じつは九尾の狐は良いやつかも?
世界三大悪女の一人、蘇妲己。日本三大妖怪の一角、九尾の狐。
人々を魅了してやまない九尾の狐は瑞獣なりや。
古代中国は周王朝の滅亡、そして蘇妲己の生まれ変わりである狐耳の少女「稲妻」の生涯物語です。
狐耳を生や
して生まれた稲妻は、小国「稲」の諸侯君主稲伯公の側室候補として宮廷入りし、やがて伝説の悪女となる!
歴史スペクタクル&サスペンスと切ない悲恋の物語です。
本作はAIイラストを複数使用させていただいております。
本作は猫じゃらし様の企画「獣人春の恋祭り」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:09:03
20397文字
会話率:23%
春秋・戦国時代(紀元前770年~紀元前221年)
周王朝は弱体化し、『戦国七雄』と言われる七つの強国が覇権を争っていた。
群雄割拠、下剋上、奸計、謀略、戦、略奪、不正、不義と、世は無秩序であった。
そんな無秩序な世を正そうと、多くの思
想が生まれた。
其れを、【諸子百家】と言う。
孔子・孟子・荀子を代表とする『儒家』
墨子を代表とする『墨家』
老子・荘子を代表とする『道家』
韓非を代表とする『法家』
ある時、≪天≫が彼らに仰った。
『国を安定させる為に、≪人≫はどうすべきか?』
彼らは、答えた。
※ ずっと≪人≫が話し合っているだけなので、読んでも大して面白くないと思います。
寧ろ、読むと少々疲れるかもしれません・・・。
※ 訳が、若干怪しいかもしれません。
気付いた時に、訂正致します。
申し訳ありません。
※ 今後、大きな内容の変更を行う予定はございませんが、誤字・脱字等見つけた場合は
訂正等(足したり・・・引いたり・・・)するかもしれません。
お許し下さい・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 10:25:02
59954文字
会話率:6%
中国の歴史上の面白い事例を盛り込んで作り上げたものである。特に、歴史上の人物の心から絞り出した生の言葉を随所に散りばめてあり、必ずや読者の血となり肉となるものと信じている。
社会に出る前の若者だけでなく、既に社会に出た人でも何年か後でこの本
を読み返してもらえば何か新しい発見があるはずである。更に、いろいろな種類の人に読んでもらうために、上司の立場からも部下の立場からも経営者の立場からも社会の底辺の人の立場からも書いたものであり、互いの立場を理解するための参考になるものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 17:00:00
13959文字
会話率:12%
旧・嘉国波乱万丈記 ―死にぞこないと皇太子―
純文学:日間9位をいただきました。
青銅器を語りたがるニッチな作品にも関わらず、ご評価くださりありがとうございました!(詳しいお礼は活動報告にて)
臥薪嘗胆――いずれ仇を討つために今は苦
労を重ねること。
主人公・楊武(ようぶ)は、師と兄弟子を不審火によって失った。
命からがら逃げ延びた先で、従者を引き連れた少年と出会う。
少年の名は朱 央晧(しゅ おうこう)。
この国でたった一人の皇太子であった。
央晧によって助けられた楊武は、自身と央晧が仰ぐ師父が同一人物と知る。
楊武は名を変え、身なりを変え、皇太子の教育係となって宮中で持ち前の知識を発揮し、師の宿敵である王氏との対立へともつれ込む。
そして楊武は、師が志半ばとなった勅命・国史編纂を任じられるため、王氏と紙面上での戦いを繰り返すが、そこで事件は起きる……。
彼らの言う復讐とは何か。
何をもって仇を為したとするのか。
架空の中華世界にて、二人の主人公が師の死の真相を求める叙述ミステリー。
周王朝の再発見となった青銅器を中心に、実在の王朝・文物を交えつつ物語を広げていきます。
中国史がお好きな方も、全く触れてこなかった方にも、中国考古学の面白さを知っていただきたく、出土オタクが性癖垂れ流しで書いております。
※第二部と第三部の間に登場人物・参考文献一覧があります。(ネタバレ注意)
この連載は小説家になろうを先行投稿とし、エブリスタ、Pixivでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 22:02:14
140176文字
会話率:36%
『姫』という漢字があります。現在では名前にも用いられる漢字ですが、元々は貴人の娘に対する敬称として用いられていました。
ですが、その用法そもそもが誤解によって生まれたものだとしたらどうでしょう? このエッセイは、そんな歴史のこぼれ話は綴った
ものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 19:50:01
2014文字
会話率:0%
周王朝の崩壊から新たな秩序の再構築が図られた時代が春秋時代であった。しかし、もはや秩序の再構築は限界を迎え、諸侯は国内での改革を進め、自らが秩序の担い手になることを目指すようになった。その過程において多くの思想が生まれ、時代は激しく変化し
始めた。本当の乱世、戦国時代が始まり、戦争は激しさを増していく。そして、天下は統一されていくことになる。これはそんな乱世を生き抜いた者たちの物語。
前作の「春秋遥かに」では春秋時代を扱い、こちらでは戦国時代を扱っています。
ご感想、ご指摘お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 00:25:35
568948文字
会話率:41%
遥か昔、古代中国において商王朝を倒した周王朝が天下を治めていた。だが時は経ち、周王朝に陰りが見え始め、周王朝も商王朝と同じ運命を辿り、崩壊しようとしていた。広大なる大地を治める国の崩壊を前に数多の諸侯は独立し、国の利益のため、または大義のた
め、時に争い、時に手を結びながら、何百年にも渡り争っていく。長い時の中、数多の人が現れては消えていく。その中でも歴史に名を刻んだのは極僅かの者たちばかりである。何故彼らは名を歴史に刻めたのか、歴史に名を残すとはどういうことなのだろうか?これは歴史に名を残した者たちの物語。
(ご感想、ご指摘お待ちしています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 00:00:00
1508512文字
会話率:35%
中国、春秋時代。周王朝の荒廃した時代にあって、その出生ゆえに、母から憎まれ続けた男がいた。名を寤生、春秋、鄭国の太子である。
理不尽に母に恨まれながらも、彼は孝心をなくすことなく、強く、誠実に生き続けていた。この人物こそ、勤王を重んじ、
傾く周室を輔翼せんと志ながらも適わなかった、不遇の覇者である。五覇に数えられることは先ずない人物であるが、作者はこの人物もまた春秋の覇者の一人であると信じている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 12:00:00
10530文字
会話率:17%
西暦でいうと1644年、日本では江戸時代初期、中国を200年以上支配してきた明王朝は、呆気なく滅亡してしまった。次の中国の支配者の座をかけて、明を滅ぼした元盗賊李自成、明王朝で最も有力な将軍だった呉三桂、そして万里の長城の北で、中国支配の時
を待ち続ける異民族・満州族の清朝がしのぎを削ることとなる。結局呉三桂と清朝は手を結んでまず李自成を滅ぼしてしまう。計らずも清へ屈従するも雌伏の時をうかがう呉三桂、だが清は優秀な皇帝が相次ぎ、結局呉三桂が清に反旗を翻すのは、60を過ぎてからだった。そして清への反乱を前に呉三桂は奇妙な夢・幻を見る。若き日に自らが出会った舞姫との恋、そして別れ……。長い夢から覚めた呉三桂は改めて倒清を誓うも、果てしない苦難が待ちかまえていた……。後に明末清初といわれる動乱の時代と、戦乱に翻弄された舞姫の短い生涯を、可能な限り描いてみたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-02 16:35:25
14721文字
会話率:27%