過去に埋めた後悔を墓荒らしのごとく掘り起こすには、その場所へ至るまでの記憶を踏みにじる覚悟が必要だ。主人公の日新は、自らが何も変えられぬ器に過ぎないと悟ったあの日を、すでに切り捨てていた。しかし、そんな彼の前に現れたのは、かつて彼に憧れ、「
あなたに救われた」と語る女性、聖歌だった。日新は彼女の言葉に動かされ、自らの価値を証明するため、そして過去に決着をつけるために、バンド活動に身を投じ奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 14:13:42
10226文字
会話率:33%
後宮の妃のひとり。四夫人の貴妃の麗花の元に皇帝である余暉が訪れる。彼の悩みは長く続くこの国の皇帝が、自分の他にもうひとり存在することだった。長く国を治めている僵尸の星彩は、子孫に政務を任せない。
ただ、星彩から出された、謎を解けば、政務
を任せて貰えると、張り切った余暉と共に墓荒らしの謎と相談を受けた賢妃の為、麗花は行動をしていたが、ふたつの事件が繋がっていたことを知る。
noteにも掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 07:02:20
20972文字
会話率:56%
大阪の曾祖母が死んだ。うちの家系の最後のクリスチャンだった。
曾祖母は【先祖の墓に、両親や亡き旦那と同じ墓に入りたい】と遺言(メッセージ)を残してこの世を去った。
でも寺の墓は数年前の墓荒らし事件の後、誰の遺骨も入っていないということが発覚
している。曾祖母が言っている墓とはいったいどこの事?
そんな中、認知症の祖母が喚く。
『16番目のオラショに皆眠っている』
カクレキリシタンの隠されたお墓を探しに行くミステリー。
〜春の推理2024出展作品〜
(※全てフィクションです。『はじめに』を読んで、納得された方のみ本編にお進みください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:00:00
32259文字
会話率:59%
「墓荒らし」と呼ばれ、忌み嫌われる冒険者モーリー。今夜も彼はスケルトン退治の依頼を受ける。
最終更新:2024-05-09 22:52:43
412文字
会話率:0%
塩浦は母の葬儀が終わって納骨した後、そう日を置かずに再び納骨室を開けると中の骨がすべて綺麗さっぱり無くなっていた、という墓荒らしに遭う。誰が、何故、そんなことを、と考えていくが――――。
公式企画「春の推理2024」参加作品。
※解釈
はご自由にスタイルなので、解釈の固定を防ぐため、感想への返信はできません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
14452文字
会話率:34%
今から古い時代のエジプトに、墓荒らしが墓へと入り込み、棺からミイラが蘇ってしまい……?
最終更新:2024-03-26 17:03:09
677文字
会話率:34%
公爵令嬢のナタリア・ロングフォードは、王太子に突如婚約破棄を言い渡される。妹がひそかに流した、事実無根の噂が原因だった。「見せしめ」として陰湿な辺境墓地での勤労奉仕を言い渡されたナタリアは、墓荒らしの魔物から墓地を守り、管理する仕事を行なう
ことになった。夜勤中のナタリアの目に留まったのは、敷地の最も奥深くに位置する、ボロボロで粗末な墓。そこにはフードを被った男が、毎週きっちりと墓参に訪れているのだった。彼は一体何者なのか? そんなある日、辺境伯の屋敷でパーティーを終えた王太子と妹が、ナタリアの勤務する辺境墓地へとやってくるのだったーー。完全ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 20:19:25
6692文字
会話率:35%
警備官と警察官が犯罪をとりしまる世界のはなし。設定ゆるふわなので薄目でごらんください。
A班ファイルの『魔女は 』あとのはなしとなっております。
主役はザックのはずでしたが、ルイとレイのはなしになってしまいました・・・。
警備官の新人ザ
ックは、『警察官補助』という仕事にもすこしなれてきた。今日もA班で仕事に出ているのだが、同じ班員のルイの様子が、このごろおかしい。 班員みんなで相談した結果、強制的に休養させることになったのだが、どうやらルイは、みんなの友達でもあるレイのことが『苦手』だということが判明するのだが、その理由は・・・。
一方、そのレイが子どものころ被害にあった犯罪の首謀者が、また動き出しレイを狙おうとするが、それはとめられるのか? → とめられますが、また解決というかたちにはなりません。
なぜなら、魔女のいる世界だから。
残虐、流血の表現、場面あり。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 13:37:17
145923文字
会話率:40%
なんの害にもならず、薬にもならず。ただ多分に存在する無個性な個体。それが私だった。
誰の記憶にも残らない弱者の反撃、書くという事。それこそが私の存在証明なのです。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
兎さんの死亡ネタ。墓荒らしネタがあります。
苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 19:32:32
979文字
会話率:44%
最近、とある田舎町の墓地で墓荒らしが頻繁に起きていた。墓地を管理している寺の住職は、墓荒らしを捕まえろと息子の虎太郎(こたろう)に命じる。
虎太郎は同級生の檜山と鈴音と三人で墓地に向かうが、そこで着物を羽織った少女に出会い、「万華鏡を
探して欲しい」と頼まれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 22:39:37
6054文字
会話率:43%
墓を掘り返すのが野犬だけとは限らない。
この世界には存在するのだ。
墓を掘り返し、死者を冒涜する存在、すなわち墓荒らしが。
研究材料として死体を求める死霊遣い、それらに依頼され死体を盗もうとする専門家……種類は様々だが、墓から死体やそ
れ以外のものを盗もうとする輩を総称して『墓荒らし』と呼ぶ。
そんな存在から墓地を守るため、墓守たちの戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:46:34
19345文字
会話率:48%
記憶がないオジサン墓荒らしとぶっ壊れ性能少女(中身幼女)が結ばれるまでのお話。
最終更新:2022-12-01 22:30:15
2930文字
会話率:3%
墓を荒らして強くなれ!
ジルクの夢は世界一の冒険者になること。しかし、死霊使いであるジルクは気味が悪い&使えない存在として疎まれていた。ジルクが数合わせとして入っていたアルバンのパーティ。彼らが四錆魔王の一人を討伐したことを切っ掛けにジ
ルクは裏切られ、白骸竜の谷へ突き落とされてしまう。辺りに広がっていたのは谷底に棲む骨ドラゴンに挑んで敗れた冒険者達の無数の死体。その骨ドラゴンがジルクの前に現れ窮地に立たされる。低級な霊体を使役することしか出来ないジルクは太刀打ち出来ず死を覚悟するが、対話の中で骨ドラゴンに気に入られ、その力を受け継ぐことになる。それは死体が生前持っていたスキルを自身に取り込める力だった。ジルクは冒険者や魔物の死体を漁り、果てには英霊が眠る墓や伝説の魔獣が没した地までをも掘り起こし、次第に力を身に付けて行く。そして、今では要職に就き、のうのうと暮らしているかつてのパーティメンバー達に復讐を遂げるのだった。
※カクヨムにも同時連載しております。
アップ時間、内容、共に同様のものとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 12:06:25
113468文字
会話率:37%
ある男が廃墟に忍び込み、年代物のカセットラジオを盗もうとしたら……
最終更新:2022-08-18 23:03:36
2116文字
会話率:8%
また墓荒らしが出おったわ。
王侯貴族が葬られた場所ではないと、見て分かる場所なのにのぅ。
現実世界の話ではありません。
墓荒らしという罰当たりなテーマなので、残酷な描写、R15を付けさせて頂きました。
現実世界とは一切関係ありません。
単なる妄想です。フィクションです。
(アルファポリスでも、同タイトル・違うペンネームで掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 13:20:49
1278文字
会話率:25%
9世紀半ばのロンドン。
ハイゲイト墓地には墓守の若い男がいた。
墓守は死者の眠りを妨げる墓荒らしから、
死後の安寧を守るのが仕事である。
しかし、その男には別の仕事があった。
――それは墓をあばくことだった。
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他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/bury/
文字数:約6,000字(目安5~10分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行23文字程度で改行しています。
その他の作品について。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/oshinagaki/
この作品はフィクションです。
実在の地域・人物・団体や
企業などとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:00:00
6252文字
会話率:12%
カコは元墓荒らしで、現在は遺跡調査団「クロック」の見習い調査員。
普段は調査団の隊長で、研究者のミライさんの助手をしている。
調査団の目的は遺跡やお墓などに行き、そこに眠る謎や秘宝の発見・調査・保存である。
しかし、調査団の目的とは異な
りミライさんの目的は眠っているミイラの発見だ。
ミライさんには少し特殊な力があり、発見したミイラを使ってそのミイラが作られた時代に遡り、調査をすることが出来る。
時にはミイラを自作したりも…。
振り回される助手と自由気ままな調査員の時間を超えた探索記録。
この作品は「カクヨミ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 21:49:10
4233文字
会話率:26%
ミグの父ゼクストはドラゴンに襲われて死に、埋葬三日後には墓荒らしに遭った。
それから一ヶ月が経ったある日、ジタン王が治めるベガ国はプロキオン帝国に急襲され、陥落。その戦火の中、ミグが目にしたのは死んだ父の姿だった。
ミグはリゲル国に保護
され、生き残った王女テッサ、元帝国兵ヴィンと共同生活を送ることになる。
嫌味な秘書に怒られたり、ヴィンと喧嘩介助したり、同じアパートの少年に癒されたり、テッサと恋の三角関係になったりしながら、ミグは父の手がかりを探す。
これはとある浮遊大陸群の話――。
※本作には一部、残酷な表現や痛々しい描写が含まれます。
ソフトな表現、最小限の範囲に留めておりますが、苦手な方は閲覧の際ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 06:42:15
284341文字
会話率:41%
ーー嘘じゃない。
ジンが初めての使う魔法は、死霊にまつわるものだ。
しかもその専門職なのに失敗した。
彼は、不完全なネクロマンサーだ。
領主令嬢の蘇生に失敗してすべてに絶望しかけた時、
リラの肉体は朽ちることなく残り、影と一
つになった。
不完全な死霊魔法は、影にする過程で生前所持したスキルの
一部をジンは受け継ぐことを知り思いに至る。
「――そうか、墓を掘り起こそう」
知ってからというもの、蘇生スキルをもつ者は死者から
探すべく、狂ったように墓あらしを決行した。
簡単にはいかず死者の影化をするたびに、死に際の
苦しい記憶と痛みの追随体験をする。
何度も死を味わい発狂しそうになるも、影となったリラに
辛うじて心を救われる。
途中仲間を得て墓荒らしを続ける。
影化をしていくと”黄金の魔法書”に蘇生魔法が
あることを初代国王の影から知る。ただし、魔法書の
所在がわからず歴代の英雄や国王の墓を片っ端から
暴いていく。
ところが志半ばで王国に捕まり墓あらしの罪として、
奈落に落とされてしまう。落ちた先は話に聞いていた
黄金の魔法書が存在する場所に酷似していた。
黄金神殿を目指しながら、魔獣を討伐し影化をしていく。
幾多にも渡り魔獣を退けてついに目的のものを見つける。
ただし”黄金の魔法書”を得ても、蘇生魔法を使う条件が
難航を極める。
地上に脱出して、知り合いの異人の老婆に助言を求める。
勇者の魂が必要ならば魔族の紛争に参戦が最善ときく。
鉄仮面の助力も得て一部の勇者を討伐するも、数が多くしかも
強力なため危機に陥る。
リラの献身的な行動によりジンは救われる。その代わりリラが
損傷しジンは激昂。怒りは黄金覚醒をうながして勇者を殲滅する。
勇者の魂だけではまだ足りず黄金蘇生に必要な物を探すため再び旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 10:16:55
123468文字
会話率:40%
その日生きる金にも困り墓荒らしを図った青年。その姿を見つけてしまったのは、気が遠くなるほどに真っ白な髪をした少女だった。
「私、もうすぐ死んじゃうのよ」
最終更新:2021-12-15 16:49:55
9730文字
会話率:55%