の青年。十代から人間と月夜の民との戦いに参戦し、腕を磨いてきた近衛騎士。実力もあり、人柄も頭もいいが、軟派な性格が玉に瑕。
ルース:流枝の民の商人で十代の少年。思い込みが激しい。
ユーニス:流枝の民系の月夜の民の女性。フィンレーの恋人。
ルクァイヤッド:堅木の民(巨人族)系の月夜の民。軍医。
イドラス:妖精族系の月夜の民の戦士。白狼公。
ラト:若草の民(小人族)系の月夜の民の商人。
キナヤトエル:妖精族系の月夜の民の女性。治癒師。
サム:流枝の民系の月夜の民の料理人。
ロスレンディル:妖精族系の月夜の民の薬師。
ヴァルツ:流枝の民系の月夜の民の戦士。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 21:00:00
105436文字
会話率:37%
小柄で可愛らしい少女、天宮愛花
彼女は界隈では名の知れた名探偵を祖母に持ち、自身も探偵として活躍中
人為的に創られた謎から偶然出来た謎、大きな事件から小さな謎まで
祖母から受け継いだ知識、頭脳、そして心得を武器に、事務所の仲間である白石直
人と西森浅葱と一緒に数々の謎に挑め!
ギリギリなパロネタも可愛い少女なら許される!?
見た目はまだまだ子供、頭脳はそこそこ大人な美少女中学生探偵のライトミステリー小説
※この作品は別サイトで別名義で投稿していた作品の修正小説になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 02:31:41
7037文字
会話率:61%
一つだけ、悔いを残して戦死した主人公『シュウ』は死後の世界で自称『創造主』の不思議な子供と出会った。その子供はシュウの悔いを交渉の種に『異世界にあるハーフの村を救ったら、記憶を保ったまま元の世界に戻してやる』と提案してきた。そうして、魔法が
存在する異世界に生前の姿のまま転生したシュウは、そこでエルフの少女『ミレナ』とその仲間が住むハーフの村に行き着く。敵がいつ襲ってくるかもわからない異世界で彼はどうやって対処し、どうやって村を救うのか。村を襲う敵とは? 苦悩が彼を待ち受ける!
*異世界転生ですが、現代日本人が転生するわけでもなく、チート、ハーレム、ざまぁ、追放、スキル等もないです。あるのは戦に心得がある程度。
かなりダークなのでストレス耐性の無い方は厳しいかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:30:00
1013500文字
会話率:38%
時は戦国。貧乏な忍者の里。
できれば立派な殿にお仕えし、一族繁栄、食うに困らぬ暮らしを皆がおくれるようにしてやりたい。
若は悩んでいた…次の元服で5人衆を忍組として送り出したいが、5人全員問題あり。
忍びとしての心得を半年後までに会得
できねば、我が忍軍に認めるわけにはいかない。
蘇芳丸、鉢ノ助、鋼太郎、幹兵衛、梅丸。
果たして、5人衆は忍者になれるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:40:50
230050文字
会話率:35%
スパダリに溺愛されて結婚をして離婚するまでの話
最終更新:2025-03-30 21:02:31
8597文字
会話率:44%
鈴木太郎という転生者が送る、異世界ハーレムの作り方。
最初に出会ったエルフの少女をまずは落としたい!
最終更新:2025-03-22 18:00:00
10337文字
会話率:58%
結びつきとは、強く心得ねばならないこと
最終更新:2025-03-20 23:00:00
2165文字
会話率:14%
俺がその言葉を知ったのは、4歳の時にザリガニ釣りをした時のこと。
付き添ってくれたじいちゃんが、心得として教えてくれたんだ。
その日、最初に捕らえた生き物は神様のお情け。すみやかに神様へ返すべきだと。
当然、俺がその日に釣った一匹目のザリ
ガニも、勝手にリリースされてしまう。
いったい、何様のつもりなんだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 19:46:55
3989文字
会話率:4%
この世には、絶対令嬢と呼ばれる者が存在する。
絶対令嬢とはその名の通り、何かにおいて絶対的なのだ。
そのため権力は令嬢に集中する。
その領地においては、あるいは王よりも権力があると言えるかもしれない。
それを王家が咎めないはずがない
、と思うかもしれない。
だが、王家にも、絶対令嬢は止められないのだ。
大抵、絶対令嬢と呼ばれる者たちは、権力を持つ理由がある。
何かにおいて絶対的なものがある。
あるいは金鉱、あるいはダンジョン、あるいは資産…数えきれないほど可能性はある。
絶対令嬢を目指すレイモンド家の令嬢、ノース・ブーディカ侯爵令嬢は、その中でも、最難関のものに挑戦しようとしていた。
"魔獣ダイヤ"、である。
魔獣ダイヤについて説明しておく必要があるだろう。
魔獣ダイヤとは、ある特定の魔獣から産出される希少なダイヤのことだ。
膨大な魔力を秘めた魔力貯蔵の塊であり、魔法に心得がないものが触れると、死んでしまうこともあるほどの劇物なのである。
なぜノース・ランデリーナ侯爵令嬢は、それを求めるのか。
それは———折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-17 19:21:51
2574文字
会話率:28%
ぼくの名は、アーベル。
両親はいない。つい最近まで父子家庭の子供だったけれど、父が他界したばかりだ。そして父がいなくなったことで、家の税金を払えなくなったから、ぼくには住む家もない。
けれど、悲観してはいない。
ぼくはもともと探検家
気質で、市街で過ごすよりも原野に出ている時間の方が多い子供だったからだ。狩りの心得もあるし、テントなんかも持っている。帰る家なんかなくても、夜を明かすことはいくらでもできた。
それよりも、ぼくは気兼ねなく草原や森、山などを目指せることにわくわくしていた。誰に迷惑をかけることもない。これからは、どこを探検するのも自由だからだ。
そんなとき、ぼくはふしぎな霧をみつけた。というより、気が付いたら霧の中にいた。さっきまで霞んでさえいなかった視界が、いきなり真白になって、そのことに初めて気が付いた。
それが始まりだった。ふしぎな体験へ、ぼくを誘う霧だったのだろう。ぼくは戻るということも考えず、霧の中を進み、一軒の家に辿り着く。その家の中では、見えない女の子の声が、ぼくを待っていた。
彼女は言った。
「一緒に住んで」
ぼくは頷いた。こんなふしぎな体験を、逃すつもりには慣れなかったから。女の子の声はヒノと名乗り、ぼくをふしぎな冒険へと誘ってくれると言った。
普通に聞けば、こんなに怪しい話はない。でもぼくはその話に乗った。
ぼくは、ヒノを信じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:00:00
116136文字
会話率:43%
初心者のための、オーガスさんの仕事心得指南。
会社の中には、たくさんの個が混じり合っていて、本当だったり嘘だったり。
社会人になる前の方、なったばかりの方に参考になればと思って綴っていきます。
あくまで私見ですので、平にご容赦を。
人間って
、年齢を重ねたから大人になるわけじゃないんですよ・・・、はぁ・・・。
それを言っちゃあ、おしめえよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 22:04:30
25724文字
会話率:47%
海軍兵学校45期生である小畠歓一海軍大尉の遺品の内、特に陸海軍に関係するものの複写物をここに掲載する。全十四点。
1、甲種飛行豫科練習生用 国史教科書 海軍練習連合航空総隊
2、小畠嘱託 霞ヶ浦神社合祀者名簿(追加用) 霞ヶ浦海軍航空隊(
表紙写真のみ)
3、昭和九、昭和一四 陸軍幼年学校 教授要綱
4、昭和十九年八月 甲飛徴募試験に対する所見 普通学教官室
5,昭和十九年五月廿八日 隊務日誌(三) 普通学部長
6,昭和十九年八月廿三日 隊務日誌(四) 普通学部長
7、昭和十九年八月 名古屋、姫路、鈴鹿海軍航空隊見学報告 普通学部
8、昭和十六年四月十日 後楽会会則 土浦海軍航空隊
9、甲種飛行隊科練習生短縮教程(一〇時間) 作文教授細目案
10、甲種飛行予科練習生作文教授参考 第十九聨合航空隊司令部
11、明治二十一年七月二十日内務省許可 武道初心心得 上、中、下、合本(表紙写真のみ)
12、日下部先生講 大正十五年十二月三日 日本文学書解説 小畠
13、昭和十一年五月改訂 三浦半島史跡概要 横須賀海軍航空隊予科練練習部
14、英国大艦隊 完(表紙のみ)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-28 18:16:44
3722文字
会話率:0%
小説の書き方。
設定がありふれてて何が悪いんですか。
具材をしっかり味見して、上手に調理するのが創作家の腕の見せ所です。
本筋とは外れていても、自分の良く知っていることを詳細に描写することが作品の深みになったりします。
味わう前に、設定
だけ流し読みして批判してくる声に筆を止めてもしょうがないじゃないですか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 15:48:53
1833文字
会話率:22%
ある雨の街角に、傷ついて地に横たわる小さき者をみつけた。私は護衛と馭者、私を監視する者に言う。
「この者を私の邸へ運びなさい。否やは聞かないわ」
護衛のダドリーは小さき者を抱えたまま馬車に乗り込む。私はそのまま座るように命じた。運転は監
視者と馭者がいれば十分だ。
馬車は再び酷い雨の中を走り出す。
私は確かに公爵家の娘だけれど、愛人と本邸に住まう父から嫌われて別の場所で暮らしている。本邸からかなり離れた森の中の家だ。
母はもうとっくに父に愛想を尽かし、離婚できないならと外国に渡っていた。愛する護衛騎士と一緒に、語学を学ぶ為だと言って。その彼との間に娘がいるらしいが公爵家では認知されていない。下手に騒げば全員いなくなることだけは理解しているらしい。
だから私のまわりには護衛1人と侍女1人、馭者1人、他に父が私に付けた執事と言う名の監視者が1人いる。
そして今日。
先ほど拾った小さき者を邸に入れた。
彼女の体は冷たく虫の息だ。
弱りきった痩せた体で雨に打たれていたのだ。
そうなるのも当然のこと。
護衛のダドリーは治療の心得があるから対応を任せた。
彼は妻である侍女マリアに濡れた体を拭かせ、着替えをさせた。小さき者は意識がなく脱力したままだったが、それをものともせず丁寧に身なりを整える。
ダドリーはその間に湯を沸かし、解熱剤と湯タンポを作っていた。薬草を潰した薬汁をガーゼで口に含ませる。飲み込めないから、舌で吸収させるだけだ。そして冷たい体を保温することに努めた。
あのままでは確実に命を落としていたはずの小さき者は、この日一命を取り留めたのだ。
今日のこの出会いが、2人の運命を変えていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:02:16
46907文字
会話率:28%
世界は再び魔王率いる魔族の侵略を受けようとしていた。
その時、一農民の少年クリフは聖剣に魔族に対抗することのできる力を持つ勇者として選ばれた。
クリフは故郷を離れ、魔王軍や配下の魔獣と戦いつつ、仲間を集めた。
あらゆる武術を心得、”戦
場の華”と称されたエリート女騎士、シャル。
盗賊から一国の傭兵団の長に上り詰めた一騎当千の獣人、アウロ。
数多の奇跡を起こすことのできる、最も髪に愛された聖女、ソフィア。
千年以上の月日を生き、全ての魔導を知り尽くした賢者、フロウ。
彼らはそれぞれの才能を活かし、日々魔族との戦いに明け暮れていた。
順調に勝利を収めていた勇者パーティであったが、彼らは問題を抱えていた。
パーティの女性メンバーは勇者に対して好意を抱いていたのだ。
それに彼女たちはそれぞれの理由で、恋愛の経験が全くない。
しかも、聖剣の影響で感情が奪われた勇者は、彼女たちの自分に対する好意を全く解することができない。
勇者パーティの副団長であり、勇者の幼馴染であるクラウスは、先頭を指揮しながらも彼女たちの恋愛相談に乗ることになる。
彼らは無事世界を救うことができるのか。
そして、彼女たちは勇者の心を攻略することができるのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-19 23:13:44
2390文字
会話率:33%
「――美しい死に方とは何だろうか。」緋石虎之介に助けられた那月は生まれてから今までの記憶を一切持たない少女であり、虎之介を守ることが使命だと心得ている。そんな彼女には、他の誰にも見えない世界が視えていた。それは、現実を改変することほどの超常
的作用を起こす粒子である魔力が支配する世界。常軌を逸したその力は地球上の法則すらも捻じ曲げてゆく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 23:23:03
12850文字
会話率:38%