石畳の街の、どこかの裏路地に隠れた小さな宝石店、ピクシー。年齢も性別もよくわからない店主がのんびりと構えている店は、宝石の販売のみならず、買い取りや取り置き、預かりも行っている。不思議な不思議な小さな店に不思議な不思議な店主。必要とする人に
だけ開かれる門扉の向こう側は、人生を鮮やかに変える節目足りうるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 12:35:00
7928文字
会話率:56%
相次ぐ宝石店の連続殺人事件。担当した、刑事のあたしは、スマホを落とした鏑木と言う男のあとを追って事件の究明に当たるのだが..........。
最終更新:2025-03-15 07:23:42
13575文字
会話率:49%
父が殺された。
父は王都でよろず相談所を開設していた。
父が殺された相談所では金品が盗まれてなかった。
相談所の記録をつけていたノートの一冊がなくなっていた。
父があつかった案件でAからZまであった。
それのSだけがなくなってい
た。
父を殺した犯人が持ち去ったらしい。
おれは父のかたきを討つべく相談所を継いだ。
そのころ王都では妙な誘拐事件が起きていた。
最初に誘拐されたのはパン屋のオヤジだった。
パン屋のオヤジは覆面をした男ふたりに誘拐された。
オヤジは狭い部屋にとじこめられて一日中パンを焼かされた。
うまいパンを焼くまで家に帰さないとおどされた。
オヤジは一週間目にやっと納得させるパンが焼けた。
オヤジは目隠しをしてパン屋にもどされた。
日当として一日につき銀貨四枚をもらった。
盗られたものはなにもなかった。
危害もくわえられなかった。
家族に身代金を要求されてもいない。
一週間パンを焼かされつづけただけだった。
次の誘拐されたのは防具屋のオヤジだった。
やはり狭い部屋に監禁されてこわれた防具を修理させられた。
新品同然になるまでいくつも修理させられた。
なにも盗られずに虐待もされなかった。
身代金も要求されなかった。
防具を修理させられただけだった。
その次に誘拐されたのが宝石店のオヤジだった。
創業二百年の老舗で王都で最も歴史のある宝石店の店主だ。
誘拐犯は店主の前に大量のガラス粒の山を作った。
「このガラス粒の中に宝石がまざってる。その宝石をより分けろ」
ガラス粒は小麦くらいに小さかった。
店主は必死でガラス粒の中から宝石をより分けた。
十日かかった。
すべてを終えると誘拐犯がカネをくれた。
そのあと目隠しをして店に帰された。
それだけの事件だった。
店主は店の宝石が盗まれてないかチェックした。
なにひとつ盗まれてなかった。
宝石がにせものとすり替えられてないかも確認した。
ことごとく本物だった。
店主がおれに言った。
「気持ち悪いんですよ。なにも盗まれてない。店の宝石はすべて本物。なのになにか見落としがある。そんな気がして落ち着かないんですよ。それを指摘してほしくてここに来たんです。私がやつらになにをされたのか教えてください」
おれに誘拐犯の真の目的が指摘できるだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 10:33:01
142277文字
会話率:47%
思い通りにはいかない日々の中に、突然として現れる、ちょっと不思議な宝石店。
何処からともなく現れたその扉に、ほら、あなたも魅了される。
ゆっくりと商品をご覧になりながら、日々の疲れを少し、解いてみては?
魅力的な鉱物をたくさん紹介していく
から、是非検索してみてねー☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 17:22:37
3442文字
会話率:45%
気づけば子どもの姿になって、異世界に立っていた。わけもわからず駆け出して、転んだ先にあったのは美しいジュエリーショップ。まるで魔法のような輝きを放つ指輪。
お店の中に招いてくれた店主さんによると、この世界には『魔宝石』という特別な宝石がある
らしい。
そうして話すうちに、私が精霊というものに愛されていることがわかって――
「あなた、うちの子にならない!?」
「………………はい?」
それから十五年が経ち、私はそのジュエリーショップの二号店、『宝石店アステリズム』の店長となった。
宝石も、宝石を見て喜ぶ人間の顔も、等しく美しい。今日も私は、そんな美しいもののためせっせとお仕事に励むのだった。
……前世(?)でこっぴどく婚約破棄されたから、もう恋愛はいりません。私は仕事一筋で生きていく!
*この小説はカクヨムにも投稿しております。
第1章の終わり(34話)まで予約投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:00:00
134287文字
会話率:42%
FOI日本支局は、開局から1年たち、今までよりも更に本格的な活動をするようになった。
本部からの研修者2名を受け入れるが、そのうちの1名、ジーナはなかなかに厄介な人物だった。彼女はハニートラップの熟練者でありながら、博に本気のアタックをする
。
そこに、宝石店を襲ったドローンについての詳細報告が来て、追い打ちをかけるように新たなドローン犯罪が起きる。
空は、研修期間ジーナとコンビを組むことになるが、一緒に任務をこなしているうちに、ジーナに変化が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 07:22:21
103124文字
会話率:31%
結婚式で婚約を破棄された挙句、同級生に婚約者を奪われた令嬢ルナ。
しかしそこへ、家族もろとも絶望に追い込まれていたルナの元に、ある一通の手紙が届く。
[あの二人の幸せを望みますか?]
とだけ記載されていたのを不審に思ったルナが手
紙に書かれた住所へ向かうと、そこは以前訪れたことのある宝石店ラ・コルネだった。
ところが、そこの従業員達は裏で『別れさせ屋』という一風変わった仕事をしており、店長のサイファーがその代表を務めていた。
ルナは、サイファーから元婚約者が不貞を犯していたことを知らされて、復讐心が芽生える。そして、元婚約者に然るべき罰を与えて欲しいとサイファーに依頼した。
だが、サイファーがルナを手紙で呼び寄せたのには、“別な目的”があった――。
一方でルナの幼馴染である侯爵令息のレオナルドは、極秘で麻薬密輸組織を追っていた。ところが、一番怪しいと思われるところへ向かった先は、サイファーのいる宝石店ラ・コルネだった――。
※約13万文字の完結済み作品です。
※以前投稿していた『婚約破棄してくれてありがとう』のリメイク版となります。続編を描く予定でしたが、本作で完全完結させることにしました。
※基本はルナ視点ですが、話数横の名前が別人物視点となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 03:58:35
144540文字
会話率:48%
伝子は、女優の婚約披露パーティーに警護することにした。一方、『宝石展覧会』か宝石展が狙われるのではという案にも賛成した。
最終更新:2024-01-22 13:58:36
4181文字
会話率:15%
私はロレーヌ・アサート。アサート宝石店を営む夫を持ち、彼の両親とも同居しながら店を手伝っていた。夫の母親つまり姑は思ったとこをずけずけと言う性格だったし、夫の父親である舅は空気のような存在だった。肝心の夫は姑に意見することもなく、あまり幸せ
とはいえない結婚生活を送っていた。それでも仕事は楽しくて、宝石を購入してくださるお客様との交流は、私の生き甲斐にもなっていた。
そんな生活を送っていた私に、ある日変化が訪れる。サイラは私の学園時代の親友でその当時は常に一緒に行動していた女性だった。幸せな結婚をしたと、そう思っていた彼女が突然アサート宝石店に現れた。
「ロレーヌ。私、夫と離婚したいの。あの人とはもうやっていけないわ。だって私の腕を折ろうとしたのよ?」
その腕を見れば、なるほどくっきりと赤紫色の痣になっていた。
アパートを借りることができるようにお金を渡そうとした私に彼女が放った言葉は、「ここにしばらく置いてくれないかしら?」だった。わたし達夫婦に子供がいないことも知っており、「いつでも子供が抱けたら嬉しいでしょう?」とも言ってくるのだった。
※これはあまり幸せとは言えない結婚生活をおくっていたヒロインが新たな幸せを掴む物語です。最初は現実的でよくある嫁姑問題のお話で、そこに絡んでくる親友にもきっとイライラしてしまうでしょう。ですが、途中から新たな美丈夫な男性が現れ、溺愛モードに入っていきますので、安心してお読みいただきたいと思います。過ぎ去った青春時代の甘酸っぱい恋を、いつまでも忘れたくないあなたにお届けしたい、甘すぎないラブロマンスです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 01:16:01
23547文字
会話率:52%
「私はここで父の帰りを待っているんです」
セレブ御用達。メディアによる露出は皆無だが、確かな目利きとサービス力により盤石な経営基盤を有する小さな宝石店の店主は今日も父の帰りを待つ。その父が二度と帰らぬ人とも知らずに。
最終更新:2023-08-07 00:06:53
2462文字
会話率:14%
先日沢山の客がいた宝石店の店内でヒモ男に振られたから、もう婚約破棄は三回目。
ダメ男ばかりに捕まるから、幼いころからの唯一の夢だった幸せな結婚というシャロンの夢はもう到底叶いそうにない。
しかし、諦めた矢先に現れたのは……。
最終更新:2023-07-17 18:16:35
23134文字
会話率:45%
3度の飯より宝石が好きなキャリアウーマンの『あたし』。
趣味の宝石店巡りの最中、強盗事件に巻き込まれ命を落としてしまう。
そしてバブゥッと転生した先は、金銀財宝がお菓子並みの価格で買える素晴らしき世界!
大好きな宝石に埋もれて日々ハッピ
ー♪
…かと思いきや、村を襲ったストーン・ドラゴン(宝石を食うドラゴン)に大切な宝石を食い荒らされてしまった!
意気消沈する『あたし』が次に求めた物は――……愛? いやいや○○でしょう!
ノリと勢いだけの異世界王道ラブ!全9話★☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 20:19:28
19961文字
会話率:34%
「結婚だ」父親が勝手に決めたのはなんと結婚。ベリルは突如「吸血領主」と呼ばれている人の妻になった——
家業の宝石店で働くベリルは、地味でオシャレや装飾品に興味がない。興味があるのは流行の宝石を研究し、似合う相手に売ること。高く売るよりも、
その人に似合うものを売りたいと思い店を守ってきた。家族には稼げもしないそんな娘は良い嫁ぎ先がなくお荷物だと言われ、いつも見目の派手な姉と比べられていた。宝石の仕入れが困難になり始めたある時、突然姉妹の元に縁談が持ち上がる。
それはなんと手に入りづらいはずの宝石とベリルを交換するという乱暴な話だった。訳もわからないままに嫁いだベリルは、見た目も名前も知らない人の妻になり、辺境で新しい生活を始めることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 17:02:06
100087文字
会話率:38%
主人公、津田ユウ(つだゆう)が住む街で、生達の間で話題になっているウワサがある
街の裏路地に、思い出を宝石に換えてくれるお店があるらしい、と言うウワサが話題になっている
津田ユウは話半分で聞いていたがある日突如気になってウワサの真偽を確
かめにいく
裏路地を通っていくと段々と現実離れした風景になって行き…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:07:26
2446文字
会話率:43%
宝石を生み出す少女ルティアは宝石姫と呼ばれている。そんな彼女が生み出した宝石には、幸福が宿っている。噂は評判につながり、いつしか大勢の人が彼女の宝石店を、利用するようになった。「私の宝石でみんなが幸せになるなら、そんな素晴らしい事はないの」
(※重複投稿しています)2023.5.28簡易チェック折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 08:00:00
234文字
会話率:100%
宝石の国のローラは女王様から「幻の指輪」と呼ばれる宝石を預けられます。
しかし、この宝石は「ハイカラリング」と呼ばれる変身アイテムで、選ばれた人間にしか身に着けることが許されないアイテムでした。
ローラは女王様の従姉妹であるアーシアが人
間界の大正町で宝石店を営んでいることを知り、向かうことにしました。
その一方で裏切り帝国の幹部たちが、ニック帝王の命令で大正町にいる人たちから「正直エナジー」を回収し、支配させることを企んでいました。
ローラは河川敷に向かう途中の住宅街で雫と遭遇。そこでローラは雫にハイカラリングを渡してハイカラガーネットに変身させ、裏切り帝国の一味と戦うことになりました。
その後もつばさにもハイカラリングを渡して、ハイカラサファイアに変身させ、一緒に戦わせました。
しかし、戦闘に不慣れな彼女たちは、裏切り帝国が生み出したホラフキンの攻撃から逃げてばかり。
果たして、彼女たちは裏切り帝国の一味たちを倒せることができるのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 11:37:38
94422文字
会話率:58%
宝石店泥棒。この、泥棒に入った新聞を読んで、外国人の女子二人が、話す。
キーワード:
最終更新:2022-06-28 21:14:01
407文字
会話率:38%
「俺は運命の愛を知った。だからお前とは婚約破棄する」
侯爵家の跡取りとして日々研鑽を積むフィオーナは三ヶ月ぶりに会った婚約者から婚約破棄を告げられる。
しかしその運命の相手とは、平民イオナに扮したフィオーナ自身だった。
呆れて何も言え
ないまま、婚約破棄を了承したフィオーナは後継教育に力を入れる。
実地訓練として侯爵家が運営する高級レストランや宝石店で従業員イオナとして働き、店舗は右肩上がりに売り上げが伸びていく。
ところがイオナに元婚約者が詰め寄り、営業妨害で叩き出そうとした時に助けてくれたのはお客様としてレストランにきていた男性、フェリスだった。
今度は宝石店でフェリスから想い人に送る指輪のオーダーを頼まれて、痛む心に戸惑うフィオーナ。
ところがその指輪は、フィオーナに送られ求婚される。
元婚約者はイオナのために婚約破棄したのに相手にされず、墓穴を掘っていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 09:13:01
10117文字
会話率:55%
開店前の宝石店。準備作業を手際よく熟す一人の男子が、時折腕時計を確認しては「はぁ」溜め息をひとつ。
(店主が遅刻? 言語道断。有り得ません)
ーーが。
生真面目な彼は手を抜けない。
怠惰な雇用主に呆れても、面倒な取引先に絡まれても、
やるべ
き事はきっちりと。
さあ、時間は待ってくれませんよ。笑顔の準備を。
ーーでは、参りましょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 22:53:48
1000文字
会話率:40%
イギリスの老舗宝石店の娘、スカーレット・ライト。
彼女は、イギリスで有名な女子高に通う、お金持ちで自信家で、宝石が大好きな普通の女の子だった。
しかしある日、街で起こった人攫いから始まった数々の謎の事件に巻き込まれていく。
彼女は、その時
出会った、日本から来た妖(アヤカシ)、螢(ホタル)に日本の妖の仕業であると聞かされる。
半ば強引ではあるが、スカーレットは螢と共に、事の発端である黒幕を突き止め、一連の事件を解決することを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 23:31:15
2570文字
会話率:18%