どんなもんだいこんなもんかいそんなもんだい
キーワード:
最終更新:2025-02-25 17:49:53
297文字
会話率:0%
時々、自分の存在が曖昧になる瞬間がある。
鏡に映った姿が、一瞬だけよく分からなくなる。
誰かに呼ばれた気がして振り返っても、そこには誰もいない。
目が覚めた時、自分がどこにいるのかすぐには分からない。
そんな些細な違和感の積み重
ね。
私たちは、そういう瞬間を「気のせい」として片付けてしまう。
目の疲れ、寝不足、ストレス。
理由をつけて、不確かな感覚を遠ざける。
そうやって、世界の輪郭を鮮明に保とうとする。
でも、もしかしたら。
その「気のせい」こそが、世界の本質なのかもしれない。
私たちが「現実」と呼んでいるものは、
ただの習慣的な観測の結果に過ぎないのかもしれない。
通学路の曲がり角。
いつもと同じ景色なのに、時折見知らぬ街に迷い込んだような錯覚。
教室の窓から見える空。
昨日と同じはずなのに、どこか違う色をしている気がする。
放課後の校舎に残る誰かの足音。
振り返れば、そこには誰もいない。
でも確かに、誰かがいた気配だけが残っている。
確かなものなど、どこにもないのかもしれない。
私たちが「現実」だと思っているものは、ただの習慣で、
「普通」だと信じているものは、単なる多数決なのかもしれない。
その「多数決」から外れた瞬間、世界は途端に不確かになる。
写真に写るはずのないものが写り込む。
写っているはずのものが、跡形もなく消えてしまう。
記憶と記録が、少しずつずれていく。
誰かの存在が、まるで霧のように溶けていく。
目を閉じて開けば、また普通の世界が広がっている。
でも、その「普通」が本当に普通なのか、
もう誰にも確信が持てない。
この物語は、そんな「気のせい」の正体に気づいてしまった者たちの記録。
存在の確かさが、まるで波のように揺らめいていく中で、
彼らは何を見出すのだろうか。
そして私たちは、本当に「存在している」と言えるのだろうか。
それとも、誰かの観測が作り出した、
可能性の束の一つに過ぎないのだろうか。
その問いの答えを求めて、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:40:00
30594文字
会話率:19%
AIやロボットが人間の仕事を奪い始めた時代。
「生活保護受給者の生活改善をお約束します!」
そのような事を言い始める政治家が現れた……
最終更新:2025-01-25 10:40:50
2378文字
会話率:20%
この世界はある"ルール"で成り立っている。
なんと、多数決で過半数を超えた意見が実現するのだ!
しかし、そのシステムを悪用する者が現れ、世界各地は荒廃に向かってしまう...
最終更新:2024-12-07 00:00:00
11774文字
会話率:60%
中学3年生の主人公たちは目を覚ますと見知らぬ場所に飛ばされてしまう。そこで突如として命がけの多数決が始まってしまう。
最終更新:2024-12-01 16:46:00
2709文字
会話率:65%
文化祭の出し物を多数決で決める。
果して、その結果は善であるのか。
キーワード:
最終更新:2024-07-15 12:21:56
1919文字
会話率:5%
よくある聖女召喚に巻き込まれた主人公
自身に与えたスキルは「多数決」
…は?使えなさそう。と誰もが思うかも??
しかし、誰もが一度は感じたことがあるであろう、誰かに相談できたらな…
主人公はアドバイスを貰いつつも、巻き込まれてしょうが
なく、ではない人生を自ら切り開きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 11:11:59
5152文字
会話率:34%
優しかった母の死をきっかけに、冷酷な父から、兄弟のうちの一人を養子に出すと宣告された四つ子。その一人は本人たちによる多数決で決めるという。落ちこぼれの三男、三槻はこのピンチから逃れることができるのか。
最終更新:2024-03-25 17:00:00
9640文字
会話率:39%
「チーフっていうのはどうかって意見が多いんですけど。」「チーフか。ええんちゃう?」「ええっ!ええんですか?」「ええんですかって、皆で多数決出したようなもんやろ?俺は民主主義やで、真知子。」「コマンダーって、ええ人なんですね。」「今頃かい!遅
いぞ、気イ付くのが。俺はなあ、民主主義やけど、えこひいきはするぞ。総子は一番可愛い。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 09:42:08
5282文字
会話率:28%
【あなたが決める ものがたり】
妖怪探偵・矢面京子には3つの不思議な力がある。
ひとつ、親から受け継いだ退魔の力で妖怪を味方にできる。
ふたつ、すぐそばにいる妖怪の力を身に宿し、3分間だけ超人になれる。
みっつ、これが一番だい
じ。京子は、誰とでも仲良くなれる。
そして、京子が率いる矢面妖怪探偵団には必ず守らなければいけない3つの絶対のルールがある。
ひとつ、事件の現場にいちどに連れていける妖怪は3体まで。それ以上は、京子の霊力がもたない。
ふたつ、京子は超人になるとき、そばにいる妖怪3体の能力を合わせた力を発揮できる。
(仲間の妖怪は7体いるため、能力の組み合わせは35通り存在する)
みっつ、これが一番だいじ。
一緒に連れていく妖怪を誰にするかは、必ず依頼主(あなた)が決める。
京子たちに決定権はない。
事件解決に乗り出すのは、京子と7人の妖怪仲間たち。
テレパシーで人語を話す超能力人面犬のワンダ。
マッハ1・5で走る百キロババアこと見た目は女子高生のキロロ。
事務所一番の美女、口裂け女の咲き子。
全身凶器、怪人赤マントのアカマ。
背が高くて怪力、身長240センチのあばれ八尺。
水のある場所なら無敵、トイレの花子さんことハナ。
そして、あなたのそばにメリーさん。
今日の事件に向かうのは誰か?
【作者からの依頼状】
この小説は読者と作者とで協力して作り上げる物語です。
京子と共に戦える妖怪は常時3体しかいません。
その3体を誰にするかによって物語の展開が変わるのですが、法律によって京子は共に戦う妖怪を自分では選べません。すべて依頼主、すなわち読者(あなた)に決定権があるのです。
京子と仲間たちの活動を助けてくれる方は、本編を読んだ上で、コメント欄にて出撃メンバーを「提案」してください。
一定の募集期間を経たのち、いただいたコメントの中からひとつを選ばせていただき、作者がその設定で物語の続きを書かせていただきます。
なお出撃メンバーの選定はコメントの多数決ではありません。
あくまでも物語として、もっとも京子たちが活躍できる組み合わせを選ばせていただきます。
物語の性質上、みなさまのコメントがないと、この話はここで終わってしまいます。
みなさまのコメントを、心よりお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:51:48
40422文字
会話率:46%
カップ麺に、お湯をいれるとき。
ぴったりいれますか?
多めにいれますか?
少なめにいれますか?
最終更新:2022-10-08 16:34:36
636文字
会話率:0%
コレは小説ではなくゲームです。
ゲームは完成されるまで粗筋は作られない。
貴方達が主人公です、どうか小説が終われるよう頑張ってください。
第1回多数決を始めます。
期限は1週間、1週間以内に10人コメントがなかった場合は10人コメントされ
るまで待ちます。
コメント欄に
・ステータスオープンはできるか?
・主人公の人柄、容姿、性別
・ヒロインorヒーローはいるか?
・次回入れたい展開
・小説の恋愛描写の有無、有ればジャンルも
・大まかな小説のジャンル
・本当に異世界であるか?
をコメントしてください!
では来週を楽しみにしてます!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-06 00:44:26
235文字
会話率:14%
日々のスキマに垣間見えるちょっとしたストーリーをショートショートで描いてみました。
最終更新:2022-03-03 00:50:34
1111文字
会話率:48%
あらすじ(800字以内)
現代日本の高校。ホームルーム中の教室に自動小銃を持った悪魔エイメが乱入。銃撃し威嚇する。エイメはクラス内の誰かと契約を結び、敵対する魔王軍と戦うことを要求する。断れば全員を射殺すると脅す。エイメは魔王と表立って敵
対できないので、銃を供給し人間が自衛する形にしたい。銃と銃弾はエイメが用意するという。
高校二年生、男子、貫木(つらぬき)拳治(けんじ)がクラスの多数決により契約者として選ばれる。長髪、人間不信。常に一人で読書をしていた。クラスメイトは貫木に協力すると約束し、嫌がる貫木に悪魔と契約することを押し付けた。
テスト戦闘としてエイメがモンスターを召喚し、貫木は初めて手にした拳銃で撃退する。
魔王軍が出現する場所はエイメが占いで予測。近くの公園で最初のモンスターを撃退する。魔王軍側の人間が、魔法の本を使用してモンスターを生成していた痕跡を発見する。
残された情報から、魔王軍の本拠地が近所の大手出版社であると睨み、ちょうどその編集部にて、若い男女向けのセミナーを開催していることが判明。貫木らは潜入する。
セミナーにおいて、出版社の編集長にクラスメイトと共に洗脳されかかり、貫木らは銃で威嚇して逃走。洗脳エネルギーの供給源をたどり、ビルの地下ホールへ突入する。
エネルギー供給装置を破壊されたくない編集長らは話し合いを申し出る。彼らが契約していたのは快楽の魔王であり、破壊の魔王であるエイメを倒すのが目的だった。交渉が不調となり、自棄となった編集長は町ごと吹き飛ばす覚悟で装置を暴走させエイメにダメージを与えようとする。貫木は銃で装置を破壊し阻止した。その後、編集長らと和解する。
敵の魔王軍としての企みは退けたが、エイメより、他の魔王が襲撃してくる可能性があると告げられ、貫木は契約を継続し、銃を適正に取り扱っていく決断をした。一緒に行動したクラスメイトたちから称賛され、人間不信が改善された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 10:41:06
80597文字
会話率:51%
長いですね、はい。分割するべきだった気もしないでもないやつ。
なろうに無理矢理載せたので形式が多少崩れていても許してくださいな。
あらすじとしては、認識の総量の多数決で現実が決定されている世界で、世界に対しての認識の在り方を意図的に変化さ
せることで現実を変化させる技術を研究する機関、統合魔術研究所に収容された一人の魔法少女の冒険譚、というかんじ。サイエンス・ファンタジィですね。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-11-09 15:38:05
54905文字
会話率:44%
令和三年。新型感染症が猛威を振るい、日本国だけでなく世界は大不況に陥り、これまでの空白を取り戻そうと躍起になっていた。
とは言っても、日常に不況感は無く、生活することが出来ている。
が、しかし、また再び動き出すはずだった日本国は調子を狂わ
された。
新型感染症により露見した日本国の"弱み"を克服する為の憲法改正の発議が、収束宣言のほぼ直後に始まった憲法改正のほぼ最終工程である衆議院での多数決が行われる日に事件は起こった。
前代未聞のこの事件で、日本はいやまたもや世界は混乱に陥る事となる。
こちらの作品は、「予備自衛官が戦争に駆り出される惨状」(https://ncode.syosetu.com/n5265eu/)をリメイクしたものになります。尚、前作は私がまだ知識が浅い時に書いたものでありますので、もし読まれるのであれば期待なさらないようお願い申し上げます。
無料小説投稿サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054896287397)、「アルファポリス-電網浮遊都市-」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/922630105/562369310)にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 22:58:50
7527文字
会話率:30%
目が覚めると、そこは知らない場所だった。12人の男女が集められ、脱出をすること。その中で多数決をさせられるが、、、
次々に明かされていく、12人の過去それは、驚きの内容だった。彼らは無事に脱出することは可能か!
最終更新:2021-06-14 04:52:48
8386文字
会話率:21%
PV動画
https://www.youtube.com/watch?v=aM6Gb1Wp8SM
プチのサンサーラ
https://www.youtube.com/watch?v=g0hoI7HoNLA
西暦2265年
世界政府は15歳
の少年少女を戦士とする『サンサーラ法』を施行する。
全ての人間が15歳の春、クラスの中から一人を多数決で決める。
選ばれた一人は『クシャトリア』と呼ばれ、天罰機に乗りアスラと戦う。
一人の犠牲者を選んだ方は『ヴァイシャ』と呼ばれ、
自分たちが選んだクシャトリアの戦闘、生活、死の瞬間をダイジェストで見せられる。
これにより、責任感ある人間が生まれると…大人達は信じている。
レトリバー小隊に配属された『空』は明弘と咲夜そして『ドゥルガー』のセラと出会う。
西暦3276年
のどかな小さな島『粟島(あわしま)』
この島には昔から何故かミサイルが降って来ます。
無差別に降り注ぐミサイルで犠牲が出る事もあり、島の人は大変困っていました。
そんな不思議な島の水上に建立された神社『天空神社』
不思議な事にミサイルが唯一当たらない神社です。
天空神社のたった一人の巫女『灯火』とバイト巫女の『桜』は天空神社の地下で、
女性の形をした不思議なロボ『ドゥルガー』を発見します。
セラと名乗るそのロボ子を使い、天から降るミサイルの元を絶ち
『空を祓う(はらう)』事を灯火は誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 19:08:57
74087文字
会話率:67%
殺された姉さんの仇を討つ。
藤間或也(とうまありや)はかつて姉を轢き逃げした犯人グループへと復讐を果たすが、そのうち一人が不自然に蘇ったことで返り討ちにされてしまう。
どうしてあいつは蘇った? まだ死ねない。諦めきれない。もう一度チャンスが
あればあいつを必ず殺してやるのに!
そう願った或也は謎の声に導かれ、「運命を選ぶ力」を与えられて異世界へと転生する。
そこで出会ったのは10年前に死んだ姉さんそっくりの少女エクセリア。異世界都市“パンドラ”では、巨大な力を持つ姫である彼女を巡っての争いが起きていた。
孤立するエクセリアの味方になることを決意した或也は、様々な勢力との協力、敵対を選びながら異世界を戦っていく。
「運命を選ぶ力」は、「やがてお前を魔王に変える力」だと謎の声は言った。
或也が辿る戦いの道は善か、悪か。
【ルート分岐は読者投票で決定。分岐点のある話にはタイトルに★が付きます。感想に番号を書いてもらえれば、多数決でルートを決定】
※Chapter4から群像劇形式に変更したため場所によって一人称視点と三人称視点が混在しています。後日改稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 23:53:41
796434文字
会話率:41%
突然現れた「時間公安」と名乗る黒ずくめの衣装の3人組に、僕の時間を勝手に決められてしまう。
そんなバカな話があるのかと、夢を見ている気持ちで、外へ出ると、今まで気が付かなかったが、既に、日本中で、それぞれの個人の時間で、社会が回りだしていた
のだった。
しかも、その決める方法が、多数決なのだ。
僕たちは、時計が決める時間を、それが正しいものだと信じて生きて来た。
時差も、あって当然だと思っていた。
しかし、時間とは、もっと曖昧なものだったのかもしれないのだ。
人それぞれに流れている時間。
僕は、街にあふれている自分の時間が、怖くなって家に帰ると。
玄関のチャイムが鳴る。
ドアを開けて、そこにいたのは、またしても黒ずくめの3人組だった。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:31:38
6416文字
会話率:41%