宇宙移民船ヴァンドラは、シープと呼ばれるヒツジ型宇宙生物の攻撃を受けて別の宇宙に逃げ込んだ。その先で見つけた緑の惑星を開拓すべく、占領部隊を降下させた。その一員として戦うハヤトとカズキは親友だった。しかし、ある事件を境に互いに望まぬ戦いに
巻き込まれていくーー。
この世界の地球には稀に未来人があらわれていた。1900年代にはグラハム・ストライカーと名乗る人物が世の中を騒がせた。海からイルカが攻めてくると予言したからだ。彼は対抗手段としてグラハム因子なる超能力を発現させる研究で世間を騒がせた。だが、それは起こらなかった。イルカは海から出られなかったからだ。彼は歴史とともにいつしか姿を消し、残されたのはタールや油で汚染された黒い海だけだった……。
やがて2000年代にはいると、ウエノ・ハルテイルという若き科学者と数十人の未来人が真っ白な長方形の物体からあらわれた。彼らはヒツジが攻めてくると言い、各国に協力を依頼、地球軌道を宇宙ゴミで覆ってしまった。
日の当たらなくなった地球は敵の侵略よりも前に死の星と化した。日照時間はなくなり、食料も育たず、水もない。
やがて彼らは「LT」通称ロステク社を設立した。各国が対応する間もなく、十数年のあいだに世界中の娯楽、通信、軍事産業、食糧生産などのあらゆるものをロステク社のものに置き換えてそれを掌握した。その後、彼らは時を見計らったように地球統一政府GAIAを名乗った。世界を巻き込む戦争の末に、博士の野望とも言える宇宙移民艦隊計画がスタートした。
そして2044年、衰退しきった地球にクリーム色の傘のような巨大生物が地球に落下、予言は成就した。ついに光線を吐く奇妙なヒツジたち、通称シープが世界に姿をさらけだしたのだった……。
•不定期更新(約2ヶ月おき更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 21:00:00
46253文字
会話率:53%
ある夜、宇宙から何かが地球に落ちてきた。現場は町外れ。大きなクレーターができ、どこか未練がましく空に向かって煙が伸びている。
夜中ではあるが、はしゃぐにはむしろいい時間帯。現場に駆け付けた野次馬を始め、警察消防マスコミ、そして軍や科学者
たちが口々に言う。
「干柿みたいな形だな。隕石じゃないか?」
「馬鹿。どう見ても自然物じゃないよ。ほらあの部分、人工的だろう」
「人工衛星だろう。熱で固まったんだ」
「宇宙ゴミじゃないか?」
「う、宇宙人の爆弾だ! 間違いない!」
「おい。今騒いだ奴をどっかにやっとけ。はぁーあ。しかしまぁ宇宙人か何かは知らないが、夜中になぁ。あー眠い眠い」
と、欠伸をする政治家。ついに宇宙人とのファーストコンタクトのときがと考え、現場に来たのだが肩すかしを食らったと不機嫌気味。
「まあまあ、もしかすると宇宙人の小型探査機。つまり前座。近々、本人が現れるかもしれませんから」と科学者。「いや、あれは巧妙にカモフラージュした他国の軍事衛星だ」と軍関係者。
しかし、事は彼らの予想から外れていた。その落下物には扉がついており、そして開いたのだ。
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最終更新:2024-04-08 11:10:00
2052文字
会話率:45%
仕事をクビになったカイルは自分の天職が冒険者であることを知り、冒険者に転職した。
ドローンやハッキングを駆使して海賊を討伐していくも、コスパの悪さからデブリ(宇宙ゴミ)の回収をするようになった。
廃棄された宇宙船や人工衛星を回収するうちに、
整備すれば使えるものが多いと知り、そこに商機を見出していく。
「あれ、これデブリを回収した方が儲かるんじゃないか?」
時に捕まえた海賊に強制労働させ、時に新たなスキルを作って販売し、カイルは事業を拡大していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 12:00:00
88005文字
会話率:52%
時は西暦2052年。一億以上も宇宙に漂うスペースデブリ(宇宙ゴミ)は深刻な問題となっていた。人類に代わり、宇宙空間でデブリの処理業務を行う人型アンドロイド、イブキとグレン。そんな彼らを見守る神、アトラス。
彼らのいつもと変わらない日常が突然
崩れた。
直径百メートル級の隕石の襲来を知らせる緊急通信が入る。決死の覚悟で隕石に挑んだイブキとグレンの二体は、見事隕石から地球を守る事ができるのか・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:22:20
10230文字
会話率:51%
月基地から地球へ宇宙船で帰還するには高度200km-800kmの『宇宙ゴミ』地帯を横切らなければならない。宇宙ゴミとは過去の人工衛星やロケットの残骸で、秒速1万メートル近い速度で飛んでいるため、たとい10cmサイズでも、衝突したら宇宙船は大
きなダメージを受ける。
帰還船が、この「ゴミの高速道路」に向かう途中、大きな隕石が地球をかすめ、その際にGPS衛星とぶつかって、大量の宇宙ゴミを新たにまき散した。帰還をキャンセルする暇もなく、その一部が宇宙船に衝突し、複数あるエンジンのほとんどが使用不能となる。
ぶつかった衝撃で軌道も変わり、20分後には大きな幽霊船と衝突することが判明する。幽霊船とはコントロールが出来なくなった有人宇宙船や大型人工衛星のことだ。
軌道を変えるのに十分な燃料はない。帰還船は幽霊船を避けられるのか。
【お話としては子供向け=童話ですが、文体はあえて童話風にしておりません】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 19:00:00
12814文字
会話率:34%
うりうりー、あたし、マッチョだよ!
身長2メートルのゴリマッチョ!
今から真冬をビキニで駆け抜けるのー!!
あはははは〜
※ノベルアップ+でも掲載中
最終更新:2020-12-27 13:12:08
1235文字
会話率:56%
文字ちゃんは目立ちたくないようです。
みんなと同じ色になりたいようです。
最終更新:2020-12-26 12:23:04
210文字
会話率:0%
三人の公爵令嬢、長女は王子様と結婚、次女は勇者パーティーに、末っ子は魔王になりました。そこに定番イベントが襲いかかるッ!!
ノベルアップ+でも公開中
最終更新:2020-12-24 23:49:55
2547文字
会話率:34%
先人達が残した宇宙ゴミが、新たな資源となりつつある未来の世界。
宇宙の掃除屋(スペースダスター)として相棒ユークレス号と共に外宇宙を飛び回る少年ジルは、ある日回収したゴミの中からある不思議な石を見付ける。
見た目の綺麗さから何となく
売らずに手元に置いていたジルだったが、その日を境に夢の中に謎の少年が現れるようになり──?
※今の所そうなる予定はありませんが、戦闘シーンが出てきた時に備えて念のためR15にしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 10:17:24
2596文字
会話率:23%
授業聞かない自分が、授業の内容を小説にしようとしたら、ようやく授業を聞くようになるのではないかと考えて書く事にした授業です。小説ではありません。授業です。
ちなみにこれ書くために授業聞いてないから授業の内容は入ってません。
今、は?って思っ
た?
俺も思ったよ^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 16:33:47
2096文字
会話率:14%
宇宙を航行する漁船が宇宙ゴミに衝突。航海から一転、漂流物を解析しながら救助を待つだけの窮状にたたき落とされた三人の乗組員たち。パニックを乗り越え、サバイバルに希望を見出したとき、彼らの前に最悪の漂流物“死体”が流れてきた。
最終更新:2020-09-10 02:01:44
9662文字
会話率:58%
奈良県天川村にある[天川スペースガードセンター]は地球に接近する小惑星や宇宙開発に影響を及ぼす可能性のあるスペースデブリ(宇宙ゴミと呼ばれ地球の軌道上にある使い終わった人工衛星やロケットの破片など。)を監視していた。
3月のある日、地球
と交差する軌道を持つ小惑星を発見する。その小惑星は直径87kmもあり12月には地球に衝突する事が判った。
この観測データは世界中の天文学者で共有され観測された。その後の観測で衝突場所も特定され、日本の紀伊半島の潮岬沖南約17kmで、地球に対して60度の角度で衝突することがわかった。この小惑星は6550万年前の恐竜を絶滅させた小惑星の8倍の大きさであり専門家の見解では地球上の生物のほとんどが絶滅すると発表された。
[天川スペースガードセンター]に勤務する井原誠太郎はこの小惑星の衝突をいち早く知ることになる。その誠太郎家族に行動を中心に、親戚、友人、村民との交流と将来あり得る天体衝突が起きた場合、人々はどのように考え、行動するのか、ごく普通の家族の目を通しながら、地球規模の大災害に対応する個人の行動と組織の対比を描いたものである。
12月にはとうとう小惑星衝突が起こってしまう。その後、地球の未来は?・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 10:30:30
58141文字
会話率:19%
主人公であるダンとその父であるタロスは、父親が宇宙から持ち帰った、宇宙ゴミのなかに紛れていた、カプセルから、一人の異星人の少女を見つけることとなり、彼女、ルーンと交流することになる。だが、少女の生まれた星の負の遺産を巡り、それを稼働させよう
と、各星の様々な研究者たちが浚われ、その中に、父であるタロスが居たことを知ったルーンは、自分の故郷の二の舞をさせたくないため、心を通わせダンと結ばれつつも、救うために、動き出す。子供をダンに託して。命がけで救い出すも、ルーンは、凶弾に倒れることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 22:27:43
30674文字
会話率:26%
世は宇宙大戦争時代。ファリア帝国と自由銀河連邦が起こしたちょっとした争いが全銀河に拡大したこの時代、多くの惑星は戦争に苦しんでいた。
そんな中、銀河の外縁部の淵のあたりのド田舎に『地球』という星があった。
ある日会社をクビになったアキラは、
親友のトム・キティの里帰り旅行に付き合うことにする。
しかしそれは、宇宙ゴミの様にこの広い銀河をヒッチハイクで漂う大冒険の始まりだった!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 20:30:19
7475文字
会話率:37%
宇宙の晴れ上がり以降に進んだ可視光線の内側の宇宙空間内を示す〈現宇宙〉。その現宇宙内で設立された連合の省庁に宇宙環境省がある。そこの空間管理課は宇宙環境に影響を与える不法投棄物スペース・デブリを取り締まっている。
深黒京香と白和泉裕嵩もそ
の空間管理課の職員の一人である。彼らは、一般にはスペース・デブリ取締官と呼ばれ、宇宙空間のあらゆる場所に不法投棄されていくスペース・デブリを回収し、その業者の確保を行っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 10:42:41
51772文字
会話率:40%
地球に軌道エレベーターが建造されるまで発展した近未来。
ソラ、ハル姉、ナナ、ツッキーの4人組は『すばる海宙学園』の高校生。彼女らは人工知能搭載の『アステローペ』と名付けられた少女人形の様な外観を持つ有線操縦式の極限環境作業ロボット(通称
ドール)を手に入れ、日本政府支援の宇宙事業を行っている。
人工衛星の軌道投入、宇宙ゴミの回収など順調に思えた彼女たちの事業だが、ライバルの登場、想定外のトラブル、正体不明の敵の出現により事態は思わぬ方向へ進む事になる。
その影には国家間をも脅かしかねない、ある陰謀が蠢いていた――。
学園の皆や、『アステローペ』建造に参加したオジサン技術者達の力を借りながら奮闘する彼女らは、その陰謀にどう立ち向かうのだろうか?
女子高生とロボットとオジサン達のスペースオペラ、今、ココに開幕。
※この作品は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 13:27:55
63543文字
会話率:48%
スペースデブリ(英語: space debris、orbital debrisとも)または宇宙ゴミ(うちゅうゴミ)米語:space junk とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物
体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。(Wikipediaより引用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 20:10:12
1560文字
会話率:52%
スペースデブリ(英語: space debris、orbital debrisとも)または宇宙ゴミ(うちゅうゴミ)米語:space junk とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物
体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。(Wikipediaより引用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 00:52:13
2152文字
会話率:50%
以前に投稿した『宇宙ゴミ箱のはなし』を改稿し、『宇宙ゴミ箱「まるなげクン」』として公開します。
『ラジオドラマ短編小説賞』への応募作品で、ジャンルは「空想科学」です。「宇宙」「パニック」という要素もあります。
改稿前の作品と本筋は変
わりませんが、人物の設定、章立ての区切り、文章の細部を大幅に変更しました。
いちおう断っておきますと、かの星新一大先生の超有名なショートショートのパクリではないんです。断じて違うんです。ほんとうです。違うんですってば(涙)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 21:15:45
9358文字
会話率:38%
市のゴミ処理問題に頭を抱えていたO市役所市民環境課課長の竹中は、謎の自称発明家から新技術の提案を受け、それを採用する。
画期的なゴミ処理施設は大成功を収めるが、そのゴミ処理方法は様々な波紋を呼ぶ。
そして銀河系連合を名乗る宇宙人が現れ
て、事態は思わぬ方向へと展開する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-09 18:08:56
9341文字
会話率:55%
地球にも土星と同じような輪っかができた未来。人類が宇宙に進出することで必ず直面する問題をどう考えるか。
最終更新:2018-10-19 21:15:42
671文字
会話率:100%
地球軌道のデブリ掃除をビジネスにしようと奮闘する話
<カクヨムでも公開しています>
最終更新:2018-02-26 19:10:52
82220文字
会話率:36%
人類は、進化とともにその生物でもトップの大きさを誇る脳と、知能を持ち合わせている。そのおかげか、年ごとに人の手で造られた技術を進化させ、自らを楽にさせて行った。だが、その代償はかなり大きなものだった。
排気ガス・工業廃水・化学物質汚染・宇
宙ゴミ 人類の進歩により、様々な問題が挙げられてきた。それでも、人は己を楽にする欲に負け、自然を汚して行った。
そこに、ある軍団が立ち上がった。
彼らは、銃器や爆弾を用いて企業や軍事施設などを破壊する工作を行い、自分たちのことをこう声明していた
『自然保護軍』
政治家や、企業家たちは自分たちの損害とこの世界規模の軍隊に頭を悩ませ、ついにこう決断に至った。
『奴らを我が軍隊による殲滅を行う』
訓練された兵士と、生半可な訓練で戦場を歩く民間兵。どっちが上かすぐにわかった。
そして、人と人。銃と銃との戦いが世界規模で勃発した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 15:00:00
1522文字
会話率:48%
時は宇宙開拓時代、西暦5500年。
人々は宇宙に彼らの世界を広げていく。
これはその時代で不運な事故に遭い、所謂Border_Planet -辺境の惑星-と呼ばれる星々に不時着等をした人々のサバイバルを書いた物語。
第1章は3人が
とある星に不時着して帰るために奮闘する物語。
航海中に宇宙ゴミにぶつかり何とか近くの星に不時着したが、船を失ってしまった3人。
その星には少しばかりの原住民と異国民、そして、宙賊と呼ばれる野蛮な者達がいた。
植物は少なく、とても寒い地に降り立ってしまった彼等は過酷な環境の中、救援を望めない中必死に生きようとする。
帰って家族に会うために。
果たして、彼らを待つものは帰還か隷属か死のどれなのか。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 22:15:07
25459文字
会話率:31%