魔暦。
誰もが当たり前のように魔法を使い、魔法の恩恵を享受している時代。
万能の力たる魔法、その大いなる力が真理の如く君臨する時代。
生まれながら魔法を使えない者は、魔法不能者と呼ばれた。
あるいは、無能者と。
そんな時代にあって、皆代幸
多は、完全無能者の烙印を押されていた。
ただの無能者ではない、完全なる無能者である、と。
魔暦222年、皆代幸多は十六歳を目前に控えていた。
人類生存圏・央都を守護し、人類復興を目指す戦団と、人類の天敵たる幻魔、その熾烈な戦いの中に見を投じるべく、彼は、勇躍する。
その先にどれほど過酷な運命が待ち受けていようとも、彼は、ゆく。
魔法不能者が無能ではないことを証明するために。
大いなる目的を果たすために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 06:10:00
3930344文字
会話率:27%
魔王が敗れて数年。再建されつつある魔王軍の四天王に、ある人狼族の少女が就任した。少女の名はリルウル・ライカ・リュカントロポス。彼女は勇者を倒すため、ある提案をする。
「私自身が勇者を調査して参ります」
魔王を討ち滅ぼした勇者の所在を突き
止め、倒す。そんな彼女の提案を他の四天王達は喜んで承認した。
しかし、リルウルの真の目的は打倒勇者ではなかった。
「だってリルウル様。勇者のこと好きですよね?」
「・・・・・・へ?」
勇者打倒はただの建前。本当は憧れている勇者と再会し、一緒に過ごすためであった。そう、リルウルは天敵である勇者に恋をしていたのだ。
正体を隠しながら勇者アッシュ・バーンガイズの元へ通うリルウル。 様々なトラブルに見舞われつつも、アッシュと心の距離を縮めていく。
「アッシュ様・・・・・・今日もかっこいい・・・・・・♡」
しかし、そんな二人に思いもかけない陰謀が襲いかかる。
果たして、勇者への恋は成就するのだろうか?
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100402文字
会話率:59%
そこは、何処にあるとも知れない不思議な空間。空には太陽と月と星が同居し、白亜の建物群がそびえる不思議な世界。
そんな不思議な場所で、一人のサキュバスの少女は恋をした。その相手は、悪魔族の彼女にとって天敵であるはずの天使であり、眩い彼の輝きを
見るたびに彼女は心を揺さぶられる。
彼に近付きたい・・・。彼と話したい・・・。もっともっと仲良くなって、いつかは・・・。
秘めたる思いを胸に、少女は行動する。決して交わるはずのない種族の壁を超越すべく、彼女は暗躍する。
そうして行動したその先に何があるのか、サキュバスの少女は無事思いを寄せる天使と結ばれるのか。その結末やいかに・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
20138文字
会話率:63%
【毎週だいたい火・木・土の更新です】
土地神の力を借りて、地元に降りかかる災厄を予知している巫女の鈴緒(すずお)。
彼女はある日、自分が近い将来とある男性とイチャイチャバカップル化する未来を視てしまった。
その男性こと銀之介(ぎんのすけ)
は兄の友人であり、鈴緒にとって天敵でもあった。
とにかくこの男、威圧感がすごいし小言も多いのだ。
どうにか未来を変えようともがく鈴緒は、無表情小姑な銀之介とのゆるふわ攻防戦を繰り広げる羽目に。
果たして彼女は、割と重めの感情を抱え持っている彼から逃げおおせることが出来るのだろうか。
――たぶん無理ですね、はい。
(ネオページにて商業連載中の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:07:35
7796文字
会話率:39%
だんだん汗をかく回数が増えてきて、
汗疹が出るようになってきた!
痛痒い! ヒリヒリするしめちゃめちゃ痒いし。
水分取り過ぎる奴からしたら? 夏は天敵なのさー!(笑)
蚊にも刺されるし! O型だから、昨日も公園のベンチで
座ってたら? めち
ゃめちゃ吸われてるし!
痒いな~痒い!!!笑笑折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-06 19:12:45
1131文字
会話率:8%
宇宙からの使者であり地球にとっての外来種から人類と地球と言う人類の生存圏を守るために意地とプライドをかけて立ち上がった地球の護り人アーズ
そんなアーズを目指す熱き青年の物語ここに開幕!!
最終更新:2025-06-06 02:41:09
27480文字
会話率:60%
突如「ホール」とよばれるダンジョンが出現し、人間のみを捕食するモンスターにより一変した世界。モンスターは生態系の頂点だった人類にとっての天敵で、外来生物としての天敵「外来天敵」と呼ばれた。外来天敵によって世界中のあらゆる国家や社会が打撃を
受け、天敵が支配する人類が立ち入れないエリアが生じた。
やがて、ダンジョンやモンスターに対抗するように超常の能力に目覚める子供達が現れる。超常の能力は千差万別で異能を扱って人類×モンスターの総力戦が行われる。しかしそこに既存の権力や国家感の思惑が入り組み、異能の子供達「適応者」は社会に翻弄されながらもモンスターを駆逐、人類の復権に身を投じていく。
舞台は「横須賀クラス」と呼ばれる適応者の高校生が集められる自衛隊訓練センター。
そこに集まる高校生たちは望む望まないに関わらず、ダンジョンやモンスターとの戦いに巻き込まれていく。
戸隠彼方(トガクシカナタ)は適応者として発見されながらも、不完全な能力者としてクラスで虐げられる。諦めずに成長を模索する彼方はやがて、国や軍、社会に巻き込まれながらもダンジョン/モンスターと戦い、なぜ世界にダンジョンが現れたのか、なぜモンスターが出現するのかの謎に迫っていく。
なぜ異能の適応者は生まれたのか。なぜ自分は適応者になったのかーー。
異世界侵食×異能バトル×本格ミステリー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 08:03:23
72713文字
会話率:17%
メイド風の戦闘服をまとった女の娘達が、東京を舞台に人類の天敵と闘うSFアクション作品です。
尚、作中のカットは全て筆者が自前で描いております。
美神戦隊アンナセイヴァー。
五人の少女が、超科学で生み出された兵器を装着して、未知の超進化生物
「XENO」と闘う物語。
都内で頻発する、無差別猟奇殺人事件。
人間の仕業とは思えない凄惨な事件に、警察は人外生物による凶行と判断せざるを得ず、パニックを避けるため一般には箝口令を敷く態勢を整えつつあった。
しかし、やがてその犯人の正体が判明する。
神出鬼没、人間を捕食し急成長を遂げる未知の怪物「XENO(ゼノ)」。
彼らの暗躍により、人々は知らぬうちに絶望の世界に巻き込まれつつあった。
そんなXENOに、唯一立ち向かえる者達が居た。
五色のメイド服をまとい、高い戦闘能力と防御力を誇り、何処からともなく現れる謎の少女達。
「アンナセイヴァー」といつしか呼ばれるようになった彼女達の、真の目的とは何か。
そして、そのメンバーにいきなり抜擢された少女・愛美の波乱な運命は如何に。
数多くのスタッフに支えられながら、五人の少女達の過酷な闘いは幕を開ける。
人類は、人々の生活に忍び込み、陰から人々を無差別に補食するXENOに立ち向かい、その恐怖を払拭することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 17:05:58
1078703文字
会話率:40%
妖狸の夜一と、じじ様夜一が大好きな孫の子狸連夜は人には見えない不思議な道、狢道の先にある「狢庵」で薬を作り二人気ままに暮らしている。
以前夜一に助けられたのが縁となり、都で薬問屋を営む満月堂は狢道の出入りを許され時々狢庵へ薬を仕入れに訪れる
。
他の妖と出会ったり闘ったり、気が向いた時や狢庵へ迷いこんだ人間を助けたりするが陰陽師は天敵のように嫌っている夜一。そんな二人が日々暮らすお話。
時代劇のような世界観ですが、別世界です。実際の時代考証に基づき◯◯があるのは間違い、おかしいといったご意見ご指摘はご遠慮下さい。言葉使い含めゆるっとご都合主義です。更新は遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:01:16
100914文字
会話率:56%
「私は吸血鬼を殺すために生まれてきた」
吸血鬼が蔓延る時代に、ReinCarnationと呼ばれる者たちが存在する。彼、彼女らは神に誓いを捧げる者たちとして、人道を外れた吸血鬼を粛正する役目を背負う。神から与えられた力は『転生回数による
肉体強化』と『前世の記憶の引き継ぎ』だ。
「信じられるものは自分の力だけだよ」
孤立無援を好む彼女の呼び名はヒュブリス。神に誓いを捧げることなく、自分の力だけを信じて、吸血鬼を殺し続けてきたReinCarntionの一人。
「私はただ、吸血鬼を殺すだけだ」
千年後の時代へと転生をすれば、吸血鬼が優勢な時代へと変わっていた。彼女は千年の間に何が起きたのかを探るため、アレクシア・バートリという名で、千年後の時代を生き抜くことになる。培った膨大な知識・死闘による経験値・転生回数による肉体強化。彼女は吸血鬼にとって最強の天敵だろう。
「――永久に眠れ」
これはそう、人類の栄光と――アレクシア・バートリとして生まれた彼女の生涯を描いた物語である。
※異世界処女作
※不定期更新
※残酷な描写があります。閲覧にはご注意ください。
※挿絵のある物語にはタイトルに『◎』が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:00:00
2164186文字
会話率:64%
亡者が転生の時を待つ、死後の世界。
魂の交差点、生死の境。
生者が暮らす、生前の世界。
魂は、この三つの世界を巡る。
しかし、その魂の巡りを邪魔する者がいた。
生者に取り憑き生気を奪う、悪霊。
己の怨みを晴らすために生者を生死
の境に閉じ込め殺す、怨霊。
そして、魂を捕食する黒い鎧の化け物、化穢(ばけがれ)。
化穢が効率的に魂を集めるために作り出す泥の化け物、穢憑き(けがれつき)。
そんな奴らを取り締まる、亡者のみで構成された組織が生前の世界中に存在していた。
その組織に所属する、生前の記憶がない少女、花耶は穢れの天敵とも言える能力を持つ一人である。
これは、死んだ後も魂を守る屍霊達の日常活劇。
それでは、開幕。
※これはスランプから脱出するために書いている小説です。
至らない箇所、稚拙な文章はあるかもしれませんが、あたたかい目で読んでください。
また、章ごとに六話で分けています。そのため、文字数はバラバラです。
また、私は執筆ペースが遅いので、一週間に1話くらいで投稿できるといいなぁと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:00:00
498428文字
会話率:42%
魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:00:00
2816266文字
会話率:38%
【ヒロイン溺愛のシスコンお兄様(予定)×悪役令嬢(予定)】
小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れ、失敗し、獄死する運命であることを知っていた。
その運命から逃れるべく、九つの時に家出して平穏に生きていたが。
ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。
その青年が、ヒロインを溺愛する彼女の兄、自分の天敵たる男だと知りグステルは怯えるが、彼はなぜかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。
優しいはずのヒロインにもひがまれて、物語は次第にグステルの思ってもみなかった方向へ。
運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。
アルファポリスさんにも同作品を投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 06:38:59
425287文字
会話率:22%
寿命という概念を捨て去り、人類は永劫に動きを止めぬ命を手に入れた。そんな人類に現れた天敵、『死へと導く物』。触れただけで死をもたらす。そんな存在である少年“一海”の物語
死を与えることのできる青年は世界を旅し、一体何を見るのか。
最終更新:2025-05-26 22:58:33
7865文字
会話率:51%
死ぬ直前に目の前に現れた女神。
人間を虐殺し過ぎたDIDの青年は異世界に追放される事になる。
しかし、異世界では人間ではなくキマイラに転生してしまうが人間の時より活き活きと異世界を遊びまわる。
人間の天敵が自由に生きる冒険ファンタジー
最終更新:2025-05-25 21:05:57
802382文字
会話率:32%
トップハンターのノブリとコブリ。村や街の郷土品や交易品を守りに日本の各地をまわります。
盗賊の天敵、山チュー達から盗品を取り返すのもトップハンターの役目。今日もどこかで盗賊達が悪さを…。
最終更新:2025-05-19 20:34:47
551文字
会話率:69%
西暦3269年、世界各地に現れた「ゲート」が社会を変えて十二世紀半。
様々な「スキル」を使い「ゲート」の向こうに広がる広大な「ダンジョン」へ赴いては、
トレジャーを探りモンスターを狩る「ユーシャー」たちが跋扈する混沌の時代。
所謂「ハズレス
キル持ち」の保険屋シオタニ・シンゲンは、不運にもユーシャーとモンスターの戦闘に巻き込まれ死にかける。
だが死に瀕した彼はひょんなことから「ヒトの魂を持つモンスター」に変異。
自ら「カーネイジ・バグ」と名乗り、憎悪のままユーシャーを狩り続ける。
モンスターと化して尚ハズレスキルしか持ち得ぬ彼は、
然し無類の強さを以てユーシャーらの天敵と呼ばれるまでに成り上がっていく。
終わりなき殺戮の果てに、彼は何を見るのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:36:00
113201文字
会話率:18%
◇
突然人の頭上に数字が表示されたら、皆は何を想像するだろう。
ある人は集団幻覚をまず訴えた。ある人はそれは努力の数字だと怖がる子供をあやした。ある人はそれは才能の数だという説を提唱した。
それから数十年、未だに真相は明らかになっていない
けど……確実に言えることが一つある。
その数字が『0』の人間に、存在価値はないということだ。人間というものは、数字は高ければ高い方がいいと思いがちなんだそうな。
レベルゼロである主人公は周囲から馬鹿にされていた。それでも冒険者になる夢を捨てられず、己の肉体を鍛え続けてきた。
冒険者育成学校の中でも最底辺、そんなある日、こんな声が聞こえてきた。
『――アチーブメント・陰を極めし者を獲得しました』
アチーブメント? なんだそれは?
その瞬間、謎の魔物たちを率いた魔族がやってきて、こう告げる。
「これより、人間狩りを始める」
魔族が連れてきたのは魔大陸の深部にしかいないような強敵ばかりだった。
立ち向かう人類。または蹂躙される人類。
「む、無理だ……こんなの、勇者か何かの仕事じゃないか!」
だが奇妙だ。主人公だけは襲われない。誰もが横を素通りしていって存在自体が消えてしまったかのようだ。しかし、そんな好機を逃すわけにはいかない。
主人公は魔物の背後から一刺しし、殺す。いとも容易かった。
防御力も攻撃力も無視した一撃とは、これほど恐ろしいとは。
「俺にだって、できることはあるんだ……」
そんな作業を繰り返し、ついに魔物を殺しきる。
『――アチーブメント・魔の天敵を獲得しました』
「この世界にそれが必要なら……俺が、勇者になる」
◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:18:59
8190文字
会話率:45%
【コミカライズが2月25日、水曜日のシリウス内で連載決定!!】
【書籍版がカドカワBOOKS様から好評発売中です!】
【イラストは大ヒット作品『陰の実力者になりたくて』のコミカライズを担当されている坂野杏梨先生に担当いただきました! すでに
口絵も公開されていますよ!】
【第三部 はじまりました!】
ちょっとした失言から四天王最弱の汚名を着せられ、魔王軍を解雇されてしまった『屍蠍のカプソディア』。
魔王軍を離れ、人間の街で第二の人生を歩み始める。
街で静かに暮らしたいのに、天敵であるはずの勇者や聖女から頼られ、かつての部下には戻ってきて欲しいと懇願される。一方で魔王軍から刺客を送られ、果てはかつての同僚に襲撃されるのだが……!
「死ね……」
ポックリ……。チーン……。
死属性魔法を極めた四天王最弱には、何も問題がなかったようです。
強すぎて能力不明!?
最弱汚名を着せられた死属性四天王のセカンドライフ。
次回更新は活動報告&作者のTwitterにてお知らせします!
※2020/11/22 3:07 タイトル変更しました
旧タイトル『「ククク……。ヤツは四天王の中でも最弱」という風評被害のせいで追放された死属性四天王は静かに過ごしたい』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 12:10:00
240850文字
会話率:39%
魔王を倒した勇者レオは、平和になった世界で突然の「用済み」通告を受ける。
同じく魔王軍の敗北で居場所を失った魔王・リュシアもまたあてもなく彷徨っていた。
行く宛のない二人は、なぜかまた偶然にも出会い、山奥の廃村にあったボロ家で同居生活
をはじめる。
元・天敵のくせに火事能力皆無の勇者と、意外と世話焼きな元・魔王様。
■勇者■
レオ・アルディアス(22)
・伝説の勇者。全属性魔法が使える超人。
そのくせ料理洗濯掃除、どれをやらせても壊滅的。でも優しさと笑顔は最強。
・性格は、明るくて楽天的。ちょっと抜けてるポンコツ。でも真面目な面もある。
・伝説の勇者として育てられ生きてきたので恋愛経験はゼロ。
■魔王■
リュシエル・ノクス(??)
・見た目は中性的な美貌の細マッチョ。
性格は若干マイナス思考だが冷静沈着でちょいツン。
・かつて人間を滅ぼそうとした理由は〝共存”を諦めたから。
・敗北後、レオにトドメを刺されることなく解放され、なぜか彼と同居することになった。
・人間の暮らしには慣れていないが、案外準応力は高く、家事は完璧。
得意料理は「何で出来てるのかわからないけどメチャクチャ美味しいスープ!」(レオ命名)で、最近はデザート作りに凝っている。
―――――――
執筆開始日、2025.4.23折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 02:29:40
12187文字
会話率:47%