「奏になれ」
いつか大切な兄に言われた「約束」。
それを守るべく、歌菜は幼馴染の理久とともに
光宝高校軽音楽部に入部希望をする。
しかし、軽音楽部は今は活動はしていない。
全国バンド評議大会、通称「バン評」
に「奏」は出場し、初登場にし
て3位という成績を収め、ペアボーカルという2人の異常なほど素晴らしいハモリのメロディが一躍注目の的となった。
「バン評」は、主に高校生のバンドの全国大会、審査形式で行われる。
そこで優勝すると、「ワールド券」という世界に発信できる場を与えてもらえるので、
皆は様々な理由で必死に優勝を狙っていた。
来年、次こそはあの「奏」が優勝するんじゃないか、
そう噂されていたが、次の年は「奏」は出場しなかった。
理由は公にはされなかった。
ペアボーカルの片方を、失ったからだった。
・1年後にはアメリカに両親の転勤という「偽の」理由で移住することが決まっていた
ペアボーカルの「三河弥音(みかわやおと)」
・弥音がアメリカに行く本当の理由をただ1人、知っているペアボーカルの「一ノ瀬朔(いちのせさく)」
・兄弟の世話が忙しく、部活に入れていなかったドラムのしっかり者「暁空江(あけそらこう)」
・ピアノを習っていたが、地位だけを周りから求められつづけ、限界に達していたキーボードのムードメーカー「伊勢空(いせそら)」
・中学の時、自分の性格を否定され、自分を出しづらくなってしまった「市川紅優(いちかわくうな)」
弥音が旅立つ「1年」という期限付き、訳あり部員が集まったバンド「奏」
そして、弥音がアメリカに行った2年後、
「奏」を憧れとして入ってきた後輩、主人公の
「須坂歌菜(すざかかな)」が「奏になるため」に
「バン評優勝」を目指す物語。
やがて明かされる、すべてが衝撃の真実。
朔だけが知っている弥音がアメリカに行った
「本当の理由」
そして「バン評」の行方は。
それぞれが、それぞれの悩みを抱え、泣いて、笑って、いろんな音を全力で奏でる姿に
最後まで読んだとき、あなたはきっと
「奏になる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 09:09:36
19174文字
会話率:21%
夏休みの部活中に怪我をした中学二年生の市川和泉。
病院帰りに乗ったエレベーターが、ピカっと光って気づけば召喚の場。
隣のおじさんのアドバイスで逃げ出せば、いつのまにか、おじさんはおじさんじゃなくなっていた!?
何故か若返ったちょっと厨二疑
惑な元おじさんの高田遥と、とりあえずは国を脱出……する前に王城を脱出しよう!
なんか色々スキル持ってるし、持ち物が不思議なパワーアップしすぎててコワイけど、でも悪い感じじゃないと思う。うん。
過去に何度も勇者が召喚されてきた世界。
美味しいものと将来のんびりできる安住の地を探して、中二と厨二が異世界をウロウロ旅する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 10:00:00
2214971文字
会話率:51%
千葉県市川市に位置する行徳野鳥観察舎。筆者は1976年の開館時から夫蓮尾嘉彪とともに常駐の管理人として働いてきたが、2009年の定年退職で管理棟から近くの住宅地に引っ越して、非常勤スタッフとして仕事を続けた。現場業務から少し離れて、日常ので
きごとを「身辺雑記帳」として行徳野鳥観察舎友の会(2021年から「行徳自然ほごくらぶ」と改称)の機関誌「すずがも通信(隔月刊)」に連載したものの再録が本稿。花や鳥などの生きものや、風などの天候に加えて、家族である猫たちの話題も多くなったことから「花鳥風猫」と題した。日々の報告としてこれまで「鳥の国から」「現在進行 鳥の国 1~4」を「小説家になろう」に掲載させていただいたが、その続編という性格もある。引き続きお楽しみいただければありがたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 07:00:00
78599文字
会話率:5%
千葉県市川市の行徳鳥獣保護区と行徳野鳥観察舎。筆者は創設以来、夫嘉彪(よしたけ)と多くの仲間たちとともに、「よみがえれ新浜(しんはま)を合言葉として、湿地環境の育成、水鳥の保護や野鳥病院の運営、そして環境保護への興味と関心をひろげるために
働いてきた。本稿は、行徳野鳥観察舎友の会;現在はNPO行徳自然ほごくらぶ の機関誌「すずがも通信」の連載記事として掲載された「鳥の国から」「保護区はいつも現在進行」「日々のお仕事ニュース」などを再掲したシリーズ第5作目、最終稿となる。
保護区や観察舎といういわば「お城」を守るだけでなく、「城から打って出る」活動も続けた2006年末から筆者退職の2009年まで、どんなことがあったか、出会いや別れ、事件の数々を、筆者の私のようにお楽しみいただければありがたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 07:00:00
126993文字
会話率:2%
千葉県市川市にある行徳鳥獣保護区。筆者は夫蓮尾嘉彪(2008年1月26日没)とともに1975年12月からこの保護区の一角にある行徳野鳥観察舎で働いてきた。1979年の発足以来、保護区と観察舎を支えている行徳野鳥観察舎友の会の機関誌「すずが
も通信」に、日々の仕事や生きものとのふれあいを連載してきたが、1996年はじめまでの内容(100部分)を前作「鳥の国から」にまとめた。本稿はその続編となる。
1995年度から行徳鳥獣保護区では千葉県による大規模な再整備事業が実施され、筆者らは長年の念願であった水鳥の住みやすい湿地環境づくりをめざして活動を続けた。もっともダイナミックな時期が本稿となる。失敗を繰り返しながら、1歩でも半歩でも前進して行こうとする足取りをぜひご覧いただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 07:00:00
126873文字
会話率:9%
虚構は現実からかけ離れているどころか、現実のすぐそばに忍び寄ってくる。あなたも海賊になって、虚構の大洋を航海しよう。
キーワード:
最終更新:2024-03-27 16:34:31
555文字
会話率:0%
市川千秋(30)は、しがない公務員の一人。職もあり、将来を約束した彼女もいる。安定した毎日に満足していた。ところが突然、上司から辞令が下される。現れたのは黒服の頑強な男たち。目隠しをされたまま繰り返す移動。命の危険を覚えながら辿り着いた先は
、なんと北極の監獄要塞だった。
「今日からここがお前の職場だ。心してかかれ」労働基準法も真っ青な勤務体制。「追加だ」容赦なく築かれていく書類の山。「麻酔をかけて、睡眠薬も飲ませたから、当分起きないと思うよ」しれっとえげつない思考回路を持つ人間たち。果たして、千秋に安定した将来は訪れるのか―――?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:30:00
25219文字
会話率:45%
我が子を投げ捨てたのも、浮気相手の出産を邪魔したのも、愛人に夫の真実の姿を見せて焼き殺したのも、全部全部、夫・ゼウス様を愛するが故。
最高神にして超がつくほどの浮気性の男、ゼウスを夫に持つ結婚と家庭生活の女神ヘラは、今日もまた夫の浮気に
悩まされている。
「今のヘラの怒った顔を見た? なんて可愛いんだろうね」
夫を好きすぎるヘラの愛はまた、ゼウスの歪んだ愛で受け止められる……
※ギリシャ神話で(作者的には)最大の謎、なんで浮気性夫ゼウスと妻のヘラは離婚しないのか?(歴史的経緯とか小難しい話は全て脇に置いておいて)その謎を真面目に妄想してみた結果→ヘラはヤンデレ(メンヘラかも?)でゼウスがドSだったから。折角なので小説にしてみました(*´ ˘ `*)ウフフ♡
※この小説はギリシャ神話がベースとなっておりますが、忠実に再現したお話ではありませんのでご了承ください。特にギリシャ神話に詳しい方は突っ込みたくなる所がいっぱいあるかと思いますが、娯楽小説ですので目を瞑ってください(;´▽`)
※エブリスタ、カクヨムに先行して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:33:24
195621文字
会話率:41%
20億年の時をかけて生まれてきた虹の女神・アイリス。天界において2番目に高い位に付きながら、とある事情により山奥での隠居生活を余儀なくされる。
このまま打つ手立て無く、一生隠れて暮らさなければならないのかと焦るアイリスにいつも寄り添ってく
れるのは……?
天界を舞台とした
「最弱・虹の女神 × 堅物・風の神」
のラブ・ハイファンタジー。
「誰か1人とだけ愛し合う、なんてことはないです」
この世とはちょっと違う価値観を持つ、博愛を基本とする神の世界の、色んな『愛』のお話です。
※恋愛要素が出てくるのは結構後ろの方です。最初の方はただのハイファンタジーとしてお楽しみ下さい。
※このお話には沢山の神や天使が出てきますが、あらゆる神話、宗教とも関係ありません。全て作者の妄想による産物です。
※神様は普通「柱」で数えますが、読みやすさを重視してあえて「1人、2人...」という数え方で書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 18:50:55
225754文字
会話率:47%
遠い昔、遊牧民が興した国『キシュベル王国』。
騎馬国として名高いこの国の馬牧場で働くアリシアは、馬の買い付けにやって来た紫紺の騎士の称号を持つ、第6王子のフェルディナンドを案内することに。
一目惚れをしたアリシアの「子
種を頂けませんか」と言うお願いに、交換条件としてフェルディナンドは自分専属の厩番として働く事を要求してきた。
条件をのみ王宮軍部の厩番として働くことになったアリシアは、完全男社会の中で女厩番として徐々に周囲からの信頼を得ていき……
『女たらしの王子様』× 『ツンデレ女厩番』のラブ&サクセスストーリー
※厩番→うまやばん、と読みます。馬の世話をする人のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:15:18
151989文字
会話率:45%
光宝高校の軽音楽部のバンド、「奏」
その演奏を聞いた瞬間、主人公の当時中学2年生の須坂歌菜の憧れとなった。
男なのに歌菜、小さい頃から少し気にしてきた。
けれど名前に歌が入っている。それを誇りとし、高校1年になり、軽音楽部に来た。
その
「奏」はいま、活動停止をしていて、軽音楽部は廃れていた。
なぜ活動停止したか、奏が大好きな歌菜はしっている。
それは、ボーカルを失ったからであった。
歌菜と中学からの友達、理久、そして高校で出会った駒澤姉妹とともにバンドを結成し、「奏」を憧れとし、活躍を目指す。
奏のメンバー、いつでも優しいドラムの暁空江(あけそらこう)、あたりがきついベースの市川紅優(いちかわくうな)、めちゃめちゃポジティブなキーボードの伊勢空(いせそら)、そして奏の名物ボーカルペアの、一ノ瀬朔(いちのせさく)と三河弥音(みかわやおと)
これらの先輩たちに見守られながら思いを受け継ぎ、歌菜たちは至高のバンドを作り上げることはできるのか。
ぜひその道のりを見守ってはいただけませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 17:30:21
9465文字
会話率:19%
誇り高き勇者の国、ライアー王国。数多くの英雄たちが守り抜いてきた平穏は、王家に届いたたった一通の書状で崩れ去ることとなる。
——そろそろ寿命を迎えるため、「終活」なるものをしようと思う。人を寄こせ。
差出人は魔王。ライアー王家の祖先で
ある勇者が倒したはずの、魔王その人であった。
勇者の子孫たちと魔王が送った、長くて短い一年間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 19:24:44
21869文字
会話率:56%
明治維新から半世紀が経ち、日露戦争が終わり、日本は大正デモクラシーという時代に入りました。
そこでは平塚らいてうや市川房枝らによる婦人運動が起こり、男女平等論が広がっています。
西洋の文化が大衆社会の中に溶け込み、モダンガール、モダンボーイ
が街を闊歩する時代です。
この物語は、そんな時代の恋物語。
山中浩二と根本千代は十六歳の学生。二人は大正七年に開催された北海道博覧会の学生手伝いに応募し、出会います。浩二はいつも控えめであまり目立つことができない千代にひかれ、恋に落ちていきます。医者の家系を継いでいかなければならぬ浩二は受験に専念しなければならぬ時、一方の千代は「女の本懐は男を出世させること」という武士だった父親からのしつけで、男性からの告白をどうすればいいのか悩みます。
しかし浩二の熱意に負け、ついに千代は付き合うことにしたのでした。
楽しい交際もつかの間、浩二の母親に交際していることが知れ、母親は怒り狂います。
自由に男女平等にといっても、家柄や女子の生き方で古い考えがまだ残っておりました。
さて、この恋愛はどうなってゆくのでしょう?
最後まで読めば、当時の女子の生き方が見えてくることでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:46:42
3994文字
会話率:33%
地平線さえ遥か彼方にあるそんな場所に、わたしは三人でいたかった。
高校三年生の二月。
放課後のグラウンドで、わたしはそこにいるはずもない二人を探してしまう。
新田隼人と市川新也は同級生で、わたしと同じ陸上部だった。
高校時代の終わりに思
う、わたしたち三人の永遠について。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 12:24:20
2306文字
会話率:33%
2168年東京。
日本の最高峰として君臨する帝都大学。磯島ハヤは入学早々、市川准教授に誘われ、暗闇の中で踊る男と出会う。
能力識別装置で人生の決まる社会。自分を最優良生と信じ込むハヤ。変わりゆく季節の中で、彼は究極のダンスを踊るよう求
められる。
それはあまりに不可思議な世界。共に入学した仲間たちは何も知らない。恋人にさえ言えない。何の為に踊り続けなければならないのか。
都は光の壁に覆われている。その内で暮らす意味。価値。果たしてハヤはその理由を理解し、自らが望む未来へと辿り着くことができるだろうか。
新作オリジナル小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 05:00:00
61420文字
会話率:35%
高校からの腐れ縁の友人・市川笑菜の描いた漫画の世界に、死の間際に連れてこられた僕──都賀優作。笑菜のお願いで、些細なことすれ違ってしまった幼馴染、本当に好きなのに罰ゲームで嘘の告白をさせられてしまった後輩先輩のキャラたちのハッピーエンドを
描き出すのに協力していくんだけど、
……ねえ、死んだのは本当に僕なんだよね?
カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330656906151003折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 00:00:00
153101文字
会話率:52%
「夢がない。人生、生きててつまらなさそう」――。
周りからそんな風に見られる高校生八雲レン。
彼にとって最も大切なことは、全てが合理によって成り立ち、動くこと。
夢だとか愛だとか希望だとか、そんな不合理なものにはとことん興味がない。
人
間の感情なんていう不合理極まりないものは人生に不必要だと思っている。
そんなガチガチの合理主義者である八雲レンの前に、超絶美少女雨宮ホノカが現れる。
ホノカは、八雲レンに一方的な恋心を向ける。
しかし、合理主義者の八雲レンに恋心など伝わるはずもなく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 06:00:00
1872文字
会話率:44%
「おーい、市川。今日さー」
「ばっか、あいつもう市川じゃねえよ」
「え? あ、そっか」
「なー、仁藤。この前のあれさ」
「ふふふ、違うってば『仁藤』じゃなくてぇ……」
「あ、そうだったっけ」
私の母は恋多き女だった。
その
母がよく口にしていた『人を好きになることは素敵なこと』というのは自己弁護のようなものだったのだろうか。
小学校、中学、高校に通う間、何度も名字が変わる私はよく、こう言われたものだ。
『お母さん、また離婚したんだ』『どうして?』『大変だね』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 11:00:00
1026文字
会話率:42%
平凡な生活を送っていた高校生の山田御幸はある日不思議な能力を持った女子の存在を知る。
自分には到底関係がない話だと思っていた山田だったが、急に電機が体をむしばむような感覚に
襲われてーーーーーー
意図せずたくさんの出来事に巻き込まれてし
まう!
学園異能力バトル開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:54:52
7133文字
会話率:43%
鎌ヶ谷右京(かまがや うきょう)は高校一年生のときに人生で初めてのカノジョができた。
恋人である市川栞梨(いちかわ しおり)と少しずつ関係を深めていき、幸せな日々を送る右京。
しかし高校二年生に進級すると、中学生のときの後輩である野田良子
(のだ りょうこ)と再会したことがきっかけとなり、右京の幸せな日々は歪に形を変えていくのであった。
主人公もヒロインもそれぞれ一途な想いを持っている。
だけど、なぜか不純愛の世界へと導かれていく。
果たして、それぞれの一途な想いはどこへ向かっていくのか。
この物語は一途な想いを持つ者たちによる不純愛ラブコメである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 17:30:11
81447文字
会話率:41%
思ったことをつらつらと書き留めた詞です
病み気味なので苦手な方はスルーを
最終更新:2023-10-10 23:33:56
589文字
会話率:0%
20世紀末、世界各地の有名な観光スポットがダンジョン化するようになった。
日本でも富士山、白山、立山などの霊峰、京都・朱雀門跡や姫路城などの歴史的建造物などが次々とダンジョン化した。
ダンジョン内に棲む害獣による周辺地域への被害が続発し
、事態は警察や自衛隊のみでは対処しきれない状態に。これを重く見た政府は各地の猟友会と連携しハンターギルドが設立されることとなった。
周囲はダンジョン特区と命名され、火砲や刀剣の使用制限が大幅に緩和されたハンターライセンスの交付や高額な害獣の駆除報酬、ダンジョン内の貴重な鉱石などに世間は一攫千金に沸い
それから三十年余り。
ダンジョンのある風景が生活の一部となり、次世代の担い手育成を兼ね学校教育の場にも積極的に取り入れられた結果、多くの優秀なアタッカーたちが発掘され活躍することとなる。さらに多くの企業所属の社会人アタッカー、スポンサーが付くプロアタッカーという物が現れ、その職業的な人気は動画配信により絶大な物となっていた。
南国宮古島市。カママ嶺公園災害特別指定地域、通称『シーサーダンジョン』にほど近い私立南国宮古島学園。
全国中学ダンジョンアタック選手権大会準優勝チームのアタッカーだった市川香澄は同校ダンジョンアタック部の「撮影係」。しかし、入部して一か月も経たない五月の連休に部長の京極櫻子と揉めてしまい退部することになってしまった。
溜まったストレスをハンバーガー屋で発散している時にへんてこな先輩に声を掛けられる。
キャッさんと呼ばれるキャサリン・楠木・アンダーソンは、なんと全米中学ダンジョンアタック選手権大会最優秀選手で世界メジャーダンジョンのひとつ『自由の女神ダンジョン』経験者だった。
失ってしまった自信を取り戻すため、まどかとキャッさんのダンジョン活劇、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:33:52
8529文字
会話率:58%
市川美結は、アリアという少女に転生して異世界を満喫しようとするが、両親は、何故か外に出してくれない
不思議な道具がこの家に溢れているのだから、触れてみたいと思うが、触らせてもくれない。
どうしてか分からないままだが、少しずつ真実を知ってく少
女の物語
追記:ミステリー作品ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 11:50:44
43065文字
会話率:35%
私が会社を辞めた日の真夜中に、山奥の湖畔で出会った1人の青年。神社の神職だという彼に誘われて、その仕事を手伝うことになった私は、様々な人たちが見た不思議な話を聞くことになる。大企業の役員、男子高校生、大学の同級生。その夢とも現実とも分からな
い話とともに、彼らに起こる不思議な事実を目の当たりにして、私は戸惑いながらも、次第にその仕事にやりがいを感じていく。
しかし、その仕事とその神職の青年には、私が知らなかった大きな秘密が隠されていた。
※この作品は「カクヨム」にも掲載していますが、内容を見直しながら投稿していくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 16:00:00
141318文字
会話率:46%
高校2年生の時に、幼馴染で同級生であった望月結羽が亡くなってから、8年の月日が過ぎていた。東京で就職してからも、帰省の度にその墓参りをしていた斎木清太は、ある夏の日に、結羽の母に会い、結羽からの手紙を渡される。それをきっかけに、清太は閉ざさ
れた記憶の世界を思い出すことになるのだが……。
真夏の甲府盆地を舞台にした、切なく、そして心温まるファンタジーラブコメです。
※この物語は別のサイトに掲載していましたが、少しずつ内容を見直しながらこちらに掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 07:00:00
158461文字
会話率:49%
田舎の学校にやって来た転校生のお話です。
最終更新:2022-05-05 07:00:00
5509文字
会話率:43%