留学から戻られた王太子からの突然の婚約破棄宣言をされた公爵令嬢。王太子は婚約者の悪事を告発する始末。賄賂?不正?一体何のことなのか周囲も理解できずに途方にくれる。冤罪だと静かに諭す公爵令嬢と激昂する王太子。相反する二人の仲は実は出会った当初
からのものだった。王弟を父に帝国皇女を母に持つ血統書付きの公爵令嬢と成り上がりの側妃を母に持つ王太子。貴族然とした計算高く浪費家の婚約者と嫌悪する王太子は公爵令嬢の価値を理解できなかった。それは八年前も今も同じ。二人は互いに理解できない。何故そうなってしまったのか。婚約が白紙となった時、どのような結末がまっているのかは誰にも分からない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 06:00:00
103498文字
会話率:39%
剣と剣がぶつかり合い、勝敗が全てを決する時代。
広大な領土を誇るアカーシャ王国に、一人の卓越した剣技を持つ騎士が居た。
その男は若くして騎士団筆頭にまで上り詰め、王の娘を娶り二人の男児にも恵まれ。
誰もが羨む人生を送っていた。
そのような
男が、美しい妻を残してあっさりと死のうとは……
※カクヨム様に投稿した作品の修正版となります。(R15向けに過激な性的表現を抑えてあります)
※不定期投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 20:00:00
23817文字
会話率:10%
クラスの日陰者、姿月翔(しずきかける)は、ある日、クラスの人気者である弟、姿月克己(しずきかつみ)から、「バンドしようぜ!」と声をかけられた。
そんなことするわけないと一蹴した翔。自分で曲を作るくらい音楽は好きで、バンドをやりたいと思
ったこともあったが、自分に自信のない彼は、諦めていた。
音楽の時間。翔は耳にする。圧倒的歌唱力を持った少女、氷上流々風(ひかみるるか)の歌声を。
兄弟の確執。劣等感。世間の常識。一歩踏み出せない少年少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 01:10:44
125344文字
会話率:46%
重傷を負った双子の片割れを見分けるために苦労する女の話です。
兄弟の確執とか、歪な愛情とか色々とあるんですが、メインの筋書きはこれだけです。
主人公は半径20mくらいしか動きません。
連載形式ですが、本来は短編として書いたので全三回で終わ
ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 17:00:00
24012文字
会話率:40%
とても仲のいい兄弟がいた。
兄は悪人になり、弟は正義の味方になった。
正義とは何か?悪とは何か?
けっして終わる事のない問いが兄弟の確執を通して、明らかになっていく・・・・。
最終更新:2010-07-13 03:54:06
5013文字
会話率:37%