嫌な上司から転属命令を下された平民騎士ニールは素直にそれを受け入れた。
何故か? 疲れ果ててしまったからだ。
彼は日夜凶悪な魔獣と戦い、勝利することで功績を積み立ててきた。
今日まで体を張って頑張ってきたのは、貴族になって不自由のない生活を
送るという夢のためだったが、彼は出世の競争に疲れ果てて夢を諦めてしまった。
とは言え、上司の悪口を心の中で叫ぶのは忘れない。
十年務めた騎士団からおさらばし、次の職場は第三王子直属の特別開発室。
別名、魔女の塔と呼ばれる職場だった。
第三王子は魔女を飼っており、王城敷地内にある塔を与えて好き勝手させている。魔女は塔の中で怪しい研究を続けている――という噂。
そんな噂が聞こえてくる部署が次の転属先。
第三王子の面談をクリアしたニールが魔女の塔に向かうと、扉を開けたのはだらしない恰好をした美人のエルフ。
彼女はその美貌とスタイルに似合わないニチャッとした笑みを浮かべ、ニールに特別開発室での仕事内容を明かす。
新しい職場での仕事内容は魔女が作り出す試作魔導具・魔導兵器の評価試験においてのテスター担当。
それとだらしない魔女の世話係兼護衛。
ウサちゃんエプロンが新しい制服である。
凶悪な魔獣と戦う毎日から一変、今度はウサちゃんエプロンを装備した騎士にジョブチェンジ。
買い物バッグを片手に市場で食材を買い、試作品の評価試験では魔女の作った魔導具を駆り、魔女が本屋に行きたいと言えば護衛する。
こうして、夢を諦めた男の新しい生活が始まった。
※ カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 01:26:27
191786文字
会話率:36%
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になった
クラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。
全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、地区予選1回戦敗退の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合が出来ない。弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
試合が終わって部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、マドンナである西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、全国に出て『生おっぱい』を拝む事が,本当に出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:26
37896文字
会話率:59%
「私の歌が、誰かの心に届く日まで」
桜井ほのかは、誰もが憧れるアイドル。ステージに立つたび、ファンの歓声に包まれるけれど、心の中には絶えず不安が広がっていた。アイドルとしての自分に本当に自信が持てず、過去の失敗や周囲の期待がプレッシャーと
なって、毎日が重く感じられる。
しかし、そんな中でも彼女は歌い続ける。過去の試練を乗り越え、仲間の支えを得て、少しずつ自分の道を歩み始めるほのか。彼女を支えるのは、いつも彼――幼なじみであり、心の支えでもある陸。彼との絆が深まり、ほのかは少しずつ「アイドル」として、そして「自分」として成長していく。
ステージ上で、そして心の中で戦い続けるほのかの姿は、読者に勇気と希望を与えてくれる。音楽の力と、仲間との絆、そして何よりも自分を信じる力が導く、感動のラブストーリー。
アイドルの裏側にある葛藤と、彼女が辿り着く本当の輝きの先を見届けてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
16319文字
会話率:46%
青梅竹馬の洛萱に裏切られたことで、小齊は自分の信頼が打ち砕かれ、心の中には復讐の衝動が渦巻いていた。
二千円を差し出し、必要な道具――クラス委員長――を手に入れる。
クラス委員長の協力を得て、小齊は洛萱の秘密を暴く証拠を集める決意をする
。
しかし、真実が徐々に明らかになるにつれて、小齊は感情と理性の狭間で葛藤し始め、さらにはクラス委員長の背後にも何か深い策略があることに気づく。愛と憎しみが交錯する学園で、高校生の小齊は自分の心の選択とどう向き合うのか?そして、クラス委員長は本当にただの味方なのか?嘘と真実が入り混じる感情の駆け引きが、今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:07:56
1839文字
会話率:53%
ワシは老衰によって死を迎え異世界転生したのじゃ。そこで狐依コンという名の神様にされるのじゃ。世界を救うために旅することになったワシは最初の町で聖なる巫女ルナと出会うのじゃ。神様としてスラムにいる人を救うのじゃった。そんな時スライムと呼ばれ
る魔物が町に現れ始めたのじゃ。魔物は人の心の中にいるらしいのじゃ。闇が大きくなると現れ始め、あまりにも大きくなると魔王と覚醒し、魔物が人を襲うようになるらしいのじゃ。ワシはスライムの魔王ジーナと相対し、心を救う道を選んだのじゃ。そしてジーナを仲間にして共に魔王を救う世界救済の旅に出たのじゃった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:10:00
941541文字
会話率:45%
第一章 旦那と過ごしてた時に心の中で抱いてた葛藤
第二章 現実を受け入れたくなくて
第三章 旦那が天罰を下るまで
第四章 婚外パートナーとの関係
第五章 ついに決着をつける時がやってきた
最終章 〜3年後にジャンプ 2人が幸せ
を掴むまで〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 11:52:02
26574文字
会話率:1%
辺境=ド田舎と思い込んでいる王太子に、婚約破棄された辺境伯令嬢、リリア・アンドリュース。
馬鹿ですか?
リリアは、強過ぎる辺境への愛を胸に、無言で心の中で突っ込みまくる。
ハッピーエンドです。
最終更新:2025-05-17 09:24:57
8646文字
会話率:12%
女はある日、娘を殺された。
その日、生まれた「私」という存在を生み出してしまう。その存在は憎しみと恨みと好奇心を持つもので、その存在は世界の各時代で、陰謀に加担していた。それを阻止し、自ら生み出した「私」という存在を倒すために女(「儂」)は
、「水晶」と、「人に創られし人」を創り出した。女は「水晶」と「人に創られ人」とその子孫とともに「私」と戦う話である。
【現実世界石化、異世界冒険編】
現実世界はある日、ベルグという人間の実験のために石化した。それを逃れた松長瑠璃は、松長李章と山梨礼奈とともにギーランという人物によって異世界へ送られる。そして、「儂」と「私」の戦いへと巻き込まれていくこととなる。
【第2編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行く三百年も昔、それは、「人に創られし人」の最初の人の話。
【第3編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行った千五十年後、とある城主の娘は、自らの城が燃える中、自分達の領土を奪った人物への復讐を誓う。
【第4編(予定)】
第1編より五百年後の話。
【第5編(予定)】
松長瑠璃の娘が主人公の話。
【第6編(予定)】
第2編からだいたい百年後。第1編においてローがいる大陸へと移住し、ある一族を編成する話。
【最終編】
女はついに「私」と本当の意味で向かい合うこととなる。あの時から、心の中で止まっていた時間を進めるために―。
【第2編】以降に関しては、予定であり、変更される可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:33:27
3642150文字
会話率:14%
ある日目覚めると、俺は“柊綾”という女の子になっていた――。
男だったはずの「俺」が静かに始めた、もうひとつの人生。
慣れない制服。変わってしまった身体。
だけど、周囲はそれを“あたりまえ”として受け入れている。
最初は戸惑いばかりだっ
た日々。
それでも、一人暮らしの部屋で料理をし、
誰かの言葉に耳を傾け、小さなことに目を向けるうちに、
少しずつ“綾”としての時間が、心の中に積もっていく。
誰かと笑い合い、料理を並べ、言葉を発信してみたくなる。
そうして世界は、ゆっくりと――でも確かに、色づき始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 05:50:00
101981文字
会話率:31%
子爵夫人は転生者。
異世界で結婚したのに、夫が無口でコミニュケーションが死にかけている。
なんとか会話を試みるだけの話。
子爵はきっと、途中で妻との会話を邪魔されて文句をぶつぶつ心の中で言いまくっている。
内容にないが子爵は金と権力と愛で妻
を娶った。
それを奥様は知らないから、政略結婚だと思っている。
第二案は実は実家に知らない借金があったのではと疑惑がある。
主人公の両親は泣いていい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 05:00:00
4025文字
会話率:86%
=進捗状況= 107話時点で4歳です。
=あらすじ=
死んだらしい。地球ちゃうとこに転生したらしい。とりあえず、生きていきます。
魔法使えるようになった。けど難しい。魔力の持ち腐れや。
=筆者が目指してるところ=
◆目標1:7歳で『六
甲おろし歌うで』言う国王陛下や「父上、許すまじーー!」言う王子に出会う。
◆目標2:15歳で『ワードあればな』言う軟派っぽい男子学生。『エクセル派』私。『えっ、それってPC?!』言う悪役っぽい令嬢に出会う。あと、「ちょっと!あなた誰?!」言うカワイ子ちゃんに『お前こそ誰やねん』って心の中で言う。
※注意事項
◆関西がひどいです。
◆ちょっちゅう迷走します。←誤字!
◆記載内容を鵜呑みにせず、気になることはご自身で正しい内容をお調べ下さい。
◆表現・描写が簡素です。その辺は読み手の経験値にお任せするタイプの読み物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:10:00
2332841文字
会話率:39%
のほほん一人旅のまとめをしようかと。
こだわりがあってない中途半端な旅なので記述を続けていけるかな。
西行法師、辻まことさん、串田孫一さん、林由紀夫さん、宮嶋康彦さん、心の中で勝手ながら旅の師匠とさせていただいています。
最終更新:2025-05-17 00:10:00
366861文字
会話率:1%
突如、朝目覚めたら美少女になっていた男子高校生の星宮ひかる。
まともに話せるのは母親くらいというコミュ障な自分にも遂にチャンスが巡ってきた!
これからは人生リセットして美少女として生きる!…が、美少女になろうともコミュ障はコミュ障。そう上
手く行くはずもなく。
結局何も変わらない変えられない。そんな彼女にある日、更なる転機が訪れる。
これは心の中ではお喋りなコミュ障限界オタクが美少女になり、そしてVtuberになって自由に自分を曝け出していく、そんなお話。
特殊タグ等がマシマシなハーメルン版はこちらから
https://syosetu.org/novel/261006/
作中で使われたり使われなかったりする宵あかりのマシュマロ
https://marshmallow-qa.com/akari_yoi?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
表紙風イラスト
https://img.syosetu.org/img/user/348587/97078.png折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:10:00
539979文字
会話率:44%
無心で生きている毎日。
自然と無口になって、心の中に仕舞い込んだ言葉の数々。
仮面を被って、自分を偽って。
道化を演じ続ける日々の中で綴られる想い。
あなたは決して理解できないでしょう。
特殊な環境に身を置かれ、誰に開くこともなく
なってしまった心の戸。
もう自分自身さえも見失い、何もかもを見限った。
これは、そんな私が思い詰めたドス黒い闇。
そんな日々の感情を綴った断片的な物語。
私の最後を飾るかもしれない、遺言作だ――。
※
ここに嘘は何一つ存在しません。
これを読んでどう思うかは、あなた次第です。
※
最新話はツイッターにて『夜砂昏(@yasagure0423)』という名で日々更新中です。
それが止まったら私は死んだのだと思ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
451182文字
会話率:1%
常にフードで素顔を隠し、偽りの自分を取り繕い。
そんな仮面を被り続けて2年が過ぎ、高校2年生を迎えたある日。
『真道鏡夜』の前に現れた、一人の少女。
それはずっと関わることを避けていた生徒会長――『長重美香』だった。
同小同中の幼馴染であり
ながら、初対面の彼らは他人行儀に接する。
それもそのはず。
何故なら彼女には、中学以前の記憶がないから。
それを奪ってしまったのは、他でもない自分自身だから。
同じ高校へ入学し、10年もの想いに蓋をして。
その責任を果たすべく己に科したのは、彼女の記憶を取り戻すこと。
ずっと踏み出せず、失うことを恐れていた。
彼女の記憶を取り戻したとき、それは自分が消えるときだから。
けれど現実は容赦なく、それを彼女は知る由もなく。
ひょんなことから副会長となって、生徒の悩みを解決する毎日。
いつか来るお別れの時。記憶のない彼女との思い出ばかりが募っていく。
ぐらつく決心の中、それでも彼は彼女のために。
たとえ、記憶を取り戻した時、彼女の中に自分がいなくても――。
これは、叶わなぬ恋に現を抜かす、一途な愚者の物語だ――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 20:00:00
434566文字
会話率:23%
壁は深い藍色。扉は古びた黒い木製で、
その取っ手には真鍮の鈍い光が宿っている。
小さな灯りが、まるで心の中だけを照らすように、静かに揺れている。
扉を開けると、そこは別の時間が流れる場所──「The Tale’s End」。
カウンター
だけの小さなBar。
音楽はレコードのジャズ。時間を告げる時計はなく、
ただ静かに揺れる振り子だけが、店内にかすかなリズムを与えている。
バーカウンターの向こうに立つのは、穏やかな瞳をした“マスター”。
名前は明かされないが、訪れる者の心をすっと読み取るかのように、ぴたりと寄り添う一杯を差し出してくる。
その酒は、不思議と懐かしく、そして少し切ない。
あなたが抱えてきた感情を、まるで味にしてグラスに溶かし込んだような…そんな一杯。
そして、グラスの縁が空気を切り、余韻が舌に残る頃──
いつのまにか、あなたは語り始めている。
誰にも話せなかったこと。
自分でもうまく言葉にできなかったこと。
忘れたふりをしてきた、大切なこと。
一言、一文、そのすべてが物語となり、
バーカウンターの奥に並ぶ背表紙のない本の一冊に、
まるで筆が自然と走るように記されていく。
文字は淡く光り、ページはほんのりと温かさを帯びる。
語り終えたとき、本の背にあなたの名が刻まれ、
それは静かに棚へと納められる。
そうしてあなたは席を立ち、
「The Tale’s End」をあとにする。
振り返れば、扉はもう、なかったかのように夜の闇へ溶けている。
けれど、その夜に語った物語は、確かにこの世に残る。
記憶に形を与え、心に灯りをともす、ささやかでかけがえのない一冊として。
「The Tale’s End」──それは、感情の果てにだけ現れる、語りと記憶のBar。
あなたが語る物語が、今夜もまた一冊の本になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:30:00
35083文字
会話率:20%
闇に生きることを宿命づけられた暗殺一族、月影。
次男・昴は、冷酷さを装いながらも、心の中に人間らしさを隠して生きていた。
ある日、任務の最中に出会ったのは、光のように輝く瞳を持つ少女――天才画家・幽紗。
感情を殺すことに慣れたはずの胸に、ふ
と小さな灯がともる。
恋か、任務か、それとも――自分自身か。
影に咲く一輪の花が、二人の運命を静かに、しかし確実に狂わせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 15:00:00
21396文字
会話率:19%
あらすじ:
リナは、ガールズバンド「StellarVox」のボーカルとして、力強い歌声でインディーズシーンを席巻していた。しかし、事務所の圧力と仲間たちの冷たい態度に悩みながらも、彼女はひたむきに歌い続けていた。しかし、ある日突然の裏切り
によって、リナはバンドとファンから孤立し、すべてを失う。
心の中で絶望が広がる中、彼女は東京を離れ、海辺の町で静かな日々を送ることに決める。だが、音楽を離れても心の奥底に残る歌の衝動は消えることなく、ある夜、リナは再び歌う決意を固める。
半年後、新たな名前「ミィコ」として配信を始めた彼女は、カメラの向こうで震える手で歌い始める。その歌声は、誰もが求めていた心のひとしずくとなり、少しずつ彼女の新たな物語が始まる。
過去の傷を抱えたまま、リナは新しい自分を探しながら、再び舞台に立つことを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 15:00:00
17030文字
会話率:30%
やっとの思いで学校を卒業して、なんとか小さい会社とはいえ就職もして、人生これからって思ったのに…。
死んじゃったことに後悔はない。
あの子が、妹のように可愛がっていたあの子が無事ならそれでいい。
と思ったらなんか私が私じゃない!
そもそもここどこなのよ!
誰これ?!セシル?私の名前?ちょっと可愛い……って、転生ポイントって何?
経験値1000倍とかなんてチート?
折角新しい人生、前より全然優しい両親にも恵まれたんだから楽しまなきゃ損だよね!
経験値1000倍のチートを生かしてどんどん強くなって、たくさん宝石手に入れて、いっぱいのキラキラに囲まれた生活を送ってみたい…。
そんなことを心の中で考えている女の子。
高望み?
いいえ、実現できる夢です!
そして、管理者の資格を得ていた記憶を無くしていることに気付くことはあるのか。
全てを思い出した時、彼女はどう生きるのか。
チートを手に入れて、常人からはかけ離れた能力に凹んだり調子に乗ったりしつつ、宝石いっぱい手に入れてデュフフとするのが大好きな主人公です。
たまに強敵と戦ったり、無双してみたりもしますがのほほんと宝石を堪能するのが一番好きなんですよ?
書きながら、展開も結末も毎日のように揺蕩っています。
大体週一くらいで更新できたらいいなと思っています。読んでいただける方は気長にお付き合いいただけたらと思います。
※たまに過度な表現をすることがありますのでR15もGLも保険ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
2297814文字
会話率:39%
高校三年生の好杉 瑠衣(すきすぎ るい)には、絶対に誰にもバレてはいけない秘密がある。
それは――クラスメイトの川杉 光(かわすぎ ひかり)のことが、どうしようもなく好きすぎるということ。
小柄でマイペース、そして健啖家の川杉さん。今日も
チョココロネをもぐもぐしながら「おはよう」と微笑む彼女に、心の中では俺は毎秒大絶叫。
しかし、本人の前ではポーカーフェイスを崩さず、想いを“心の中だけ”にとどめている。
「好き」とは言えないけれど、隣で笑っていてくれたら、それだけで幸せ…なのか?
そんな甘くて切なくて、ちょっぴりこじらせた片想い男子の日常が、今日もまた始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:16:41
3351文字
会話率:30%
パンデモニア症候群と言う人が自殺する精神状態を突き止めた近代日本。
その病は鬱病などから重症化した心の病で心にパズス(死導魔)と呼ばれる悪魔を自ら宿してしまう病。
パズスが宿ると宿った心の持ち主は何があろうと自殺しようとしてしまう。
これを
治す為には発症した患者の心に入りパズスを倒さなければならない。
人々はそれぞれ心の世界を持っていてその人の想い、経験、知識、想像から作られた世界。
その世界には本人の形をした自分が住んでいてそれがパズスの心臓の一部になってしまっている。
その心臓から心の中の患者を引き剥がす事によってパズスを倒すことができる。
パズスを倒してカウンセリングできる精神状態にしてゆっくりと時間をかけて患者を治療していく。
パズスを倒す為に心の中に入る組織SPT隊(セプト隊)
アニマウェポンと言う武器を使ってパズスと戦うプロフェッショナル達。
東京精神科総合病院で働く医者、悟心優(さとみゆう)。
彼は優秀な精神科医でありSPT隊の一員でもあるイケメンな医師。
彼はHSPと呼ばれる特徴を持ちその中でもそれがかなり強くパズスの声が聞こえる特殊な力を持つ。
パズスは心の持ち主と誰にも気づかれないように自殺する計画をたてるのだが彼はその声が聞こえる。
その力を使いパズスの宿った人を見つけてSPT隊の大原華舞久(おおばられなな)伊狩炎(いがりほむら)月夜野セオ(つきよのせお)達と共にパズスを倒して患者を治療していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:23:08
32335文字
会話率:31%