石黒綾の職業は、彫金師。大好きだった仕事場を辞めざるを得ない状態になり、自宅で細々と仕事を続けていた。
そんないつもと変わらないある日、自分を取り囲む光の渦に飲み込まれたと思ったら、全く見知らぬ場所で目覚めて戸惑う綾。魔法がある世界、つ
まり異世界に転移してしまったのだった。
辺境の土地バドレー領の領主様(クロード)と面会することになり、自分が国の中枢で行われた召喚の儀で呼ばれた事を知る。不信感が拭えない綾は、王都行きを何とか阻止したい。
「あの、可及的速やかに出ていくので、見逃してもらえませんか!?」
直談判の結果は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:15:14
407451文字
会話率:51%
18歳の男爵子息オリヴィン・ユングは、魔石を見るとその力が見えてしまう変わった目を待っている。面白い石、綺麗な石、変わった石が大好物。魔石を掘りに行った先で、輝く月夜の下で水浴びする長い髪の女の子を見てしまう。彼女はいったい何者なのか?少し
ずつその正体が明かされていく。
平穏な王都での暮らしに突然暗雲が立ち込める。迫り来る試練に、魔石で作った魔道具で危機を乗り越えることはできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:21:25
317502文字
会話率:38%
「宮廷彫金師は魔石コレクター」の登場人物セレスティン・ピアースの物語です。
ディヤマンド王国統一戦争が終結し、一人の兵士が故郷へと向かっていた。
男はその旅の途中で思わぬ出会いをする。
出会った二人はやがて結婚、3人の子供に恵まれた。
その
長女セレスティンは、やがて冒険者を目指して旅に出る。旅先でヘリオスと出会い、恋に落ちるセレスティン。だが、運命は残酷に二人を引き裂いていく。
「愛する男のために、自分や他人を犠牲にすることもしてしまう」そんな彼女の、一途な想いをわかっていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 19:10:26
119045文字
会話率:43%
商業都市エイラムにあるドグラム彫金工房。
そこで働く彫金師のフレムは師匠のドグラム、弟弟子のカールと共に彫金漬けの日々を送っていたが、突如工房を訪れた「竜眼の御子」ラグナー・ベルンシュタインに半ば強引な形で引き抜かれ、ラグナーの専属彫金師と
して働く事になる。
「竜眼」とは竜から与えられた「宝石の質を見抜く異能」の事を指し、ラグナーは代々「竜眼」を遺伝によって継承する一族の末裔だという。
しかし、フレムはとある事情から「竜眼は遺伝しない」という事実を知っていて……。
「秘匿の竜」×「竜眼の御子」
竜と異能を巡る竜×従と絆の物語。
※カクヨムにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:12:24
82732文字
会話率:56%
近未来。山奥に住む中学3年生、蘆名征司。彼が初めて足を踏み入れたVRMMO『プラネット イントルーダー・ジ エンシェント』は、悪辣なPK事件後にオープンベータのまま製作者に放置されて過疎っていた。ところが征司の来訪をきっかけに、再びゲーム
のバージョンアップが始まって……!?
――これは個性的なプレイヤー達の善意も悪意もある交流とガヤ、そして征司の成長物語。
※この小説の掲示板は全体チャット代わりの側面があり、ギスギス和気あいあいとした〝身内回し的〟雰囲気です。苦手な方はお避けください。
■TOブックス様より書籍(イラスト:ダンミル先生)2021/02/20に2巻が発売します。
■設定の方に短編(SS)あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 01:00:00
762815文字
会話率:39%
呪文を唱えるよりも、魔法の力を封じ込めた『魔石』を活用することが多くなった、そんな時代。
伯爵家の次女、オフィーリナは十六歳の誕生日、いきなり親によって婚約相手を決められてしまう。
実家を継ぐのは姉だからと生涯独身を考えていたオフィ
ーリナにとっては、寝耳に水の大事件だった。
しかし、オフィーリナには結婚よりもやりたいことがあった。
オフィーリナには魔石を加工する才能があり、幼い頃に高名な職人に弟子入りした彼女は、自分の工房を開店する許可が下りたところだったのだ。
「公爵様、大変失礼ですが……」
「側室に入ってくれたら、資金援助は惜しまないよ?」
「しかし、結婚は考えられない」
「じゃあ、契約結婚にしよう。俺も正妻がうるさいから。この婚約も公爵家と伯爵家の同士の契約のようなものだし」
なんと、婚約者になったダミアノ公爵ブライトは、国内でも指折りの富豪だったのだ。
彼はオフィーリナのやりたいことが工房の経営なら、資金援助は惜しまないという。
「結婚……資金援助!? まじで? でも、正妻……」
「うまくやる自信がない?」
「ある女性なんてそうそういないと思います……」
そうなのだ。
愛人のようなものになるのに、本妻に気に入られることがどれだけ難しいことか。
二の足を踏むオフィーリナにブライトは「まあ、任せろ。どうにかする」と言い残して、契約結婚は成立してしまう。
平日は魔石を加工する、魔石彫金師として。
週末は契約妻として。
オフィーリナは週末の二日間だけ、工房兼自宅に彼を迎え入れることになる。
他の投稿サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 16:48:27
96979文字
会話率:34%
これは、とある島に流れ着いたヒモとサイコの、恋と成長物語である。
若干サイコな元ヤンで現・彫金師の正之助(25)と、女でありながら彼のヒモであるつかさ(24)。
幼馴染でもある2人は、ある日クルージングの最中に遭難。
たどり着いたのは、
おとぎ話でしか聞いたことのない島"鬼ヶ島"だった。
そこでのある事件をきっかけに、つかさと正之助は遂に2人の関係についてはっきりさせなければならなくなる。
2人が一緒にいる理由。2人が一緒になれない理由。それらの事実から目を逸らしてきた2人の行く末はいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 16:46:16
55897文字
会話率:32%
「昔は、語らずとも槌の音だけで会話したものだ……」
最終更新:2020-09-08 04:41:20
47802文字
会話率:31%
中年冒険者ゲオルグは今日もだらだらと依頼を受けようとしていた。
同じ冒険者と他愛もない話をし、情報を仕入れて、依頼をこなす。
そしてわずかな報酬をもらい、酒を飲む。
それがゲオルグの日常だった。
しかし、ある日、少女に話しかけたところから彼
の日常は変化を始める。
ナンパと勘違いされ、少女の連れと思しき少年にぶん殴られてふっとんだベテラン冒険者、ゲオルグの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 12:00:00
176853文字
会話率:25%
冤罪から死刑囚となり、片眼に紋章を刻まれ「咎目(とがめ)」となったユウリ。
逃亡の末たどり着いた街で、幼くも才能あふれる少女、ギルと出会う。
ギルは腕輪などの装身具に紋章を刻むことで、能力者としての力を引き出す「紋章彫金師」だった。
用心棒
として日銭を稼ぎつつ、未だ囚われの仲間たちを救う旅の資金を貯めるユウリに、ギルは専属彫金師を申し出る――――。
毎日21時更新
*以前に某ラノベの賞に応募したものです。
今から読み直すとシナリオのひねりのなさに苦笑いしてしまいますが、
当時一生懸命に書いた&今でも好きな作品なので、供養のため連載したいと思います (‐人‐)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 21:00:00
90448文字
会話率:46%
彫金の専門学校を卒業した直後に異世界の森に飛ばされてしまった東雲紫(しののめ ゆかり)。そんな紫を保護したのは無愛想な青年、ロウシュ。彼に連れられて向かった先は、宝石研磨職人でありながら宝石鑑定士の資格を持ったエルフの男性、ミルシェリトの【
星のかけら《プティ・エトワール》】という宝石店だった。お互いに宝石好きだったことでミルシェリトと打ち解けた紫は、そのまま《プティ・エトワール》で貴金属宝飾品の職人として働くことに。働くうちに紫は自分の作った宝飾品に不思議な力が宿ることに気がついて……? 少し内気な女の子と、ぶっきらぼうな青年との、のんびり恋愛ファンタジー。……になる予定。異種族、魔法、冒険者の存在する異世界で、彫金師として働いていく女の子の話です。※たまに血生臭いかもしれませんが、そう言った描写はあっさりしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 07:49:28
147758文字
会話率:40%
魔術が禁忌とされた国、リングリッド。
その片隅でひっそり暮らす彫金師のシャンテナは、かつての魔術師の末裔だった。
ある日彼女の元を、都からひとりの軍人が尋ねてくる。
クルトと名乗る彼は、魔術師が作った芸術品・水晶庭(ミニチュア)に封じ込め
られたものを取り出してくれというのだ。
どうやらそれは、失われた国璽(こくじ)に関する品のようで――。
これは秘密の宝物「水晶庭」をめぐる、ツンツン系女子と大型ワンコ系軍人の、恋愛オンチ二人組による恋と冒険の物語。
※旧題「技師と剣士と魔法のない国」でアルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 21:00:00
158357文字
会話率:34%
よくあるざまあ展開の短編です。あんまりざまあじゃない? 何か主人公酷すぎないか? まぁ、良いよね、きっと問題無いはず。
最終更新:2018-02-05 12:00:00
10111文字
会話率:49%
剣と魔法の異世界で、誇り高き職人たちは命をかけて腕を振るう。特殊な技術をもつがゆえ顧客に振り回され、またあるときは師弟のしがらみに囚われる、異世界のファンタジー職人物語。
大昔に作ったブローチが事故を起こし、魔女判決を受けた魔石彫金師。
夜
叉公主に祖国を奪われ、その武装を作ることを求められた鎧職人見習い。
かわいらしい娘さんに赤字必死の超格安で魔術書の修復を求められ、断れなかった製本職人。
因縁のある弟子から突然危篤の報せを受けた隻腕のゴーレム職人。
どれから読んでも大丈夫な同一世界観・主人公別の読み切り短編集。1話ごとに完結設定にしています。(重複投稿:本家サイト「Empty Air」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-18 08:23:13
29377文字
会話率:45%
ありえないことしか起こらない。
そんなへんてこな世界で最も人間の興味を集める職業があった。
物の記憶が作る世界に入り込む力を持つ鍵屋。
人々はひとたび不可思議な事件が起こるたびに鍵屋の力を借り一時の平穏を取り戻す。
機械と工業の街
に住まう青年フラナガンも例にもれなく耳を疑うような事柄が平気で起る毎日を静かに過ごしていた。
そんな彫金師として生きるフラナガンの好奇心をくすぐる毎日を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 04:23:08
3497文字
会話率:14%