都内の繁華街でキャバ嬢をしている篠田茉莉花はその日起こった不運に嘆きながら帰路に着いた。
自分が大切に育ててきた太客を新人キャストに取られ自暴自棄になった茉莉花はその場で思いついた願望を口にする。
「はあ…水揚げされてえ。飛びっきりのイケメ
ンに。どっかの王族かなんかに求婚されねえかなあ。」
そんな上手い話がある訳ないと千鳥足で家に入ると、そこには未だかつて見たことも無いような美少年が血塗れになりながら息も絶え絶えに座り込んでいた。
この美少年グランとの出会いにより茉莉花の運命は転機を迎える事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:19:11
3172文字
会話率:13%
坂倉銀二は酒に出会って新たな自分(大胆な自分)を見つけることで、若くして酒なしでは生きていられない体になった。
幸い、どれだけ飲もうと中毒に陥ったり体調を崩したりすることはなく、せいぜい千鳥足になったり、呂律が回らなくなったり、眠くなっ
たり、頭の回転が悪くなったりする程度で、気分が良くなって前向きになり、大胆になることもできたりと、デメリットは少なかった。
酔っていれば言いたいことも言える、女の子とも話せる。
強面のおっさん相手でも、物怖じしなくなる。
ようは酒がないとダメな男であるが、酒があれば強い自分でいられた。
だから、銀二は酒を手放せなかった。
そんな銀二は、その日も足りなくなった酒を買い足しに行き、「今日も呑むど~」と酔っ払って酒屋を出たところで、飲酒運転の車に撥ね飛ばされて昇天してしまう。
銀二は例によって転生することになるが、女神から一つだけ特別な力を与えると言われ、水を酒に変える力を求めた。
お酒があればどこだっていい。
正直死んだ時の記憶も酔っていて曖昧である。
ただ、まだ生きていられるのなら、自分は酒を飲んで、のんびりその日を暮らせればいいと思った。
しかし、そんな銀二が送られた異世界には酒――つまりアルコール飲料という物が存在しなかった。
銀二はその世界で唯一酒を造り出すことが出来る存在となり、酒が持つ真の恐ろしさを知ることになるが、酒がない世界ゆえにできることも多々あることに気づいていく。
この物語は、酒好きと酒をイメージだけでファンタジー世界にシェイクされて語られる、カクテルコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:06:17
119542文字
会話率:52%
パンデミックが終息を迎えた年の暮れ。
人肌恋しい時節柄、寂しさ片手に歩く道。
忘年会と銘打って、騒ぎに騒ぐ人の群れ。
抜かぬ差さぬの千鳥足。
見えた道は過去か未来か。
知ってか知らずか雪は降る。
最終更新:2023-12-23 22:58:26
1608文字
会話率:0%
呑気に酔いどれていれば
怪異から挑戦状が来る
キーワード:
最終更新:2023-09-30 23:00:00
213文字
会話率:0%
千鳥足の帰り道。
別に一杯引っ掛けたつっても、カフェオレだ。
俺は下戸だ。
酒は呑めねえ。
ただ疲れて憑かれて満身創痍なだけだよ。
そんな寂しそうにすんなよ。
着いてきていいかって?
しゃあねえな、じゃあ俺と百鬼夜行と洒落込もうか!
最終更新:2023-02-02 00:09:30
462文字
会話率:4%
きみの旅路。
いつか。ぼくの旅路と、交わる日が来るのだろうか?
最終更新:2022-09-19 07:00:00
284文字
会話率:0%
手触りと血色を無くしていく、蒼白い日々に。
選んだのは、物語を閉じ、可能性を塞ぐこと。
最終更新:2022-07-01 07:00:00
285文字
会話率:0%
喫茶店オークラと僕の話し。
最終更新:2022-01-27 00:00:30
3389文字
会話率:0%
あなたとお酒に私は酔っちゃったみたい。
いつもの道を私は、気分よく千鳥足で家まで歩いて帰路につく。
最終更新:2021-03-29 03:00:00
1149文字
会話率:11%
"あなたの喜怒哀楽、感情を買います"
都市伝説の一つとして出回っているよくある話だ。
感情を買い取ると言って回っている男か女かもわからない、出現場所も全国様々であり、いつ声をかけられるかもわからない。
無作為
に選んで声をかけてくるのか、何かの共通点で選ばれてるのか?
全ての情報がいまいちだった。
「感情を買取ります……か、怒りや悲しみを買取って欲しいもんだぜ、まったくよ~」
酒を飲み千鳥足になった男が、大通りから路地裏に入っていき、立ち小便を始めた。
「そもそも、いくらで買い取ってくれるっていうんだよ」
──すいません。
突然後ろから声をかけられ、ビクッと体が縮こまった。
「私、感情を買い取りをしております夏菜と申します。あなたの感情でいらない感情はありませんか?」
突然声をかけてきたのは、姿形は人間なのだが、目が黒目で白目がない女が立っていた。
しかし、それ以外は至って普通……むしろ、豊満な胸に長い黒髪で、甘い香りを漂わせ、美人だ。
「あ、あんたか!? 本当にいたのか! ははっ、本当にいるなんてな! で、いくらで買い取ってくれるんだよ? 出来るなら怒りや悲しみの感情を買取って欲しいもんなんだけどな!」
男が、そう言うと腕が頭目掛け伸びてきて、男の頭の中に突っ込まれる。
「あっ……ああ……がっ」
「ご要望通り、あなた様の感情を買い取らせていただきます、しかし現金ではございません。あなた様に力を与えます。感情なんていらないと思わせた人間、社会に復讐する為の力を……素晴らしいでしょ?」
頭から腕を抜くと赤黒い玉を握りしめていて、満足そうに眺めてニヤニヤしている。
「では、あなたのこれからの人生に幸あらんことを」
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!」
あとに残された男は、全身が毛に覆われ始め、足の筋肉の肥大でズボンは破け、腕はぐんぐん伸び、さながらチンパンジーに似た生き物に姿をかえていった──
「ちゃんと人間社会に復讐しなさい、坊や」
ケタケタ笑いながら、建物を三角飛びしながら上へ上へと進み女は笑い声と異形の者を残し、その場をあとにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 22:26:44
625文字
会話率:43%
43歳、サラリーマン藤田 健一。
仕事で嫌なことがあり、アルコールで流し込み千鳥足な帰り道に悲劇が重なり引かれてしまうことに。
薄れた意識の先に広がる世界、まさかの異世界!?おじさんなのに勇者!?若返り!?
そこから、今までが報われるように
楽しさだけを求めて走り出すセカンドライフ。
...が始まるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 22:48:05
369文字
会話率:32%
とある工場に住むチータのお話。
最終更新:2020-02-19 21:43:58
1242文字
会話率:44%
1700字以内の怖い話、エロい生足好きですよね?
深夜2時、酔い潰れていた男が目を覚ますと、タイトスカートから白い生足を伸ばしている女性を見つける。千鳥足で付いていき、美人に違いないと我慢出来ずに、顔を見に行くが……
最終更新:2019-11-11 21:14:38
1648文字
会話率:40%
私、佐藤美也子! ちょっとお茶目な20代! 今日も会社の強制飲み会イベントでしこたま酒を飲まされ千鳥足! うわ! たいへ~ん! 前からこれ見よがしに危険なトラックが! 私いったいどうなっちゃうのぉ~?! 次回! 美也子、死す。
とひょんなこ
とで死んだ彼女はまさかの異世界転生を果たす。その先で待ち受けていたのは悪役令嬢のジゼル・ド・オーヴェルニュとしての処刑執行だった。死んだ先でさらに死にそうになっていた彼女を助けたのは美人な隣国の女性で、彼女は自分を助ける代わりに勇者になってもらうと言い出して……?
悪役令嬢だけどイケメンより美少女と勇者になってチートな魔力で世界を救う?ことにします!!
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※本作は多大な百合表現を含みます。主に百合です※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 15:04:15
7929文字
会話率:56%
通り魔によって殺害されたそこそこ普通の青年、東雲龍之介(しののめ りゅうのすけ)。
彼は神様っぽい謎の人物、ミルトンにより剣と魔法の世界へと転生させられる。龍之介が異世界へ転生させられた理由とは、世界を食い破ろうとする魔王を討伐させるためだ
った!
だが龍之介としては殺すのは出来ればやりたくないので、説得による和解を目指す。
果たして龍之介は本当に魔王を説得し、和解する事が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 15:15:31
6836文字
会話率:27%
「ビールにまつわるこんな話をしっているかい?」
密造酒市場を牛耳る魔王を追う勇者の前に、突然現れた金髪の少女《自称:遊び人》。
彼女は、酒に酔ったものだけが使える伝説の魔法《千鳥足テレポート》の使い手だった。
いい年をして酒を飲ん
だことがないアルコール初心者の勇者と、やたらと酒に関するうんちくを語りたがる遊び人の(主に)酒場を舞台とした冒険がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 02:00:00
126923文字
会話率:41%
ハイボールって、こんな味だっけ?
最終更新:2019-02-17 22:09:36
404文字
会話率:0%
この春高校に入学した「小鳥遊 鵆(たかなし ちどり)」。平和な生活を望む彼は幼馴染の「白原 鶫(しろはら つぐみ)」に、半ば無理矢理「遊部(あそぶ)」に入部させられてしまう。
そして鶫は鵆のことが————
鵆の願いとは裏腹に増えていくヒロ
インと鶫の告白合戦は過熱する。学生達の青春の行方は何処に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 22:55:25
2177文字
会話率:44%
森永あゆみ、独身。彼氏いない歴、五年以上。
高校を卒業し、実家を離れて銀行員として働き始めて、はや十二年。
干支が一回りする年月のあいだに、同期はドンドン寿退行し、ふと気付けば、上から数えたほうが早い、立派なお局さまに。
そんな彼女を慕うの
は、秘密の趣味を共有する新入行員、四葉みどりくらいのもの。
ある新月の夜。自身が三十歳の大台に突入した節目を記念し、みどりを誘って女子会をした帰り道のこと。
すっかりメレンな彼女は、千鳥足でアパートへ向かうすがら、ロシアンブルーに似た一匹の銀猫を拾う。
ところが、翌朝。頭痛がする彼女の目に飛び込んできたのは、なんと銀髪碧眼の美少年の姿だった。
シーニーと名乗った少年曰く、自分は亡国の王子で、悪い魔女に猫にされてしまい、月が出ている時間しか元の姿に戻れないとのこと。
しかも、完全な人間になるためは、愛する女性とキスをしなければならないのだと言い出す始末。
あゆみは、現実味の無い話を半信半疑に受け止めつつ、とりあえず、行くあてのない少年を泊めることに決めた。
これは、あゆみとシーニーの奇妙な共同生活を中心に書き綴った、現代ファンタジー群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 08:00:00
71927文字
会話率:60%
自称どこにでもいる平凡な冒険者。
強さでいえば平凡オブ平凡。
しかし、生き残ることに関しちゃ、ちょっとすごい。
頭も多少は使えるために便利屋扱いされている飲んだくれ。
平々凡々な冒険者人生を楽しんでいたが、ちょっと王都を救ったために、
騒ぎの渦中へ真っ逆さま。
これは生き残ることに秀でた飲んだくれが千鳥足で歩く冒険者物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 21:34:31
19023文字
会話率:24%
『幻想郷』ここを歩めば、人も妖も千鳥足、真っ直ぐな奴も捻じ曲がった奴も、楽園の酒気に当てられ、酩酊し、好きなペースで自分を満たし、ペースの合わない友人に苦悩して、たまに酔いがさめたり、泥酔しながら、幻想をさまよい歩いて生きて行く。
ここで
はそんな素敵な楽園の三人の人外達の酩酊を綴りましょう。
※これは東方projectの二次創作になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-04 15:41:26
29465文字
会話率:70%