錬金術は、古代の技術であり、今ではもう失われた存在である。
万物を創造し、知識を吸収する。そして、だれも見たことのない、作ったことのないものを作り上げる。
それが、伝説の錬金術師だ。
しかし、年々数が減っていき、今はもう、本が数冊残されてい
るだけだ。それも、常人には到底理解できぬもので、現在も解読が進められている。
それでも、ただ一人でさえも、本の内容を読み解けるものは現れなかった。
それから数年後、現れた一人の少年が、世界を変えていく。
これは、一人の少年と、精霊。それらを取り巻く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 18:57:09
17663文字
会話率:50%
実山椒の佃煮を作ったこと。
キーワード:
最終更新:2024-07-15 22:00:00
2149文字
会話率:0%
生まれ育った天文台から出ることを許されない少年(翡翠)が、外から来た魔女(瑠璃)に借りを作ったことで彼女を匿うことになり、2人で天文台の謎に迫りながら翡翠が天文台に残るか出るかを迫られる話です。
最終更新:2024-05-20 00:00:00
22970文字
会話率:43%
ユーラシア。
かつて、そんなふうに呼ばれていた広大な大陸があったことを、人々は掘り出した遺跡から知った。
そこに棲んでいた者達が強大な騎馬軍団を持ち、広大な大陸をあまねく征服し、支配したことも知った。
だが、いつしか彼らが消え去り、
悠久の時が流れた。
人々は、彼らの先祖たちが「ヨーロッパ」と呼ばれる土地に現れ、そこに棲み始め、天のあまねく星々にまで舟を出せるほどの高度な技を持っていたことも、知った。
だが、ある日、天地が鳴き、震え、太陽がそれまでとは別の方角から上り、それまでとは別の方角に沈むようになり、強大な力を持ちながらいつしか消え去ったいにしえの騎馬軍団のように、多くの先祖たちとその技もまた、滅び去ったことも、知った。
今、先祖たちの故郷の土地は、はるか北の、冷たい雪と厚い氷に閉ざされてしまったのも、知った。
酷寒の故郷から逃れた、わずかな先祖たちが、馬や羊を追ってこの草原の地に移り住んだことも知ったし、先祖たちがその草原の七つの丘のある地に自分たちの国を作ったことも、それから千年近い時が流れたことも、知った。
人々は、帝国を作った。周辺のまつろわぬ国や民と対峙し、日々戦っていた。
そんな帝国に、ある日、軍神の娘が舞い降りた。
娘の任務はただ一つ。それは、帝国に仇なす者を葬ることだった。
ノベルアッププラス、アルファポリスにてシリーズ連載中。すでに完結した第一作目を大幅に改変してお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:10:00
184036文字
会話率:36%
――誰でもいいから私の〝初めて〟を奪って〜!!! (切実な願い)
アラサーOLだった私、ダンジョン最下層の〝擬態者(ミミック)〟に転生してしまった。(なんでなのよ)
モンスターになったからなのか、私は非常に悶々としている 。(今思えば転生
前も悶々と……)
訂正しよう。初体験を済ませるどころか、彼氏すら作ったことがない私は転生前から悶々していた。そのせいで転生後も悶々としている。(未練たっぷり。てへっ)
こうなってしまったのだから仕方がない。せっかく頂いた新しい命。転生前にできなかったことをしたい。されたい。
誰でもいいって言ったけど、やっぱり初めては冒険者がいい。(イケメンに限る)
ミミックに転生したけど心は人間のまま――恋する乙女のままなのよ。(元33歳)
それじゃ早速イケメン冒険者を探して、私の初めてを奪ってもらっちゃおーう! (イケメン勇者様ならなお良し)
そうと決まれば地上へ向かってレッツゴー! (青い空より異世界の男が見たい)
――〝ダンジョン攻略<恋愛攻略?〟な性獣ダークファンタジー、開幕!!!!
【主人公紹介】
個体名:ミミックちゃん
種族:擬態者(ミミック)
《進化》
ノーマルボックス
シルバーボックス(LV16)
ゴールドボックス(LV27)
ブラックボックス(LV33)
シャドウボックス(LV45)
クイーンボックス(LV60)
パンドラボックス(LV80)
エルピスボックス(LV100)
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 19:00:00
138856文字
会話率:7%
バレンタイン当日の朝。娘は自分で作ったカップケーキが失敗したことに対して切れていた。母は納期に間に合わせるために徹夜をした寝不足の頭で、娘に言い放った。いいから早く学校に行け。
こんな失敗作あげられないと駄々をこねる娘に、母は無責任に言い切
る。成功と失敗の境目は勇気だ、と。
ぶつくさ言いながらも駅までダッシュした娘は、駅でばったり片思い中の男の子に遭遇する。娘の恋の行方は。
やれやれと一息ついた母も、学生時代のバレンタインにはカップケーキを作ったことがあったようで。破れた恋と夫との馴れ初め。ハッピーバレンタイン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 17:22:19
17068文字
会話率:35%
ある日のこと、サービスエリアが寂しく感じた私が使用用途も目的もないまま気まぐれにスタジアムを作った。
作ったことを忘れた頃、スタジアムにまつわるトラブルによって私は社長の招待を受けざるを得なくなってスタジアムに訪れた。
そこで私は感動の渦に
包まれるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 03:00:00
4613文字
会話率:12%
本作品は、「カクヨム」でも公開しております。
また、「カクヨム」を通して、第10回角川キャラクター文庫に応募しております。
あらすじはオチまで書いてあります。
金森 響(かなもり ひびき)は、幼少期から不思議な存在を見ることができたものの、
特に大きなハプニングに巻き込まれるでもなく、平凡な人生を送ってきた。
そんな彼女は、最近同じ高校に通うクラスメートの清川藍(きよかわ あい)、と常に行動を共にし、彼女を守る不思議な存在「守護者」に興味を抱いていた。
ある夜、金森響は清川藍が自転車に轢かれかけるところを目撃してしまう。
幸い守護者の助けにより清川藍は無事だったが、翌日、金森は守護者に始めて話しかけられ「守護者自身が生まれた理由を探ること」を頼まれてしまう。
金森は不思議な生命体が時折見えるだけで彼らについて知識があるわけではない。
面倒ごとはごめんだと断るが、今度は何故か他クラスの中二病患者、赤崎 怜(あかざき れい)に絡まれてしまう。
結局、金森は赤崎とともに守護者の願いを聞くことにした。
詳しく話を聞けば、守護者は特殊な存在であるために自分がなぜ清川を守っているのか、を知ることが出来なければ、消滅してしまうのだという。
守護者のためにも、成り行きで守護者の存在を知ることとなった清川たちとともに、金森は守護者と清川の記憶を探ろうとするが、今度は、清川にトラウマを思い出させる可能性があるから記憶を探りたくない、と守護者が言い出してしまう。
清川の懸命な説得の末、守護者も再び記憶を探ることに同意し、改めて自身が生まれた理由を探り始めた。
ショッピングセンターに訪れたり、喫茶店を訪れたりとした結果、守護者の畏れていた通り、少しずつ清川のトラウマが顔を覗かせ始める。
清川の自宅へ行き、その後「幻想世界」という特別な世界に行って金森たちが知ったことは、清川は過去、幼い頃に自宅に侵入してきた不法侵入者に襲われかけ、棚から落ちてきたガラスの人形に救われたこと、そして、その時感じた恐怖が守護者を形作ったことだった。
また、彼女のトラウマは、不審者に襲われかけたことではなく、不審者に襲われかけて苦しんでも母親は側にいてくれず、自分は愛されてはいないのだと確信したことだった。
トラウマに襲われた清川だったが、守護者のおかげで恐怖を乗り越え、再び幸せな日常を取り戻すことが出来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 03:39:38
98904文字
会話率:34%
真夜中にガトーショコラを作ったことがありますか?
材料はたった二つで、それらが手元にあって炊飯器で作れるなら作りますよね。
これはラー油を作って毎回後悔しながら美味い美味いと食べるお馬鹿な筆者が、またお馬鹿なことをしているお話です。
最終更新:2023-02-12 01:10:15
2204文字
会話率:0%
ローズの婚約者である伯爵が女遊びをして浮気相手と子供を作ったことが判明してしまう。
ローズは聖女で、不治の病だった婚約者を十六年も癒やし続けた。二十四歳になって聖女を退任した時に彼と結婚することになっていたが、婚約者はローズより六歳も若い後
任の聖女と浮気したのだ。
「一人の女を愛し続けられるはずがない」
「女は若い方がいい」
「癒やしてあげたなど恩着せがましい。お前がやってきたことは後任のルシアにもできることだ」
と言って婚約者と後輩聖女は彼女を傷つけた。
ローズが毒殺されそうになり、その場にいた専属騎士ディランがローズを護るために元婚約者と剣で戦うことに。
ローズが時間が戻ってほしいと強く願った瞬間、その場にいた四人──ローズと護衛騎士ディラン、元婚約者と後輩聖女はなぜか六年前に戻っていた。全員記憶を持ったままタイムリープしたのだ。
十八歳の頃に戻ったローズは元婚約者と婚約破棄し、影で悪事を働いていた後輩聖女を神殿から追放する。
そして専属騎士ディランは王の落とし子だと判明し、王太子になる。彼はローズを口説きながら元婚約者達から護ろうとする。
「元婚約者や後任の聖女がどれだけ困ろうと貴女が助ける必要はありません」
稀代の聖女である彼女にしか治せない病だったと元婚約者達は知らない。
※完結まで執筆済
※毎日更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 16:22:40
110708文字
会話率:36%
ふと、ボクを呼び止める者がいた。
(だれ……?)
そいつは、ボクを見ると突然可笑しそうに笑った。
(ふふっ。シアワセな奴よのう。何もわかっておらんとは……)
(どういうことだよ!)
(なら、お前はどうして生きておる? どうしてここにお
る?)
(それは……)
(腐った世の中、狂った世の中……飢えた人間共はエサを求めていがみ合い、殺し合い、強者が弱者を犯し、我が物顔で歩き回る。こんな腐った豚小屋に、お前はどうして生きておる?)
(……ボクは……)
(高慢、怠惰、羨望、好色、怨念、大食、貧欲……所詮人間なんて、愚かなウジムシだ。助かりたかったら、神に助けを乞うがよい! 神は最高さ! 何だって与えてくれよう!)
(……神だって? そんなものどこにいるんだ? いるとしたら、そんな奴ボクが殺してやる! 土下座をさせて、こんな馬鹿げた世界を作ったことを後悔させてやる!)
(愚か者め……思い出せ! 思い出すんだ! その腐った頭でもう一度思い出してみよ! そして、その罪の重さに、永久にもがき、苦しみ、泣き叫ぶがよい!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 07:00:00
232690文字
会話率:42%
半人半魔であることを隠し、人間に紛れつつ平穏に暮らしていたコレット・ヘイデンスタムとその姉のフローラ・ヘイデンスタム。
しかし、コレットが人間の友人を作ったことがきっかけとなり、その正体を人間達に知られてしまう。
討伐の対象となった姉妹は絶
体絶命の危機を迎えるが、コレットのとった行動によって姉妹の運命は大きく変わっていくこととなる。
これは「相手を魔族化させる」能力を持った妹と、「相手の精神に介入する」能力を持った姉による一風変わった悪堕ち物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 20:00:00
64885文字
会話率:31%
主人公の上之手福かみのてさきは小さい頃から神になることが夢だった。しかし、そんなことが叶うはずもない現実世界に絶望して自ら命を絶った後、死後の世界で神様らしきお爺さんに異世界転生することを伝えられる。
転生の際にお爺さんからもらったス
キル"信仰心"は神を信仰する者の"イメージの具現化"という使いようによっては最強のスキルであったが、転生先には神の概念が存在せず、スキルが使えないことを言い渡されてしまう。スキルが使えないお詫びに"神の知恵"という超人的な思考力を手に入れ転生をした福を待っていたのは赤ん坊になった自分を崇める村人たちだった。そこで福は"神の知恵"による機転を利かせ村人たちに自分を神だと信じ込ませることに成功する。さらに、神の概念を作ったことで、福は使えないはずのスキル"信仰心"も手に入れる。
最強のスキル"信仰心"と最強の頭脳"神の知恵"の二刀流を手に入れた福は異世界に神の名を轟かす!
【定期更新中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 23:21:25
184222文字
会話率:46%
容姿・勉学・運動のどれをとっても頭ひとつ抜けていて、器用貧乏型の優等生。
その実態は声フェチでアニオタの男子高校生、若苗緑(主人公)である。
彼が他人に求めるものは声の良さのみ。
故に好みの声質でない相手には興味を示さない。
例え告白を受け
ようと、声のフィーリングが一定基準を満たさなければ断ってしまうのだ。
現在高校二年の彼は、人生で恋人を作ったことが一度もない。
特に必要と感じていなかったのも要因のひとつだが、それ以上に探し求めていたもの(声)と巡り逢えていなかったという事実。
しかし緑はバイト先のコンビニで運命を感じる。
ようやく回り始めたかに思えた歯車は、あらぬ方向へと彼を導き始めた。
理想と出逢った途端、理想であった意味を知る。
自分の周囲を見つめ直し、人との向き合い方を探っていく。
気付かなかった彼女達の想い。
気付いても理解できない彼女達の本質。
それらとの触れ合いを経て、ただの声好きは人間の心に興味を持ち、惹かれる感情を自覚する。
思惑と葛藤に呑まれながらも、自分の声フェチ魂(直感)を活かして、相性のいいヒロイン(恋人)を見つけようとする青年の青春ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 09:00:00
153280文字
会話率:44%
小規模野菜農家の生活の中での出来事に思ったことや感じたことをつらつらと書くエッセイ。
野菜のあれこれ、直売所でお客さんとのやりとり、主婦や主夫&料理をする方に役立つ豆知識などを書けたらなぁと。
質問も受付ます。ただ、作ったこ
とがない野菜は一般的な答えしか返せないかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 17:33:16
78435文字
会話率:4%
ユニバスは精霊とコミュニケーションできる『精霊たらし』のスキルで勇者パーティに貢献していた。
魔王を討伐するには精霊の助力が必要不可欠であったのと、また仲間たちの攻撃魔法や回復魔法は精霊の力によるものだったので、陰で精霊に頼んで威力アップの
補助をしていた。
しかし魔王を退けて凱旋するとなった途端、勇者や仲間たちから「お前、コミュ障でキモい」と言われ、凱旋から外されてしまう。
ユニバス以外の仲間たちは英雄として讃えられ、王国の要職に就く。
ユニバスは何の栄誉も与えられなかったが、勇者のお情けで王国の魔導装置の修理係として働くようになる。
魔導装置はすべて精霊の力によって動作するので、ユニバスはそこでも『精霊たらし』のスキルで王国に貢献していた。
しかしある日、上司に呼び出され、衝撃の事実を聞かされる。
「お前が作った魔導装置、ぜんぶ俺が作ったことにしてたんだわ」と。
上司はユニバスの手柄を横取りし、大臣の座にまで昇りつめていた。
しかしユニバスがいると面倒なので、ユニバスをクビにしてしまう。
ついに仕事まで失ってしまったユニバスは絶望に暮れ、街中をさまよう。
そこで勇者と精霊姫ティフォンの結婚式を見に行くのだが、ティフォンは誓いの言葉を口する直前、観衆のなかにユニバスの姿を見つける。
「ゆっ……ユニバスくぅぅぅーーーーんっ!! 死んだんじゃなかったの!?」
ティフォンは勇者から「ユニバスは死んだ」と聞かされていて、やむなく勇者と結婚しようとしていた。
しかしユニバスが生きているとわかるや、勇者との結婚を破棄し、ユニバスとともに逃げ出す。
ティフォンとともに新たなる人生を歩むユニバスは気付いていく。
自分はとても精霊に慕われていたんだと。
一方、ユニバスを失った王国は精霊たちの制御ができなくなり、崩壊の一途を辿ることとなった。
※改題しました。以前のタイトルは、
スキル『精霊たらし』で精霊との橋渡しをしていたのに、コミュ障だからと王国を追放される。でも精霊たちには慕われていたことを知り、精霊姫からは溺愛。王国では精霊たちが暴れているようですが、もう知りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 23:00:00
279216文字
会話率:32%
高校一年生の前田立夏は些細なことでイライラしてしまう性格で、今まで彼氏を作ったことがない。ひょんなことから同級生の市原勇樹と話すようになった彼女は、次第に彼に惹かれていくようになる。
二年生のクラス分け。市原と別のクラスになってしまうと
知った彼女は、何とか関係を続けようとして……。
【無糖のココアがつなぐ、私と彼の甘くない関係】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:23:47
9957文字
会話率:47%
ちょっとした料理。
どこか懐かしさもある、“ワカメご飯”を作ったことを書かせていただきました。
最終更新:2021-11-22 14:59:02
1101文字
会話率:0%
世界に名だたる悪名高き「大罪級ダンジョン」。凶暴な魔物と荒ぶる冒険者が入り乱れる修羅のようなダンジョンの深部に、平然と営業する道具屋。そこに出入りする商人ナタルの野望は「世界の果て、地の底にあるラストダンジョンの最深部に道具屋を開業すること
」。まだ誰も販路を作ったことのない前人未到の目標を掲げる商人ナタルの果てなき夢は、やがて世界に大きな爪痕を残すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 22:50:38
2856文字
会話率:53%
いっしょうけんめい、形を作ったこと、覚えてますか?
最終更新:2020-11-07 20:00:00
4563文字
会話率:30%